JPH04129811A - トーイングトラクタの牽引装置 - Google Patents
トーイングトラクタの牽引装置Info
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- JPH04129811A JPH04129811A JP2252915A JP25291590A JPH04129811A JP H04129811 A JPH04129811 A JP H04129811A JP 2252915 A JP2252915 A JP 2252915A JP 25291590 A JP25291590 A JP 25291590A JP H04129811 A JPH04129811 A JP H04129811A
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- 230000000630 rising effect Effects 0.000 claims 1
- 238000001514 detection method Methods 0.000 abstract description 9
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 230000002265 prevention Effects 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 description 1
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、トーイングトラクタの牽引装置に係り、詳し
くは台車の突き上げ時における、ドローバ−ピンの抜け
を防止する技術に関する。
くは台車の突き上げ時における、ドローバ−ピンの抜け
を防止する技術に関する。
(従来の技術)
一般に、トーイングトラクタの牽引装置においては、第
7図に示す如く、車体後部のウェイト21の後面下部に
ドローバーブラケット22が固着され、そして該ドロー
バーブラケット22に対してドローバ−ピン24が昇降
可能に設けられており、下降状態で台車側のドローバ−
23と連結して台車を牽引するようになっている。
7図に示す如く、車体後部のウェイト21の後面下部に
ドローバーブラケット22が固着され、そして該ドロー
バーブラケット22に対してドローバ−ピン24が昇降
可能に設けられており、下降状態で台車側のドローバ−
23と連結して台車を牽引するようになっている。
また、ドローバ−ピン24の頭部は、ドローバーリンク
26を介してドローバ−レバー27の一端に連結されて
いる。ドローバ−リンク26とドローバ−レバー27と
の連結部には長孔28を設けることにより一定の遊びを
持たせてあり、これにより両部材の回動軌跡の相違によ
る干渉を回避している。なお、ドローバ−レバー27は
、ウェイト21上部に固着されたレバーブラケット29
に回動可能に枢着されており、そして該ドローバーリン
ク27に設けられた操作レバー30によりドローバ−ピ
ン24の昇降操作を行うようになっている。
26を介してドローバ−レバー27の一端に連結されて
いる。ドローバ−リンク26とドローバ−レバー27と
の連結部には長孔28を設けることにより一定の遊びを
持たせてあり、これにより両部材の回動軌跡の相違によ
る干渉を回避している。なお、ドローバ−レバー27は
、ウェイト21上部に固着されたレバーブラケット29
に回動可能に枢着されており、そして該ドローバーリン
ク27に設けられた操作レバー30によりドローバ−ピ
ン24の昇降操作を行うようになっている。
ところで、トーイングトラクタにおいては、急停車時又
はカーブに沿っての走行時に、前記台車の慣性力により
ドローバ−ピン24の突き上げが生ずる。この突き上げ
によるドローバ−ピン24の抜けを防止するため、一般
にプツトラインを設けている。これについて第5図及び
第7図を用いて説明する。
はカーブに沿っての走行時に、前記台車の慣性力により
ドローバ−ピン24の突き上げが生ずる。この突き上げ
によるドローバ−ピン24の抜けを防止するため、一般
にプツトラインを設けている。これについて第5図及び
第7図を用いて説明する。
まず、第7図に示す如く、レバーブラケット29とドロ
ーバ−レバー27との枢着点をA、ドローバ−ピン24
とドローバーリンク26との枢着点をB、ドローバーリ
ンク26とドローバ−レバー27との枢着点をCとする
