JPH0413009A - 加熱調理装置 - Google Patents

加熱調理装置

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JPH0413009A
JPH0413009A JP11438990A JP11438990A JPH0413009A JP H0413009 A JPH0413009 A JP H0413009A JP 11438990 A JP11438990 A JP 11438990A JP 11438990 A JP11438990 A JP 11438990A JP H0413009 A JPH0413009 A JP H0413009A
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遠藤 佐知子
Kyoko Kudo
工藤 恭子
Yukinobu Takahashi
幸伸 高橋
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 (産業上の利用分野) 本発明は、加熱調理装置に係り、特に家庭用オーブンに
おけるケーキ類の自動焼き上げ制御に関する。
(従来の技術) 一般に、電子オーブンは、オーブン天井部に設けられた
平面板ヒータによって輻射加熱により魚、肉等の被調理
食品(以下食品という)を加熱するグリル機能と、調理
室背面にあるシロッコフアンおよびンーズヒータによっ
て調理室内に熱風を循環させることによりパン、ケーキ
等を焼くコンベンション方式によるオーブン機能とを備
えている。
従来、このようなオーブン機能やグリル機能を自動制御
する方法として、例えば、重量センサによって検出した
重量(食品+容器の重量)に応じて加熱時間を算出し、
自動的に加熱を終了させるという方法がある。また、重
量センサで基本時間を算出し、加熱物から発生する水蒸
気を温度センサを用いて検出し、これに基づいて追加熱
時間を算出し、全加熱時間を決定する方法もある。
しかしながら、特にパン、ケーキ等は、食品の中に気泡
を含ませながら綿密な制御で焼き上げなければならない
このため、特にパン、ケーキ等等の自動制御に上述の方
法を用いた場合、次に示すような問題かあった。
1)予備加熱なしの場合、十分に調理室内が冷えていな
い場合の加熱時間の対応ができず、繰返使用に際しては
焼き過ぎになってしまう。特に、現在は予備加熱無調理
のニーズが高まっているため、この問題は深刻である。
2)容器の重量が限定される。ケーキなどの形にはステ
ンレス製、耐熱ガラス製、アルミ製、紙製等があり、重
量もまちまちであり、重量センサを使う場合、容器の材
質は限定し、ないとこの制御は使用できなかった。
3)重量センサを使う場合、天板と重量センサとをつな
ぐ必要があるため、天板の大きさが限定され、調理室内
スペースを有効に使うことができないという問題もある
。また、通常用いられている角天板と比較して一度にや
ける量も少なくなる上、専用に天板を用いると付属品が
増え、コスト増となり使い勝手も悪いと言う問題があっ
た。
4)重量センサのみの制御では基本時間が決まってしま
い、1つのキーの中てのメニューの展開ができない。す
なわち、例えばケーキには、スポンジケーキ、バウンド
ケーキ、マドレーヌ、ロールケーキなど色々な種類かあ
るが、それぞれに必要な加熱時間は異なるため、自動制
御可能な種類は限定されている。
(発明が解決しようとする課題) このように、従来の重量センサを用いた電工オーブンの
自動調理方式では、繰返使用の際、適切な加熱時間の対
応ができない、天板の大きさが限定され調理室内スペー
スを有効に使うことができない、容器の重量などに左右
される、使用できるメニューの展開が限られている等の
問題があった。
本発明は前記実情に鑑みてなされたもので、1つの自動
調理キーで多くのメニューが調理可能であり、予備加熱
なしゃ、繰返加熱等にも左右されることなく安定した調
理性能を有する加熱調理装置を提供することを目的とす
る。
〔発明の構成〕
(課題を解決するための手段) そこで本発明の第1では、調理室内で加熱された食品か
ら発生する水蒸気を検出する気体センサと、加熱室内の
温度を検出する温度センサとを設置し、加熱室内の温度
を設定温度に維持するように加熱手段を制御すると共に
、被調理物から発生する蒸気量とを検出し、この蒸気量
から被加熱物の種類を判断し、この判断結果に基づき自
動調理を行なうようにしている。
