JPH0124298Y2 - - Google Patents

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JPH0124298Y2
JPH0124298Y2 JP12274781U JP12274781U JPH0124298Y2 JP H0124298 Y2 JPH0124298 Y2 JP H0124298Y2 JP 12274781 U JP12274781 U JP 12274781U JP 12274781 U JP12274781 U JP 12274781U JP H0124298 Y2 JPH0124298 Y2 JP H0124298Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は貸しロツカーにおける錠前装置に係
り、貸しロツカーにおいて操作板の取外し、ロツ
クレバーの解錠、利用者錠体の交換ができるよう
にした構造に関する。
従来のこの種貸しロツカーにおいては、操作板
の取外しと利用者錠体の交換は操作板に設けられ
た管理者錠体の鍵操作によつて行い、危険物の確
認に際して利用者錠体の鍵を用いずに緊急に解錠
するために管理者錠体と別個に設けた非常解錠用
の錠体を設け、この錠体の鍵操作によつて緊急の
扉体を開放する構造が採られている。この構造で
は管理者錠体の他に非常解錠用の錠体を設けなく
てはならず、錠体の数が多く、高価となり、操作
性が悪い欠点を有している。
本考案は上記欠点に鑑みなされたもので、操作
板をロツカー本体に固定する操作、操作板をロツ
カー本体から取外す操作、扉体の非常解錠の操作
および利用者錠体の交換操作が1つの管理者錠体
の鍵操作で行われるようにし、安価で操作性のよ
い貸しロツカーにおける錠前装置を提供すること
を目的としたものである。
本考案の構成は、扉体を施解錠するロツクレバ
ーを所定硬貨の投入により制御する硬貨制御機構
を覆い前記ロツクレバーに係脱自在でこのロツク
レバーを作動する利用者錠体を着脱可能に設けた
操作板を具備した貸しロツカーにおいて、前記操
作板の裏面側にロツカー本体に係脱する移動可能
な係合部材と、前記利用者錠体を固定する移動可
能な支持部材と、前記ロツクレバーを解放させる
移動可能な作動部材とを設け、この係合部材を前
記本体と係合する位置および非係合となる位置、
支持部材を前記利用者錠体を解放する位置、作動
部材がロツクレバーを解放させる位置の各鍵操作
を可能とした管理者錠体を前記操作板に設け、こ
の管理者錠体に前記係合部材、支持部材および作
動部材を連動させてなるものである。
次に本考案の一実施例の構成を図面について説
明する。
1は操作板で、図示しない扉体を開閉自在に設
けた本体の一側部に着脱自在に装着されている。
この本体の扉体によつて開閉される収納部の一側
部に開口した開口部の内方には所定硬貨の投入に
より扉体の施解錠を制御する硬貨制御機構例えば
硬貨計数機構、日送り機構、施錠機構および初期
料金設定機構等が収納設置されている。この操作
板1の下端縁には前記本体の開口部の下縁の内面
と係合する係合部2が突出され、この係合部2を
支点として操作板1の上部側は前方に向つて開放
されるようになつている。またこの操作板1の上
部位置には管理者錠体3および硬貨投入口(図示
せず)が設けられ、下部位置には扉体を施解錠す
るロツクレバー4を作動させる利用者錠体5の錠
体挿入口6が設けられている。
また前記利用者錠体5は前記操作板1の錠体挿
入口6に挿入できる後側部分8と錠体挿入口6よ
りも大きい前側部分7とを有し、その挿入可能な
後側部分8の前端には両側に溝部9が形成されて
いる。
また前記操作板1の裏面には固定部材10が固
着されている。
さらに前記操作板1の裏面にはこの裏面に沿つ
て上下方向に摺動される支持部材11が設けら
れ、この支持部材11には前記操作板1に突設さ
れたガイドピン12,12を挿通する案内孔1
3,13が上下方向に形成されている。またこの
支持部材11の下方部には前記錠体挿入口6に対
向して係脱孔15が形成され、この係脱孔15は
下部の前記利用者錠体5の溝部9に係合される幅
の部分16と、上部の利用者錠体5が挿脱できる
幅の部分17とからなり、この係脱孔15の位置
により利用者錠体5が前記操作板1に固定されま
たは抜き外し可能となる。
また前記支持部材11の上端部には水平方向に
係合長溝18が形成されている。
次に前記管理者錠体3の管理者鍵によつて回転
される回動部に前記操作板1の裏面側において係
合部材19が固着され、この係合部材19には前
記本体の開口部の上縁部内面に係脱自在に係合さ
れ前記操作板1を本体に固定するロツク片部20
と、前記支持部材11の係合長溝18と係合する
連結ピン21を突設した連結部22とを有する略
L字状の形状に形成されている。
次に23は前記利用者錠体5の回動部に操作板
1の裏面側において固着された錠レバーで、この
錠レバー23の下部には前記固定部材10に前記
利用者錠体5の回動部の回動中心を中心とした円
弧状の係合孔24に係合される転子25が軸架さ
れている。またこの錠レバー23の上部一側には
下向きに開口した係合凹部26が形成されてい
る。
次に27は接続レバーで、ピン28にて前記ロ
ツクレバー4に回動自在に取付けられ、この接続
レバー27の中間部には前記錠レバー23の係合
凹部26に係合する接続ピン29が突出され、さ