。このとき、枢着点AとBを結ぶ直線をデッドラインD
と呼ぶ。
ーバ−レバー27との枢着点をA、ドローバ−ピン24
とドローバーリンク26との枢着点をB、ドローバーリ
ンク26とドローバ−レバー27との枢着点をCとする
。このとき、枢着点AとBを結ぶ直線をデッドラインD
と呼ぶ。
つぎに、第5図に示す如く、枢着点CがデッドラインD
よりも下側に位置する場合においては、ドローバ−ピン
24に突き上げ力Fか働いたとき、枢着点CはL方向(
ウェイト21側)に一定量だけ移動しようとする。しか
し、ウェイト21にドローバ−レバー27か当接してい
るため、L方向に働く力は、ウェイト21により受は止
められることになり、その結果、ドローバ−ピン24の
突き上げは止まる。
よりも下側に位置する場合においては、ドローバ−ピン
24に突き上げ力Fか働いたとき、枢着点CはL方向(
ウェイト21側)に一定量だけ移動しようとする。しか
し、ウェイト21にドローバ−レバー27か当接してい
るため、L方向に働く力は、ウェイト21により受は止
められることになり、その結果、ドローバ−ピン24の
突き上げは止まる。
従って、第7図に示す如く、長孔28がデッドラインD
より下側に位置する場合においては、ドローバ−ピン2
4は、突き上けがあったとき、枢着点Cが長孔28の上
端部に達するまでは上昇するが、しかし枢着点Cか長孔
28の上端部に達した時点で、第5図により説明した如
く、枢着点Cがウェイト21側に一定量だけ移動しよう
とするため、該ドローバ−ピン24の突き上げは止まる
ことになる。
より下側に位置する場合においては、ドローバ−ピン2
4は、突き上けがあったとき、枢着点Cが長孔28の上
端部に達するまでは上昇するが、しかし枢着点Cか長孔
28の上端部に達した時点で、第5図により説明した如
く、枢着点Cがウェイト21側に一定量だけ移動しよう
とするため、該ドローバ−ピン24の突き上げは止まる
ことになる。
このように、従来のトーイングトラクタにおいては、プ
ツトラインDを利用して突き上げによるドローバ−ピン
24の抜は防止を図っている。
ツトラインDを利用して突き上げによるドローバ−ピン
24の抜は防止を図っている。
(発明が解決しようとする課題)
ところで、トーイングトラクタの牽引装置においては、
ユーザーの要望により、ドローバーブラケット22の取
り付は高さやウェイト21後面からドローバ−ピン24
までの距離を変更する場合が多々ある。
ユーザーの要望により、ドローバーブラケット22の取
り付は高さやウェイト21後面からドローバ−ピン24
までの距離を変更する場合が多々ある。
そのとき、長孔28がデッドラインDの下側に位置する
ような範囲内であれば問題はないが、第8図に示す如く
、長孔28全体の場合は勿論のこと、長孔28の上端部
がデッドラインDの上側に位置するような変更の場合に
は、台車によるドローバ−ピン24の突き上げ時に、枢
着点CがデッドラインDより上側まで上昇することにな
る。そして、この場合には第6図に示す如く、ドローバ
−ピン24に突き上げ力Fが働いたとき、枢着点CがU
方向(ドローバ−ピン24の抜き上げ方向)に移動する
。その結果、ドローバ−レバー27が枢着点Aを中心に
して上向きに回動し、ドローバ−ピン24が抜けて台車
がトーイングトラクタから離れてしまうおそれがある。
ような範囲内であれば問題はないが、第8図に示す如く
、長孔28全体の場合は勿論のこと、長孔28の上端部
がデッドラインDの上側に位置するような変更の場合に
は、台車によるドローバ−ピン24の突き上げ時に、枢
着点CがデッドラインDより上側まで上昇することにな
る。そして、この場合には第6図に示す如く、ドローバ
−ピン24に突き上げ力Fが働いたとき、枢着点CがU
方向(ドローバ−ピン24の抜き上げ方向)に移動する
。その結果、ドローバ−レバー27が枢着点Aを中心に
して上向きに回動し、ドローバ−ピン24が抜けて台車
がトーイングトラクタから離れてしまうおそれがある。
従って、このような場合には、一部の部材の寸法変更の
みでは対応し得ないことから、ドローバ一装置全体を新
規に設計製作することでユーザーの要望に応えることに
なるため、コストが高(付くという不具合があり、また
、その変更が車体に及ぶに至ってはユーザーの要望に応
えられないこともある。
みでは対応し得ないことから、ドローバ一装置全体を新
規に設計製作することでユーザーの要望に応えることに
なるため、コストが高(付くという不具合があり、また
