JPS5836750A - 積載荷重応答型液圧制御弁の組付方法 - Google Patents

積載荷重応答型液圧制御弁の組付方法

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JPS5836750A
JPS5836750A JP13567781A JP13567781A JPS5836750A JP S5836750 A JPS5836750 A JP S5836750A JP 13567781 A JP13567781 A JP 13567781A JP 13567781 A JP13567781 A JP 13567781A JP S5836750 A JPS5836750 A JP S5836750A
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Japan
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Application number
JP13567781A
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English (en)
Inventor
Yutaka Kawaguchi
裕 川口
Yoshihisa Nomura
野村 佳久
Kiyoshi Nishiwaki
清 西脇
Hideyoshi Nishina
西名 秀芳
Kiyonobu Nagamori
永守 清延
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Motor Corp
Aisin Corp
Original Assignee
Aisin Seiki Co Ltd
Toyota Motor Corp
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Publication date
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Publication of JPS5836750A publication Critical patent/JPS5836750A/ja
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60TVEHICLE BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF; BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF, IN GENERAL; ARRANGEMENT OF BRAKING ELEMENTS ON VEHICLES IN GENERAL; PORTABLE DEVICES FOR PREVENTING UNWANTED MOVEMENT OF VEHICLES; VEHICLE MODIFICATIONS TO FACILITATE COOLING OF BRAKES
    • B60T8/00Arrangements for adjusting wheel-braking force to meet varying vehicular or ground-surface conditions, e.g. limiting or varying distribution of braking force
    • B60T8/18Arrangements for adjusting wheel-braking force to meet varying vehicular or ground-surface conditions, e.g. limiting or varying distribution of braking force responsive to vehicle weight or load, e.g. load distribution
    • B60T8/1806Arrangements for adjusting wheel-braking force to meet varying vehicular or ground-surface conditions, e.g. limiting or varying distribution of braking force responsive to vehicle weight or load, e.g. load distribution characterised by the calibration process or the means therefor

