JPH04129770A - 記録紙クランプ機構を持つカラー熱転写記録装置 - Google Patents

記録紙クランプ機構を持つカラー熱転写記録装置

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JPH04129770A
JPH04129770A JP25018990A JP25018990A JPH04129770A JP H04129770 A JPH04129770 A JP H04129770A JP 25018990 A JP25018990 A JP 25018990A JP 25018990 A JP25018990 A JP 25018990A JP H04129770 A JPH04129770 A JP H04129770A
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JP25018990A
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Naohiro Ozawa
小沢 直弘
Toshihiko Goto
敏彦 後藤
Seiji Okumiya
奥宮 誠司
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は感熱転写方式の記録装置に係り、特に、記録紙
をプラテンローラに固定して印画を行なう方式の記録装
置に好適な制御方式に関する。
〔従来の技術〕
感熱転写記録装置はインク紙と記録紙をインク紙を外側
にして重ね合わせてプラテンローラに押し付け、インク
紙の上からサーマルヘッドを用いて加熱することにより
一色の記録を行ない、カラ−印刷する場合にはイエロー
、マゼンタ、シアンの三色を、順次、重ね合わせてから
カラーを実現する。
このようなカラー熱転写記録装置では、転写記録の位置
精度を確保するため、記録紙をプラテンローラにチャッ
ク固定保持した上で記録を行う場合が多く、従来、この
方式を用いたこの種の装置では、三色記録する間はチャ
ックにより記録紙を固定したままで、記録終了後にチャ
ックを記録紙から解放して排紙を行う。
なお、この種の装置として関連するものには、例えば、
実開昭62−109953号公報、実開昭636034
3号公報が挙げられる。
〔発明が解決しようとする課題〕
上記従来技術は、記録紙の搬送に記録に必要な三色分の
他に排紙のための一色分に相当する記録紙の搬送量を必
要とし、かつ、−枚の記録時間が長くなるという問題が
あった。本発明の目的は、従来技術の欠点をなくし、排
紙専用に要する記録紙の搬送量ならびに搬送時間を短縮
した短時間記録を行うことに適したカラー熱転写記録装
置を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために、本発明は記録の開始位置の
若干上流側にチャックによる記録紙の固定の解放手段を
設け、若干上流位置の記録紙搬送方向下流に排紙口を設
置し、かつ、排紙口で記録紙を記録時の搬送速度を維持
するための手段を設ける。
〔作用〕
三色口の記録を開始する直11丁に、チャックによる記
録紙の固定を解放し、三色口を記録するとともに排紙も
同時に行うことにより、三色口の記録が終了すると記録
紙の排紙が大部分終了しているため、排紙を含めた一枚
の記録時間が大幅に短縮される。
〔実施例〕
以下、本発明の一実施例を第1図ないし第14図を用い
て説明する。第2図ないし第5図は熱転写記録装置の記
録紙を巻き付けるプラテンローラを示す構成図である。
プラテンローラ1は巻芯1a上にゴム材を円筒型に固着
成形し、巻芯1aに回転軸となる軸2を固定したもので
ある。巻芯1aの両側面には、円形の凸状リブ1dが設
けられており、一部をプラテンローラ1の回転中心方向
に向かって切り欠いた切欠部1bも対向して設けられて
いる。また、切欠部1bの面には、一定の深さをもった
工大穴1cが設けられている。工大穴ICで固着される
記録紙位置決め部材のストッパ4は、プラテンローラ1
の外周より突出し、かつ、両側面に対向して取り付けら
れている。一対のストッパ4と当接する幅を持つ記録紙