、その変更が車体に及ぶに至ってはユーザーの要望に応
えられないこともある。
本発明は、上述した従来の問題に鑑み、ドローバ−ブラ
ケットの取り付は高さ等の変更如何に関係なく、台車の
突き上げによるドローバ−ピンの抜けを確実に防止する
ことのできる、信頼性の高いトーイングトラクタの牽引
装置を提供することを、その目的とする。
ケットの取り付は高さ等の変更如何に関係なく、台車の
突き上げによるドローバ−ピンの抜けを確実に防止する
ことのできる、信頼性の高いトーイングトラクタの牽引
装置を提供することを、その目的とする。
(課題を解決するための手段)
上記課題を解決するために、本発明は次のように構成し
たものである。
たものである。
すなわち、本発明は、車体に固着したドローバーブラケ
ットに対してドローバ−ピンを昇降可能に設け、該ドロ
ーバ−ピンの頭部はドローバーリンクを介してドローバ
−レバーに連結し、該ドローバ−レバーは車体に固着し
たレバーブラケットに回動可能に枢着させたトーイング
トラクタの牽別装置において、前記ドローバ−ブラケッ
トには、前記ドローバ−ピンの下降位置からの上昇を規
制する上昇規制位置と、上昇を許容する上昇許容位置と
へ変位作動可能な電磁作動式ストッパを設ける一方、前
記車体等の固定部材には、前記ドローバ−ピン抜き上げ
時のドローバ−レバーの回動初期動作を検出して前記電
磁作動式ストッパに作動信号を出力する検出器を設けた
ものである。
ットに対してドローバ−ピンを昇降可能に設け、該ドロ
ーバ−ピンの頭部はドローバーリンクを介してドローバ
−レバーに連結し、該ドローバ−レバーは車体に固着し
たレバーブラケットに回動可能に枢着させたトーイング
トラクタの牽別装置において、前記ドローバ−ブラケッ
トには、前記ドローバ−ピンの下降位置からの上昇を規
制する上昇規制位置と、上昇を許容する上昇許容位置と
へ変位作動可能な電磁作動式ストッパを設ける一方、前
記車体等の固定部材には、前記ドローバ−ピン抜き上げ
時のドローバ−レバーの回動初期動作を検出して前記電
磁作動式ストッパに作動信号を出力する検出器を設けた
ものである。
(作用)
上記構成の本発明においては、ドローバ−ピンが台車に
よって突き上げられても、その突き上げ力は電磁作動式
ストッパにより受は止められる。
よって突き上げられても、その突き上げ力は電磁作動式
ストッパにより受は止められる。
従って、ドローバ−ピンがドローバーブラケットから抜
は出ることが回避される。
は出ることが回避される。
操作レバーによるドローバ−ピンの抜き上げ時には、ド
ローバ−レバーの回動初期動作を検出した検出器からの
作動信号に基づいて電磁作動式ストッパが通常の上昇規
制位置から上昇許容位置へ退避する。そのため、ドロー
バ−ピンの抜き上げは支障なく行われる。
ローバ−レバーの回動初期動作を検出した検出器からの
作動信号に基づいて電磁作動式ストッパが通常の上昇規
制位置から上昇許容位置へ退避する。そのため、ドロー
バ−ピンの抜き上げは支障なく行われる。
(実施例)
以下、本発明の実施例を第1図〜第4図に基づいて具体
的に説明する。なお、台車の突き上げによるドローバ−
ピンの抜は防止に関係しない部分の構成は、基本的には
従来と同様であるから、これについては簡単に説明する
。
的に説明する。なお、台車の突き上げによるドローバ−
ピンの抜は防止に関係しない部分の構成は、基本的には
従来と同様であるから、これについては簡単に説明する
。
車体後部のウェイト1に固着されたドローバーブラケッ
ト2に、台車のドローバ−3と連結するためのドローバ
−ピン4が昇降可能に設けられ、該ドローバ−ピン4の
頭部5は、ドローバーリンク6を介してドローバ−レバ
ー7に連結されている。ドローバ−レバー7とドローバ
ーリンク6との連結部には長孔8を設けることにより一
定の遊びSを持たせてあり、これにより両部材の回動軌
跡の相違による干渉を回避している。
ト2に、台車のドローバ−3と連結するためのドローバ
−ピン4が昇降可能に設けられ、該ドローバ−ピン4の
頭部5は、ドローバーリンク6を介してドローバ−レバ
ー7に連結されている。ドローバ−レバー7とドローバ
ーリンク6との連結部には長孔8を設けることにより一
定の遊びSを持たせてあり、これにより両部材の回動軌
跡の相違による干渉を回避している。
そして、ドローバ−レバー7は、ウェイト1上部のレバ
ーブラケット9に回動可能に枢着されており、操作レバ
ー10によりドローバ−レバー7を回動操作することに
