JPH04129358U - 荷重応動式ブレーキ液圧制御装置 - Google Patents

荷重応動式ブレーキ液圧制御装置

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JPH04129358U
JPH04129358U JP4437491U JP4437491U JPH04129358U JP H04129358 U JPH04129358 U JP H04129358U JP 4437491 U JP4437491 U JP 4437491U JP 4437491 U JP4437491 U JP 4437491U JP H04129358 U JPH04129358 U JP H04129358U
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JP
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load
control device
pressure control
fluid pressure
brake fluid
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Application number
JP4437491U
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Inventor
歩 丸地
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スズキ株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本考案は、組み付け作業性の向上を図ること
ができる荷重応動式ブレーキ液圧制御装置を提供するこ
とを目的とする。 【構成】 本考案では、上記目的を達成するために、自
由端がセンサスプリングを介してサスペンションアーム
に連結される荷重検知アームを備えるとともに、該荷重
検知アームの上動を規制するストッパボルトを備えた荷
重応動式ブレーキ液圧制御装置において、上記ストッパ
ボルトの頭部に上記荷重検知アームを仮固定する仮固定
手段を設け、もって、納入に先だって上記荷重検知アー
ムを上記仮固定手段を用いて上記ストッパボルトに固定
したした構成としている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、荷重応動式ブレーキ液圧制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、図6に示すように、自由端21aがセンサスプリング22を介して サスペンションアッパアーム23に連結される荷重検知アーム21を備えるとと もに、該荷重検知アームの上動を規制するストッパボルト24を備えた荷重応動 式ブレーキ液圧制御装置25がある。
【0003】 この荷重応動式ブレーキ液圧制御装置25は、荷重検知アーム21に加えて、 図示しないブレーキマスタシリンダからリヤホイールシリンダに至る液圧通路に 介在設置されるプロポーションバルブユニット26を備えている。
【0004】 このプロポーションバルブユニット26の働きにより、荷重応動式ブレーキ液 圧制御装置25は、制動初期での低制動力時には、前輪側と等しい制動力を後輪 側に与え、制動力が所定値以上になったときは前輪側より小さな制動力を後輪側 に与え、これにより、後輪ロックを防止するように作動するようになっている。
【0005】 また、荷重応動式ブレーキ液圧制御装置25は、積載荷重の大小によって後輪 ロックが生ずる制動力の大きさが異なってくるので、後輪制動力の割合を減少さ せ始める制動力を、積載荷重が大のときは大きく、小のときは小さくするように 動作するように構成されている。そして、このときの積載荷重は、荷重検知アー ム21およびセンサスプリング22を介して検知されてプロポーションバルブユ ニット26に伝えられるように構成されている。
【0006】 ところで、従来の荷重応動式ブレーキ液圧制御装置25は、次のようにして車 体に取り付けられる。
【0007】 すなわち、荷重応動式ブレーキ液圧制御装置25は、治具27を用いてセンサ スプリング22を規定長さLに少し引っ張った状態に仮固定し、次いで、荷重検 知アーム21をストッパボルト24の頭部24aに当たるまで押し上げる。