3の端部をプラテンローラ1の外周上に軸2の方向に沿
って押圧する記録紙固定部材であるチャックアーム5は
、軸2と嵌合する溝5a、及び、切欠部1bと嵌合する
突起部5bがそれぞれ両側面に設けられ、スプリング6
が軸2を介してU字型に取り付けられており、第3図に
示すように、プラテンローラ1の回転中心方向に移動可
能な構成としである。軸2の両端には、チャックアーム
5のスラスト方向を位置決めする段差2aが形成されて
いる。
次に、第1図、第6図ないし第9図を参照しながら本発
明の一実施例としての熱転写記録装置の構成を説明する
。第1図は熱転写記録装置の概略正面図、第6図は回転
系の駆動源となるギヤブロックの正面図、第7図は装置
の駆動系を示す正面図、第8図は駆動系ギヤの一部詳細
図、第9図は装置の概略正面図である。
プラテンローラ1はシャーシ7a、7b間に軸2を回転
軸として回転可能に軸支され、軸2の一端には回転伝達
するためのプラテンギヤ8が大歯車8a、小歯車8bの
二段ギヤ構成で固定しである。回転系の駆動源となるモ
ータ9は、シャーシ7bに取り付けられるサブシャーシ
10に爪部10aを用いて固定し、回転軸には、等間隔
にスリットを設けたスリットプレート11を固着し、サ
ブシャーシ10に取り付けられたセンサ13により図示
せぬ駆動回路が回転数を制御する構成としである。スリ
ットプレート11とウオームギヤ12は、モータ9の回
転力を伝達可能に連結されている。サブシャーシ10上
には、軸14.軸15.軸16.軸17.軸18゜軸1
9が植立され、それぞれウオームホイルギヤ2o、第一
の中間ギヤ21、インク紙を収り用リール台22、イン
ク紙繰り出し用リール台23、切り換えギヤ24が回転
可能に、ロックアーム26が回動可能にそれぞれ取り付
けられている。ウオームホイルギヤ2゜は、大歯車20
a、小歯車20b、小歯車20cの三段ギヤで構成され
、大歯車20aは、ウオームギヤ12と係合し、小歯車
20bは、第一の中間ギヤ21と係合することにより、
ウオームホイルギヤ2oの回転駆動力をインク紙巻取り
用リール台22に伝達する。
小歯車20cは、切り換えギヤ24と係合することによ
り回転伝達可能である。切り換えギヤ24の詳細構成図
を第8図に示す。切り換えギヤ24にばね28を介して
嵌合させたスライドギヤ25は、切り換えギヤ24と回
転中心を同一とし、軸方向にスライド可能で、かつ、切
り換えギヤ24と常に一体で回転する。スライドギヤ2
5は、大歯車25a、小歯車25bの二段ギヤで構成さ
れ、それぞれ、プラテンギヤ8の大歯車8a、小歯車8
b、と係合可能である。軸18の先端部には、ばね28
によって付勢されるスライドギヤ25の係止部材27が
固着されている。
インク紙巻き取り用リール台22は、第一の中間ギヤ2
1より伝達された回転駆動力を内部のスリップ機構(図
示せず)を介して発生する一定摩擦回転トルグで駆動さ
れる。また、回転方向を図示せぬセンサで判別するため
の反射板29が、大、中、小のパターンピッチで貼付け
られている。インク紙繰り出し用リール台23は、図示
せぬ内部のスリップ機構で一定のブレーキトルクが発生
する機構とし、回転の有無を図示せぬセンサて判別する
ための反射板30が等ピッチパターンで貼付けられてい
る。
ここでインク紙繰り出し用リール台23の摩擦トルクは
インク紙巻き取り用リール台22の摩擦トルクより低い
値となるように設定されている。インク紙繰り出し用リ
ール台23に固着されているロック爪23aと係合する
ロックアーム26には、サブシャーシ10との間にロッ
クスプリング31が張架されている。スライドギヤ25
が切り換えギヤ24の方向に移動することにより大歯車
25aは、シャーシ7bに植立した軸(図示せず)に回
転可能に取付けられた第二の中間ギヤ32と係合し、第
二の中間ギヤ32は、さらに、同様にして設けられた二
段ギヤ33の一段目のギヤ33aと係合する。
ピックアップローラ34は、軸34a上にゴム材の外周
が凸凹形状になるように固着成形され、シャーシ7a、
7b間に回転可能に軸支され、軸34aの一端には、回
転駆動力を得るためのプーリギヤ35が固着されている