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  • Transportation (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Hydraulic Control Valves For Brake Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、リヤホイールシリンダに供給される制動液圧
を車両の積載荷重に応答して変化させる液圧制御弁の組
付方法に関し、特に、その液圧制御弁の組付の際、その
付勢機構の調節を容易にし、調節精度を向上させる組付
方法に関するものである。
リヤホイールシリンダに供給される制動液圧を減圧する
液圧制御弁の一種に、車両の積載荷重に応答してその制
動液圧、すなわち折点液圧を変化させる積載荷重応答型
液圧制御弁(LBpv)が提供されている。通常、その
ような積載荷重応答型液圧制御弁は、液圧制御弁本体か
ら一端が突き出されたバルブピストンと、そのバルブピ
ストンを本体内に押し込む方向に付勢する付勢機構とが
ら成る。そして、その付勢機構は、たとえば、第1図に
示されるように、液圧制御弁本体2に固着されたブラケ
ット4に枢着されその基端部において液圧制御弁本体2
から突き出されたバルブピストン6の先端に当接する伝
達部材8を備えるとともに、その伝達部材8をバルブピ
ストン6が本体2に押込まれる方向に付勢する予荷重ば
ね10と、その伝達部材8と車両のばね下部材との間に
張設され車両の積載荷重に応答してバルブピストン6が
伝達部材8から受ける付勢力を変化させる荷重検知ばね
12とを備えている。
しかしながら、そのような従来の積載荷重応答型液圧制
御弁の組付の際においては、予荷重げね10及び荷重検
知ばね12の取り付は長さを調節する調節部がそれぞれ
設けられ、それ等ばね10及び12がそれぞれ予め定め
られた一定の取付長さに調節されるため、ばねlO及び
12の組付長さが相互に関係して調節作業が煩雑となる
とともに、それ等のばね10及び12が一定の長さに調
節されても、ばね自体に公差?!l(含まれているので
、必スしもバルブピストン6に付与される付勢力が一定
とならず、液圧制御弁の減圧特性、すなわち折点油圧に
ばらつきが生ずる不都合があった。
本発明は以上の事情を背景に為されたものであり、その
目的とするところは、付勢機構のばね調節作業が簡単で
あり、しかも液圧制御弁の減圧特性の精度が向上する積
載荷重応答型液圧制御弁の組付方法を提供することにあ
る。
斯る目的を達成するため、本発明の組付方法は、車両の
積載荷重に応答してマスクシリンダからりャホイールシ
リンダに伝達される制動液圧を変化させる積載荷重応答
型液圧制御弁の組付方法であって、 (1)伝達部材を介してバルブピストンに予荷重を与え
る予荷重ばねと、該予荷重ばねと反対方向の付勢力を該
伝達部材に与え前記車両の積載荷重に対応して該バルブ
ピストンが該伝達部材から受ける予荷重を変化させる荷
重検知ばねとを、前記車両に取付けられると同様な位置
状態で予め組付ける工程と、 (2)続いて、前記バルブピストンの一定のリフト量ニ
対応して該バルブピストンに付与される予め定められた
基準予荷重に相当する等価負荷を前記予荷重ばねの付勢
力に抗して前記伝達部材に加える工程と、 (3)前記荷重検知ばねの付勢力と前記等価負荷に基づ
いて、前記伝達部材が前記バルブピストンに前記一定の
リフト量の移動を許容する量だけ変位させられるように
該荷重検知ばねの付勢力を調節し、この状態における該
荷重検知ばねの全長を記録する工程と、 (4)前記等価負荷を前記伝達部材から取り除くととも
に前記液圧制御弁を車両に取り付け、前記荷重検知ばね
を前記伝達部材と該車両のばね下部材との間に組付ける
工程と、 (5)その後、前記バルブピストンに一定のリフト量の
移動を許容する量だけ変位させられた前記伝達部材にお
ける荷重検知ばね連結位置の変位量と、前記記録された
荷重検知ばねの全長とを加えた長さとなるように、該荷
重検知ばねの全長を調節する工程とを含むことを特徴と
する。
また、別の態様においては、 (1)  伝達部材を介してバルブピストンに予荷重を
与える予荷重ばねを組付けるとともに、該予荷重ばねと
反対方向の付勢力を該伝達部材に与え前記車両の積載荷
重に対応して該バルブピストンが該伝達部材から受ける
予荷重を変化させる荷重検知ばねを該伝達部材と前記車
両のばね下部材との間に°組付ける工程と、 (2)続いて、前記バルブピストンの一定のリフト量に
対応して該バルブピストンに付与される予め定められた
基準予荷重に相当する等価負荷を前記予荷重ばねの付勢
力に抗して前記伝達部材に加える工程と、 (3)前記等価負荷と荷重検知ばねの付勢力に基づいて
