JPH04130189U - チツプ部品搭載ハンド - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【構成】 チップ部品を把持するゴム１と、２対の圧電
素子２と、圧電素子２の変位を拡大する機構３と、機構
３を固定するための板４で構成されている。 【効果】 ハンドの開閉が、高速に行える。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

本考案は、チップ部品搭載ハンドに関する。

【０００２】

【従来の技術】

従来のチップ部品搭載ハンドは、例えば部品を把持する機構と、エア駆動によ るシリンダと、シリンダを固定する板とから構成され、シリンダのＯＮ／ＯＦＦ により、部品を把持する機構を開閉させて、部品を把持していた。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

この従来のチップ部品搭載ハンドでは、部品を把持する機構、エア駆動による シリンダ、シリンダを固定する板で構成されシリンダのＯＮ／ＯＦＦにより部品 を把持する機構を駆動しているため、開閉動作が高速に行えないという欠点があ った。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

本考案のチップ部品搭載ハンドは、チップ部品を把持する機構と、２対の圧電 素子と、前記２対の圧電素子の変位を拡大する機構と、前記２対の変位を拡大す る機構を固定する板とを備えて構成される。

【０００５】

【実施例】

次に、本考案について図面を参照して説明する。図１は本考案の一実施例のチ ップ部品搭載ハンドの断面図である。

【０００６】 チップ部品を把持するゴム１と、２対の圧電素子２と、圧電素子２の変位を拡 大する機構３と、機構３を固定するための板４とを含んで構成されている。

【０００７】 搭載されるチップ部品１１の上空で、２対の圧電素子２に電圧を印加すると、 圧電素子２の変位は矢印Ａに示す方向に変位拡大機構３により拡大され、ハンド の先端部が開く。この状態で、固定板４を部品１１とゴム１が同じ高さになるよ うに下降させ、２対の圧電素子にかける電圧をなくす。すると、変位拡大機構３ は矢印Ａと逆の方向に動き部品１１をチェックし部品１１を搬送できる状態とな る。また、部品１１の搭載位置では、２対の圧電素子２に電圧を印加することに より、チェックしていた部品１１を離す。

【０００８】

【考案の効果】

以上説明したように本考案による部品搭載ハンドは、ハンドの駆動部に圧電素 子を使用しているため、ハンドの開閉が、高速に行えるという利点がある。

【図面の簡単な説明】

【図１】図１は本考案の一実施例の断面図である。

【符号の説明】

１ ゴム ２ 圧電素子 ３ 変位拡大機構 ４ 固定板 １１ 搭載用チップ部品

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 チップ部品を把握する機構と、２対の圧
   電素子と、２対の圧電素子の変位を拡大する機構と、２
   対の変位を拡大する機構を固定する板とを備えているこ
   とを特徴とするチップ部品搭載ハンド。