。フィードローラ36は、軸36aの中央部に両端に突
起部を設けた円筒状のゴムローラ36bを固着成形し、
さらにその両端に円筒形のゴム材36cが固着成形され
ている。さらに、シャーシ7a、7b間に回転可能に軸
支され軸36aの一端は、回転駆動を得るためのフィー
ドギヤ37が大歯車37a、小歯車37bの二段ギヤの
構成で固着され、他方の一端には、さらに、駆動力を伝
達するための排紙ギヤ38が固着されている。分離ロー
ラ39は、軸39a上にフィードローラ36の円筒形ゴ
ム材36cと当接可能な位置にゴム材を円筒形に固着成
形しである。ここでは図示せぬが、分離ローラ39は第
9図に示す破線の位置まで移動可能な構成とし、かつ、
回転可能に軸支されている。
軸39aの一端には、図示せぬ内部のスキップ機構によ
り一定の回転トルクが働くカップリング4oが構成され
ている。
二段ギヤ33の一段目のギヤ33aは、プーリギヤ35
が係合し、さらにプーリギヤ35は、カップリング40
とゴムベルト41を介して回転駆動力を伝達する。二段
ギヤ33の二段目のギヤ33bはフィードギヤ37の小
歯車37bと係合しフィードローラ36を回転させる。
なお、フィードギヤ37の大歯車37aは、スライドギ
ヤ25がシャーシ7bの方向へ移動することにより、ス
ライドギヤ25の小歯車25bと係合可能で、モータ9
が回転してフィードローラ36およびプラテンローラ1
を同時に駆動させる時に各々の周速が略等しくなるよう
にギヤ比を決めである。排紙ギヤ38は、シャーシ7a
に植立された軸42に回転可能に取り付けられた第三の
中間ギヤ43の平歯車43aと係合している。第三の中
間ギヤ43は、平歯車43aとかさば歯車43bとて構
成される二段ギヤである。
装置の動作位置を切り換えるための第二のモータ44の
回転軸には、ウオームギヤ45が回転伝達可能に連結さ
れ、図示せぬ軸に回転可能に取り付けられた減速ギヤ4
6の大歯車46aと係合し、小歯車46bが、シャーシ
7b上に植立された軸49に回転可能に設けられた装置
の動作位置を決定するカムギヤ47に駆動力を伝達する
。カムギヤ47には、小歯車47aが設けられて回転式
の切り換えスイッチ48と係合している。
ここで切り換えスイッチ48は、図示してはいないが、
第二のモータ44の駆動回路と連結されており、各操作
モードにより駆動されたモータ44の回転を、指定され
たポジションのステートメント信号に切り換えてスイッ
チ48が切り換えられたことによって停止するように構
成されている。
第二のモータ44、減速ギヤ46、切り換えスイッチ4
8は、図示せぬブラフケト上に取り付けられ、シャーシ
7b上に設置されている。
カムギヤ47の面には、図示してはいないが第一の溝、
第二の溝が形成されており、第一の溝と嵌合するピン5
0か、アーム51−Lに植立されている。
アーム51は、シャーシ7b上に支点52を回転中心と
して回動可能に取り付けられており、ピン50の動作を
拡大する位置にピン53を植立しである。
ピン53は、装置の切り換え動作を行うスライダ54の
長孔部54aと嵌合する。スライダ54は、シャーシ7
b上に植立された案内軸55と嵌合する案内溝54bに
よって、シャーシ7b上を第7図に示す矢印A方向に移
動可能にしである。スライダ54には、ロックアーム2
6を回動させるため、ロックアーム26の円筒形突起部
26aと当接する凸凹部54cが形成されている。シャ
ーシ7bには、軸56、軸57が植立されていてそれぞ
れ切り換えアーム55、プラテンロックアーム58が回
動可能に取り付けてあり、切り換えアーム55の一端は
、スライドギヤ25と当接し軸18方向に回動可能であ
る。また他端は、スライダ54上に設けられた切り換え
アーム用凸凹部54dと当接し、切り換えアームが必要
な回動量を得る。
プラテンロックアーム58の一端には大歯車8aの歯の
谷部分と係合する突起部が設けられ、シャーシ7b間に
張架されたプラテンロックスプリング100により、大
歯車8aの方向に付勢されており、他端はスライダ54
上に設けられた凸凹部54eと当接するよう円筒形の突
起部58aが設けられている。
