JPH04131293U - 球貸機 - Google Patents

球貸機

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JPH04131293U
JPH04131293U JP4601891U JP4601891U JPH04131293U JP H04131293 U JPH04131293 U JP H04131293U JP 4601891 U JP4601891 U JP 4601891U JP 4601891 U JP4601891 U JP 4601891U JP H04131293 U JPH04131293 U JP H04131293U
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JP
Japan
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ball
balls
swinging member
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swinging
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JP4601891U
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English (en)
Inventor
光雄 石井
Original Assignee
奥村遊機株式會社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 球の計数を間違えるおそれを防止できると共
に、上下方向の寸法を小さくし得て、全体の構成を小形
化する。 【構成】 所定個数の球2をそれぞれ貯留可能な第1及
び第2の球通路14,15を有する揺動部材12を備え
ると共に、この揺動部材12を第1の位置と第2の位置
との間で揺動させる駆動手段を備え、そして、揺動部材
12を複数回揺動させることにより設定された個数の球
2を球放出口31側へ排出する排出制御手段を備えたも
のである。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、パチンコ遊技場に設置される球貸機に関する。
【0002】
【従来の技術】
この種の球貸機においては、100円で25個の球を貸し出すようにしており 、具体的には、遊技者が硬貨や紙幣を投入した後、100円、300円又は50 0円の各操作キーを操作すると、その額に応じた個数の球が貸し出されるように 構成されている。
【0003】 ここで、25個の球を計数して排出するための具体的構成として、従来より、 球供給源からの球を通過させる球通路に球を1個ずつ通すための通過制限部材を 設けると共に、通過して排出された球を計数する光電スイッチを設けたものがあ る。この構成では、通過制限部材を駆動しながら光電スイッチにより球を1個ず つ計数し、25個を計数したところで通過制限部材の駆動を停止するようにして いる。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来構成では、通過制限部材により球を1個ずつ通す構成 であるので、25個の球を排出するまでに時間を要すると共に、光電スイッチに より球を1個ずつ計数するとき、数え間違いのおそれがあるという問題点があっ た。
【0005】 これを解消する構成として、従来より、25個の球を貯留可能な球通路を有す る揺動部材を設け、この揺動部材を、球通路が球供給源からの球を受けて貯留す る貯留位置と、球通路が貯留していた球を球放出口側へ排出する排出位置との間 で揺動させるように構成したものが供されている。この構成では、予め揺動部材 を貯留位置へ位置させておいて球通路に25個の球を貯留しておき、球を貸し出 すときには、揺動部材を排出位置へ揺動させて球通路に貯留しておいた球を球放 出口側へ排出する。従って、球を排出する時間を短縮できると共に、球の計数を 間違えるおそれも防止できる。
【0006】 しかし、上記従来構成では、揺動部材の球通路に25個の球を貯留可能にしな ければならないので、揺動部材の上下方向の寸法がかなり大きくなってしまい、 球貸機全体の構成が大形化するという問題点を生ずる。
【0007】 そこで、本考案の目的は、球の計数を間違えるおそれを防止できると共に、上 下方向の寸法を小さくし得て、全体の構成を小形化できる球貸機を提供するにあ る。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本考案の球貸機は、所定個数の球をそれぞれ貯留可能な第1及び第2の球通路 を有する揺動部材を備えると共に、この揺動部材を、前記第1の球通路が球供給 源からの球を受けて貯留すると共に前記第2の球通路が貯留していた球を球放出 口側へ排出する第1の位置と、前記第2の球通路が前記球供給源からの球を受け て貯留すると共に前記第1の球通路が貯留していた球を球放出口側へ排出する第 2の位置との間で揺動させる駆動手段を備え、そして、前記揺動部材を前記第1 の位置と第2の位置との間で複数回揺動させることにより、設定された個数の球 を球放出口側へ排出する排出制御手段を備えたところに特徴を有する。
【0009】
【作用】
上記手段によれば、揺動部材を第1の位置と第2の位置との間で1回揺動させ ると、一方の球通路に貯留されていた所定個数の球が球放出口側へ排出されると 共に、他方の球通路に所定個数の球が貯留される。このため、揺動部材を第1の 位置と第2の位置との間で複数回揺動させれば、設定された個数の球を球放出口 側へ排出することができると共に、その際、球の計数を間違えることを確実に防 止できる。
