JPH04130013A - 窒素―水素化合物合成装置 - Google Patents

窒素―水素化合物合成装置

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JPH04130013A
JPH04130013A JP25056990A JP25056990A JPH04130013A JP H04130013 A JPH04130013 A JP H04130013A JP 25056990 A JP25056990 A JP 25056990A JP 25056990 A JP25056990 A JP 25056990A JP H04130013 A JPH04130013 A JP H04130013A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
nitrogen
plasma
reaction
reactor
trap
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Pending
Application number
JP25056990A
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English (en)
Inventor
Hideaki Hayano
早野 秀明
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Publication of JPH04130013A publication Critical patent/JPH04130013A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はプラズマ反応を用いる窒素−水素化合物合成装
置に関する。
〔従来の技術〕
従来のプラズマ反応を用いた窒素−水素化合物合成装置
は、第3図に示すように、N2カスボンベ1とH2ガス
ボンベ19とニードルバルブ2とカスラインフィルタ3
とマスフローコントローラ4と圧力計8及びストップバ
ルブ13等からなるガス供給部と、反応炉5Aと誘導コ
イル6と電力計9と高周波発振器IZ等からなるプラズ
マ反応部と、液体窒素トラップ15を介して反応炉5A
に接続された真空ポンプ14とから主に構成されていた
。合成された窒素−水素化合物は混在したまま液体窒素
トラップ15に液化されて捕集され、各窒素−水素化合
物は沸点を利用して気化分離されていた。すなわち、ア
ンモニア(NH3)は−33,4℃以上で、またヒドラ
ジン(N2H4)は113.5℃以上で分離されていた
〔発明が解決しようとする課題〕
上述した従来のプラズマ反応を用いた窒素−水素化合物
合成装置は、プラズマ反応ガスとして窒素ガスと水素ガ
スとを用いており、窒素−水素化合過程において、反応
に寄与しない水素カスを多量に排出するため、コスト高
になるという問題点があった。又、窒素−水素化合物を
冷却トラップを用い、合成物を混在して液化捕集してい
る為、分離工程が必要とされ、工程が長くなるという問
題点もあった。
〔課題を解決するための手段〕
本発明の窒素−水素化合物合成装置は、プラズマを発生
させるための反応炉と、発生したプラズマの下端部に水
面が接するように前記反応炉内に設けられた水槽と、前
記反応炉内に窒素カスを供給するためのガス供給部と、
前記反応炉に接続された真空ポンプとを含んで構成され
る。
−(ジー乙)1邑イタJ〕 次に本発明について図面を参照して説明する。
第1図は本発明の第1の実施例の構成図である。
第1図において蟹素−水素化合物合成装置は、誘導コイ
ル6と電力計9と高周波発振器10とを備えたプラズマ
を発生させるための反応炉5と、発生したプラズマの下
端部に水面か接するように反応炉S内に設けられた水槽
7と、N2カスホンベ1と二一トルハルフ2とカスライ
ンフィルタ3とマスフローコントローラ4等からなり反
応炉5内に窒素ガスを供給するためのカス供給部と、端
が反応炉5に接続されたトラップ12と、ストップバル
ブ13を介してトラップ12の他端に接続された真空ポ
ンプ14とから主に構成されている。
反応に際し、反応炉5内を約50 T o r rまて
液体窒素トラップ15を通して排気し、反応カスとして
用いる窒素ガスをN2カスホンへ1よりマスフローコン
トローラ4を通し、所定の流量にてプラズマ反応部へ導
入する。ガス圧力は圧力計8にて所定の圧力に設定する
。電力は周波数1356MHz356GHz出力周波発
振器10より誘導結合方式により移送する。
N2ガスボンベlより供給された窒素ガスの放電により
生成される窒素分子イオンによるプラズマ反応アフター
グロ一部下端に張られた水面へのスパッタリングにより
、窒素−水素化合物合成への水素源である水素が供給さ
れ、下記(1)〜(4)式の反応が進行し、窒素−水素
化合物であるアンモニア(NH3>が合成される。高周
波放電によって得られるプラズマは、プラズマ密度が薄
く、また運動エネルギーが小さいため、(3)式がら(
4)式への反応において、N 82同志の衝突がほとん
どなくなり、NH3で反応はとまる。
N2 +e−+N2”+2 e         =1
1)N2”+H20+e−NH+OH+N  =12)
N H+ H−N H2・・・(3) N H2+ H−4−N H3・・・(4)合成された