シャーシ7b、7a間に支点59を回動中心として回動
可能に取り付けられたチャックアーム5の駆動手段であ
るにアーム60は、植立されているピン61がスライダ
54に設けられた回動用孔54fと嵌合する。Kアーム
60の一端60aと他方の一端60bは、チャックアー
ム5の停止する位置により、それぞれ、チャックアーム
5と当接して、チャックアーム5の押圧力を解除する。
カムギヤ47の第二の溝と嵌合するヘッドピン63を植
立した駆動アーム64に回動軸65bを回動可能に貫通
させ、ヘッドアーム66bに植立し、また、ヘッドアー
ム66aに回動軸65aを回転可能に貫通させ、駆動ア
ーム64に植立しである。回動軸65a。
65bは、シャーシ7a、7b間に回動可能に軸支され
、ヘッドアーム66a、66bにねじ67でサーマルヘ
ッド101が固定され、サーマルヘッド101 上には
放熱板69がねじ67で固定されている。70はサーマ
ルヘッド101の冷却用ファンで、シャーシ7a、7b
間に図示せぬブラツケ!・で固定されている。ヘッドア
ーム66a、66bと駆動アーム64の間にはサーマル
ヘッド101の押圧を解除する時には、駆動アーム64
の一部がヘッドアーム66a、66bと当接する。
71は一定波長の光を発光する発光素子、72はその光
を受ける受光素子でサーマルヘッド101の先端に設け
られ、インク紙カートリッジ73の巻き取りリール74
、繰り出しり−ル75に巻装されているインク紙76を
介して光が透過する。
ここで、インク紙76は、図示しないがイエローマゼン
タ、シアンの三色のインクが面順次にベースフィルム上
に塗布されたもので、発光素子71の光をイエローとマ
ゼンタは透過し、シアンは透過しない成分で構成されて
いる。
インク紙カートリッジ73を装置に装着すると、インク
紙カートリッジ73に穿設された孔(図示せず)12よ
り、巻き取りリール74、繰り出しリール75かインク
紙巻き取りリール台22、インク紙繰り出し用リール台
23とそれぞれ係合して回転結合する。77.78はイ
ンク紙カートリッジ73の外形形状を検出するスイッチ
で、装置内のインク紙カートリッジの有無の判別、また
、インク紙76の特性が異なるものを巻装しているイン
ク紙カートリッジ73の時には、外形形状を一部変更し
てスイッチ77.78で検出することにより、図示せぬ
開側回路がそのインク紙特性に合う印刷条件を選択する
79.80は、プラテンローラ1の位置を検出するセン
サで、プラテンギヤ8に設けられている検出部(図示せ
ず)を検出するように配設しである。
81はインク紙カートリッジ73の装着時の繰り出し側
ガイドで、一部プラテンローラ1の外周に沿って記録紙
3を案内する形状になっている。82は記録紙3の搬送
用ガイドであり、記録紙3が搬送されできたかどうかの
判別をするセンサ102が、給紙時に記録紙3とストッ
パ4が当接する位置より手前側に取り付けられている。
83はインク紙カートリッジ73の巻き取り側ガイドで
、記録紙3を排紙するときの排出口83aが設けられ、
また、記録紙3の給紙時及びプラテンローラ1で搬送す
る時のガイド部が形成される。さらに記録紙3の排紙時
に、チャックアーム5をプラテンローラ1より押し上げ
た時に、巻き取り側ガイド83とチャックアーム5が係
合する係合部83bを設けである。
繰り出し側ガイド81、搬送用ガイド82、巻き取り側
ガイド83は、シャーシ7a、7b間にそれぞれ設けら
れ固定されている。
排紙された記録紙3を案内する上側案内部材84と下側
案内部材85が組み合わされて、シャーシ7a、7b間
に設けである。下側案内部材85には、軸86が植立さ
れて排紙回動アーム103が回動可能で、かつ、スライ
ダ54と当接する。排紙回動アーム87と下側案内部材
85間には、ねじりばね99が設けられて排紙回動アー
ム103を付勢している。
上側案内部材84と下側案内部材85の間には、記録紙
3の排出方向を変える一対の回動アーム86゜87が上
側案内部材84に穿設された孔84aと下側案内部材8
5に孔84aと対向して穿設された孔(図示せず)にそ
れぞれ回動可能に嵌合し、さらに、ギヤ部86a、87
aが係合する。一方の回動アーム86には、排紙回動ア
