JPH04131776U - 電流検出器 - Google Patents

電流検出器

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Publication number
JPH04131776U
JPH04131776U JP4735291U JP4735291U JPH04131776U JP H04131776 U JPH04131776 U JP H04131776U JP 4735291 U JP4735291 U JP 4735291U JP 4735291 U JP4735291 U JP 4735291U JP H04131776 U JPH04131776 U JP H04131776U
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JP
Japan
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current detector
ferromagnetic core
air gap
magnetic field
magnitude
Prior art date
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Pending
Application number
JP4735291U
Other languages
English (en)
Inventor
洋昭 鈴木
Original Assignee
株式会社トーキン
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Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社トーキン filed Critical 株式会社トーキン
Priority to JP4735291U priority Critical patent/JPH04131776U/ja
Publication of JPH04131776U publication Critical patent/JPH04131776U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 単一電源で動作し、複数の電流検出が行え
る、実装面積の小さい電流検出器を提供する。 【構成】 一部を空隙とした略環状の強磁性体コア21
a,21bと、該強磁性体コア21a,21bにそれぞ
れ巻回されるコイルと、前記空隙に配設され前記コイル
に電流が流れることによって発生する磁場の大きさを検
出して該磁場の大きさに比例する電気信号を出力する感
磁素子23a,23bと、単一の電源で前記電気信号を
それぞれ増幅する増幅回路25とを有する電流検出器。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、コイルに流れる電流を検出する電流検出器に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の電流検出器は、図3に示すように、ケース31に収納された環 状の強磁性体コア32と、ケース31越しに強磁性体コア31に巻回されたコイ ル33と、強磁性体コア31の空隙34に位置するよう保持された感磁素子35 と、定電圧回路、増幅回路、及びトリミング抵抗を実装した回路基板36とを有 している。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら従来の電流検出器を三相モーター等を制御する制御装置に設ける 場合には、複数の電流の検出を行わなければならず、複数の電流検出器を設けな ければならず、これに伴い電流検出用の電源が複数必要となるという問題点があ る。また、複数の電流検出器を設けることにより大きな実装面積が必要となると いう問題点がある。 本考案は、単一電源で動作し、複数の電流検出が行える、実装面積の小さい電 流検出器を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案によれば、一部を空隙とした略環状の強磁性体コアと、該強磁性体コア に巻回されるコイルと、前記空隙に配設され前記コイルに電流が流れることによ って発生する磁場の大きさを検出して該磁場の大きさに比例する電気信号を出力 する感磁素子と、前記電気信号を増幅する増幅回路とを有する電流検出器におい て、前記強磁性体コアと、前記コイルと、前記感磁素子と、前記増幅回路とをそ れぞれ複数有し、単一の電源で複数の電流を検出できるようにしたことを特徴と する電流検出器が得られる。 また、前記空隙が下側になるよう前記強磁性体コアを立て、該強磁性体コアの 下方に前記増幅回路を位置させたことを特徴とする電流検出器が得られる。
【0005】
【実施例】
以下に図面を参照して本考案の実施例を説明する。 図1に本考案の一実施例の電流検出器を示す。この電流検出器は絶縁性樹脂ケ ース11内に2つの強磁性コアを有し、この強磁性コアにはケース11の貫通孔 12a及び12bを利用してケースの上からコイル13a,13bがそれぞれ巻 回されている。コイル13a,13bにそれぞれ異なる被検出電流を流すことに より2つの電流を同時に検出することができる。
【0006】 図2を参照して、図1の電流検出器について詳述する。先に述べたようにこの 電流検出器は2つの強磁性体コア21a及び21bを有している。この強磁性体 コアは21a、21bは珪素鋼パーマロイの薄板を積層ラミネートすることによ り形成されており、その一部に空隙22a、22bがそれぞれ設けられている。
【0007】 空隙22a、22bに位置し、電流を検出するための感磁素子23a及び23 bはそれぞれ感磁素子基板24a及び24bに実装されている。また、この感磁 素子基板24a及び24bは、定電圧回路(図示せず)、増幅回路(図示せず) 、出力調整用トリミング抵抗(図示せず)、及び入出力端子26等が実装された トリミング抵抗基板25に垂直に固定されている。なお、トリミング抵抗基板2 5に実装された回路素子は単一電源で動作するように接続されており、このうち の一部を感磁素子基板24a及び24bに実装するようにすることもできる。
【0008】 強磁性体コア21a,21b、感磁素子基板24a,24b、及びトリミング 抵抗基板25はケース11に収容される。強磁性体コア21a及び21bは、ケ ース11に設けられた貫通孔12の周囲に形成された溝21収容され接着剤で固 着される。なお、珪素鋼パーマロイの薄板を溝21に収容した後、ワニスエポキ シ等の接着剤を注入して硬化させるようにしてもよい。 感磁素子基板24a,24b、及びトリミング抵抗基板25は、感磁素子23 a,23bが空隙22a,22bに位置するようにケースの開放面側から挿入さ れる。 ケース11に強磁性体コア21a,21bを収容した後、ケース11と同一材 料からなるコア部ふた27をケース11に接着、あるいは溶着する。同様に、ケ ース11に感磁素子基板24a,24b、及びトリミング抵抗基板25を収容し た後、底ふた28をケース11に接着または溶着、あるいはケース11及びコア 部ふた27に設けられた係止片(係止孔)に係止させる。
【0009】 最後に、コイル13a,13bを貫通孔12a,12bを利用してケース11 の上部に所定数巻回する。コイルの端部は底ふた28に設けられた穴29より入 出力端子26と同様下に延びる端子とする、あるいは端子に接続される。
【0010】
【考案の効果】
本考案によれば、感磁素子を除く電流検出に必要な回路素子を単一基板に実装 したことで、単一電源で複数の電流を同時に検出することができる。 また、コイルを底面積が小さくなるように立て、その下側に回路基板を配置し たことで実装面積を小さくできる。さらにコイルと電流検出器が実装される実装 基板との沿面距離を大きくできるという効果もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例の斜視図である。
【図2】図1の電流検出器の分解斜視図である。
【符号の説明】
11 ケース 12a,12b 貫通孔 13a,13b コイル 21a,21b 強磁性体コア 22a,22b 空隙 23a,23b 感磁素子 24a,24b 感磁素子基板 25 トリミング抵抗基板 26 入出力端子 27 コア部ふた 28 底ふた 29 穴

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一部を空隙とした略環状の強磁性体コア
    と、該強磁性体コアに巻回されるコイルと、前記空隙に
    配設され前記コイルに電流が流れることによって発生す
    る磁場の大きさを検出して該磁場の大きさに比例する電
    気信号を出力する感磁素子と、前記電気信号を増幅する
    増幅回路とを有する電流検出器において、前記強磁性体
    コアと、前記コイルと、前記感磁素子と、前記増幅回路
    とをそれぞれ複数有し、単一の電源で複数の電流を検出
    できるようにしたことを特徴とする電流検出器。
  2. 【請求項2】 請求項1の電流検出器において、前記空
    隙が下側になるよう前記強磁性体コアを立て、該強磁性
    体コアの下方に前記増幅回路を位置させたことを特徴と
    する電流検出器。
JP4735291U 1991-05-28 1991-05-28 電流検出器 Pending JPH04131776U (ja)

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JP4735291U JPH04131776U (ja) 1991-05-28 1991-05-28 電流検出器

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ID=31926458

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011053061A (ja) * 2009-09-01 2011-03-17 Tokai Rika Co Ltd 電流センサ及びそれに用いられるセンサモジュールの製造方法

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19970930