また本発明の第2では、調理室内で加熱された食品から
発生する水蒸気を検出する気体センサと、この気体セン
サ付近の温度を検出する温度センサとを設置し、調理開
始時の調理室内温度と、所定温度に到達するまでの時間
と、被調理物から発生する蒸気量とを検出し、調理開始
時の調理室内温度と所定温度に到達するまでの時間とに
基づいて蒸気量を補正し、この補正値から追加加熱時間
を算出し自動調理を行なうようにしている。
(作用) ところで、蒸気量は食品の表面積に大きな影響を受け、
加熱時間も表面積におうところが大きい。例えば、ロー
ルケーキは天板に材料を流し込んで大きく薄く焼いた後
、ロール状に巻かれるのに対し、スポンジケーキやバウ
ンドケーキは焼き型に材料を流し込んで厚く焼かれる。
従ってロルケーキのように表面積が大きく薄いものは高
温かつ短時間で焼き上げ、バウンドケーキのように表面
積が小さく厚いものは低温で長時間じっくりと焼く必要
がある。
本発明は、この点に着目してなされたもので、蒸気量に
より食品の表面積を検出しこれに基づいて加熱条件を決
定するようにしたものである。
本発明の第1の構成によれば、加熱室内の温度を設定温
度に維持するように加熱手段を制御すると共に、被調理
物から発生する蒸気量を検出し、この蒸気量から被加熱
物の種類を判断し、この判断結果に基づき追加加熱時間
および温度を決定し自動調理を行なうようにしているた
め、単一キーでより高精度の制御をおこなうことができ
、食品に応じたよりよい制御を行なうことができる。
また、重量センサが不要であるため、設計自由度が増え
、また、調理使用面積を大きくとることができる。
また本発明の第2の構成によれば、調理開始時の気体セ
ンサ付近の温度に基づいて、気体センサの検出値を補正
することによって繰り返し加熱や、調理室内が十分に冷
えていない場合にも最適な調理を実現することができる
このため、本発明によれば、食品に応じたよりよい制御
を行なうことができる。
なお、この気体センサによる蒸気量検出を行なう所定温
度は、最低の調理温度とするのが望ましく、この最低の
調理温度に到達した時点で、以後の加熱温度と加熱時間
を決定することにより、極めて作業性よくかつ最適条件
での焼き上げを行なうことが可能となる。
(実施例) 以下、本発明の実施例について、図面を参照しつつ詳細
に説明する。
実施例1 第1図および第2図は、本発明の第コの実施例の電子オ
ーブンを示す図である(第2図は斜視図である)。この
電子オーブンは、天井部に調理用ヒータ(図示せず)が
取り付けられた調理室としての本体キャビネット1と、
これに取り付けられた縦°開きの扉2とから構成され、
この扉の横には操作パネル3が配設されるとともに、こ
の上にはオートキー4が配設され、ユーザは所望のメニ
ューを自動調理することができるようになっている。
そして、さらにオートキー4から入力された自動調理指
令を解読する制御部5と、ヒータ7に給電を行なうドラ
イバ6とを具備してなるもので、本体キャビネット1内
の排気ダクト8に加熱された食品から発生する水蒸気を
検出する気体センサ9と、この気体センサ9付近の温度
を検出する温度センサ10とを設置し、検出回路11を
介して調理開始時の調理室内温度と、所定温度に到達す
るまでの時間と、被調理物から発生する蒸気量とを検出
し、制御部5で、調理開始時の調理室内温度と所定温度
に到達するまでの時間とに基づいて蒸気量を補正し、こ
の補正値から追加加熱時間を算出するように構成したこ
とを特徴とするものである。
また、この制御部5は、温度センサ10からの検出情報
により、加熱室12内の温度を一定に保ち、追加加熱時
間終了後、食品13の加熱調理を自動的に終了するよう
にしている。
まず、調理室の初期温度が異なる場合にスポンジケーキ
を焼く場合の気体センサ出力変化率を測定した。その結
果を第3図に示す。ここでは、横軸は加熱時間、縦軸は
センサ出力変化率である。
この出力変化率は調理室内が160℃になったときの出
力の測定値に基づいている。この結果から、調理室の初
期温度が高い場合、気体センサ出力変化率は大きくなっ
ていることが分かる。このことからも、気体センサに温
度依存性があることが分かる。
また、余熱なしの場合(センサ付近温度的30℃の場合
)を100とした場合の初期温度によるセンサ出力変化
率を測定した。その結果を第4図に示す。
さらにバウンドケーキ、スポンジケーキ、マドレーヌ、
ロールケーキなどの各種ケーキについてセンサ出力変化