ーム103 と当接可能な円筒部86bが設けられ、下
側案内部材85に設けられたフック部85aとの間にア
ームスプリング88が張架されている。
上記案内部材84には、フィードローラ36の中央部の
ローラ36bと当接し、回転するローラ89に当接力を
加えるばね材90が固定され、記録紙3を装置から排出
する排出ローラ91の軸91aが回転可能な構成として
取り付けである。軸91aの一端には、かさばギヤ92
が固着され第三の中間ギヤ43のかさば歯車43bと係
合し、回転軸を90°変換して回転駆動力を伝達する。
排紙ローラ91と当接して回転する補助ローラ93は、
下側案内部材85に設けられた、板ばね94によす当接
力を得る 95は上下案内部材84.85間に排出された記録紙3
を検知するセンサで、下側案内部材85に取り付けであ
る。
96は記録紙3のトレイ、97はトレイ96の有無を検
出するスイッチ、98は記録紙3の有無、重送判別、種
類判別するセンサである。
次に、本発明の一実施例の動作に付いて説明する。印刷
動作を行うには、まず、第9図に示したインク紙カート
リッジ73と記録紙トレイ96を装置に装着し、スイッ
チ77.78.97がそれぞれ図示せぬ制御回路に装着
完了の信号を出力し装置は待機状態となる。次に図示せ
ぬプリント釦を押すと、第1図、第7図に示す第二のモ
ータ44が回転し、減速ギヤ46を介してカムギヤ47
が回転する。この時、切り換えスイッチ48が給紙モー
ドのポジションに切り替わるとモータ44は停止する。
この動作で、第7図に示すアーム5Iは左方向に回動し
、スライダ54を移動させる。スライダ54の動きで、
繰り出し側リール台23はロック爪23aとロックアー
ム26で固定され、プラテンローラは記録紙3かストッ
パ4に当接した時に回転しないようにプラテンギヤ犬歯
車8aとプラテンロックアーム58か係合して固定され
、スライドギア25は、切り換えアーム55が第8図の
矢印方向に回動し破線の位置まで移動することにより、
大歯車25aか第二の中間ギヤ32と係合し小歯車25
bはどのギヤとも係合しない。よってプラテンローラの
回転伝達系は断たれている。他にも、スライダ54によ
り排紙回動アーム103が矢印B方向に回動じ、第5区
に示す回動アーム86.87はアームスプリング88の
付勢により破線位置に回動し、またにアーム60は回動
してチャックアーム5とにアーム60の一端60aが当
接し、チャックアーム5をプラテンローラ1の外周より
浮上させる。又、図示はしないがスライダ54と連動し
て、トレイ96内の記録紙3を給紙モードのときだけピ
ックアップローラ34に押圧する。以上の給紙状態で次
にモータを回転させて、記録紙3を搬送用ガイド82に
よってプラテンローラ1の外周とチャックアーム5の間
に案内してストッパ4に当接させ、プラテンローラ1と
の位置決めを行う。この状態の装置を第9図に示し、ま
た二の時のチャックアーム5と記録紙3の詳細図を第1
0図に示す。
ここで記録紙3がストッパ4と当接したかどうかの判断
は、センサ102が記録紙3を検知してからストッパ4
に当接するまでの時間を考慮してモータ9の図示せぬ制
御回路を駆動させれば容易に行える。
記録紙3とストッパ4が当接するとモータ9は停止し、
第二のモータ44が回動する。これにより動作と同様に
して給紙モードからインク紙イニシャライズモードに移
動する。
この動作によりスライダ54が第7図の右方向に移動し
、インク紙イニシャライズモートでは、ロックアーム2
6が回動し、繰り出し用リール台23の固定を解除し、
プラテンローラ1は給紙モートと同様に固定状態、スラ
イドギヤ25は給紙モー[く同様、排紙回動アーム10
3はスライダ54との当接か解除されねじりばね99の
付勢力がアームスプリング88に打ち勝って第7図のC
方向に回動し、回動アームを第1図の一点鎖線の位置に
回動させ、Kアーム60はチャックアーム5と当接しな
い位置まで回動じ、プラテンローラ1の外周上に記録紙
3をチャックアーム5で固定する。さらに、カムギヤ4
7の第二の溝により駆動アーム64を回動させ、サーマ
ルヘッド1.01 を第7図の破線位置まで降下させる
