JPH04131164A - 塗装方法 - Google Patents

塗装方法

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Publication number
JPH04131164A
JPH04131164A JP25298190A JP25298190A JPH04131164A JP H04131164 A JPH04131164 A JP H04131164A JP 25298190 A JP25298190 A JP 25298190A JP 25298190 A JP25298190 A JP 25298190A JP H04131164 A JPH04131164 A JP H04131164A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
coating
pearl
coat
powder
depth
Prior art date
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Pending
Application number
JP25298190A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenichi Yoshitake
吉武 賢一
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は塗装方法に関するものである。さらに詳しく
は、この発明は、家具、建材等の塗装に有用な、深みと
立体感のあるパール塗膜を得ることのできる木質系基材
の塗装方法に関するものである。
(従来の技術) 従来より家具、ピアノ等の木質系基材には、深みのある
表面とするために、いわゆるパール塗装と呼ばれる特殊
な塗装を施すことがしばしば行われてきている。
この塗装は、たとえば第2図に示した工程のように、木
質系基材をウレタンシーラー等によって下塗りした後に
、ウレタンサンデイングシーラーポリサンデイングシー
ラー等により中塗りし、ウレタンエナメル等によって着
色塗装し、さらに、パールクリア塗装および上塗り塗装
し、必要に応じて研磨、パフ仕上げしてパール塗膜を形
成するものである。
この従来の塗装法においては、パールクリアーとして雲
母微粉をラッカークリアー、ウレタンクリアー等に混入
したものを用い、また上塗りにはウレタンクリアー、ポ
リエステルクリアー等を使用してもいる。
(発明が解決しようとする課題) このようなパール塗装は、通常の塗装では得られない色
調、質感が実現されるという特徴かあるものの、従来の
塗装方法においては陰影か平坦的で柄表現が画一的とな
り、深みのある意匠性、美観性か得られないという欠点
があった。
このことは、塗膜による光散乱効果が小さく、立体感か
表現できないことと、いわゆる鏡面仕上けとなっていな
いために透明感か充分でないことに原因するものであっ
た。
しかしながら、これまでは、このような欠点を解消し、
深みと立体感のあるパール塗膜を形成することはできな
かった。
この発明は、以上の通りの事情に鑑みてなされたもので
あり、従来のパール塗装法の欠点を克服し、これまでに
ない深みと立体感を有し、意匠性や高級感に優れた塗膜
面を形成することのできる新しい塗装方法を提供するこ
とを目的としている。
(課題を解決するための手段) この発明は、上記の課題を解決するものとして、鉛粉末
および/′または雲母微粉を混入したアクリル系ウレタ
ン樹脂塗料を塗布した後に鏡面塗装して深みと立体感の
ある塗膜を形成することを特徴とする木質系基材の塗装
方法を提供する。
(作 用) この発明の塗装方法においては、いわゆるパールクリア
ー塗装として、これまで使用されていないアクリル系ウ
レタン樹脂を主成分とし、これに鉛微粉および、/また
は雲母微粉を混入した塗料を使用して塗装し、しかもこ
のパールクリアー塗装した後に鏡面塗装を施すため、鉛
または雲母粒子の屈折率の差がパール模様を引き立たせ
、深みと立体感のある表現を実現し、しかも透明感も増
大することができるため、これをさらに引き立てる。
(実施例) 以下、実施例を示し、さらに詳しくこの発明の塗装方法
について説明する。
添付した図面の第1図は、この発明の塗装方法の工程を
例示したものである。
この工程図に沿って説明すると、 (a、 )  まず、木質系基材の表面に下塗りを行う
。これにより基材と中塗り塗料との密着性を確保する。
この下塗りには、ウレタンシーラー 等を、−船釣には3〜10g/%の割合で塗布する。
(b)  この下塗りの終了後、中塗りを行う。
この中塗りによって塗膜の平滑性を確保する。
ウレタンサンデインクンーラーを8 〜20g7/m′、またはポリサンプインクシーラーを
15〜45g/rr?の割合で塗布するのが好ましい。
(c)  続いて、研磨を行って、平滑性を確保する。
この研磨の手段に特段の限定はない。
もちろん、場合によっては省略することもできる。
(d)  次いで、所望の着色塗装を行う。
好ましくはウレタンエナメル等を使 用し、その塗布量は、5〜15g/m程度とする。
この塗装によって、着色およびパー ル模様を引き立たせる。
(e)  着色の終了後、パールクリアー塗装を行う。
この塗装においては、アクリル系ウ レタン樹脂を主成分とする塗料を用いる。
アクリル変性ウレタン樹脂、またはウレタン変性アクリ
ル樹脂を使用し、その成分割合は、1090〜70:3
0程度 とするのか好ましい。しかもこの塗料には、鉛微粉およ
び/または雲母微粉を混入する。
鉛微粉としては、鱗片状のものを使 用するのか特に好適である。また、この鉛微粉および雲
母微粉は、その長径が3〜30μm、より好ましくは5
〜 20μm程度のものを、1.0〜4.0重量%、より好
ましくは1.5〜3,5重量%混入させる。その塗布量
としては、上記塗料として5〜20g/rr?程度とす
るのか好ましい。
この鉛微粉、特に鱗片状の鉛微粉、 および/または雲母微粉のアクリル系ウレタン樹脂塗料
との併用によって、深みと立体感のある塗膜か得られる
。鉛微粉と雲母との屈折率の差か、パール模様を引き立
てる。このため、これまで得られなかった高級感のある
塗膜面か形成される。
(f)  この深みと立体感のある塗膜面は、鏡面塗装
によってさらに引き立てられる。
この鏡面塗装では、まずクリアー塗 装を施す。この場合、ウレタンクリアー20〜30 g
/r+(、ポリクリア−30ルましい。このクリアー塗
装によって透明感か表現できる。
研磨とこのクリアー塗装とを数回繰 り返すことも有効である。
研磨、ハフ仕上げは常法によって行 うことができ、透明感のあるパール模様が生成される。
以上の(a)〜(f)の工程によって、家具扉等に深み
と立体感、そして透明性に優れた塗膜か形成される。
実際に、パールクリアー塗装として長径10〜15μm
の鱗片状の鉛微粉を3.0重量♀δ゛混入したアクリル
系ウレタン樹脂(たとえは、カンニー株式会社製N10
パール)塗料を15g/%塗布し、さらにウレタンクリ
アーを25g/m、3回塗りしてクリアー塗装し、研磨
およびハフ仕上けした鏡面パール塗装扉材の場合には、
陰影か深く、従来にない、深みと立体感のある模様表現
か実現された。
また、鏡面仕上げによって、透明感か従来品に比べては
るかに優れたものとなり、パール模様を一層引き立てた
(発明の効果) この発明により、以上詳しく説明した通り、深みと立体
感、さらに透明感のあるパール模様塗膜か得られる。
この塗膜によって、高級感のある優れた意匠性、外観性
を有する家具用等の建材か実現される。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この発明の方法を例示した工程ブロック図で
ある。第2図は従来法を示した工程ブロック図である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)鉛微粉および/または雲母微粉を混入したアクリ
    ル系ウレタン樹脂塗料を塗布した後に鏡面塗装して深み
    と立体感のある塗膜を形成することを特徴とする木質系
    基材の塗装方法。
JP25298190A 1990-09-22 1990-09-22 塗装方法 Pending JPH04131164A (ja)

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