率と、追加加熱時間すなわち調理室内が160℃になっ
た後の加熱時間を測定した結果を第5図に示す。この図
に基づいて、バウンドケーキ、スポンジケーキ、マドレ
ーヌ、ロールケーキなとの各種ケーキについて全加熱時
間Tとセンサ出力変化率との関係を第6図に示すように
決定した。
この加熱シーケンスに従って加熱時間の制御を行なう。
次にこの電子オーブンを用いてスポンジケーキを焼く場
合について、第7図のフローチャートを参照して説明す
る。
まず、スポンジケーキ材料を混ぜ合わせ、焼き型に流し
込んだ後1、これを、オーブン内にいれ、本体キャビネ
ット1の前方の操作パネル3上のオートキーを押し、調
理開始ボタンを押す。
調理開始ボタンが押されると同時にヒータに連続通電さ
れるが、この通電開始に先立ち温度センサの温度TOお
よびこのときの気体センサ出力ROを測定する(測定ス
テップ101)。
このようにして、加熱を開始する(加熱ステップ102
)。
この後、開始後、温度センサの出力が160℃に到達し
た時点での気体センサ出力Rsを測定しく測定ステップ
10B)、温度センサの出力が160℃に到達した時点
と加熱開始時点との気体センサ出力変化率Rs/ROを
算出する。
そして、この気体センサ出力Rsを加熱開始負う度TO
で補正しγ−RsαTOを算出する(補正ステップ10
4)。
そして、この補正値γに応じてケーキの種類を識別する
(識別ステップ105)。
このように、気体センサ出力の変化率Rs/ROに応じ
て加熱追加時間T2−βγを決定する(追加加熱時間決
定ステップ106)。
そして、ドライバに加熱追加時間T2を指示し加熱し、
調理が終了する(追加加熱ステップ107)。
このようにして極めて容易に制御性よく、ケキの自動加
熱制御をおこなうことが可能となる。
また、調理室内の初期状態が異なっても、自動的に加熱
時間が補正されるようになっているため、繰返加熱を行
なう場合にも最適な調理をおこなうことが可能となる。
さらに、容器の種類や材質に左右されることなく自動的
に最適な調理を行なうことが可能となる。
また、メニュウが異なっても加熱時間が最適に補正され
るため多くのメニュウの展開が可能となる。
実施例2 次に、本発明の第2の実施例について説明する。
第8図および第9図は、本発明の第2の実施例の電子オ
ーブンを示す図である(第9図は斜視図である)。この
電子オーブンは、基本構成は実施例1のものと同様であ
るが、加熱室12内の温度を検出する温度センサ10を
気体センサの近傍ではなく食品13に近接して設置し、
この検出値に基づいて加熱室内の温度を設定温度に維持
するようにヒータ7出力を制御すると共に、調理室内で
加熱された食品から発生する水蒸気を検出する気体セン
サによって、被調理物から発生する蒸気量とを検出し、
この蒸気量から被加熱物の種類を判断し、この判断結果
に基づき追加加熱時間および温度を決定し自動調理を行
なうようにしている。
すなわち、実施例1と同様、天井部に調理用ヒータ(図
示せず)が取り付けられた調理室としての本体キャビネ
ット1と、これに取り付けられた縦開きの扉2とから構
成され、この扉の横には操作パネル3が配設されるとと
もに、この上にはオートキー4が配設され、ユーザは所
望のメニューを自動調理することができるようになって
いる。
そして、さらにオートキー4から入力された自動調理指
令を解読する制御部5と、ヒータ7に給電を行なうドラ
イバ6とを具備し、本体キャビネット1内の排気ダクト
8に加熱された食品から発生する水蒸気を検出する気体
センサ9と、調理室ないの食品13付近の温度を検出す
る温度センサ10とを設置し、検出回路11を介して調
理開始時の調理室内温度と、所定温度に到達するまでの
時間と、被調理物から発生する蒸気量とを検出し、制御
部5て、調理開始時の調理室内温度と所定温度に到達す
るまでの時間とに基づいて蒸気量の変化率を測定し、こ
の変化率に基づいて追加加熱時間および加熱温度を決定
するように構成したことを特徴とするものである。
また、この制御部5は、温度センサ10からの検出情報
により、加熱室12内の温度を一定に保ち、追加加熱時
間終了後、食品13の加熱調理を自動的に終了するよう
にしている。
まず、ロールケーキとスボジケーキなど各種のケーキの
最適加熱温度と最適調理時間との関係を測定した結果を
第10図に示す。スポジケーキは、型に流して表面積が
小さく厚い状態で焼くのに対し、ロールケーキは表面積
が大きく薄い状態で炊くため、はぼ同じ成分配合ではあ