以上のインク紙イニシャライズモード状態で次にモータ
9を回転させると、インク紙巻取りリール台22のスリ
ップトルクがインク紙繰り出し用リール台23のブレー
キトルクより大きいため、インク紙76は巻取リリール
74に巻取られる。このとき発光素子7]の光をインク
紙76を介して受光素子72で受は取ることにより、光
の透過率の異なるイエローとシアンの境目を検出し、第
−電圧のイエローを頭出しする。頭出しが終わるとモー
タ9は停止し、第二のモータ47が回転する。これによ
り前記動作と同様にして、インク紙イニシャライズモー
ドから記録紙搬送モードに移動する。このときスライダ
54が移動し、記録紙搬送モードでは、ロックアーム2
6が繰り出し用リール台23を固定し、プラテンロック
アーム58はプラテンギヤ犬歯車8aの固定を解除し、
スライドギヤ25は、切り換えアーム55が当接してい
るスライダ54の一部54dとばね28との関係により
大歯車25aがプラテンギヤ小歯車8bと第二の中間ギ
ヤに係合し、小歯車25bはどのギヤとも係合していな
い。排紙回動アーム103 とにアーム60とサーマル
ヘッド101 はインク紙イニシャライズモードと同様
である。
以上の記録紙搬送モート状態で、次に、モータ9を回転
させると、プラテンローラ1か記録紙3をチャックアー
ム5により固定した状態で回転し、センサ80がプラテ
ンギヤ8に設けられた図示せぬ検出部を検知すると、モ
ータ9が停止し、第二のモータ44が回転する。これに
より前述の動作と同様にして、記録紙搬送モードから印
刷モードに移動する。この時、スライダ54が移動して
、印刷モードでは、繰り出し用リール台23の固定は解
除され、プラテンロックアーム58は記録紙搬送モード
と同様に解除され、スライドギヤ25は切り換えアーム
55が当接しているスライダ54の一部54dとばね2
8との関係により、第8図に示す位置に移動し小歯車2
5bがプラテンギヤ犬歯車8aとフィードギヤ犬歯用3
7aに係合し、大歯車25aはどのギヤとも係合してい
ない。排紙回動アーム103 とにアーム60は記録紙
搬送モードと同様である。サーマルヘッド101 は、
カムギヤ47の第一の溝により駆動アーム64が回動し
、インク紙76と記録紙3を重ねてプラテンローラ1に
圧着する。
以上の印刷モード状態で次にモータ9をある所定の量回
転させてからサーマルヘッド101八図示せぬ制御回路
より通電を開始し、印刷操作が行われ第11図の状態に
なる。ある所定の量はモータ9に取り付けであるスリッ
トプレート11の回転量をセンサ13で検知すれば図示
せぬ駆動回路で容易に行うことかできる。また、ある所
定の量を検知するために専用に別のセンサを設けても効
果は同しである。第12図はこのときの記録紙3とチャ
ックアーム5の詳細図である。ここでサーマルヘッド1
01への通電ピッチはモータ9の回転軸に固着されてい
るスリットプレート11をセンサ]3が検出する二とに
より、プラテンローラ1の駆動量と同期をとるものとす
る。
この時、インク紙76と記録紙3はプラテンローラ1で
一体的に送られ、使用済みのインク紙はサーマルヘッド
101の先端部で記録紙3と分離され巻取り用リール台
22により巻取りリール74は巻取られる。尚、繰り出
し用リール台23に設けたプリッツ機構によるブレーキ
トルクは、インク紙76にバックテンションとして与え
られ、インク紙76のしわの発生防止を行う。一方、記
録紙3はガイド部材81.82.83によりプラテンロ
ーラ1に沿うように案内されている。
第一色目(イエロー)の所定量の印刷が終了すると、サ
ーマルヘッド101への通電は断たれるが、サーマルヘ
ッド101の抑圧による記録紙3とインク紙76の搬送
は続き、その間に第二色目(マゼンタ)の頭出しを行い
、かつ、印刷後の記録紙3とインク紙76の分離を行う
。この二つの動作が終了するとモータ9は停止し、第二
のモータが回転する。これにより前述の動作と同様にし
て、印刷モードから記録紙搬送モードへ移動する。以下
この動作と同様にして第二色目(マゼンタ)を印刷する
。第三色目(シアン)印刷直前に記録紙搬送モードでプ
