JPH0413100B2 - - Google Patents
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- JPH0413100B2 JPH0413100B2 JP29145787A JP29145787A JPH0413100B2 JP H0413100 B2 JPH0413100 B2 JP H0413100B2 JP 29145787 A JP29145787 A JP 29145787A JP 29145787 A JP29145787 A JP 29145787A JP H0413100 B2 JPH0413100 B2 JP H0413100B2
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- Japan
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- vibration
- base metal
- vibration absorbing
- metal part
- grooves
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- Expired
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23D—PLANING; SLOTTING; SHEARING; BROACHING; SAWING; FILING; SCRAPING; LIKE OPERATIONS FOR WORKING METAL BY REMOVING MATERIAL, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23D61/00—Tools for sawing machines or sawing devices; Clamping devices for these tools
- B23D61/02—Circular saw blades
- B23D61/025—Details of saw blade body
- B23D61/026—Composite body, e.g. laminated
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Polishing Bodies And Polishing Tools (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
この発明は、石材、コンクリート、レンガなど
の切断加工に用いるダイヤモンドカツテイングソ
ーの騒音防止構造に関するものである。
の切断加工に用いるダイヤモンドカツテイングソ
ーの騒音防止構造に関するものである。
(従来の技術)
従来、石材等を切断加工するには第4図および
第5図に例示するような研削部4にダイヤモンド
の砥粒層を有するダイヤモンドカツテイングソー
が知られており、これが高速回転して石材に切込
む際の騒音防止として第6図ないし第9図のよう
な鋼板aを複数重ねて鋼板aの間に銅板c等を挟
んで接着材bあるいは点溶接により部分的に接合
して台金部2を形成するサンドイツチ方式が知ら
れていた。
第5図に例示するような研削部4にダイヤモンド
の砥粒層を有するダイヤモンドカツテイングソー
が知られており、これが高速回転して石材に切込
む際の騒音防止として第6図ないし第9図のよう
な鋼板aを複数重ねて鋼板aの間に銅板c等を挟
んで接着材bあるいは点溶接により部分的に接合
して台金部2を形成するサンドイツチ方式が知ら
れていた。
(発明が解決しようとする問題点)
従来、ダイヤモンドカツテイングソーで石材等
の加工をする際、石材等と該ソーの刃の接触によ
り音が生じこれが振動として同刃に伝わり該ソー
全体が共振することにより騒音を発生させる。こ
の対策としての従来のサンドイツチ方式でも騒音
の発生は減少するが、切断加工の際積層の接合面
の強度低下等により該ソーが変形して石材の切り
曲り不良を生じ易く、また変形した場合の刃の修
正が困難であり製作費用も高価となるものであつ
た。
の加工をする際、石材等と該ソーの刃の接触によ
り音が生じこれが振動として同刃に伝わり該ソー
全体が共振することにより騒音を発生させる。こ
の対策としての従来のサンドイツチ方式でも騒音
の発生は減少するが、切断加工の際積層の接合面
の強度低下等により該ソーが変形して石材の切り
曲り不良を生じ易く、また変形した場合の刃の修
正が困難であり製作費用も高価となるものであつ
た。
本発明は、上記問題点を解消するためになされ
たもので、石材等の切断加工の際の騒音の発生を
減少させ、刃の変形を防止し製作コストの安いダ
イヤモンドカツテイングソーを提供することを目
的としている。
たもので、石材等の切断加工の際の騒音の発生を
減少させ、刃の変形を防止し製作コストの安いダ
イヤモンドカツテイングソーを提供することを目
的としている。
(問題点を解決するための手段)
本発明は、上記目的を達成するため、円盤状の
台金部の円周上にダイヤモンドの砥粒層の研削部
を有するダイヤモンドカツテイングソーにおい
て、略四半径の円弧状の吸振部を該円盤状の台金
部の中心に対して同心円上に同吸振部の円弧の中
心を置き、かつ該同心円の外側または内側に対に
所定の巾を有して溝が形成されるものであつて、
さらに該台金の振動の節直径が同吸振部の間で生
ずるように一定の間隔で複数配置し、同溝には吸
振性の樹脂を充填した構成としたものである。
台金部の円周上にダイヤモンドの砥粒層の研削部
を有するダイヤモンドカツテイングソーにおい
て、略四半径の円弧状の吸振部を該円盤状の台金