よりドローバ−ピン4を昇降させるようになっている。
ーブラケット9に回動可能に枢着されており、操作レバ
ー10によりドローバ−レバー7を回動操作することに
よりドローバ−ピン4を昇降させるようになっている。
なお、図では操作レバー10をドローバ−レバー7に直
に設けた場合で示しているが、操作レバーIOを運転席
側に設け、そして操作レバー10とドローバ−レバー7
とをリンク機構などにより連結する形式のものであって
も差し支えない。
に設けた場合で示しているが、操作レバーIOを運転席
側に設け、そして操作レバー10とドローバ−レバー7
とをリンク機構などにより連結する形式のものであって
も差し支えない。
つづいて、ドローバ−ピン4の抜は防止について説明す
る。
る。
第1図〜第3図に示すように、ドローバ−ブラケット1
の上面には、ドローバ−ピン4の抜は防止用としての電
磁作動式ストッパ11が設置されている。
の上面には、ドローバ−ピン4の抜は防止用としての電
磁作動式ストッパ11が設置されている。
この電磁作動式ストッパ11は、ドローバブラケット1
上面に固着される本体12と、該本体12に対して水平
方向に出入するストッパ部I3とからなっている。そし
て、該ストッパ部13が下降状態のドローバ−ピン4の
ピン部上端面の上方に僅かな隙間を置いて突出すること
により、ドローバ−ピン5の上昇を規制し、また本体1
2側へ引っ込むことにより、ドローバ−ピン4の昇降軌
跡から退避してその昇降動作を許容するようになってい
る。なお、本実施例ではドローバ−ピン4の頭部5がス
トッパ部13に干渉しないように頭部5をプレート状に
形成しである。
上面に固着される本体12と、該本体12に対して水平
方向に出入するストッパ部I3とからなっている。そし
て、該ストッパ部13が下降状態のドローバ−ピン4の
ピン部上端面の上方に僅かな隙間を置いて突出すること
により、ドローバ−ピン5の上昇を規制し、また本体1
2側へ引っ込むことにより、ドローバ−ピン4の昇降軌
跡から退避してその昇降動作を許容するようになってい
る。なお、本実施例ではドローバ−ピン4の頭部5がス
トッパ部13に干渉しないように頭部5をプレート状に
形成しである。
一方、ウェイト1の後面上部側には、ドローバ−ピン4
抜き上げ時のドローバ−レバー6の回動初期動作を検出
する検出器としての常閉のリミットスイッチ14がスイ
ッチブラケット15を介して取り付けられており、この
リミットスイッチ14は、ドローバ−レバー6の側面に
取り付けられた検出ドッグ16によりオン、オフ作動さ
れるようになっている。
抜き上げ時のドローバ−レバー6の回動初期動作を検出
する検出器としての常閉のリミットスイッチ14がスイ
ッチブラケット15を介して取り付けられており、この
リミットスイッチ14は、ドローバ−レバー6の側面に
取り付けられた検出ドッグ16によりオン、オフ作動さ
れるようになっている。
そして、第4図に示すように、リミットスイッチ14と
前記電磁作動式ストッパ11のソレノイドllaとは、
電源17に対して直列に接続されており、リミットスイ
ッチ14は検出ドック16が当接したときにオフとなり
、ストッパ部13は突出した状態となる。
前記電磁作動式ストッパ11のソレノイドllaとは、
電源17に対して直列に接続されており、リミットスイ
ッチ14は検出ドック16が当接したときにオフとなり
、ストッパ部13は突出した状態となる。
本実施例の牽引装置は上述のように構成したものであり
、以下のように作用する。
、以下のように作用する。
ドローバ−ピン4が下降した状態では検出ドッグ16が
リミットスイッチ14に当接し、該リミットスイッチ1
4がオフとなっている。そのため、電磁作動式ストッパ
11のソレノイドllaに通電されず、ストッパ部13
がドローバ−ピン4の上端面に突出している。
リミットスイッチ14に当接し、該リミットスイッチ1
4がオフとなっている。そのため、電磁作動式ストッパ
11のソレノイドllaに通電されず、ストッパ部13
がドローバ−ピン4の上端面に突出している。
従って、この状態で台車によりドローバ−ピン4が突き
上げられた場合、その突き上げ力はストッパ部13によ
り受は止められることになり、ドローバ−ピン4がドロ
ーバ−ブラケット2から抜けでることが防止される。
上げられた場合、その突き上げ力はストッパ部13によ
り受は止められることになり、ドローバ−ピン4がドロ
ーバ−ブラケット2から抜けでることが防止される。
