JPH04129078A - カード状メモリとそのドライブ装置 - Google Patents

カード状メモリとそのドライブ装置

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JPH04129078A
JPH04129078A JP2248732A JP24873290A JPH04129078A JP H04129078 A JPH04129078 A JP H04129078A JP 2248732 A JP2248732 A JP 2248732A JP 24873290 A JP24873290 A JP 24873290A JP H04129078 A JPH04129078 A JP H04129078A
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JP2248732A
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Inventor
Isao Ikuta
生田 勲
Yoshihira Maeda
佳均 前田
Hisashi Ando
寿 安藤
Yoshio Sato
佐藤 美雄
Ken Sugita
杉田 愃
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野コ 本発明は、カード状メモリとそのドライブ装置に係り、
特に小型化を図るために好適なカード状メモリと、これ
に情報を記録、再生、消去するために好適なドライブ装
置に関する。
[従来の技術] 回転式光記録媒体(以下、「光ディスク」という、)を
内蔵したカード状メモリの従来技術としては、特開昭6
0−79581号公報、同62−54881号公報に記
載の技術がある。
前掲特開昭60−79581号公報には、全体として平
面長方形に形成され、かつスペーサ部材と、その一方の
面と他方の面の被覆材との3枚貼り合わせ構成で、スペ
ーサ部材に光ディスクである回転式記録媒体シートを回
転可能に収容したカードが記載されている。
また、この特開昭60−79581号公報には、中間ス
ペーサフレームと、これの一方の面と他方の面に積層さ
れた外側スペーサフレームと、各外側スペーサフレーム
のさらに外側に積層された被覆材との5枚貼り合わせ構
成で、中間スペーサフレームに光ディスクを回転可能に
収容したカードも記載されている。
さらに、この特開昭60−79581号公報には、光デ
ィスクをTeで形成した場合、ケース内部に不活性ガス
を封入し、光ディスクの酸化を防止する技術も記載され
ている。
また、前掲特開昭62−54881号公報には、平面長
方形の第1.第2のハーフを組み合わせて筐体を形成し
、第1.第2のハーフの一方に光ディスクである記録媒
体シートを収容するための囲繞壁を形成し、この囲繞壁
内に光ディスクを回転可能に収容し、前記囲繞壁の開口
部を他方のハーフで塞いだカードが記載されている。
さらに、この特開昭62−54881号公報には、筐体
に形成された情報の記録、再生、消去用の窓や、光ディ
スクのドライブ装置のスピンドルの挿通孔用のシャッタ
を設けた技術も記載されている。
[発明が解決しようとする課題] しかし、前記従来技術ではそのいずれも、情報の記録、
再生、消去用の窓を、平面長方形のケースや筐体の短手
方向でかつ光ディスクの半径方向に形成している。
その結果、ケースや筐体に必要な強度を持たせるため、
ケースや筐体の短手方向の長さを長くする必要があり、
大型化が避けられない問題があった。
これに伴い、カード状メモリのドライブ装置も大型化せ
ざるを得ない問題があった。
本発明の第1の目的は、平面長方形の短手方向の寸法を
短くし、全体として小型化を図り得るカード状メモリを
提供することにある。
本発明の第2の目的は、使い勝手の良いカード状メモリ
を提供することにある。
本発明の第3の目的は、内部機構が外部に模様として浮