部の中心に対して同心円上に同吸振部の円弧の中
心を置き、かつ該同心円の外側または内側に対に
所定の巾を有して溝が形成されるものであつて、
さらに該台金の振動の節直径が同吸振部の間で生
ずるように一定の間隔で複数配置し、同溝には吸
振性の樹脂を充填した構成としたものである。
(第1実施例)
次に、本発明の第1実施例を図面にしたがつて
説明すると、図中1はダイヤモンドカツテイング
ソーであつて、台金部2の研削部3と吸振部4と
から構成されている。
説明すると、図中1はダイヤモンドカツテイング
ソーであつて、台金部2の研削部3と吸振部4と
から構成されている。
2は台金部であつて、例えば、炭素工具鋼によ
り円盤状に形成され円盤の中心には軸穴5が設け
られ同円盤の円周端部には中心に対して放射状の
溝6が複数形成され外周には前記溝6により区分
される後述の研削部3がろう付け等により突設さ
れている。また、台金部2には略四半径の円弧状
の細い溝7が同心円R上の点C1を円弧の中心と
して該同心円Rの外側に膨出状に対にして配設さ
れ、隣接する同心円上の点C2を中心に描かれた
円弧状の溝7との間には、振動の節直径D1,D
2,D3を生ずるように一定の間隔Tが設けられ
ている。また、各溝7の内部には例えばエポキシ
系の吸振性の樹脂8が充填され吸振部4を形成し
ている。
り円盤状に形成され円盤の中心には軸穴5が設け
られ同円盤の円周端部には中心に対して放射状の
溝6が複数形成され外周には前記溝6により区分
される後述の研削部3がろう付け等により突設さ
れている。また、台金部2には略四半径の円弧状
の細い溝7が同心円R上の点C1を円弧の中心と
して該同心円Rの外側に膨出状に対にして配設さ
れ、隣接する同心円上の点C2を中心に描かれた
円弧状の溝7との間には、振動の節直径D1,D
2,D3を生ずるように一定の間隔Tが設けられ
ている。また、各溝7の内部には例えばエポキシ
系の吸振性の樹脂8が充填され吸振部4を形成し
ている。
3は研削部であつて、切れ刃となるダイヤモン
ド砥粒を鉄、コバルト、ブロンズなどのメタルボ
ンドで結合してなる砥粒層が形成されている。
ド砥粒を鉄、コバルト、ブロンズなどのメタルボ
ンドで結合してなる砥粒層が形成されている。
次に、上記のように構成された本実施例の作用
および効果について説明する。
および効果について説明する。
さて、本実施例は、円盤状の台金部2の円周上
にダイヤモンドの砥粒層の研削部3を有するダイ
ヤモンドカツテイングソー1において、略四半径
の円弧状の吸振部4の該円盤状の台金部2の中心
に対して同心円R上に同吸振部4の円弧の中心C
1ないしC6を置き、かつ該同心円Rの外側に対
に所定の巾を有して溝7が形成されるものであつ
て、さらに該台金部2の振動の節直径D1,D
2,D3が同吸振部4の間で生ずるように一定の
間隔で複数配設し、同溝7には吸振性の樹脂8を
充填したことにより構成されている。この吸振性
の樹脂は粘性成分の多い粘弾性体であると同時に
鋼に対する充分な接着性を有するものである。
にダイヤモンドの砥粒層の研削部3を有するダイ
ヤモンドカツテイングソー1において、略四半径
の円弧状の吸振部4の該円盤状の台金部2の中心
に対して同心円R上に同吸振部4の円弧の中心C
1ないしC6を置き、かつ該同心円Rの外側に対
に所定の巾を有して溝7が形成されるものであつ
て、さらに該台金部2の振動の節直径D1,D
2,D3が同吸振部4の間で生ずるように一定の
間隔で複数配設し、同溝7には吸振性の樹脂8を
充填したことにより構成されている。この吸振性
の樹脂は粘性成分の多い粘弾性体であると同時に
鋼に対する充分な接着性を有するものである。
したがつて、石材等を切断する場合と、台金部
2は薄い鋼板であるから砥粒層と石材との接触に
よる強制振動を受けて容易に共振振動を起こして
大きい騒音を発する。台金部2の共振振動は直径
方向の振動を節(節直径)とするたわみ振動と回
転軸の周りの円を節(節円)とする軸方向振動と
からなる。振動振巾の大きさは節の位置では最小
またはゼロであり、節から離れる程即ち節と節の
中間位置および外周位置で振巾は最大となる。
2は薄い鋼板であるから砥粒層と石材との接触に
よる強制振動を受けて容易に共振振動を起こして
大きい騒音を発する。台金部2の共振振動は直径
方向の振動を節(節直径)とするたわみ振動と回
転軸の周りの円を節(節円)とする軸方向振動と
からなる。振動振巾の大きさは節の位置では最小
またはゼロであり、節から離れる程即ち節と節の
中間位置および外周位置で振巾は最大となる。
本実施例の場合、節直径D1,2,3は吸振部
4の中間に誘致されるので、最大振巾は吸振部4
と重なるようになり振動エネルギーは吸振性樹脂
8の粘性により吸収減衰され、ならびに粘弾性体
の機械的抑制によつて振動数を低下されるので騒
音が低下する。
4の中間に誘致されるので、最大振巾は吸振部4
と重なるようになり振動エネルギーは吸振性樹脂
8の粘性により吸収減衰され、ならびに粘弾性体
の機械的抑制によつて振動数を低下されるので騒
音が低下する。
また節円による振動も外周に向うほど振巾は大
きいが、外周近くに同心円上に配設された吸振部
4によつて、同様に吸収減衰と機械的抑制の作用
を受けて騒音が低下する。
きいが、外周近くに同心円上に配設された吸振部
4によつて、同様に吸収減衰と機械的抑制の作用
を受けて騒音が低下する。
また、サンドイツチ方式よりも台金部2の強度
低下がすくないので切断時に台金部2の変形によ
る石材等の切れ曲り不良がすくない。
低下がすくないので切断時に台金部2の変形によ
る石材等の切れ曲り不良がすくない。
また、本実施例における吸振部4は、切抜き加
工と樹脂8の充填によるので従来のサンドイツチ
方式に比べ簡単にかつコストも安く製作できまた