ラテンローラ1を回転させ、センサ80でこの動作と同
様にモータ9が停止し第二のモータ44が回転する。こ
れによりこの動作と同様にして、記録紙搬送モードから
記録紙排出モードに移動する。このときスライダ54が
移動し、記録紙排出モードでは、繰り出し用リール台2
3はロックアーム26で固定され、プラテンロックアー
ム58は記録紙搬送モートと同様に解除され、スライド
ギヤ25は印画モードと同様の状態でプラテンギヤ8と
係合する。Kアーム60はスライダ54の回動用孔54
fにより回動し、チャックアーム5とにアーム60の一
端である60bが当接することにより、チャックアーム
5をプラテンローラ1の外周により浮上させ記録紙3の
固定を解除する。
この時、チャックアーム5の突起部5bがプラテンロー
ラ1の切り欠き部1bより抜け、凸状リブ1dの外周上
位置まで移動する。
排紙回動アーム103とサーマルヘッドlot は印画
モードと同様である。
以上の記録紙排出モードで次にモータ9を回転させ、前
記ある所定の量だけ回転させてからサーマルヘッド10
1へ図示せぬ制御回路により通電を開始して印刷操作を
行う。この時、チャックアーム5は巻取り側ガイド83
の係合部83bと係合するのでチャックアーム5の突起
部5bは、プラテンローラ1の凸状リブ1dの外周上と
当接したプラテンローラ1とチャックアーム5の間隙が
一定に保たれ、記録紙3が巻取り側ガイドの排出口83
aへサーマルヘッド101の押圧力によりプラテンロー
ラ1で搬送される。この状態を第13図に示す。
第14図にはこのときの記録紙3とチャックアーム5の
詳細図を示す。さらに印刷中はモータ9は回転し記録紙
3をプラテンローラと略同じ周速度で回転しているフィ
ードローラ36の中央部のゴムローラ36bと当接し回
転しているローラ89に噛み込むまで搬送して印刷を終
了してからモータ9を停止させる。
次に、第二のモータ44を回転させ記録紙排出モードか
ら記録紙搬送モードへ移動させる。このときスライダ5
4が移動し、記録紙搬送モートと同様になる。この状態
でモータ9を回転させると、フィードローラの中央部の
ゴムローラ36bとローラ89により記録紙3が搬送さ
れ、上下の案内部材84.85の間に排出される。この
とき回動アーム86.87は第1図に示す一点鎖線の位
置にきているので、記録紙3と当接することはない。ま
た、チャックアーム5はプラテンローラ1が一回転する
とチャックアーム5の突起部5bがプラテンローラ1の
切り欠き部1bとスプリング6の付勢力により嵌合し、
プラテンローラ1を押圧する。記録紙3をセンサ95が
検知してから一定時間過ぎるとモータ9が停止する。こ
のとき記録紙3の後端は完全に上下の案内部材84.8
5間に排出されており、また、プラテンローラ1の位置
はセンサ79によりプラテンギヤ8の検出部を検知し給
紙モードの位置で停止している。
次に、第二のモータ44が回転し前述の動1′1−と同
様にして記録紙搬送モートから待機モートへ移動させる
。このときスライダ54が移動し、待機モー1くでは、
繰り出し用リール台23はロックアー1126で固定さ
れ、プラテンローラ」はプラテンロックアーム58で固
定され、スライドギヤ25は給紙モトと同じ位置、すな
わち、第8図の破線の位置まで移動し、Kアーム60は
記録紙搬送モー1〜と同様にして、サーマルヘラl−’
101 は第9図に示す位置まで上昇する。排紙回動ア
ーム103はスライダ54と当接し、第7図のB方向に
回動アーム86.87により上下の案内部材84.85
内の記録紙3は、排出ローラ91へ押しつけられる。
次に、モータ9を回転させると、記録紙3は排出ローラ
91と補助ローラ93により搬送されて、装置の外へ排
出される。このとき記録紙3を観ているセンサ95が、
記録紙3が無くなったことを検知してから一定時間後に
モータ9が停止し、全ての動作が終了する。
〔発明の効果〕
本発明によれば、三色目の印刷をしている間に既に排紙
動作も並行して行っているので、その分だけ印刷が完了
した後に排紙に必要な時間は少なくなり、−枚の印刷に
必要な時間そのものが短縮される。
また、三色目の印刷は記録紙がチャックアームから解放
