JPH0266093A

JPH0266093A - エレベータの係合装置

Info

Publication number: JPH0266093A
Application number: JP21617188A
Authority: JP
Inventors: Mitsuru Sakai; 満坂井; Isao Okubo; 大久保　勇夫
Original assignee: Hitachi Ltd
Current assignee: Hitachi Ltd
Priority date: 1988-08-30
Filing date: 1988-08-30
Publication date: 1990-03-06

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔産業上の利用分野〕本発明はエレベータの係合装置に係り、特にドア開き時
のかごドアと階床ドアの不揃いを防止したエレベータの
係合装置に関する。

〔従来の技術〕

従来の係合装置は、例えば実公昭６２−４６７０１に記
載のような構造となっていた。

即ち、従来技術を第８〜１１図により説明すると、第８
図はエレベータ乗かどの全体構造を示す略図的正面図で
あるが、図において、１はエレベータのかごドア、２は
かごドア１の下部に取付けたドアシュー、３はかごドア
１の上部に取付けたハンガー、４はハンガー３のレール
、５はかご枠、６はかご枠５に設置したモーター　７は
チェーンスプロケットで、モータ６とチェーンスプロケ
ット７とはチェーン８により連結されている。９はリン
クであって、リンク９は軸１０によりかご枠５に回転支
持されており、かつ、その上端はレバー１１によりチェ
ーンスプロケット７に連結されており、下端は小リンク
１２によりかごドア１に連結されている。

そして、上記のように構成されたエレベータでは、図示
時計方向にモータ６が回転すると、チェーンスプロケッ
ト７も図示矢印のように時計方向に回転駆動され、その
動きはレバー１１．リンク９、小リンク１２へと伝達さ
れてかごドア１と、これに係合されている階床ドア１３
と図示左方向のドア開方向へ駆動するものであり、ドア
閉動作の場合は、モータ６を逆転させることにより上記
動作を逆に行わせる。

尚、第９図は第８図の概略側面図で、第１１図は第８図
のＡ部詳細図、第１０図は第１１図の平面図を示す。係
合板１４はスペーサ１５を介してハンガー３に取付けら
れている。階床ドア１３の下部にはドアシュー１６、上
部にはハンガー１７が付いて、レール（図示せず）上を
移動する。ハンガー１７には係合ローラ１８及び１９が
付いており、係合板１４がドア開方向に移動すると係合
ローラ１８に当る。この係合ローラ１８は可動式となっ
ており、係合ローラ１９に当る位置まで移動すると階床
ドア１３の施錠が解除されて、かごドア１の動きに連動
して階床ドア１３が開くようになっている。尚、２０．
２１はかご及び階床の敷居である。

〔発明が解決しようとする課題〕

しかしながら、このように構成されたものにおいては１
階床ドア１３の施錠を解除するため係合ローラ１８が係
合ローラ１９に当るまでの距離ａと係合板１４と係合ロ
ーラ１８との余裕すきまｂとを足した距離だけ、かごド
ア１が階床ドア１３より先行して開く。そのためドアが
全開した時に、階床ドア１３は開き端にそろっているが
、かごドア１は開き端位置よりさらに開き方向に動いた
位置まで移動している。

本発明の目的は、かごドアと階床ドアとの相対位置のず
れを無くすことにある。

〔課題を解決するための手段〕

上記目的を達成するために本発明は、階床ドアの係合ロ
ーラに係合して該階床ドアを開閉させる係合板をかごド
アの側に設けたエレベータの係合装置において、前記係
合板は前記かごドアに平行リンクを介して連結され、該
かごドアの開動作に先行してドア開き方向に移動するも
のであることを特徴とするものであり、前記係合板の前
記かごドアに対する相対移動距離は、前記階床ドアの施
錠を解除する係合ローラの移動位置に対応して設定し、
該移動距離に該係合板の移動を制限するストッパを設け
たことを特徴とするものである。

〔作用〕

上記の構成によれば、係合板は平行リンクによってかご
ドアまたはハンガーに連結されており、この係合板を駆
動すると係合板が階床ドア施錠装置を解除する方向に移
動し、係合板が係合ローラを押して階床ドアの施錠を解
除するまでかごドアは動かず、係合状態においては階床
ドアが動くと同時にかごドアも動くのでドアの不揃いを
防止することかできる。