【0010】 この場合、設定された個数として例えば25個、貯留される所定個数として例 えば5個に設定すると、揺動部材を5回揺動させれば良い。ここで、揺動部材の 球通路には、5個の球を貯留可能にするだけで済むので、揺動部材の上下方向の 寸法を小さくでき、従って、全体の構成を小形化できる。
【0011】
【実施例】
以下、本考案の一実施例につき図面を参照しながら説明する。まず、パチンコ 機全体の背面側を示す図4において、機本体1の背面側上部には、多数のパチン コ球2(以下、球2と称す)を貯留する球供給源である例えば球タンク3が配設 されている。この球タンク3内へは、図示しないパチンコ球供給機構から球2が 供給されるようになっている。
【0012】 球タンク3の下部には、球流下通路4が配設されており、球タンク3の底部か ら流出した球2が上記球流下通路4内を流下する。球流下通路4の内部は、リブ により二つの分岐通路(いずれも図示しない)に分かれるように構成されている 。これら分岐通路のうちの前側の分岐通路は、周知構成の賞球排出装置5側へ球 2を流下させるためのものである。また、後側の分岐通路は、詳しくは後述する 球貸機6側へ球2を流下させるためのものである。
【0013】 上記賞球排出装置5から排出された球2は、球流下通路7内を流下した後、機 本体1の前面側下部に設けられた図示しない球受け上皿内へ貯留される。また、 球貸機6から貸し出された球2即ち排出された球2も、球流下通路8内を流下し た後、同じく球受け上皿内へ貯留されるようになっている。
【0014】 さて、球貸機6について、図1ないし図3及び図5を参照して説明する。図1 において、ほぼ横U字形の球通路9の上端開口部は、上記球流下通路4の後側の 分岐通路に連通している。球通路9の下端開口部9aは、下向きに開口している 。この球通路9の下端開口部9aに、揺動通路10の上端開口部10aが対向し て連通している。揺動通路10は、その上端が軸11により支承されており、軸 11を支点としてその回りに揺動可能になっている。
【0015】 ここで、揺動通路10の下方には、揺動部材12が設けられている。この揺動 部材12は、その上端が軸13により支承されており、軸13を支点としてその 回りに揺動可能になっている。揺動部材12には、第1及び第2の球通路14及 び15が上下方向に指向し且つ左右に並設されている。第1及び第2の球通路1 4及び15内には、所定個数である例えば5個の球2がそれぞれ貯留可能に構成 されている。
【0016】 上記揺動部材12は、駆動手段である例えばモータ27(図5参照)により歯 車16、歯車17、この歯車17に一体に設けられた円板18及びロッド19を 介して揺動されるようになっている。上記モータ27は、例えばステッピングモ ータから構成されている。この場合、歯車17が右回り方向に0.5回転回動す ると、図1、図2及び図3に示すように、揺動部材12が右の位置から左の位置 へ揺動される。そして、揺動部材12と上記揺動通路10とは、連結ロッド20 ,21,22を介して連動するように連結されている。
【0017】 この場合、図1に示すように、揺動部材12が右の位置にあるとき、揺動通路 10の下端開口部10bが揺動部材12の第1の球通路14の上部開口部に対応 する。また、図3に示すように、揺動部材12が左の位置にあるとき、揺動通路 10の下端開口部10bが揺動部材12の第2の球通路15の上部開口部に対応 するようになっている。尚、上記歯車16の周縁部の上部には、回転数検出手段 23が設けられている。この回転数検出手段23は、例えば光電スイッチから構 成されており、歯車16の歯の通過個数を検出することにより、歯車17の回転 数つまり揺動部材12の位置を検出するようになっている。
【0018】 一方、電気的構成を示す図5において、制御回路24は、マイクロコンピュー タを含んで構成されており、パチンコ機及び球貸機6の運転全般を制御する機能 を備えた制御プログラムを有している。制御回路24は、上記機能の他に、排出 制御手段の機能を有している。上記制御回路24は、回転数検出手段23から検 出信号を受けると共に、100円、300円又は500円等の各操作キーを有す る入力回路25からスイッチ信号を受ける。また、制御回路24は、駆動回路2 6を介してモータ27を通電駆動するようになっている。
【0019】 更に、制御回路24は、現金入力部28からの入力信号を受けると共に、釣銭 出力部29を駆動回路30を介して駆動する。現金入力部28は、遊技者が投入 する貨幣や紙幣を受けてその投入額を識別する。釣銭出力部29は、遊技者に返 還するための釣銭を出力する。
【0020】 次に、上記構成の作用を説明する。まず、図1に示す状態が揺動部材12の第 1の位置であり、この位置で、第1の球通路14が球タンク3からの球2を球流 下通路4、球通路9及び揺動通路10を通して受けて貯留すると共に、第2の球 通路15が貯留していた球2を球放出口31側へ排出するようになっている。こ の場合、第1の球通路14内の球2は、ストッパ32により落下することが阻止 されている。
【0021】 一方、図3に示す状態が揺動部材12の第2の位置であり、この位置で、第2 の球通路15が球タンク3からの球2を球流下通路4、球通路9及び揺動通路1 0を通して受けて貯留すると共に、第2の球通路15が貯留していた球2を球放 出口31側へ排出するようになっている。この場合、第2の球通路15内の球2 は、ストッパ33により落下することが阻止されている。