され記録紙の固定が不十分になる恐れがあるが、サーマ
ルヘッドとプラテンローラで圧着すると共に更に下流側
の排紙ローラの二カ所で記録紙を挟持することにより記
録紙の搬送精度は保たれ、非常に品質のよい印刷を行う
ことが出来る。
又従来は排紙時に記録紙を排紙ローラまで搬送する際に
、記録紙に搬送力を与えるためにサーマルヘッドとプラ
テンローラで記録紙とインク紙を圧着して記録紙と共に
インク紙をも搬送していたが排紙専用に排紙ローラまで
搬送していたので、インク紙の送り量もその分多く必要
であった。しかし、本発明によれば排紙専用のインク紙
の送り量が不用になるため、インク紙を短くすることが
出来る。あるいは、インク紙の送り精度を低くしても確
実にインク紙の搬送が行われる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の熱転写型記録装置の概略上
面図、第2図はプラテンローラの正面図、第3図は第2
図の側面図、第4図の(a)は第2図の一部拡大図、第
4図の(b)は第4図(a)の側面図、第5図はプラテ
ンローラ単体の側面図、第6図は回転駆動系のギヤブロ
ック正面図、第7図は装置の駆動系を示す正面図、第8
図は切り換えギヤの説明図、第9図は装置の給紙状態を
示す正面図、第10図は第9図のプラテンローラの一部
拡大図、第11図は装置の印刷状態を示す正面図、第1
2図は第11図のプラテンローラの一部拡大図、第13
図は装置の排出状態を示す正面図、第14図は第13図
のプラテンローラの一部拡大図である。 1・・・プラテンローラ 3・・・記録紙4・・・スト
ッパ    5・・・チャックアーム6・・・スプリン
グ   8・・・プラテンギヤ36・−・フィードロー
ラ 60・・・Kアーム73・・ インク紙カー ト リ ラン 3b ・・・係合部 ・・・サ マルヘツ ト

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、記録紙をクランプするクランプ機構をもったプラテ
    ンローラを備え、記録時には記録紙を前記クランプ機構
    により前記プラテンローラにクランプし、色部分を順番
    に設けたインク紙を前記記録紙上に重ね合わせサーマル
    ヘッドで前記インク紙を加熱することにより前記記録紙
    に一色分の記録を行い上記一色分の記録を各色に対しそ
    れぞれ行うことによりカラーの記録を行い、前記記録紙
    を前記クランプ機構から解放し排出口まで前記プラテン
    ローラの駆動力により搬送し前記排出口に設けた排紙手
    段により更に下流まで搬送し装置の外部に排出する熱転
    写記録装置において、 前記プラテンローラの搬送速度と前記排紙手段の搬送速
    度とを略等しくしたことを特徴とする熱転写記録装置。 2、請求項1において、前記インク紙でカラー記録を行
    う際に最後の色で記録を行う直前に前記クランプ機構か
    ら前記記録紙を解放し最後の色を記録しながら前記記録
    紙を前記排出口に搬送する熱転写記録装置。 3、請求項2において、最後の色で記録する際に前記プ
    ラテンローラと前記排紙手段の両方で前記記録紙を搬送
    しながら記録を行う熱転写記録装置。
JP25018990A 1990-09-21 1990-09-21 記録紙クランプ機構を持つカラー熱転写記録装置 Pending JPH04129770A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0647974A (ja) * 1991-10-16 1994-02-22 Samsung Electronics Co Ltd ビデオプリンターのホルダー装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH0647974A (ja) * 1991-10-16 1994-02-22 Samsung Electronics Co Ltd ビデオプリンターのホルダー装置

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