JPH04131655U - 陽極酸化処理物乾燥装置における処理物搬送用キヤリヤの位置ずれ防止装置 - Google Patents

陽極酸化処理物乾燥装置における処理物搬送用キヤリヤの位置ずれ防止装置

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Publication number
JPH04131655U
JPH04131655U JP3555291U JP3555291U JPH04131655U JP H04131655 U JPH04131655 U JP H04131655U JP 3555291 U JP3555291 U JP 3555291U JP 3555291 U JP3555291 U JP 3555291U JP H04131655 U JPH04131655 U JP H04131655U
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JP
Japan
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carrier
processed material
pedestals
transporting
drying equipment
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Pending
Application number
JP3555291U
Other languages
English (en)
Inventor
繁盛 上根
Original Assignee
昭和アルミニウム株式会社
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 熱風炉内に処理物を吊下げたキャリヤの位置
ずれを防止をする。 【構成】 両キャリヤ受台12上面に、二対の前後位置ず
れ防止部材41を、キャリヤ受台12に受けられるキャリヤ
13の左右両縁部をそれぞれ前後から挾みうるように各キ
ャリヤ受台12に一対ずつ設ける。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、アルミニウム押出形材のような処理物を陽極酸化処理するライン の最終工程において、熱風炉に入れた処理物を吊下げたキャリヤの位置ずれを防 止する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
上端開口箱型熱風炉の左右両開口縁部にそれぞれ設けられた一対のキャリヤ受 台に、熱風炉内に処理物を吊下げるように処理物搬送用キャリヤが両キャリヤ受 台にまたがって受けられる陽極酸化処理物乾燥装置は、知られている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
陽極酸化処理ラインでは、処理物を吊下げたキャリヤをクレーンで上下げしな がら、複数の処理槽を順次経由しながら搬送している。
【0004】 上記熱風炉にも、クレーンで処理物が搬入されるようになっている。処理物が 熱風炉に搬入されると、搬入された処理物が熱風にあおられて揺れるため、受台 上において処理物を吊下げたキャリヤの位置がずれることがある。そうすると、 乾燥後に処理物を乾燥炉から搬出する際、キャリヤにクレーンの係合部材を係合 しようとしても、うまく係合できないことがある。そうすると、ラインを停止し てキャリヤの位置を修正しなければならない。また、キャリヤに係合部材を係合 することができても、その係合が不十分であると、キャリヤを吊り上げてから係 合が外れて、キャリヤが処理物とともに落下させることになる。そうすると、落 下した処理物は不良品となる。
【0005】 従来、上記キャリヤの位置ずれに対し、これを防止するための措置は一切取ら れていなかった。
【0006】 この考案の目的は、熱風炉内に処理物を吊下げたキャリヤの位置ずれを防止を することのできる装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
この考案による処理物搬送用キャリヤの位置ずれ防止装置は、上端開口箱型熱 風炉の左右両開口縁部にそれぞれ設けられた一対のキャリヤ受台に、熱風炉内に 処理物を吊下げるように処理物搬送用キャリヤが両キャリヤ受台にまたがって受 けられる陽極酸化処理物乾燥装置において、両キャリヤ受台上面に、二対の前後 位置ずれ防止部材が、キャリヤ受台に受けられるキャリヤの左右両縁部をそれぞ れ前後から挾みうるように各キャリヤ受台に一対ずつ設けられているいるもので ある。
【0008】
【作用】
この考案による処理物搬送用キャリヤの位置ずれ防止装置では、両キャリヤ受 台上面に、二対の前後位置ずれ防止部材が、キャリヤ受台に受けられるキャリヤ の左右両縁部をそれぞれ前後から挾みうるようにを各キャリヤ受台に一対ずつ設 けられているから、受台に受けられたキャリヤが位置ずれしようとしても、これ を位置ずれ防止部材が阻止する。
【0009】
【実施例】
この考案の実施例を、図面を参照してつぎに説明する。
【0010】 陽極酸化処理ラインは、前後方向に一直線状に並んだ複数の処理槽(図面は最 終処理槽である熱風炉とその1つ手前の処理槽のみを示す)と、これら処理槽を またいでその左右両側を走行する門型クレーン(図面は係合部材のみを示す)と を有している。
【0011】 熱風炉11は、上端開口箱型状に形成されたものであって、長尺状処理物Wを縦 にしたまま収容しうる深さを有している。熱風炉11内は熱風が循環している。
【0012】 熱風炉11の左右両開口縁部には、左右一対の水平バー状キャリヤ受台12が設け られ、これらにまたがって3つのキャリヤ13が並んで受けられている。
【0013】 キャリヤ13は、両キャリヤ受台12とほぼ等しい間隔をおいて対向状に配されか つ上端にフック21を有する左右垂直三角板状フック部材22と、両フック部材22の 下端に渡し止められかつ複数の処理物Wを治具23を介して吊下げている水平キャ リヤバー24と、キャリヤバー24の前後両側面の左右両端に下方突出状にそれぞれ 取付けられている絶縁体25とよりなる。
【0014】 クレーンは、図示しない手段で昇降させられる左右のキャリヤ係合部材31を有 している。キャリヤ係合部材31は、横断面L字状のものであって、下端水平部の 先端に立上り縁部32を有している。立上り縁部32には3つの切欠き33が等間隔で 形成されている。3つの切欠き33のピッチは、隣り合うもの同士接するように並 べられた3つのキャリヤ13のフック21の間隔と等しい。
【0015】 両キャリヤ受台12上面には、二対の前後位置ずれ防止部材41が、各キャリヤ受 台12に一対ずつ設けられている。各対の前後位置ずれ防止部材41の対向面42は上 向きテーパ状に形成されている。対向面42の下端間の間隔は、受台12で受けられ た3つのキャリヤ13の左右両縁部の前後方向の長さに等しい。
【0016】 クレーンで吊られた3つのキャリヤ13を受台12上に下ろす際、3つのキャリヤ 13の位置が対向面42の下端間の真上から前後いずれかにずれていても、キャリヤ 13が対向面42によって対向面42下端間まで案内されて所定位置に位置決めされる 。
【0017】 位置決めされた状態でキャリヤ13に前後いずれかの方向に力が加わり、キャリ ヤ13がずれて対向面42に乗り上げたとしても、自重で対向面42上をその下端まで 落下するため、キャリヤ13が位置ずれする恐れがない。
【0018】
【考案の効果】
この考案によれば、受台に受けられたキャリヤが位置ずれしようとしても、こ れを位置ずれ防止部材が阻止するから、熱風炉内に処理物を吊下げたキャリヤの 位置ずれを防止をすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案による陽極酸化処理物乾燥装置におけ
る処理物搬送用キャリヤの位置ずれ防止装置の斜視図で
ある。
【図2】同横断面図である。
【図3】同側面図である。
【符号の説明】
11 熱風炉 12 キャリヤ受台 13 キャリヤ 41 位置ずれ防止部材 W 処理物