らにこの接続レバー27の先端には被押圧部30
が形成されている。
またこの接続レバー27の接続ピン29と前記
ロツクレバー4の上部に設けたピン31との間に
コイル状の引張ばね32が張設され、この引張ば
ね32によつて接続レバー27は接続ピン29が
錠レバー23の係合凹部26に係合する方向に附
勢されている。
また前記ロツクレバー4は前記固定部材10の
軸部33に回動自在に嵌合され、このロツクレバ
ー4の一側縁上部は前記接続レバー27の接続ピ
ン29が係合される被押圧縁34に形成されてお
り、またこのロツクレバー4の一側下部には前記
接続レバー27の下側近傍に位置される被押圧部
35が突出形成されている。さらにこのロツクレ
バー4の他側上部には前記本体の扉体に係止され
るロツク部36が一体に突出され、また他側下部
には扉体の内面に突設した押動部にて押圧される
作動部37が形成されている。
またこのロツクレバー4の作動部37と前記錠
レバー23の下端部との間に引張ばね38が張設
されている。
次に39は作動部材で、上端部には前記係合部
材19の連結ピン21と係合する係合長孔40が
水平方向に形成され、下端部には前記接続レバー
27の被押圧部30とロツクレバー4の被押圧部
35とを押動する押圧部41が略水平状に折曲形
成されている。なおこの作動部材39は図示しな
い適宜の手段で案内されて上下方向に移動される
ようになつている。
また前記管理者錠体3は管理者鍵の挿入位置の
第1角度位置すなわち係合部材19のロツク片
部20が本体と係合するとともに連結ピン21を
介して支持部材11と作動部材39とを引上げた
状態に保持する位置と、鍵を左回動操作した状態
の第2角度位置すなわち係合部材19のロツク
片部20が本体から外れ操作板1を本体から取外
し得る状態とするとともに支持部材11と作動部
材39とを引上げた状態に保持する位置と、鍵を
右1段回動操作した状態の第3角度位置すなわ
ち係合部材19のロツク片部20が本体と係合す
るとともに連結ピン21を介して作動部材39と
支持部材11とを下降させ接続レバー27の被押
圧部30を押動する位置、鍵を右2段回動操作し
た状態の第4角度位置すなわち係合部材19の
ロツク片部20が本体と係合するとともに作動部
材39と支持部材11とを下降させ支持部材11
と利用者錠体5との係合を解く位置に保持される
ようになつている。
このように管理者錠体3の第1角度位置を係
合部材19が本体と係合する位置とし、第2角度
位置を係合部材19が本体と非係合となる位置
とし、第3角度位置を作動部材39がロツクレ
バー4を解放させる位置とし、第4角度位置を
支持部材11が利用者錠体5を解放する位置とし
ている。
次にこの作用について説明する。
係合部材19のロツク片部20が本体に係合し
支持部材11の係脱孔15が利用者錠体5の溝部
9に係合した状態に管理者錠体3を第1角度位置
にして操作板1を本体に固定する。この状態で
ロツカーの利用者は扉体を閉塞し、利用者錠体5
に鍵を挿入し第2図反時計方向に回動すると、錠
レバー23も反時計方向に回動し、この錠レバー
23の係合凹部26に係合している接続レバー2
7の接続ピン29も錠レバー23の回動で追従さ
れ、接続レバー27も回動し、接続ピン29はロ
ツクレバー4の被押圧縁34を押動し、ロツクレ
バー4は反時計方向に回動され、第4図に示すよ
うにロツクレバー4のロツク部36が扉体に係合
され、扉体は施錠される。この状態にして利用者
錠体5から鍵を抜き外す。
また扉体の解錠に際しては利用者錠体5に鍵を
挿入して鍵を先と反対方向の時計方向に回動する
と、錠レバー23は第4図に示す状態から時計方
向に回動され、接続レバー27の接続ピン29が
押動され、接続レバー27を軸着したロツクレバ
ー4は時計方向に回動され、第2図に示すように
ロツクレバー4は扉体から外れ、扉体は解錠され
る。
またロツカーの使用状態時に危険物の確認など
に際して非常解錠するときには管理者錠体3に鍵
を挿入し、第1角度位置から右方向に回動し第
3角度位置にすると、係合部材19は回動され
るがロツク片部20は本体に係合された状態を維
持し操作板1は本体に固定された状態に保持され
ている。またこの係合部材19の回動で作動部材
39が下降し、押圧部41が接続レバー27の被
押圧部30を押下げ、接続レバー27は引張ばね
32に抗して第4図時計方向に回動され、接続ピ
ン29は錠レバー23の係合凹部26から解か
れ、さらに作動部材39は下降し、作動部材39
の押圧部41はロツクレバー4の被押圧部35を
押動し、ロツクレバー4は引張ばね38に抗して
時計方向に回動され、ロツクレバー4は扉体から
外れる。そして扉体を開放して危険物の確認を行
う。またこの状態から扉体を施錠するときには、
扉体を閉じ、管理者錠体3を第3角度位置から
第1角度位置に戻すと、作動部材39は上昇さ
れ、接続レバー27は引張りばね32により反時
計方向に回動され、またロツクレバー4も作動部
材39の押圧を解かれ、引張ばね38によつて反
時計方向に回動され、ロツク部36は扉体に係止
される。このロツクレバー4に引張ばね32にて
連結した接続レバー27は回動され、接続ピン2
9は係合凹部26に係合され、第4図図示の状態
となる。
また利用者錠体5を交換するときには第2図図
示の状態から管理者錠体3を鍵によつて操作し第
4角度位置に設定すると、係合部材19は回動
されるが本体との係合は保持され、操作板1は外
