JPH04131654U - めつき用成形品 - Google Patents

めつき用成形品

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Publication number
JPH04131654U
JPH04131654U JP3932791U JP3932791U JPH04131654U JP H04131654 U JPH04131654 U JP H04131654U JP 3932791 U JP3932791 U JP 3932791U JP 3932791 U JP3932791 U JP 3932791U JP H04131654 U JPH04131654 U JP H04131654U
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JP
Japan
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plating
molded product
molded
product
molded products
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Pending
Application number
JP3932791U
Other languages
English (en)
Inventor
良治 小瀬
健二 渡辺
Original Assignee
日立化成工業株式会社
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Filing date
Publication date
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Priority to JP3932791U priority Critical patent/JPH04131654U/ja
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  • Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 射出成形品の製品部に形状的な制約を加える
ことなく効率的なめっき作業がなし得るとともに、均一
なめっきが得られるようにしためっき用成形品を提供す
る。 【構成】 成形品7における射出成形用ランナー3の部
分に、嵌合部5、6を突出して形成する。成形品7のめ
っき加工時においては、嵌合部5、6を利用して成形品
7同士を連結して組み立てるとともに、連結された各成
形品7の嵌合部6はめっき用フレームに固定される。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、射出成形品にめっきを施すようにしためっき用成形品に関するもの である。
【0002】
【従来の技術】
射出成形による成形品は通常成形品のままで使用される場合もあるが、表面装 飾あるいは成形品の剛性の改善、耐摩耗性の改善、電磁波シールド等の目的で成 形品の表面にめっきを施す場合がある。
【0003】 また、通常、電子機器は構造部材と電子回路部とスイッチ等の操作部からなっ ているが、最近、射出成形品に直接回路を形成し、構造部材と電子回路部とを一 体化する方法が開発されつつある。
【0004】 このような方法の一つに、特開昭57−108138号公報、特開昭58−2 07365号公報、特開昭59−110772号公報、特開昭61−23969 4号公報等に示されるように、公知の多色成形法を利用し、無電解めっきに対し て触媒的である樹脂と、無電解めっきに対して触媒的でない樹脂とを用い、第一 のショットで触媒的な材料を射出成形し、第二のショットで触媒的でない樹脂を 射出成形(あるいは、逆の順序で成形)して二種材料による成形品とした後に、 無電解めっきを行って導体を形成する成形品の製造法が知られている。
【0005】 そして、これらのめっき用成形品にめっきを施す場合、従来、成形品の一部に 穴部を設け、その穴部にめっき液中への浸漬用フレーム(めっき用フレーム)へ の固定用棒を差し込んでめっき加工するか、または、グリップ等を用いて成形品 をはさんで固定する方法が採られている。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】 従来の技術で述べたもののうち成形品の一部に穴部を設ける方法は、成形品の 設計上必ずしも穴を設けられるとは限らず万能の方法ではなく、また、穴部を例 えばスルーホールめっきとして導電化する場合等においては、穴部に固定用棒を 差し込むが故にめっき液が十分に行き渡らず、めっき性能の信頼性が十分でない 欠点があった。
【0007】 また、グリップ等を用いて成形品をはさんで固定する方法では、成形品のグリ ップをはさんだ部分にめっきが付着しない等の欠点がある。
【0008】 さらに、通常、配線板のめっき等においては、例えば50cm×50cmといった 定尺寸法内に複数個の配線板を配列して同時にめっきするのに対して、上記従来 技術の穴部を用いる方法やグリップを用いる方法では製品毎に大きさが異なり作 業性が悪い問題点がある。
【0009】 本考案は、従来の技術の有する上記のような欠点がなく成形品の製品部に形状 的な制約を加えることなく効率的なめっき作業がなしえ、均一なめっきが得られ るようにしためっき用成形品を提供することを目的とするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本考案は上記のような目的を達成するため、射出成形品に無電解めっき等によ ってめっきを施すようにしためっき用成形品において、射出成形用ランナーの一 部に、成形品同士又は成形品とめっき用フレームを連結するための嵌合部を設け たことを特徴とするものである。