、前記伝達部材が前記一定のリフト量の移動を許容する
量だけ変位するように該荷重検知ばねの付勢力を調節す
る工程と、 (4)その後、前記等価負荷を前記伝達部材から取り除
く工程と、 を含むことを特徴とする。
以下、本発明の一実施例を示す図面に基づいて詳細に説
明する。
第2図及び第8図において、22は液圧制御弁本体であ
り、一端がその液圧制御弁本体22から突き出したバル
ブピストン24を備えている。液圧制御弁本体22は、
図示しないマスクシリンダから制動液圧が供給される入
力ポート26とその制動液圧が予め定められた一定の値
(折点液圧)を上廻ったときその制動液圧を一定の割合
、または一定の値に減圧した制動液圧を図示しないリヤ
ホイールシリンダに出力する出力ポート28とを備えて
いる。液圧制御弁本体22は、バルブピストン24とと
もに良く知られた減圧作動を為すものであり、リミット
(L)バルブ、プロボーショニング(P)バルブ等が知
られている。
液圧制御弁本体22には、その折点液圧を決定するため
にバルブピストン24を液圧制御弁本体22内に向う方
向に付勢してバルブピストン24に予荷重を与える付勢
機構が設けられている。
すなわち、液圧制御弁本体22には、バルブピストン2
4の軸方向に対して傾斜したブラケット30が固着され
ており、そのブラケット30の下端ニはバルブピストン
24の軸に対して略直角を成し且つバルブピストン24
の突出端に当接するレバー82の一端がピン33によっ
て枢着されている。そのレバー32の中間部とブラケッ
ト30の上端との間には予荷重ばね34が張設され、レ
バー82がバルブピストン24を液圧制御弁本体22内
に押し込む方向に付勢されるとともに、その付勢方向と
反対方向の付勢力をレバー32に付与する荷重検知ばね
36の一端がばね下部材38に取り付けられ、その荷重
検知ばね36の他端がその長さ方向の係止位置を調節す
ることが可能な調節装置を介してレバー32の他端に取
り付けられている。すなわち、その調節装置は、レバー
32の他端に形成された雌ねじ穴に軸部が螺合されたフ
ック40どその軸部に螺合されてフック40の緩みを防
止するロックナツト42とから成る。
尚、前記レバー32は予荷重ばね34及び荷重検知ばね
36から付与された付勢力をバルブピストン24に伝達
する伝達部材を形成している。
前記ばね下部材38は、車両の車体を支えるばねから下
(路面)側に配設される部材、たとえば車軸管またはこ
れに固定された部材であり、車両の積載荷重の変化に伴
うそのばねの変形によって車体に取り付けられる液圧制
御弁本体22との間に相対位置の変化を生じる。したが
って、積載荷重が増大すると、荷重検知ばね36の全長
が縮められるので、予荷重ばね34の付勢力と反対方向
にレバー32に付与する付勢力が減少し、バルブピスト
ン24がレバー32から受ける液圧制御弁本体22内に
向う付勢力が大きくされるようになっている。
尚、44及び46は後述の組付の際において用いられる
スケール及び空圧シリンダである。この空圧シリンダ4
6は、予め定められた一定の基準予荷重Wに相当する等
価負荷Eを、予荷重ばね34の付勢力に抗してレバー3
2に付与するものである。
ここで、バルブピストン24は、液圧制御弁本体22内
に向う方向の予荷重に抗して制動液圧の作用により減圧
作動を開始するためのリフト量に達するものであるので
、その予荷重によって液圧制御弁の作動特性(折点液圧
)が決定される。このため、車両の車体とばね下部材3
8とが一定の条件、たとえば積載荷重が零であるときに
、バルブピストン24が減圧作動を開始するために所定
の量(リフト量A)だけ液圧制御弁本体22から突き出
す方向にリフト(移動)させられたとき、液圧制御弁本
体22内に向う方向にレバー82からバルブピストン2
4に付与される一定の基準予荷重Wが設計4+め定めら
れ、所定の制動効果が得られるようにされている。した
がって、積載荷重応答型液圧制御弁の組付の際には、バ
ルブピストン24が減圧作動を開始するリフト量Aに達
したとき上記基準予荷重Wがバルブピストン24に正確
に付与されるように付勢機構が調節されることが望まれ
る。
前述のように構成された積載荷重応答型液圧制御弁は次
のような工程に従って組付けられる。
先ず、車両に取りつけられると同様な位置状態で、図示
しない所定の冶具に固定された液圧制御弁に予荷重ばね
84及び荷重検知ばね36が絹付けられる。すなわち、
ブラケツ)80及びレバー32が取り付けられた状態の
液圧制御弁本体22に予荷重ばね34がブラケット30
とレバー32との間に張設されるとともに、荷重検知ば
ね36の一端(図中上端)がフック40に掛は止められ
る。第2図の2点鎖線はこの工程におけるレバー32の
位置を示す。