れることがなく、操作板1は本体に保持され、支
持部材11と作動部材39は下降される。作動部
材39は下降されても接続レバー27とロツクレ
バー4とは解錠位置のため各被押圧部30,35
を押動せず、支持部材11の係脱孔15の利用者
錠体5が挿脱できる幅の部分17が利用者錠体5
の位置に至り、本体から操作板1を外すことなく
利用者錠体5を引抜くことができる。
また別の利用者錠体5を操作板1の錠体挿入口
6に挿入し、管理者錠体3を鍵によつて操作して
第1角度位置に設定すると、係合部材19は本
体に係止されたままで支持部材11が上昇され、
支持部材11の係脱孔15の狭い幅の部分16が
利用者錠体5の溝部9に係合され、利用者錠体5
が操作板1に固定される。
また操作板1を外す場合には鍵によつて管理者
錠体3を操作して第2角度位置に設定すると、
係合部材19のロツク片部20が本体から外れ、
利用者錠体5を操作板1に固定した状態で操作板
1を外すことができ、硬貨計数機構、日送り機
構、施錠機構および初期料金設定機構などの硬貨
制御機構を修理、点検できる。
また修理、点検後に操作板1を本体に設定し、
管理者錠体3を鍵によつて操作して第1角度位置
に設定する。この状態で係合部材19のロツク
片部20が本体に係止され、操作板1は固定され
る。
なお管理者錠体3を操作する鍵は一種類であつ
てもよく、複数種類で行うようにしてもよく、例
えば第1角度位置、第2角度位置との間を移
動可能な鍵と、第1角度位置と第4角度位置
との間を移動可能な鍵との2個で操作するように
してもよい。
本考案によれば、管理者錠体に操作板を本体に
係脱する係合部材と、操作板に利用者錠体を固定
する支持部材と、扉体を施錠するロツクレバーを
解放する作動部材を連動させ、この管理者錠体は
係合部材が本体と係合する位置、非係合となる位
置、支持部材が利用者錠体を開放する位置、作動
部材がロツクレバーを解放する位置に鍵操作可能
としたので、1つの管理者錠体で硬貨制御機構の
修理、点検などのために操作板を外したり、利用
者錠体を操作板を外すことなく交換できるばかり
でなく、ロツクレバーを解放して非常時に緊急解
錠でき、非常解錠のために別の管理者錠体を設け
る必要がなく、安価に組立ができるもので、ロツ
カーに設けられる錠の数が少なく、管理者、利用
者も操作し易いものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す貸しロツカー
の錠前装置の操作板と支持部材との関係を示す背
面図、第2図は同上作動部材とロツクレバーとの
関係を示す背面図、第3図は同上側面図、第4図
は同上ロツクレバーの施錠状態を示す背面図であ
る。 1……操作板、3……管理者錠体、4……ロツ
クレバー、5……利用者錠体、11……支持部
材、19……係合部材、39……作動部材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 扉体を施解錠するロツクレバーを所定硬貨の投
    入により制御する硬貨制御機構を覆い前記ロツク
    レバーに係脱自在でこのロツクレバーを作動する
    利用者錠体を着脱可能に設けた操作板を具備した
    貸しロツカーにおいて、前記操作板の裏面側にロ
    ツカー本体に係脱する移動可能な係合部材と、前
    記利用者錠体を固定する移動可能な支持部材と、
    前記ロツクレバーを解放させる移動可能な作動部
    材とを設け、この係合部材を前記本体と係合する
    位置および非係合となる位置、支持部材を前記利
    用者錠体を解放する位置、作動部材がロツクレバ
    ーを解放させる位置の各鍵操作を可能とした管理
    者錠体を前記操作板に設け、この管理者錠体に前
    記係合部材、支持部材および作動部材を連動させ
    たことを特徴とする錠前装置。
JP12274781U 1981-08-19 1981-08-19 貸しロツカ−における錠前装置 Granted JPS5827456U (ja)

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JP12274781U JPS5827456U (ja) 1981-08-19 1981-08-19 貸しロツカ−における錠前装置

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Publication Number Publication Date
JPS5827456U JPS5827456U (ja) 1983-02-22
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JP12274781U Granted JPS5827456U (ja) 1981-08-19 1981-08-19 貸しロツカ−における錠前装置

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JPH0532600Y2 (ja) * 1986-10-22 1993-08-20

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JPS5827456U (ja) 1983-02-22

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