かび上がるカード状メモリを提供することにある。
また、本発明の第4の目的は情報の記録、再生。
消去用の窓からケース内に異物が侵入せず、しかも構造
が簡単なカード状メモリを提供することにある。
さらに、本発明の第5の目的は不活性ガスを用いること
なく、光ディスクの酸化を防止し得るカード状メモリを
提供することにある。
そして、本発明の第6の目的は大幅な小型化を図り得る
カード状メモリのドライブ装置を提供することにある。
[課題を解決するための手段] 前記第1の目的は、光ディスクに情報を記録。
再生、消去するための窓を、光ディスクの半径方向で、
かつ長方形のカード状ケースの長手方向に長い長穴型に
形成したことにより、達成される。
前記第2の目的は、前記長方形のカード状ケースを、隣
り合う2辺が54mX85■のクレジットサイズに形成
したことにより、達成される。
前記第3の目的は、前記カード状ケースを、透明に形成
したことにより、達成される。
また、前記第4の目的は前記窓を、光ディスクに対する
記録、再生、消去用の光のみを透過する材料で閉鎖した
ことにより、達成される。
さらに、前記第5の目的は前記光ディスクを、有機色素
を含む材料と、InSbTeと、G e S b T 
eと、A g Z nのいずれかにより形成したことに
より、達成される。
そして、前記第6の目的はカード状メモリを装着可能な
平面長方形のハウジングを備え、このハウジングの内部
に、回転駆動用のスピンドルモータを設置し、前記ハウ
ジング内においてスピンドルモータを挟んでハウジング
の長手方向の一方の側には情報の記録、再生、消去手段
を搭載した光学ヘッドと、この光学ヘッドを介して情報
の記録。
再生、消去手段を、カード状ケースに形成された窓の長
手方向に沿って直線往復移動させるリニアアクチュエー
タとを設置し、前記スピンドルモータを挟んでハウジン
グの長手方向の他方の側には前記光学ヘッドと情報処理
の外部装置との間で情報交換を行う情報交換手段と、こ
の情報交換手段と前記外部装置とを接続する接続端子と
を設けたことにより、達成される。
[作用コ 本発明の請求項1記載の発明では、光ディスクに情報を
記録、再生、消去するための窓を、光ディスクの半径方
向で、かつ長方形のカード状ケースの長手方向に長い長
穴型に形成している。
これにより、カード状ケースに必要な強度を確保しつつ
、カード状ケースの短手方向の寸法を短くできるので、
カード状メモリ全体の小型化を図ることができる。
本発明の請求項2記載の発明では、平面長方形のカード
状ケースを、隣り合う2辺が54mm×85■のクレジ
ットサイズに形成している。
このように、一般に普及型のクレジットサイズに形成し
ているので、使い勝手を良くすることができる。
本発明の請求項3記載の発明では、カード状ケースを透
明に形成している。
その結果、内部機構が模様となって浮かび上がって来る
ので、面白さや立体感を醸成することができる。
また、本発明の請求項4記載の発明では、情報の記録、
再生、消去用の窓を、光ディスクに対する情報の記録、
再生、消去用の光のみを透過する材料で閉鎖している。
したがって、前記窓からの異物の侵入による光ディスク
の汚染、損傷等のトラブルを未然に防止することができ
る。
さらに、本発明の請求項5記載の発明では、光ディスク
を、有機色素を含む材料、InSbTe、G e S 
b T eまたはAgZnで形成している。
これらの材料は、いずれも大気中で酸化されにくいので
、光ディスクの酸化による性能の劣化を防止することが
できるし、カード状ケース内に光ディスクの酸化を防止
するための不活性ガスを封入する必要がないので、構造
の簡素化を図ることができる。
さらにまた1本発明の請求項6記載の発明では、カード
状メモリを装着可能な平面長方形のハウジングを備え、
その内部にスピンドルモータと、情報の記録、再生、消
去手段を搭載した光学ヘッドと、リニアアクチュエータ
