JPH0413052Y2 - - Google Patents

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JPH0413052Y2
JPH0413052Y2 JP1986091446U JP9144686U JPH0413052Y2 JP H0413052 Y2 JPH0413052 Y2 JP H0413052Y2 JP 1986091446 U JP1986091446 U JP 1986091446U JP 9144686 U JP9144686 U JP 9144686U JP H0413052 Y2 JPH0413052 Y2 JP H0413052Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は金属帯用のサイドトリマー装置に関す
るものである。
〔従来の技術〕
従来のサイドトリマー装置は、「圧延設備の理
論と実際」((株)技報堂、昭和37年8月5日発
行)の300〜301頁に紹介されているように、金属
帯パスライン両側の所定位置にそれぞれ上・下丸
刃を設け、この丸刃により金属帯の両側を走間切
除して所定寸法に仕上げる。ここで発生した屑フ
ープは、下丸刃の出側に設けられた断面〕型の固
定ガイドに案内され、同ガイドの下方からその前
方に亘つて設られた傾斜シユートを経て、傾斜シ
ユート出側のボーラーで巻取られるようになつて
いる。
〔考案が解決しようとする問題点〕
ところで、金属帯の先端がこの上・下丸刃を通
過すると、丸刃によつて切除された屑フープ先端
部の形状が略直線状又は上方に湾曲していると、
固定ガイドに正常に進入してここを通過するが、
金属帯の厚みに対する上・下丸刃間クリアランス
の調節が不適正なために屑フープが下方に湾曲し
たり、または薄板のために下方に大きく垂れ下つ
たり、あるいは鋼帯の元幅変化による切除代変動
のために、屑フープの先端部が固定ガイド内で屑
フープが詰つたり、また先端部がガイド内に進入
せず、下丸刃と固定ガイド間に進入して詰りを起
こしたり、あるいは下丸刃と固定ガイド間に進入
した先端部が下丸刃の回転軸等に巻き付いたりし
て、切断作業の中断を余儀なくされることが頻々
発生していた。
一たびこの詰り、あるいは巻き付きが発生する
と、その解除には多大な労力と時間を必要とし、
その生産性を大巾に低下させるので、従来からそ
の解決策が強く要望されていた。
本考案は上記問題点を解決するためになされた
もので、屑フープの跳上盤を設けることにより、
屑フープの案内を容易としたサイドトリマー装置
を提供する。
〔問題点を考案するための手段〕
上記問題点を解決するための本考案の技術的手
段は、パスラインを走行する金属帯の幅方向両側
部を、夫々上下1対の丸刃により走間切除して所
定の幅寸法に仕上げるとともに、切除した屑フー
プを下丸刃の送出側に設けた固定ガイドを介し
て、パスライン下方の巻取装置に巻取るようにし
たサイドトリマー装置において、周方向に複数の
突起を配設した跳上盤を、下丸刃の屑フープ垂れ
下り側の側面に設け、この各突起の先端の最上位
置を示すレベルを、下丸刃の刃先レベルから上下
丸刃の噛合量(オーバーラツプ代)と、被切断対
象ストリツプの厚みとを差し引いたレベルより低
いレベルに位置せしめたことを特徴とする。
〔作用〕
以上の如く構成され、跳上盤は下丸刃に附随し
て回転し、上下丸刃によつて走間切除された屑フ
ープは、回転する跳上盤に接触するとともに、跳
上盤の周方向に配設された突起に順次衝突して上
下動を繰返しながら固定ガイド側に送り出され
る。このようにして屑フープの先端部は、その形
状などに影響されることなく円滑に固定ガイド内
を進入通過し、巻取り用ボーラーに誘導され巻取
られるようにしたものである。さらにいえば、跳
上盤に配設された各突起について、その先端の最
上位置に示すレベルを前記特定のレベルに位置さ
せているので、跳上盤は、上下丸刃の回転で金属
帯巾方向両側部を切つた際に発生し、前方に垂れ
下がろうとする屑フープを、その複数の突起で、
巾方向に切断することなく、上方に跳上げながら
金属帯通板方向に、つまり丸刃の送出側の固定ガ
イド内に確実且つ円滑に送通して屑フープの巻取
りを可能にする。
〔実施例〕
本考案の一実施例を図面に基づいて詳述する。
第1図はサイドトリマー装置の一部断面とした
正面図、第2図は略側面図、第3図は屑フープ跳
上盤の側面図である。
サイドトリマー装置1は、例えば熱間圧延スト
リツプの酸洗工程出側に設けたルーピング装置と
コイラーとの間に設けられており、ストリツプ2
0のパスラインの両側所定位置に、ストリツプ2
0の幅方向に移動可能とするとともに、水平回転
可能としたハウジング2,3が設けられている。
このハウジング2,3のパスラインを挟んで相対
する側面に、片支持され上下に重なり合う回転軸
4a,4b,5a,5bが設けられ、さらにその
先端にはそれぞれ上丸刃6a,7a,下丸刃6
b,7bが嵌着されている。そして丸刃6aと6
b、7aと7bとでそれぞれサイドトリム用の一
対の切断刃を形成している。この上下各丸刃は、
上丸刃6a,7aが外側寄りに、また下丸刃6
b,7bが内側寄になるように配置され、さらに
回転軸4b,5bの下丸刃6b,7bの外側面に
はそれぞれ屑フープの跳上盤8が嵌着されてい
る。
この跳上盤8は第3図に示すごとく、円筒状を
なす本体9の周面に、回転軸と並行かつ等間隔に
複数の突起10が設けられている。この各突起1
0の先端の最上位置を示すレベルloは、下丸刃6
b,7bの刃先レベルLから上下丸刃の噛合量K
(オーバーラツプ代)と、被切断対象ストリツプ
20の厚みt1とを差引いたレベルより低いレベル
に位置せしめるようにする。
跳上盤8は、下丸刃6b,7bの回転とともに
回転して、下丸刃6b,7b側に垂れ下る屑フー
プ21を突起10に順次衝突させ、上下に揺動さ
せながら後述する固定ガイド12,13に送り出
すものであり、突起10の間隔、設置数などは上
記の機能が維持できるように、切断周速、下丸刃
6b,7bと固定ガイド12,13との距離など
に基づく垂れ下り速度を勘案して、実験的または