続いて、空圧シリンダ46が作動させられ、バルブピス
トン24が減圧作動を開始するり7ト量Aに達したとき
、レバー32からバルブピストン24に付与される基準
予荷重Wに相当する等価負荷Eがレバー32に与えられ
る。−すなわち、この等価負荷Eは空圧シリンダ460
ロツドを介してレバー32に固定されたフック40の軸
部中心位置、換言すれば荷重検知ばね36がレバー32
に連結された位置に加えられるので、基準予荷重Wの(
h/(h倍の力が空圧シリンダ46からレバー32に付
与される。ここで、llはレバー32の回動中心とバル
ブピストン24がレバー82に当接する点との間の長さ
、e2はレバー32の回動中心とフック40の軸部中心
との間の長さであるO そして、空圧シリンダ46から付与された等価負荷Eと
荷重検知ばね36の付勢力とに基づいて、バルブピスト
ン24に前記リフト量Aの移動を許容する量だけ予荷重
ばね34の付勢力に抗してレバー32が回動するように
、荷重検知ばね36の付勢力を調節し、この状態におけ
る荷重検知ばね36の全長り、を記録する。第2図はこ
の状態を示す。すなわち、バルブピストン24のリフト
量Aを許容するレバー32の回動量は、スケール44の
目盛においてレバー32の先端がリフト量Aのlh/1
1倍の移動距離を示す位置まで荷重検知ばね36の付勢
力を強める方向に調節することによって得られ、このと
きの荷重検知ばね36の全長Loの記録は、たとえば荷
重検知ばね36の下端を基準点とし、この基準点から一
定距1lli L 。
のフック40の軸部にタガネで刻印することによって得
られる。ここ六13はレバー32の回動中心とレバー3
2の先端との間の距離である。尚、この場合における荷
重検知ばね36の付勢力の調節は、7ツク40を回転さ
せることによって調節してもよいし、荷重検知ばね36
の下端が連結されている図示しない部材を下方に移動さ
せてもよい。
本工程においては、予荷重ばね34及び荷重検知ばね3
6の全長のばらつきに拘らず、バルブピストン24に実
際に基準予荷重Wを付与する状態における荷重検知ばね
36の全長Loが組付品毎に記録されるのである。
次に、空圧シリンダ46の作動が解かれてレバー32か
ら等価負荷圧が取り除かれる。その後、液圧制御弁本体
22が車両に固定され、荷重検知ばね36の一端(下端
)がばね下部材38に連結された状態で、前工程におい
て、等価負荷Eが加えられた状態における荷重検知ばね
36の連結位置の変位量D(すなわち、AX6z/jh
)と、記録された荷重検知ばね36の全長LOとを加え
た長さとなるように荷重検知ばね36の全長りを調節す
る。すなわち、フック40を回転させることによって、
荷重検知ばね36下端の基準点と7ツク40の細部の刻
印との間の距離りが(Lo+D)となるように荷重検知
ばね36を伸長させるのである。そして、荷重検知ばね
36の新たな全長りが(LO+D)となったとき、ロッ
クナツト42を締めつけてフック40を固定する。第3
図はこの状態を示している。
本工程においては、車輌へ組付けられた状態において、
バルブピストン24の突き出し距離がリフト量Aに達す
る状態にレバー32が回動させられたとき、荷重検知ば
ね36の全長がり、となって基準予荷重Wがバルブピス
トン24に付与されるように、予め荷重検知ばね36の
全長をレバー32の変位量りだけ長く設定するのである
このように、本発明の組付方法によれば、荷重検知ばね
36のみの調節によって付勢機構のばね調節作業が為さ
れるので、予荷重ばね34及び荷重検知ばね36のそれ
ぞれの全長を所定長さに調節し、しかもそれぞれの調節
によって相互の全長に影響するため繰返し微調節を必要
とする従来の調節作業に比較して、きわめて簡単にばね
調節作業が為され、積載荷重応答型液圧制御弁の組付能
率が大幅に向上するのである。
同時に、バルブピストン24に減圧作動を開始するリフ
ト量Aの移動を許容するレバー32の回動状態において
、レバー32を介して実際にバルブピストン24に対し
て基準予荷重Wが与えられるように荷重検知ばね36の
付勢力が調節され、更に、このときの荷重検知ばね36
の全長LOと荷重検知ばね36の連結部分におけるし)
<−82の変位量りとを加えた長さがLとなるように、
車両に組付られた状態で荷重検知ばね36の全長が調節
されるので、予荷重ばね34及び荷重検知ばね36の全
長のばらつきに拘らず、リフト量Aをリフトさせられた
バルブピストン24に対して精度の高い基準予荷重Wが
加えられ得る。したがって、バルブピストン24に付与
される予荷重のばらつきが解消され、積載荷重応答型液
圧制御弁の減圧特性の精度が大幅に向上するのである。
次に、本発明の他の実施例を説明する。尚、本実施例に
おいて前述の実施例と共通する部分は同一の符号を付し
て説明を省略する。