【0008】 そして、この状態のまま手で押さえて、サスペンションアッパアーム23から 延設されたブラケット28の長孔28aにセンサスプリング22の下端に取り付 けた調整ボルト29を挿通して適宜位置に調整締結し、センサスプリング22を ブラケット28に固定する。
【0009】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、上記荷重検知アーム21の位置調整時には、該荷重検知アームに力 を入れ過ぎると、該荷重検知アームがストッパボルト24の頭部24aを支点に して図6に二点鎖線で示す状態にまで持ち上がっていまうとともに、その支持端 21bがプロポーションバルブユニット26の係合凹部26aから外れて浮いて しまう虞があった。
【0010】 このため、センサスプリング22のブラケット28の長孔28aに対する取り 付け位置がずれていまい、その位置調整における精度が悪くなるのみならず、荷 重応動式ブレーキ液圧制御装置25の組み付け作業に手間が掛かり、その作業性 の低下を招いていた。
【0011】 本考案は、上記実情に鑑みてなされたもので、組み付け作業性の向上を図るこ とができる荷重応動式ブレーキ液圧制御装置を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】
本考案では、上記目的を達成するために、自由端がセンサスプリングを介して サスペンションアームに連結される荷重検知アームを備えるとともに、該荷重検 知アームの上動を規制するストッパボルトを備えた荷重応動式ブレーキ液圧制御 装置において、上記ストッパボルトの頭部に上記荷重検知アームを仮固定する仮 固定手段を設け、もって、納入に先だって上記荷重検知アームを上記仮固定手段 を用いて上記ストッパボルトに固定するようにした構成としている。
【0013】
【実施例】
以下、本考案に係る荷重応動式ブレーキ液圧制御装置の実施例について、添付 図面を参照しながら詳細に説明する。
【0014】 図1〜図3は、本考案の一実施例を示すものである。 本実施例の荷重応動式ブレーキ液圧制御装置1は、プロポーションバルブユニ ット2の働きにより、制動初期での低制動力時には、前輪側と等しい制動力を後 輪側に与え、制動力が所定値以上になったときは前輪側より小さな制動力を後輪 側に与え、これにより、後輪ロックを防止するように作動するもので、自由端3 aがセンサスプリング4を介して図示しないサスペンションアームに連結される 荷重検知アーム3を備えるとともに、該荷重検知アームの上動を規制するストッ パボルト5を備えている。
【0015】 そして、当該装置1では、そのストッパボルト5の頭部5aに荷重検知アーム 3を仮固定する仮固定手段6を設けている。
【0016】 仮固定手段6は、ストッパボルト5の頭部5aの直下に設けた環状凹部7と、 板体スプリング8とから構成されている。
【0017】 環状凹部7は、ストッパボルト5の頭部5aから少し下がったところに設けた 環状凸部5bと頭部5aとの間に設けられている。
【0018】 板体スプリング8は、図3に示すように、金属製あるいは樹脂製の弾性板材を 略U字形状に折曲して形成され、特に、その一端部8aが他端部8bよりも長く されている。
【0019】 板体スプリング8は、荷重検知アーム3のストッパボルト挿通孔3bを画成す る周縁部にその一端部8aが予め接着あるいは溶着により固定される。
【0020】 上記実施例では、当該装置1の納入に先だって、荷重検知アーム3を持ち上げ て予め仮固定手段6の板体スプリング8をストッパボルト5の環状凹部7に係合 させて、該荷重検知アームをストッパボルト5の頭部5a側に仮固定するととも に、治具9を用いてスプリング4を規定長さに少し引っ張った状態に仮固定して おく。
【0021】 上記のように仮固定された荷重応動式ブレーキ液圧制御装置1は、次のように して車体に取り付けられる。
【0022】 まず、上記状態のまま、図示しないサスペンションアッパアームから延設され たブラケット10の長孔にスプリング4の下端に取り付けた調整ボルト11を挿 通して、それらを適宜位置で調整締結し、スプリング4を上記ブラケットに固定 する。
【0023】 これにより、上記荷重検知アーム3の位置調整時には、該荷重検知アームに力 を入れ過ぎても、該荷重検知アームがストッパボルト5の頭部5aを支点にして 持ち上がってしまうことも無くなるとともに、その支持端3cがプロポーション バルブユニット2の係合凹部2aから外れて浮いてしまうようなことも無い。
