JPH04132918U - 金型の開閉制御機構 - Google Patents

金型の開閉制御機構

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Publication number
JPH04132918U
JPH04132918U JP4734991U JP4734991U JPH04132918U JP H04132918 U JPH04132918 U JP H04132918U JP 4734991 U JP4734991 U JP 4734991U JP 4734991 U JP4734991 U JP 4734991U JP H04132918 U JPH04132918 U JP H04132918U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
plate
roller
mold
engagement recess
control mechanism
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP4734991U
Other languages
English (en)
Inventor
俊之 臼田
Original Assignee
エヌオーケー株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by エヌオーケー株式会社 filed Critical エヌオーケー株式会社
Priority to JP4734991U priority Critical patent/JPH04132918U/ja
Publication of JPH04132918U publication Critical patent/JPH04132918U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 第1、第2および第3のプレート11,1
2,13をこの順番に積層した金型に対して第1のプレ
ート11と第2のプレート12とが開いてから第2のプ
レート12と第3のプレート13とが開くようにその動
作を間違いなく制御する金型の開閉制御機構を提供す
る。 【構成】 第3のプレート13に固定したボディ4にロ
ーラ5を転動自在に支持させ、第2のプレート12に固
定したロックバー2に係合凹部3を形成し、ローラ5と
係合凹部3との係合により第2のプレート12と第3の
プレート13とを閉状態でロックし、このロックを第1
のプレート11と第2のプレート12とが開いてリリー
スバー1がボディ4から外れることを条件として解除す
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、複数のプレートを備えた金型に装着され、前記プレートの開閉の順 序を制御する金型の開閉制御機構に関する。
【0002】
【従来の技術】
図4に示すように、第1、第2および第3のプレート11,12,13をこの 順番に積層した金型において、第1のプレート11と第2のプレート12とが開 いてから第2のプレート12と第3のプレート13とが開くようにその動作を制 御する場合、従来は、第1のプレート11と第2のプレート12の間にスプリン グ14を介装している。スプリング14は第1のプレート11と第2のプレート 12とを離間させるように設置されるもので、このスプリング14によって、図 5に示すように第2のプレート12と第3のプレート13とが同時に移動して第 1のプレート11と第2のプレート12とが開き、続いて、図6に示すように第 2のプレート12と第3のプレート13とが開く。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
上記従来技術には、その構成が2つのプレート11,12の間にスプリング1 4を介装したのみの簡単なものであるために制御について確実性が乏しく、誤っ た制御が行なわれることにより金型が破損する、という問題がある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案は以上の点に鑑み、上記従来技術にみられる問題を解消すべく案出され たものであって、この目的を達成するため、第1、第2および第3のプレートを この順番に積層し、前記プレートを開閉させる金型に装着される金型の開閉制御 機構において、前記第1のプレートに固定されるリリースバーと、前記第2のプ レートに固定され、係合凹部を形成したロックバーと、前記第3のプレートに固 定され、ローラを転動自在に支持し、前記ローラを一転動方向に弾性付勢するス プリングを備えたボディとよりなり、前記リリースバーは型締め時に前記スプリ ングの弾性に抗して前記ローラを押圧し、前記ローラは型締め時に前記リリース バーに押圧されて前記係合凹部に係合することを特徴とする金型の開閉制御機構 を提供する。
【0005】
【作用】
第1ないし第3のプレートが型締め状態にあるとき、ローラはリリースバーに 押圧されてロックバーの係合凹部に係合している。ローラは第3のプレートに固 定したボディに支持され、ロックバーは第2のプレートに固定されており、よっ てこのローラと係合凹部との係合により第2のプレートと第3のプレートとはロ ックされた状態にある。このロックは第1のプレートと第2のプレートとが開い てリリースバーとローラが相対に移動し、リリースバーがローラを押圧するのを 停止してローラがスプリングに押されて係合凹部から外れることにより解除され る。したがって第1のプレートと第2のプレートとが開いていることが第2のプ レートと第3のプレートとが開くための条件となり、開く順序が定められる。
【0006】
【実施例】
つぎに本考案の実施例を図面にしたがって説明する。当該開閉制御機構は、図 1ないし図3に示すように、第1、第2および第3のプレート11,12,13 をこの順番に積層した金型に装着され、第1のプレート11と第2のプレート1 2とが開いてから第2のプレート12と第3のプレート13とが開くようにその 動作を制御するものである。
【0007】 第1のプレート11の側部にL字形のリリースバー1が先端1aを下方へ向け て固定され、第2のプレート12の側部に同じくL字形のロックバー2が先端2 aを下方へ向けてリリースバー1と平行になるように固定されている。先端1a ,2aにはそれぞれ後記ローラ5を左右方向に移動させるための斜めのカットが 形成されている。ロックバー2のリリースバー1と向き合う位置に円弧形の係合 凹部3が形成されている。第3のプレート13の側部にボディ4が固定され、該 ボディ4にローラ5が左右方向に転動自在に支持され、該ローラ5の右側に該ロ ーラ5を左方向へ弾性付勢するスプリング6が備えられている。ボディ3にはロ ーラ5の転動を案内する案内孔7が形成されている。リリースバー1とロックバ ー2はそれぞれ型締め時にボディ3に挿入され、型開き時にボディ3から抜き出 る。リリースバー1は型締め時にスプリング6の弾性に抗してローラ5を押圧し 、該ローラ5はこの押圧によって係合凹部3に係合する。
【0008】 図1に示したように、ローラ5が係合凹部3に係合しているとき、この係合に よって第2のプレート12と第3のプレート13はロックされた状態にある。こ のロックは、図2のように第1のプレート11と第2のプレート12とが開いて リリースバー1とローラ5が相対に移動し、リリースバー1がローラ5を押圧す るのを停止してローラ5が6に押されて係合凹部3から外れることにより解除さ れるようになっており、したがって第1のプレート11と第2のプレート12と が開いていることが第2のプレート12と第3のプレート13とが開くための条 件となり、開く順序が定められる。したがって誤った制御が行なわれることがな く、誤った制御により金型が破損するのを防止することができる。
【0009】
【考案の効果】
本考案は次の効果を奏する。すなわち、ローラと係合凹部との係合により第2 のプレートと第3のプレートとを閉状態でロックし、このロックを第1のプレー トと第2のプレートとが開いていることを条件として解除するものであるために プレートの開く順序を間違いなく制御することができ、誤った制御により金型が 破損するのを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例に係る開閉制御機構を装着した
金型の断面図
【図2】同じく作動を示す断面図
【図3】同じく作動を示す断面図
【図4】従来例に係る開閉制御機構を装着した金型の断
面図
【図5】同じく作動を示す断面図
【図6】同じく作動を示す断面図
【符号の説明】
1 リリースバー 2 ロックバー 3 係合凹部 4 ボディ 5 ローラ 6 スプリング 7 案内孔 11 第1のプレート 12 第2のプレート 13 第3のプレート