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上端開口箱型熱風炉11の左右両開口縁部
    にそれぞれ設けられた一対のキャリヤ受台12に、熱風炉
    11内に処理物Wを吊下げるように処理物搬送用キャリヤ
    13が両キャリヤ受台12にまたがって受けられる陽極酸化
    処理物乾燥装置において、両キャリヤ受台12上面に、二
    対の前後位置ずれ防止部材41が、キャリヤ受台12に受け
    られるキャリヤ13の左右両縁部をそれぞれ前後から挾み
    うるように各キャリヤ受台12に一対ずつ設けられてい
    る、処理物搬送用キャリヤの位置ずれ防止装置。
JP3555291U 1991-05-20 1991-05-20 陽極酸化処理物乾燥装置における処理物搬送用キヤリヤの位置ずれ防止装置 Pending JPH04131655U (ja)

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JP3555291U JPH04131655U (ja) 1991-05-20 1991-05-20 陽極酸化処理物乾燥装置における処理物搬送用キヤリヤの位置ずれ防止装置

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JPH04131655U true JPH04131655U (ja) 1992-12-03

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5548120A (en) * 1978-09-30 1980-04-05 Toshiba Corp Conveying system
JPH0217639A (ja) * 1988-07-06 1990-01-22 Toshiba Corp シリコン酸化膜形成方法

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5548120A (en) * 1978-09-30 1980-04-05 Toshiba Corp Conveying system
JPH0217639A (ja) * 1988-07-06 1990-01-22 Toshiba Corp シリコン酸化膜形成方法

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