先ず、液圧制御弁本体22に取り付けた状態で予荷重ば
ね34を組付けるとともに、荷重検知ばね86をレバー
82とばね下部材38との間に張設する。
続いて、等価負荷Eを予荷重ばね34の付勢力と反対方
向にレバー32に加える。そして、レバー82の回動量
が、バルブピストン24にその減圧作動が開始するリフ
ト量の移動を許容する量だけ回動するように荷重検知ば
ね36の付勢力を7ツク40にて調節し、ロックナツト
42にてフック40をロックする。
その後、等価負荷Eを取り除く。この状態における荷重
検知ばね86は等価負荷Eが除がれて伸長し、その全長
は前述の実施例における荷重検知ばね36の全長L1す
なわち(Lo+D)と同じになる。
このように、本実施例によれば、前述の実施例の効果を
そのまま備えるとともに、更に、前述の     ゛実
施例に比較して、荷重検知ばね36の全長り。
の記録、荷重検知ばね36の全長りの調節等の工程が省
略されるので、一層調節作業が簡単となり積載荷重応答
型液圧制御弁の組付能率が更に向上するのである。
以上、本考案の一実施例について説明したが、本考案は
その他の態様においても適用される。
たとえば、前述の実施例において、荷重検知ばね36の
全長Loを記録するときのレバー32の回動量はバルブ
ピストン24にリフト量Aの移動を許容する量とされて
いるが必ずしもこれに限られない。すなわち、レバー3
2の回動量をバルブピストン24にリフト量Aの半分だ
け許容する量とし、このときレバー32に加える等価負
荷を前述の等価負荷Eから(KXD/2)を減じたもの
とすればよい。また、同様に、レバー32の回動量が極
く僅かの量としこのときのレバー32に加える等価負荷
を前述の等価負荷Eから(KXD)だけ減じたものとし
てもよい。要するに、バルブピストン24の一定のリフ
ト量に対応して該バルブピストン24に付与される予め
定められた一定の基準予荷重Wに相当する等価負荷Eを
予荷重ばね84の付勢力に抗してレバー32に加えれば
よいのである。尚、Kは予荷重ばね34及び荷重検知ば
ね36とレバー82との関連において決定されるレバー
82における荷重検知はね36連結部分のばね定数であ
る。
荷重検知ばね36の長さの調節装置は、そのいずれの端
部に設けられていてもよく、また液圧制御弁本体22の
位置がばね下部材38に対して相対移動させられるよう
に構成されてもよい。
荷重検知ばね86の全長Loの記録は、その伸縮部分を
挾んでおれば、基準点及び刻印点は種々選択され得る。
レバー32に等価負荷Eを加える方法は種々変更が加え
られ得、たとえば等価負荷Eに相当する重量の錘をレバ
ー82に掛けてもよい。
伝達部材はバルブピストン24に予荷重を伝達するもの
でよいから、レバー32のみならずバルブピストン24
の軸に平行に移動するスライド部材でもよく、伝達部材
であるレバー32が予荷重を伝達するバルブピストン2
4は1本のみならず並列する2本であってもよいのであ
る。
また、予荷重ばね34は液圧制御弁本体22またはバル
ブピストン24の突き出し部分を覆うカバー内に格納さ
れる型式のものでも差支えない。
更に、空圧シリンダ46が等価負荷をレバー32に付与
する点は種々変更され得、また、空圧シリンダ46のロ
ッドとレバー32とは必ずしも直角を成していなくても
よいのである。
尚、上述したのはあくまでも本発明の一実施例であり、
本発明はその精神を逸脱しない範囲において種々変更が
加えられ得るものである。
以上詳記したように、本発明の組付方法によれば、荷重
検知ばねのみの調節によって組付が為されるので、予荷
重ばね及び荷重検知ばねの全長を所定長さに各々調節し
且つそれぞれの調節によって相互の全長に影響するため
繰返し微調節を必要とする従来の調節作業に比較して、
きわめて簡単にばね調節作業が為され、積載荷重応答型
制御弁の組付能率が大幅に向上する。
同時に、バルブピストン24に減圧作動を開始するリフ
ト量の移動を許容する伝達部材の位置状態において、伝
達部材を介して実際にパルプピストンンに対して基準予
荷重が与えられるように荷重検知ばねの付勢力を調節し
、更に、このときの荷重検知ばねの全長と荷重検知ばね
連結部分の伝達部材の変位量とが加えられた長さとなる
ように、車両に組付られた状態の荷重検知はねの全長が
調節されるので、予荷重ばね及び荷重検知ばねの全長の
ばらつきに拘らず、バルブピストンに対して精度の高い
基準予荷重を与えられ得る。したがって、減圧特性のば
らつきがきわめて少ない積載荷重応答型液圧制御弁を得
ることができる。
そして、別の態様においては、上記効果に加え、荷重検
知ばねの全長の記録及び調節工程が不要となるので、一
層組付能率が向上する。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の組付方法が適用される積載荷重応答型液