りながら、スポジケーキはロールケーキに比べて、低温
で長時間焼く必要がある。さらにマドレーヌやバウンド
ケーキなどについても実験を重ねた結果、これは、成分
配合がやや異なっても表面積に依存するものであること
かわかっている。
そこで、スポンジケーキ等を焼く場合の、加熱開始から
調理室が所定温度になったときの気体センサ出力変化率
を測定した。その結果を第11図に示す。ここでは、横
軸は加熱時間、縦軸はセンサ出力変化率である。この出
力変化率は調理室内が160℃になったときの出力の測
定値に基づいている。この結果から、食品の表面積が大
きい場合、気体センサ出力変化率は小さくなっているこ
とが分かる。このことからも、気体センサに温度依存性
があることが分かる。
さらにバウンドケーキ、スポンジケーキ、マドレーヌ、
ロールケーキなどの各種ケーキについてセンサ出力変化
率と、追加加熱時間すなわち調理室内が160℃になっ
た後の加熱時間を測定した結果を第12図に示す。この
図に基づいて、パウンドケーキ、スポンジケーキ、マド
レーヌ、ロールケーキなどの各種ケーキについて全加熱
時間Tとセンサ出力変化率との関係を第13図に示すよ
うに決定した。
さらに、パウンドケーキ、スポンジケーキ等表面積の小
さいものは低温(160℃)で長時間焼く必要があるが
、マドレーヌやロールケーキ等の表面積の大きいものは
高温(180℃)で短時間で焼き上げる必要がある。
そこで、この例では気体センサの出力変化率がら、バウ
ンドケーキ、スポンジケーキ等表面積の小さいものであ
るか、マドレーヌやロールケーキ等の表面積の大きいも
のであるかを判断し、第15図に示すように、マドレー
ヌやロールケーキ等の表面積の大きいものの場合はさら
に温度を上昇せしめ、所定時間加熱を行なうように制御
がなされる。
この加熱シーケンスに従って加熱時間の制御を行なう。
次にこの電子オーブンを用いてケーキを焼く場合につい
て、第14図のフローチャートを参照して説明する。第
15図はここで選択される2つの加熱シーケンスを示す
まず、ケーキ材料を混ぜ合わせ、焼き型に流し込んだ後
5、これを、オーブン内にいれ、本体キャビネット1の
前方の操作パネル3上のオートキーを押し、調理開始ボ
タンを押す(調理開始ステップ201)。
調理開始ボタンが押されると同時にヒータに連続通電さ
れる(通電開始ステップ202)。
そして、この通電開始時の温度センサの温度TOおよび
このときの気体センサ出力ROを測定する(測定ステッ
プ203,204)。このときの温度および気体センサ
出力は検知回路11を介して制御回路5に送出され、こ
こで初期レベルとして記憶される。
そして、加熱開始後、温度センサの出力が160℃に到
達した時点ての気体センサ出力Rsを測定しく測定ステ
ップ205)、温度センサの出力が160℃に到達した
時点と加熱開始時点との気体センサ出力変化率Rs /
ROを算出する。
そして、この気体センサ出力変化率Rs /ROが所定
の値Raよりも大きいか否かの比較を行ない(比較ステ
ップ206) 、Ra以上であるときは表面積の小さい
ケーキすなわち、スポンジヶキやパウンドケーキである
と判断しく判断ステッブ207)、加熱温度Taて加熱
を続けるという指令をドライバーに送る(指示ステップ
208)と共に、気体センサ出力の変化率Rs/ROに
応して加熱追加時間T2を決定する(追加加熱時間決定
ステップ209)。
そして、ドライバに加熱追加時間T2を指示し加熱し、
調理が終了する(追加加熱ステップ210)。このとき
のセンサ抵抗値変化率を第16図に示す。
一方、比較ステップ201において、この気体センサ出
力変化率Rs /ROが所定の値Raよりも小さいとき
は表面積の大きいケーキすなわち、ロールケーキやマド
ヒータであると判断しく判断ステップ307)、加熱温
度Tbで加熱を続けるという指令をドライバーに送る(
指示ステップ308)と共に、気体センサ出力の変化率
Rs/ROに応して加熱追加時間T2を決定する(追加
加熱時間決定ステップ309)。
そして、ドライバに加熱追加時間T2を指示し加熱し、
加熱が持続され調理か終了する(追加加熱ステップ31
0)。このときのセンサ抵抗値変化率を第17図に示す
このようにして極めて容易に制御性よく、ケーキの自動
加熱制御をおこなうことが可能となる。
さらに、容器の種類や材質に左右されることなく自動的
に最適な調理を行なうことか可能となる。
また、メニュウが異なっても加熱時間が最適に補正され