と、情報交換手段と、接続端子とを設けている。
そして、情報交換手段を、接続端子を介して情報処理の
外部装置と接続する。
一方、ハウジングにカード状メモリを装着し、このカー
ド状メモリの光ディスクをスピンドルモータに連結し、
スピンドルモータを駆動し、光ディスクを回転させる。
他方、リニアアクチュエータを駆動し、光学ヘッドを直
線往復運動させ、この光学ヘッドに搭載された情報の記
録、再生、消去手段をカード状メモリの窓の長手方向に
沿って移動させる。
その間、情報交換手段を通じて情報処理の外部装置と光
学ヘッドとの間で情報の授受を行い、情報の記録、再生
、消去手段により光ディスクに情報の記録、再生、消去
を行う。
この請求項6記載の発明では、カード状ケースの長手方
向に長い長穴型に形成された窓に沿って光学ヘッドを直
線往復移動させるようにしているので、装置全体を平面
長方形のカード状メモリの短手方向に短縮することがで
きることと、スピンドルモータを挟んでハウジングの長
手方向の一方の側には光学ヘッドとリニアアクチュエー
タとを設け、ハウジングの長手方向の他方の側には情報
交換手段と接続端子とを設け、必要機器を合理的に配置
していることとが相俟って、装置全体を大幅に小型化す
ることができる。
[実施例] 以下、本発明の実施例を図面により説明する。
第1図〜第3図は本発明カード状メモリの第1の実施例
を示すもので、第1図は全体の斜視図、第2図は分解斜
視図、第3図は光ディスクの拡大縦断面図である。
この第1の実施例のカード状メモリは、カード状ケース
1と、これの内部に収容された光ディスク2とを有して
構成されている。
前記カード状ケース1は、全体として平面長方形に形成
されており、この実施例では隣り合う2辺が54mX8
5mのクレジットサイズに形成されている。また、この
カード状ケース1は第1の部材1ごと、スペーサ部材1
bと、第2の部材1cの3枚の部材を貼り合わせて構成
さtている6前記第1゜第2の部材1a、 lcおよび
スペーサ部材1bは、軽金属または合成樹脂で作製され
ている。
前記第1.第2の部材1a、 lcは同形に形成されて
おり、それぞれに情報の記録、再生、消去用の窓3と、
スピンドルモータ(図示せず)のスピンドル挿通用の穴
5とが設けられている。また、第1、第2の部材1a、
 lcはこの実施例では透明な材料で作製されている6
前記窓3は、光ディスク2の半径方向で、かつ長方形の
長手方向に長い長穴型に形成されている。また、窓3は
光ディスク2に対する記録、再生、消去用の光のみを透
過する材料で閉鎖されている。そして、この窓3は第1
゜第2の部材1a、 lcの表面より、約0.1園凹ん
でいる。
前記スペーサ部材1bは、スピンドル挿通用の穴5と同
心円で、かつ光ディスク2の外径よりもわずかに大径の
六6が形成されている。この六6には、光ディスク2が
回転可能に収容されている。
前記光ディスク2は、一般に厚さが0.5m、外径が2
インチに形成されている。この光ディスク2には、第3
図に示すように、一方の面の中心部にハブ4が貼り付け
られている。このハブ4は磁性材料で形成されており、
ドライブ装置(後に詳述する。、)のスピンドルモータ
のスピンドルに設けられた磁石を介して、スピンドルモ
ータに連結するようになっている。さらに、光ディスク
2はこの実施例では、有機色素を含んだ材料、InSb
Te、GeSbTeまたはAgZnで作製され、大気中
で酸化しにくいように形成されている。
前記カード状メモリは、次のように組み立てられる。
まず、カード状ケース1の第1の部材lc上にスペーサ
部材1bを位置決めして貼り合わせ、スペーサ部材1b
に形成された六6に、ハブ4を有する光ディスク2を収
容する。ついで、スペーサ部材lb上に第3の部材1c
を位置決めして貼り合わせ、3枚の部材を一体化して組
み立てる。
前記貼り合わせは、第1.第2の部材1a、 lcおよ
びスペーサ部材1bが軽金属製の場合には、接着剤また