圧制御弁の構成を示す図である。第2図及び第3図は本
発明の一実施例が適用される積載荷重応答型液圧制御弁
においてその組付工程をそれぞれ説明する図である。 24:バルブピストン 32ニレバー(伝達部材) 34:予荷重ばね  36:荷重検知ばね38:ばね下
部材 出願人  トヨタ自動車工業株式会社 同  アイシン精機株式会社 第と 1 J−th−区士 〆42 ■ 」 8

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)車両の積載荷重に応答してマスタシリンダからり
    ャホイールシリンダに伝達される制動液圧を変化させる
    積載荷重応答型液圧制御弁の組付方法であって、 伝達部材を介してバルブピストンに予荷重を与える予荷
    重ばねと、該予荷重ばねと反対方向の付勢力を該伝達部
    材に与え前記車両の積載荷重に対応して該バルブピスト
    ンが該伝達部材から受ける予荷重を変化させる荷重検知
    ばねとを、前記車両に取り付けられると同様な位置状態
    で予め組付ける工程と、 続いて、前記バルブピストンの一定のり7ト量ニ対応し
    て該バルブピストンに付与される予め定められた基準予
    荷重に相当する等価負荷を前記予荷重ばねの付勢力に抗
    して前記伝達部材に加える工程と、 前記等価負荷と荷重検知ばねの付勢力に基づいて、前記
    伝達部材が前記一定のリフト量の移動を許容する量だけ
    変位させられるように該荷重検知ばねの付勢力を調節し
    、この状態における該荷重検知ばねの全長を記録する工
    程と、 前記等価負荷を前記伝達部材から取り除くとともに前記
    液圧制御弁を車両に取り付け、前記荷重検知ばねを前記
    伝達部材と該車両のばね下部材との間に組付ける工程と
    、 その後、前記バルブピストンの一定のリフト量の移動を
    許容する量だけ変位させられた前記伝達部材における荷
    重検知ばね連結位置の変位量と、前記記録された荷重検
    知ばねの全長とを加えた長さとなるように、該荷重検知
    ばねの全長を調節する工程と、 を含むことを特徴とする積載荷重応答型液圧制御弁の組
    付方法。
  2. (2)車両の積載荷重に応答してマスクシリンダからり
    ャホイールシリンダに伝達される制動液圧を変化させる
    積載荷重応答型液圧制御弁の組付方法であって、 伝達部材を介してバルブピストンに予荷重を与える予荷
    重ばねを組付けるとともに、該予荷重ばねと反対方向の
    付勢力を該伝達部材に与え前記車両の積載荷重に対応し
    て該バルブピストンが該伝達部材から受ける予荷重を変
    化させる荷重検知ばねを該伝達部材と前記車両のばね下
    部材との間に組付ける工程と、 続いて、前記バルブピストンの一定のリフ)lニ対応し
    て該バルブピストンに付与される予め定められた基準予
    荷重に相当する等価負荷を前記予荷重ばねの付勢力に抗
    して前記伝達部材に加える工程と、 前記等価負荷と荷重検知ばねの付勢力に基づいて、前記
    伝達部材が前記一定のリフト量の移動を許容する量だけ
    変位するように該荷重検知ばねの付勢力を調節する工程
    と、 その後、前記等価負荷を前記伝達部材から取り除く工程
    と、 を含むことを特徴とする積載荷重応答型液圧制御弁の組
    付方法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2564397A1 (fr) * 1984-05-15 1985-11-22 Teves Gmbh Alfred Procede de prereglage du point de coupure d'une unite de commande de la pression de freinage d'un vehicule et unite de commande associee
JPS61183759U (ja) * 1985-05-09 1986-11-15
FR2684344A1 (fr) * 1991-11-29 1993-06-04 Bendix Europ Services Tech Procede de reglage et d'installation d'un compensateur de freinage sur un vehicule, et d'un compensateur de freinage regle selon ce procede.

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