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1、第2および第3のプレート11,
    12,13をこの順番に積層し、前記プレート11,1
    2,13を開閉させる金型に装着される金型の開閉制御
    機構において、前記第1のプレート11に固定されるリ
    リースバー1と、前記第2のプレート12に固定され、
    係合凹部3を形成したロックバー2と、前記第3のプレ
    ート13に固定され、ローラ5を転動自在に支持し、前
    記ローラ5を一転動方向に弾性付勢するスプリング6を
    備えたボディ4とよりなり、前記リリースバー1は型締
    め時に前記スプリング6の弾性に抗して前記ローラ5を
    押圧し、前記ローラ5は型締め時に前記リリースバー1
    に押圧されて前記係合凹部3に係合することを特徴とす
    る金型の開閉制御機構。
JP4734991U 1991-05-28 1991-05-28 金型の開閉制御機構 Withdrawn JPH04132918U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4734991U JPH04132918U (ja) 1991-05-28 1991-05-28 金型の開閉制御機構

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4734991U JPH04132918U (ja) 1991-05-28 1991-05-28 金型の開閉制御機構

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH04132918U true JPH04132918U (ja) 1992-12-10

Family

ID=31926455

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4734991U Withdrawn JPH04132918U (ja) 1991-05-28 1991-05-28 金型の開閉制御機構

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JP (1) JPH04132918U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016093930A (ja) * 2014-11-13 2016-05-26 株式会社デンソー 成形金型、及び金型段取り方法

Cited By (1)

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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 19950810