るため多くのメニュウの展開が可能となる。
なお、前記実施例では、2種類の条件設定について説明
したが、3種類以上の条件設定に自動制御を行なう構造
においても適用可能であり、この場合も、蒸気量検出温
度を最低温度のもの以下となるように設定するようにす
ればよい。
また、前記実施例では、ケーキ類の自動調理について説
明したが、ケーキ類に限定されることなく、他のものに
も適用可能である。
また、電子オーブンレンジ等においては、レンジで用い
られる気体センサをオーブン機能においても兼用で用い
るようにしてもよい。
〔発明の効果〕
以上説明してきたように、本発明では、所定温度に到達
したときの気体センサ出力に基づいて調理温度や調理時
間を制御するようにしているため、単一キーで食品に応
したより高精度の制御をおこなうことができる上、重量
センサが不要であるため、設計自由度か増え、また、調
理使用面積を大きくとることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は本発明の第1の実施例の電子オー
ブンを示す図、第3図は調理室の初期温度が異なる場合
にスポンジケーキを焼く場合の気体センサ出力変化率を
測定した結果を示す図、第4図は余熱なしの場合の初期
温度にょるセンサ出力変化率を測定した結果を示す図、
第5図は各種ケーキについてセンサ出力変化率と、追加
加熱時間すなわち調理室内が160’Cになった後の加
熱時間を測定した結果を示す図、第6図は全加熱時間T
とセンサ出力変化率との関係を示す図、第7図はフロー
チャートを示す図、第8図および第9図は本発明の第2
の実施例の電子オーブンを示す図、第10図はロールケ
ーキとスポジケーキなと各種のケーキの最適加熱温度と
最適調理時間との関係を測定した結果を示す図、第11
図はスポンジケーキ等を焼く場合加熱開始から調理室が
所定温度になったときの気体センサ出力変化率を測定し
た結果を示す図、第12図は各種ケーキについてセンサ
出力変化率と、追加加熱時間すなわち調理室内が160
℃になった後の加熱時間を測定した結果を示す図、第1
3図は全加熱時間との関係を示す図、第14図は第2の
実施例のブローチャト示す図、第15図はここで選択さ
れる2つの加熱ンーケンスを示す図、第16図および第
17図は各場合のセンサ抵抗変化率を示す図である。 1・・・本体ギヤビネット、2・・・扉、3・・11 
作パネル、4・−オートキー 5・・制御部、6・・ド
ライバ 7・・・ヒータ、8・・排気ダクト、9・気体
センサ、10・・・温度センサ、1]−検出回路、12
・・加熱室、13・・・食品。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)食品を加熱する加熱手段を備えた加熱室と、記加
    熱室内で加熱された食品から発生する水蒸気を検出する
    気体センサと、 加熱室内の温度を検出する温度センサと、 前記加熱手段の加熱温度および加熱時間を制御する制御
    手段とを備え、 前記食品から発生する蒸気量とを検出し、この蒸気量か
    ら食品の種類を判断し、この判断結果に基づき加熱手段
    を制御するようにしたことを特徴とする加熱調理装置。
  2. (2)食品を加熱する加熱手段を備えた加熱室と、前記
    加熱室内で加熱された食品から発生する水蒸気量を検出
    する気体センサと、 この気体センサ付近の温度を検出する温度センサと、 前記加熱手段の加熱温度および加熱時間を制御する制御
    手段とを備え、 調理開始時の調理室内温度と、所定温度に到達するまで
    の時間と、食品から発生する蒸気量とを検出し、調理開
    始時の調理室内温度と所定温度に到達するまでの時間と
    に基づいて蒸気量の変化率を補正し、この補正値から追
    加加熱時間および加熱温度を制御するようにしたことを
    特徴とする加熱調理装置。
JP11438990A 1990-04-28 1990-04-28 加熱調理装置 Expired - Lifetime JP2937408B2 (ja)

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JP11438990A JP2937408B2 (ja) 1990-04-28 1990-04-28 加熱調理装置
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