【0011】 嵌合部の形状としては特に限定しないが、成形品自体の成形性に支障を来すこ とがなく、また、容易に連結できるような形状がよい。 また、嵌合部の形状を凹凸嵌合の形状とし四辺のランナーにそれぞれ嵌合部を 設ける場合において、対向するランナーのうちの一辺を凹形状の嵌合部とした場 合には他辺のランナーには凸形状の嵌合部を設けるようにするとよい。
【0012】
【実施例】
以下に本考案のめっき用成形品の実施例について説明すると、図1は本考案に よるめっき用成形品の一実施例を示し、多数個取りすなわち16個の製品部を有 する成形品7の場合の全体平面図、図2は図1の右側面図、図3は図1のA−A 断面図であり、1は製品として必要な部分である成形品の製品部で、2は射出成 形機のノズル部から樹脂を流すスプルー、3はランナー、4は樹脂が上記ランナ ー3から成形品の製品部1部分へ流れ込むゲートである。 上記2のスプルーは本来不必要な部分であり且つ出っ張っておりめっき時に不 要の面積を占めるため、めっき前に図2中に示すB部付近で切断してめっき加工 に供する。また、成形に際しては図1の全体平面図に示すめっき用成形品7を1 回の成形作業で賦形する。
【0013】 本考案においては、図1に示すように、射出成形用のランナー3の一部に、5 、6で示すような嵌合部をランナーから突出して設けており、この嵌合部5、6 の使用例(使用方法)を図4に示す。
【0014】 図4において、めっき加工に際して、めっき用の各成形品7は図1に示した嵌 合部5、6を利用して成形品7、7同士が連結され組み立てられる。また、8は 、めっき用の各成形品7、7をめっき液中に侵漬するためのフレームであり、め っき用成形品7、7は、このフレーム8に設けられた嵌合部9に成形品7の嵌合 部5を連結することによりフレーム8に固定され、めっき槽内に侵漬されめっき 加工されることになる。
【0015】 なお、図4においては一例として6個のめっき用成形品7を1つのフレーム8 に連結して組み立てる場合の例を示したが、めっき用成形品が小さい場合はさら に多くのめっき用成形品を組み立てて、また図1に示した成形品の製品部1自体 が小さい場合は一つのめっき用成形品7あたりの成形品の製品部1の取り数を増 やすことによって、定尺のフレームに種々の大きさの成形品を取り付けて、めっ きに供するようにすることもできる。
【0016】
【考案の効果】
上記の説明より明らかなように本考案によれば、成形品の製品部自体に形状的 な制約を加えることなく成形品をめっき液中に定尺フレームを用いて侵漬するこ とが可能となり、効率的なめっき作業を行うことができるようになる。
【0017】 さらに、めっき中に成形品の製品部は従来におけるグリップ等の治工具類にさ わることがないので、均一なめっきが得られるようになる。
【0018】 また、実施例で示したように成形品の製品部16個を一括して成形した成形品 (16個共取成形品)とし、さらに、めっき用成形品6個を一つのめっき用フレ ームにセットするようにすれば、成形品の製品部を一個ずつ個別にセットするの に比べて効率よくセットできるのは勿論である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案におけるめっき用成形品の一実施例を示
す全体平面図である。
【図2】図1に示しためっき用成形品の右側面図であ
る。
【図3】図1のA−A断面図である。
【図4】図1に示しためっき用成形品における嵌合部の
めっき加工時における使用例(使用方法)を示す取付け
説明図である。
【符号の説明】
1…成形品の製品部 2…スプルー 3…ランナー 4…ゲート 5…嵌合部 6…嵌合部 7…成形品 8…フレーム 9…嵌合部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 // H05K 3/18 A 6736−4E B29L 31:34 4F

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 射出成形品に無電解めっき等によってめ
    っきを施すようにしためっき用成形品において、射出成
    形用ランナーの一部に、成形品同士又は成形品とめっき
    用フレームを連結するための嵌合部を設けてなることを
    特徴とするめっき用成形品。
JP3932791U 1991-05-29 1991-05-29 めつき用成形品 Pending JPH04131654U (ja)

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JP3932791U JPH04131654U (ja) 1991-05-29 1991-05-29 めつき用成形品

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JP3932791U JPH04131654U (ja) 1991-05-29 1991-05-29 めつき用成形品

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JPH04131654U true JPH04131654U (ja) 1992-12-03

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ID=31920626

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JP3932791U Pending JPH04131654U (ja) 1991-05-29 1991-05-29 めつき用成形品

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012233258A (ja) * 2011-05-05 2012-11-29 Lpkf Laser & Electronics Ag 樹脂成形品上に金属めっきを施すための方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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