【0022】 今、図1に示すように、揺動部材12が第1の位置にあるとすると、第1の球 通路14内に5個の球2が貯留されている。この状態で、遊技者が100円の硬 貨を投入すると共に100円の操作キーを操作したとする。この場合、球2の単 価が4円であれば25個の球2を排出すれば良い。以下100円の操作キーを操 作することを一単位操作という。
【0023】 まず、モータ27へ通電して歯車17を0.5回転させると、揺動部材12が 第1の位置から第2の位置へ揺動して(図1、図2、図3参照)、第1の球通路 14内に貯留されていた5個の球2が球放出口31側へ落下して排出されると共 に、第2の球通路15内に5個の球2が貯留される。続いて、モータ27へ通電 して歯車17を更に0.5回転させると、揺動部材12が第2の位置から第1の 位置へ揺動して、第2の球通路15内に貯留されていた5個の球2が球放出口3 1側へ落下して排出されると共に、第1の球通路14内に5個の球2が貯留され る。
【0024】 この後、揺動部材12を更に3回揺動させる(合計5回揺動させる)と、25 個の球2が球放出口31側へ排出されて球受け上皿内に貯留され、遊技者に貸し 出される。
【0025】 このような構成の本実施例によれば、揺動部材12を第1の位置と第2の位置 との間で1回揺動させることにより、一方の球通路14に貯留されていた5個の 球2が球放出口31側へ排出されると共に、他方の球通路15に5個の球2が貯 留される。このため、揺動部材12を第1の位置と第2の位置との間で5回揺動 させれば、25個の球2を球放出口31側へ排出することができる。しかも、球 通路14,15内に5個の球2を貯留させる構成であるので、球2の排出の際、 球2の計数を間違えるおそれもなくなる。
【0026】 そして、この場合、揺動部材12の球通路14、15には、5個の球2を貯留 可能に構成するだけで済むので、揺動部材12の上下方向の寸法を小さくできる 。従って、球貸機6全体の構成を小形化できる。特に、本実施例の場合、球貸機 6全体の構成を小形化特には上下方向の寸法を小形化できるので、図4に示すよ うに、パチンコ機本体1の内部に球貸機6を配設する構成が可能となる。
【0027】 尚、上記実施例では、揺動部材12を1回揺動させたとき、一方の球通路14 内の5個の球2を排出すると同時に、他方の球通路15内へ5個の球2を貯留す る構成であるので、揺動部材12をほぼ連続的に揺動させれば、球2をほぼ連続 的に排出することができる。また、一単位操作で5回揺動させて25個の球2を 排出するものについて説明したが、一単位操作で5回以外の回数揺動するものに ついても可能で、これらは本考案の要旨を何ら変更するものではない。
【0028】
【考案の効果】
本考案は以上の説明から明らかなように、揺動部材を第1の位置と第2の位置 との間で複数回揺動させることにより、設定された個数の球を球放出口側へ排出 する構成としたので、球の計数を間違えることを確実に防止できると共に、揺動 部材の上下方向の寸法を小さくでき、従って、全体の構成を小形化でき、さらに 貯留球を排出することと、空にしてあった側の球通路へ新しい球を貯留すること とをほぼ同時に実行できるので、連続排出時に球出の跡切れ感が殆んどなく、か つ各球通路の貯留所定個数単位(本実施例で5個)であれば一回の排出個数を容 易に変更できるので、将来の値上げや値下げに際して対応が楽であるという優れ た効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示すもので、揺動部材が第
1の位置にある状態を示す揺動部材周辺の背面図
【図2】異なる状態を示す揺動部材周辺の背面図
【図3】揺動部材が第2の位置にある状態を示す揺動部
材周辺の背面図
【図4】パチンコ機の背面図
【図5】ブロック図
【符号の説明】
1は機本体、2は球、3は球タンク(球供給源)、6は
球貸機、9は球通路、10は揺動通路、12は揺動部
材、14は第1の球通路、15は第2の球通路、23は
回転数検出手段、24は制御回路(排出制御手段)、2
7はモータ(駆動手段)、31は球放出口を示す。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定個数の球をそれぞれ貯留可能な第1
    及び第2の球通路を有する揺動部材と、この揺動部材
    を、前記第1の球通路が球供給源からの球を受けて貯留
    すると共に前記第2の球通路が貯留していた球を球放出
    口側へ排出する第1の位置と、前記第2の球通路が前記
    球供給源からの球を受けて貯留すると共に前記第1の球
    通路が貯留していた球を球放出口側へ排出する第2の位
    置との間で揺動させる駆動手段と、前記揺動部材を前記
    第1の位置と前記第2の位置との間で複数回揺動させる
    ことにより、設定された個数の球を球放出口側へ排出す
    る排出制御手段とを備えて成る球貸機。
JP4601891U 1991-05-22 1991-05-22 球貸機 Pending JPH04131293U (ja)

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6297391A (ja) * 1985-10-23 1987-05-06 アルプス電気株式会社 薄膜回路

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6297391A (ja) * 1985-10-23 1987-05-06 アルプス電気株式会社 薄膜回路

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