アンモニアは、界面反応部と排気部との間に設けられた
合成ゼオライト11を有するトラップ12に導入され、
合成ゼオライトの特異性により、室温下で選択的に吸着
されて捕集される。その際、合成ゼオライト11は、ア
ンモニアの分子径3.8人を考慮して、有効細孔径4人
のモレキュラーシーブを用いる。
第2図は本発明の第2の実施例の構成図であり、第1図
に示した第1の実施例と異なる所は、プラズマを発生さ
せるために電源16とマイクロ波発振器18と導波管1
7を備えたことであり、その他は第1の実施例と同しで
ある。
反応に際し、反応炉5内を約507 o r rまて液
体窒素トラップ15を通して排気し、反応カスとして用
いる窒素ガスをN2カスボンベ1よりマスフローコント
ローラ4を通し、所定の流量にてプラズマ反応部へ導入
する。ガス圧力は圧力計8にて所定の圧力に設定する。
電力は周波数245GHz出力200Wのマイクロ波発
振器18より供給され、高密度のプラズマを得ることが
てきる。
第1の実施例と同様にN2ガスボンベ1より供給された
窒素ガスの放電により生成される窒素分子イオンによる
プラズマ反応アフターグロ一部下端に張られた水面への
スパッタリングにより、窒素−水素化合物合成への水素
源である水素が供給され、反応式(1)〜(3)及び下
記(5)式の反応が進行し、窒素−水素化合物であるヒ
ドラジン(N21(4>か合成される。
N)(2+NH2−N2 )(4・・(5)ヒドラジン
の合成反応に関し、本第2の実施例ては、マイクロ波放
電により高密度のプラズマを得ていることから、プラズ
マの運動エネルキーが高周波放電で得たものと比較して
高くなるため、第1の実施例において合成されるアンモ
ニアまでの反応にととまらす、(5)式に示すようにヒ
ドラジンが合成される。
合成されたヒドラジンは、界面反応部と排気部との間に
設けられた合成ゼオライト11を有するトラップ12に
導入され、合成ゼオライトの特異性により、室温下で選
択的に吸着されて捕集される。その際、合成ゼオライト
11は、ヒドラジンの分子径5.0人を考慮して有効細
孔径5人のモレキュラーシーブを用いる。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明は、プラズマ反応を用いた窒
素−水素化合物合成装置の反応炉内に水を張った槽を設
けることにより、窒素−水素化合物合成への水素源を水
から供給比来るため、従来の合成装置と比較しコストを
約1/100にできる効果かある。又、界面反応部と排
気部との間に、特異性を有する合成ゼオライト・トラッ
プを設けることにより、窒素−水素化合物を室温下で選
択的に吸着し、捕集出来るため、窒素−水素化合物の分
離工程を省略でき、合成工程を短縮できるという効果も
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は本発明の第1及び第2の実施例の構
成図、第3図は従来例の構成図である。 1・・・N2ガスボンベ、2・・・ニードルバルブ、3
・・・カスラインフィルタ、4・・・マスフローコント
ローラ、5,5A・・・反応炉、6・・・誘導コイル、
7・・・水槽、8・・・圧力計、9・・・電力計、1o
・・・高周波発振器、11・・・合成ゼオライト、12
・・・トラップ、13・・・ストップバルブ、14・・
・真空ポンプ、15・・・液体窒素トラップ、16・・
・電源、17・・・導波管、18・・・マイクロ波発振
器、19・・・N2ガスボンベ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、プラズマを発生させるための反応炉と、発生したプ
    ラズマの下端部に水面が接するように前記反応炉内に設
    けられた水槽と、前記反応炉内に窒素ガスを供給するた
    めのガス供給部と、前記反応炉に接続された真空ポンプ
    とを含むことを特徴とする窒素−水素化合物合成装置。 2、反応炉と真空ポンプとの間に窒素−水素化合物を選
    択的に捕集、回収するための合成ゼオライトを有するト
    ラップを設けた請求項1記載の窒素−水素化合物合成装
    置。
JP25056990A 1990-09-20 1990-09-20 窒素―水素化合物合成装置 Pending JPH04130013A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009215103A (ja) * 2008-03-10 2009-09-24 Hiroshima Univ 水素吸蔵ステーション、水素供給ステーションおよび複合カートリッジ
JP2010132469A (ja) * 2008-12-02 2010-06-17 Toyota Gakuen 窒素化合物の製造方法及び製造装置
JPWO2015198608A1 (ja) * 2014-06-27 2017-08-03 国立大学法人九州工業大学 相界面反応を用いた反応生成物製造方法及び相界面反応装置、ならびに二次反応生成物製造方法
CN108325491A (zh) * 2018-02-11 2018-07-27 嵊州市诺米克进出口有限公司 一种新型肥料制造装置

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