〔実施例〕

以下、本発明の一実施例を図を用いて説明する。

第１図は第８図相当の正面図、第２図は第１１図相当の
第１図のＢ部詳細図、第３図は第１０図相当の第２図の
平面図を示し、同一符号は同一部材あるいは相当する部
材を示す。

ハンガー３に軸２２と軸２３とを支−点とした平行リン
ク２４を取付け、軸２３は係合板１４と連結している。

係合板１４には小リンク１２が支点２５で回転支持され
、他方を支点２６によってリンク９に連結されている。

またハンガー３にはストラパー２７が付いていて、係合
板１４の移動をある一定量以下になるようにしている。

モータ６が時計回りに回転すると小リンク１２がドア開
方向に動き、係合板１４が開方向に引かれる。リンク９
の回転移動によって係合板１４は平行リンク２４に支持
されて係合ローラ１８゜１９側へ移動する。係合板１４
の移動可能な距離は係合板１４と係合ローラ１８とのす
きまｂと係合ローラ１８と１９との距離ａとを足した距
離として、それ以上はストッパ２７によって制御される
。係合板１４がス１−ツバ２７に当った後は、かごドア
１と係合板１４及び階床ドア１３とは同時に移動する。

第５図は本発明の他の実施例を示すもので第２図相当で
ある。係合板１４にはリンク２８を介して可動係合板部
材２９が付いており、可動係合板部材２９は乗り上げカ
ム３０に案内されて移動し係合ローラをドア閉時は開放
し、ドア移動時には挾持する機能を有した係合装置につ
いて適用したものである。

第６図はドアの即動をベルト３１あるいはチェーン等に
よって行う方式のものに適用した例で、係合板を挾持式
にした例が第１１図である。

〔発明の効果〕

本発明によれば、階床ドアの施錠装置が解除されてから
かごドア及び階床ドアが同時に開扉する。

そのためドア開閉中及びドア開き端でのかごドアと階床
ドアの不揃いがないので見苦しくない。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示すかご正面図、第２図は
本発明の一実施例を示す係合装置部の正面詳細図、第３
図は第２図の平面詳細図、第４図は第１図の側面図、第
５図ないし第７図は本発明の他の実施例を示す正面詳細
図、第８図は従来例のかご正面図、第９図は第８図の側
面図、第１０図は従来例の係合装置を示す平面詳細図、
第１１図は第１０図の正面詳細図である。１・・・かごドア、２・・・ドアシュー、３・・・ハン
ガー４・・・レール、５・・・かご枠、６・・・モータ
、７・・・チェーンスプロケット、８・・・チェーン、
９・・・リンク、１０・・・軸、１１・・・レバー１２
・・・小リンク、１３・・・階床ドア、１４・・・係合
板、１５・・・スペーサ、１６・・・ドアシュー１７・
・・ハンガー１８，１９・・・係合ローラ、２０．２１
・・・敷居、２２．２３・・・軸、２４・・・平行リン
ク、２５．２６・・・支点、２７・・・ストッパ、２８
・・・リンク、２９・・・可動係合部材、３ｏ・・・乗
り上げカム、３１・・・ベルト。第１図

Claims

【特許請求の範囲】１、階床ドアの係合ローラに係合して該階床ドアを開閉
させる係合板をかごドアの側に設けたエレベータの係合
装置において、前記係合板は前記かごドアに平行リンクを介して連結さ
れ、該かごドアの開動作に先行してドア開き方向に移動
するものであることを特徴とするエレベータの係合装置
。２、請求項１記載の装置において、前記係合板の前記かごドアに対する相対移動距離は、前
記階床ドアの施錠を解除する係合ローラの移動位置に対
応して設定し、該移動距離に該係合板の移動を制限する
ストッパを設けたことを特徴とするエレベータの係合装
置。３、請求項１又は２記載の装置において、前記係合板は前記かごドアを駆動するベルト又はチェー
ンによって移動するものであることを特徴とするエレベ
ータの係合装置。４、請求項１又は２記載の装置において、前記係合板に、前記係合ローラをドア開閉動作時に挾持
すると共にドア閉じ状態では開放する係合部材をリンク
を介して可動自在に設け、該係合部材を案内し移動させ
る乗り上げカムを設けたことを特徴とするエレベータの
係合装置。５、請求項４記載の装置において、前記係合板はかごドアを駆動するベルト又はチェーンに
よって移動するものであることを特徴とするエレベータ
の係合装置。