すなわち、本例では電磁作動式ストッパ11を利用して
ドローバ−ピン4を下降位置に強制的にロックするので
、ドローバ−レバー7とドローバーリンク6との枢着点
Cが、デッドラインD、つまりドローバ−レバー7のレ
バーブラケット9に対する枢着点Aと、ドローバーリン
ク6とドローバ−ピン4との枢着点Bとを結ぶ直線に対
して上下いずれの側に位置していても、台車の突き上げ
によるドローバ−ピン4の抜けを確実に防止することが
できる。
ドローバ−ピン4を下降位置に強制的にロックするので
、ドローバ−レバー7とドローバーリンク6との枢着点
Cが、デッドラインD、つまりドローバ−レバー7のレ
バーブラケット9に対する枢着点Aと、ドローバーリン
ク6とドローバ−ピン4との枢着点Bとを結ぶ直線に対
して上下いずれの側に位置していても、台車の突き上げ
によるドローバ−ピン4の抜けを確実に防止することが
できる。
一方、ドローバ−ピン4に台車のドローバー3を連結あ
るいは解除するために、該ドローバ−ピン4を抜き上げ
る場合は、操作レバー10によりドローバ−レバー7が
上方へ回動されると、その回動初期動作時に検出ドッグ
16がリミットスイッチ14から離れて、該リミットス
イッチ14がオン作動する。
るいは解除するために、該ドローバ−ピン4を抜き上げ
る場合は、操作レバー10によりドローバ−レバー7が
上方へ回動されると、その回動初期動作時に検出ドッグ
16がリミットスイッチ14から離れて、該リミットス
イッチ14がオン作動する。
このとき、ドローバ−リンク6はドローバ−レバー7に
対して長孔8による遊びSを有しているので、ドローバ
ーリンク6はドローバ−レバー7との枢着点Cが長孔8
の上端部に達するまでは作動を開始しないため、その範
囲内で前記検出ドッグ16によるリミットスイッチ14
のオン作動が行われる。
対して長孔8による遊びSを有しているので、ドローバ
ーリンク6はドローバ−レバー7との枢着点Cが長孔8
の上端部に達するまでは作動を開始しないため、その範
囲内で前記検出ドッグ16によるリミットスイッチ14
のオン作動が行われる。
その結果、ソレノイドllaが通電して電磁作動式スト
ッパ11のストッパ部13が本体12側へ引き込まれ、
ドローバ−ピン4の上端面から退避して該ドローバ−ピ
ン4の上昇を許容する。従って、1−ローパーピン4を
第1図の仮想線及び第3図に示すようにドローバーブラ
ケット2から引き上げることかできる。
ッパ11のストッパ部13が本体12側へ引き込まれ、
ドローバ−ピン4の上端面から退避して該ドローバ−ピ
ン4の上昇を許容する。従って、1−ローパーピン4を
第1図の仮想線及び第3図に示すようにドローバーブラ
ケット2から引き上げることかできる。
なお、下降操作時にはドローバ−ピン4がドローバーブ
ラケット2に入り込んでから、検出ドッグ16がリミッ
トスイッチ14に当接してオフとなる。従って、ソレノ
イドllaに対する通電が断たれ、ストッパ部13がド
ローバ−ピン4の上端面に突出してその上昇を規制する
。
ラケット2に入り込んでから、検出ドッグ16がリミッ
トスイッチ14に当接してオフとなる。従って、ソレノ
イドllaに対する通電が断たれ、ストッパ部13がド
ローバ−ピン4の上端面に突出してその上昇を規制する
。
なお、本実施例では検出器をリミットスイッチで説明し
たが、これに限定するものではない。
たが、これに限定するものではない。
(発明の効果)
以上詳述したように、本発明によれば、デッドラインに
対するドローバーリンクとドローバ−レバーとの枢着点
の位置の如何を問わず、台車の突き上げによるドローバ
−ピンの抜けを確実に防止することができる。従って、
ユーザーの要望によるドローバーブラケットの取付高さ
の変更等に対して簡単に対応することができる。
対するドローバーリンクとドローバ−レバーとの枢着点
の位置の如何を問わず、台車の突き上げによるドローバ
−ピンの抜けを確実に防止することができる。従って、
ユーザーの要望によるドローバーブラケットの取付高さ
の変更等に対して簡単に対応することができる。
第1図は本発明のトーイングトラクタの牽引装置を示す
側面図、第2図は同じく背面図、第3図は同じくドロー
バ−ピンの抜き上げ状態を示す背面図、第4図は電磁作
動式ストッパ作動用の電気回路図である。第5図及び第
6図はデッドラインの作用説明図、第7図は従来のトー
イングトラクタの牽引装置を示す側面図、第8図は同じ
くドローバ−ブラケットの取付位置を変更した場合の側