経験的に求め、設定することが好ましい。
11a,11bはストリツプ20の押えロール
機構であり、上下丸刃6a,7aおよび6b,7
b間のパスライン上に設けられ、上下動可能とさ
れ、ストリツプ20の中央上下面を押えて案内す
るようになつている。
17は各丸刃出側の前方下部に設けられている
開口部16の、さらに前端に配設したテーブルロ
ールである。
跳上盤8,9の送出側には、その下面に沿つ
て、断面が〕状の固定ガイド12,13が取付け
られ、さらに固定ガイド12,13の下部には、
屑フープをボーラー14に誘導するための傾斜シ
ユート15が設けられる。このボーラー14は、
回転駆動可能とした巻取ドラム14aと、昇降用
シリンダー機構14cにより昇降するプレスロー
ラ14bとからなり、巻取ドラム14aに巻取ら
れた屑フープを介してプレスローラ14bが従動
回転し、屑フープを巻き固めるようになつてい
る。
次に本実施例の作用を説明する。
先ずハウジング2,3をパスラインの幅方向に
移動させて、2対の上下丸刃6a,6b,7a,
7bを所定幅に調整し、ついでストリツプ走行移
動駆動装置(図示なし)によりストリツプ20を
所定速度に設定するとともに、ストリツプ20の
先端を上下丸刃に送り、これを噛込ませてストリ
ツプ20の走行移動により上下丸刃を回転させ
て、両側エツジ部の走間切断を開始する。
このようにして所定の幅に切断されたストリツ
プ20はコイラーに巻取られる。この切除されて
下丸刃6b,7bの出側に垂れた屑フープ21の
その先端部は、跳上盤8の突起10により跳上げ
られながら下降する。引続き屑フープ21は突起
10によつて跳上げられながら上下方向に揺動し
て固定ガイド12,13を通過し、傾斜シユート
15に誘導されて、その先端部はボーラー8に巻
取られる。
ここで、屑フープ21の先端部および屑フープ
20は、跳上盤8の突起10によつて絶えず跳上
げられるので、固定ガイド12,13への進入通
過が容易となり、固定ガイド12,13における
内詰りを起こしたり、また下丸刃6b,7bと固
定ガイド12,13の間に詰り、さらには跳上盤
8や下丸刃6b,7bの回転軸4b,5bに巻付
くことはなく、屑フープ21は円滑に傾斜シユー
ト15に誘導されて巻取られるように作用する。
〔考案の効果〕
以上説明した如く本考案は、切除された屑フー
プが下丸刃と同時に回転する跳上盤の突起によつ
て、絶えず跳上げられながら固定ガイドを進入通
過して巻取られるようになつているので、屑フー
プにより内詰りや回転軸に巻付くという問題点が
解消され、内詰りや巻付きを解除するための労力
を省くことができるとともに、サイドトリマー装
置の稼働率を向上させ、生産性を向上させること
ができるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第3図は本考案の一実施例であり、第
1図は一部断面とした正面図、第2図は略側面
図、第3図は屑フープ跳上盤の側面図である。 1……サイドトリマー装置、2,3……ハウジ
ング、4a,4b,5a,5b……回転軸、6
a,7a……上丸刃、6b,7b……下丸刃、8
……跳上盤、9……跳上盤の本体、10……突
起、11a,11b……押えロール機構、12,
13……固定ガイド、14……ボーラー、15…
…傾斜シユート、16……開口部、17……テー
ブルロール、20……ストリツプ、21……屑フ
ープ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. パスラインを走行する金属帯の巾方向両側部
    を、夫々上下1対の丸刃により走間切除して所定
    の巾寸法に仕上げるとともに、切除した屑フープ
    を下丸刃の送出側に設けた固定ガイドを介して、
    パスライン下方の巻取装置に巻取るようにしたサ
    イドトリマー装置において、周方向に複数の突起
    10を配設した跳上盤8を、下丸刃の屑フープ垂
    れ下り側の側面に設け、この各突起10の先端の
    最上位置を示すレベルloを、下丸刃の刃先レベル
    Lから上下丸刃の噛合量K(オーバーラツプ代)
    と、被切断対象ストリツプ20の厚みt1とを差し
    引いたレベルより低いレベルに位置せしめたこと
    を特徴とするサイドトリマー装置。
JP1986091446U 1986-06-16 1986-06-16 Expired JPH0413052Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986091446U JPH0413052Y2 (ja) 1986-06-16 1986-06-16

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JP1986091446U JPH0413052Y2 (ja) 1986-06-16 1986-06-16

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Publication Number Publication Date
JPS62201617U JPS62201617U (ja) 1987-12-22
JPH0413052Y2 true JPH0413052Y2 (ja) 1992-03-27

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JP1986091446U Expired JPH0413052Y2 (ja) 1986-06-16 1986-06-16

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JP6913931B2 (ja) * 2017-03-31 2021-08-04 極東産機株式会社 壁紙糊付機

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JPS404239Y1 (ja) * 1964-06-05 1965-02-05

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