切断の際の変形を生じにくく変形した際にも容易
に修正することができるものである。
工と樹脂8の充填によるので従来のサンドイツチ
方式に比べ簡単にかつコストも安く製作できまた
切断の際の変形を生じにくく変形した際にも容易
に修正することができるものである。
(第2実施例)
次に、本発明の第2実施例を第3図にしたがつ
て説明する。
て説明する。
この第2実施例における発明は、カツテイング
ソー1の台金部の中心に対し同心円R上に弧の中
心C1,C2等を置きかつ所定の巾を有する略四
半径の溝7を該同心円Rを挟んで内側外側に交互
に配設形成し同溝7内には第1実施例と同様の吸
振性の樹脂8が充填されており、他は第1実施例
と同様に構成されている。
ソー1の台金部の中心に対し同心円R上に弧の中
心C1,C2等を置きかつ所定の巾を有する略四
半径の溝7を該同心円Rを挟んで内側外側に交互
に配設形成し同溝7内には第1実施例と同様の吸
振性の樹脂8が充填されており、他は第1実施例
と同様に構成されている。
したがつて、第1実施例と同様に節直径および
節円を生じる振動を吸振部4により吸収減衰およ
び機械的に抑制して騒音を減少させる効果を有す
る。
節円を生じる振動を吸振部4により吸収減衰およ
び機械的に抑制して騒音を減少させる効果を有す
る。
(発明の効果)
さて、本発明によれば、研削部から受ける強制
振動によるソーの共振振動を台金部にある吸振部
により吸収減衰および機械的抑制して騒音の発生
を防ぎ、また、節直径を任意に変更することがで
きる。また、同吸振部は切抜加工と樹脂の充填に
よつて形成されるので簡単にかつコストが安く製
作できる効果を有するものである。
振動によるソーの共振振動を台金部にある吸振部
により吸収減衰および機械的抑制して騒音の発生
を防ぎ、また、節直径を任意に変更することがで
きる。また、同吸振部は切抜加工と樹脂の充填に
よつて形成されるので簡単にかつコストが安く製
作できる効果を有するものである。
第1図ないし第2図は本発明の第1実施例を示
し第1図はカツテイングソーの正面図、第2図は
同断面図、第3図は本発明の第2実施例の正面
図、第4図ないし第9図は従来例を示す。 2……台金部、3……研削部、4……吸振部、
7……溝、8……樹脂。
し第1図はカツテイングソーの正面図、第2図は
同断面図、第3図は本発明の第2実施例の正面
図、第4図ないし第9図は従来例を示す。 2……台金部、3……研削部、4……吸振部、
7……溝、8……樹脂。
Claims (1)
- 1 円盤状の台金部の円周上にダイヤモンドの砥
粒層の研削部を有するダイヤモンドカツテイング
ソーにおいて、略四半径の円弧状の吸振部を該円
盤状の台金部の中心に対して同心円上に同吸振部
の円弧の中心を置き、かつ該同心円の外側または
内側に対向状に所定の巾を有して溝が形成される
ものであつて、さらに該台金部の振動の節直径が
同吸振部の間で生ずるように一定の間隔で複数配
設し、同溝には吸振性の樹脂を充填したことを特
徴とするダイヤモンドカツテイングソー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29145787A JPH01135479A (ja) | 1987-11-18 | 1987-11-18 | ダイヤモンドカッティングソー |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29145787A JPH01135479A (ja) | 1987-11-18 | 1987-11-18 | ダイヤモンドカッティングソー |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01135479A JPH01135479A (ja) | 1989-05-29 |
JPH0413100B2 true JPH0413100B2 (ja) | 1992-03-06 |
Family
ID=17769116
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP29145787A Granted JPH01135479A (ja) | 1987-11-18 | 1987-11-18 | ダイヤモンドカッティングソー |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH01135479A (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2627095B2 (ja) * | 1990-01-20 | 1997-07-02 | 大阪ダイヤモンド工業株式会社 | ソーブレード用回転基板及びソーブレード |
JPH0741538B2 (ja) * | 1990-12-25 | 1995-05-10 | 大阪ダイヤモンド工業株式会社 | 消音ドラム |
DE19822742A1 (de) * | 1998-05-20 | 1999-11-25 | Arntz Joh Wilh Fa | Kreisscheibenförmiges Werkzeug |
KR100353154B1 (ko) * | 2000-03-23 | 2002-09-18 | 이화다이아몬드공업 주식회사 | 철근 구조물 절단용 소우 블레이드 |
-
1987
- 1987-11-18 JP JP29145787A patent/JPH01135479A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH01135479A (ja) | 1989-05-29 |
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