面図である。 ■・・・ウェイト 2・・・ドローバーブラケット 4・・・ドローバ−ピン 6・・・ドローバ−リンク 7・・・ドローバ−レバー 8・・・長孔 0・・・操作レバー ■・・・電磁作動式ストッパ 4・・・リミットスイッチ 6・・・検出ドッグ 出願人 株式会社豊田自動織機製作所 代理人 弁理士 岡田英彦(外3名) 巨4 へ 廊項・上 11ヂこ 第 図 第 図 第 図
側面図、第2図は同じく背面図、第3図は同じくドロー
バ−ピンの抜き上げ状態を示す背面図、第4図は電磁作
動式ストッパ作動用の電気回路図である。第5図及び第
6図はデッドラインの作用説明図、第7図は従来のトー
イングトラクタの牽引装置を示す側面図、第8図は同じ
くドローバ−ブラケットの取付位置を変更した場合の側
面図である。 ■・・・ウェイト 2・・・ドローバーブラケット 4・・・ドローバ−ピン 6・・・ドローバ−リンク 7・・・ドローバ−レバー 8・・・長孔 0・・・操作レバー ■・・・電磁作動式ストッパ 4・・・リミットスイッチ 6・・・検出ドッグ 出願人 株式会社豊田自動織機製作所 代理人 弁理士 岡田英彦(外3名) 巨4 へ 廊項・上 11ヂこ 第 図 第 図 第 図
Claims (1)
- 車体に固着したドローバーブラケットに対してドローバ
ーピンを昇降可能に設け、該ドローバーピンの頭部はド
ローバーリンクを介してドローバーレバーに連結し、該
ドローバーレバーは車体に固着したレバーブラケットに
回動可能に枢着させたトーイングトラクタの牽引装置に
おいて、前記ドローバーブラケットには、前記ドローバ
ーピンの下降位置からの上昇を規制する上昇規制位置と
、上昇を許容する上昇許容位置とへ変位作動可能な電磁
作動式ストッパを設ける一方、前記車体等の固定部材に
は、前記ドローバーピン抜き上げ時のドローバーレバー
の回動初期動作を検出して前記電磁作動式ストッパに作
動信号を出力する検出器を設けたことを特徴とするトー
イングトラクタの牽引装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2252915A JP2871049B2 (ja) | 1990-09-21 | 1990-09-21 | トーイングトラクタの牽引装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2252915A JP2871049B2 (ja) | 1990-09-21 | 1990-09-21 | トーイングトラクタの牽引装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04129811A true JPH04129811A (ja) | 1992-04-30 |
JP2871049B2 JP2871049B2 (ja) | 1999-03-17 |
Family
ID=17243941
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2252915A Expired - Lifetime JP2871049B2 (ja) | 1990-09-21 | 1990-09-21 | トーイングトラクタの牽引装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2871049B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6981716B2 (en) | 2001-12-25 | 2006-01-03 | Kabushiki Kaisha Toyota Jidoshokki | Towing device |
-
1990
- 1990-09-21 JP JP2252915A patent/JP2871049B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6981716B2 (en) | 2001-12-25 | 2006-01-03 | Kabushiki Kaisha Toyota Jidoshokki | Towing device |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2871049B2 (ja) | 1999-03-17 |
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