【0024】 このため、センサスプリング4のブラケット10に対する取り付け位置がずれ ることも無く、その位置調整における精度も向上し、荷重応動式ブレーキ液圧制 御装置1の組み付け作業性も向上する。
【0025】 このようにして組み付けられた後は、荷重検知アーム3を下方に引っ張り、板 体スプリング8を図2に一点鎖線で示すようにストッパボルト5から外しておく 。
【0026】 図4および図5は、本考案の他の実施例を示すもので、特に、仮固定手段6の 他の例を示すものである。
【0027】 この仮固定手段6は、図5に示すように、金属製あるいは樹脂製の弾性材を略 逆円錐形に形成した筒状スプリング12である。
【0028】 そして、筒状スプリング12は、その上部内周側に環状凹部12aが設けられ 、該環状凹部の直下の外周側に環状凹部12bが設けられている。
【0029】 この例における仮固定手段6の筒状スプリング12は、ストッパボルト5に挿 通させてその環状凹部12a内に該ストッパボルトの頭部5aのつば部を嵌入さ せることにより、該ストッパボルトに固定される。
【0030】 また、荷重検知アーム3は、それを持ち上げてそのストッパボルト挿通孔3b の周縁部を筒状スプリング12の環状凹部12bに係合させることにより、スト ッパボルト5の頭部5aに固定される。
【0031】 したがって、この例においても、荷重応動式ブレーキ液圧制御装置1の納入に 先だって、荷重検知アーム3をストッパボルト5の頭部5a側に仮固定させるこ とができる。
【0032】 なお、本考案では、荷重検知アームの仮固定をより確実に行うようにするため に、その支持端をピン等を用いてプロポーションバルブユニットに回動自在に固 定するようにしてももちろん良い。
【0033】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案に係る荷重応動式ブレーキ液圧制御装置によれば 、当該装置の納入に先だって、荷重検知アームを持ち上げて予め仮固定手段によ り、該荷重検知アームをストッパボルトの頭部側に仮固定する構成としているの で、上記荷重検知アームの位置調整時には、該荷重検知アームに力を入れ過ぎて も、該荷重検知アームがストッパボルトの頭部を支点にして持ち上がってプロポ ーションバルブユニットから外れて浮いてしまうようなことも無い。
【0034】 このため、サスペンションアームのブラケットに対するセンサスプリングの取 り付け位置がずれることも無く、その位置調整における精度も向上する。
【0035】 したがって、荷重応動式ブレーキ液圧制御装置の組み付け作業性も向上し、ま た、そのサービス性においても、工場での組み付けの場合と同様に調整作業を行 えるので、改善される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例の荷重応動式ブレーキ液圧制
御装置を示す断面図である。
【図2】本考案の一実施例の要部を示す一部断面図であ
る。
【図3】本考案の一実施例の板体スプリングを示す斜視
図である。
【図4】本考案の他の実施例の要部を示す一部断面図で
ある。
【図5】本考案の他の実施例の筒状スプリングを示す断
面図である。
【図6】従来の荷重応動式ブレーキ液圧制御装置を示す
断面図である。
【図7】従来の荷重応動式ブレーキ液圧制御装置を取り
付ける様子を示す図である。
【符号の説明】
1 荷重応動式ブレーキ液圧制御装置 2 プロポーションバルブユニット 3 荷重検知アーム 4 センサスプリング 5 ストッパボルト 6 仮固定手段 7 凹部 8 板体スプリング 9 治具 10 ブラケット 11 調整ボルト 12 筒状スプリング

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自由端がセンサスプリングを介してサス
    ペンションアームに連結される荷重検知アームを備える
    とともに、該荷重検知アームの上動を規制するストッパ
    ボルトを備えた荷重応動式ブレーキ液圧制御装置におい
    て、上記ストッパボルトの頭部に上記荷重検知アームを
    仮固定する仮固定手段を設け、もって、納入に先だって
    上記荷重検知アームを上記仮固定手段を用いて上記スト
    ッパボルトに固定するようにしたことを特徴とする荷重
    応動式ブレーキ液圧制御装置。
JP4437491U 1991-05-17 1991-05-17 荷重応動式ブレーキ液圧制御装置 Pending JPH04129358U (ja)

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