は溶接により行う。第1.第2の部材1a。
1cおよびスペーサ部材1bが合成樹脂製の場合には、
紫外線硬化樹脂を用い、これを紫外線露光により硬化さ
せ、接着する。また、第1.第2の部材1a。
Icが透明な合成樹脂製で、スペーサ部材1bが軽金属
製の場合にも、紫外線硬化樹脂を用い、これを紫外線露
光により硬化させて接着すればよい。
この第1の実施例のカード状メモリでは、情報の記録、
再生、消去用の窓3を、光ディスク2の半径方向で、か
つ長方形のカード状ケース1の長手方向に長い長穴型に
形成しているので、カード状ケース1に必要な強度を確
保しつつ、カード状ケース1の短手方向の寸法を短くで
き、その結果カード状メモリ全体を小型化することが可
能となる。
また、カード状ケース1の隣り合う2辺を54mm×8
5■のクレジットサイズに形成し、一般普及型のカード
型に形成することにより、使い勝手を良くすることがで
きる。
さらに、カード状ケース1の少なくとも第1゜第2の部
材1a、 lcを透明材料で形成することにより、内部
機構が模様として浮かび上がるので1面白さや立体感を
醸成することができる。
しかも、情報の記録、再生、消去用の窓3を、光ディス
ク2に対する情報の記録、再生、消去用の光のみを透過
する材料で閉鎖することにより、異物の侵入による光デ
ィスク2の汚染、損傷等のトラブルを未然に防止するこ
とができる。
さらに、光ディスク2を有機色素を含む材料、InSb
Te、GeSbTeまたはA g Z nで形成するこ
とにより、光ディスク2の酸化による性能劣化を防止す
ることができるし、カード状ケース1内に光ディスク2
の酸化を防止するための不活性ガスを封入するする必要
がなく、したがってカード状ケース1の構造の簡素化を
図ることができる。
次に、第4図は本発明カード状メモリの第2の実施例を
示す分解斜視図である。
この第2の実施例のカード状メモリは、カード状ケース
11が第1.第2の部材11a、 llbを貼り合わせ
て構成され、平面長方形に形成されている。
前記カード状ケース11の第1の部材11aは、比較的
肉厚に形成されている。この第1の部材11aには、情
報の記録、再生、消去用の窓12と、スピンドル挿通用
の穴13と、光デイスク収容用の穴14とが形成されて
いる。前記穴14は、光ディスク2の外径よりもわずか
に大きく、しかも第1の部材11aに凹型に形成されて
いる。
前記第2の部材11bは、薄い板材で形成されている。
この第2の部材11bには、情報の記録、再生、消去用
の窓12と、スピンドル挿通用の穴13とが形成されて
いる。
この第2の実施例のカード状メモリを組み立てるには、
第1の部材11aに形成された穴14に、前記ハブ4を
貼り付けた光ディスク2を回転可能に収容し、その上に
第2の部材11bを蓋体として覆せ、貼り付けて一体化
する。
この第2の実施例のカード状メモリは、スペーサ部材を
省略し、第1.第2の部材11a、 llbの2枚の部
材を貼り合わせて構成している外は、前記第1の実施例
と同様である。
ついで、第5図は本発明のカード状メモリの第3の実施
例を示す分解斜視図である。
この第3の実施例のカード状メモリでは、カード状ケー
ス21が第1.第2の部材21a、 21bを貼り合わ
せて構成されている。
前記第1の部材21aには、外周縁22と、情報の記録
、再生、消去用の窓23と、スピンドル挿通用の穴24
と、環状縁25が形成されていて、シェルタイブに作製
されている。前記環状縁25は、スピンドル挿通用の穴
24と同心円で、かつ光ディスク2の外径よりもわずか
に大きく形成され、環状縁25の開放側の面は前記外周
縁と同一高さに形成されている。
前記第2の部材21bは、薄い板材で形成されている。
この第2の部材21bには、情報の記録、再生、消去用
の窓23と、スピンドル挿通用の穴24とが形成されて
いる。
この第3の実施例のカード状メモリを組み立てるには、
カード状ケース21の第1の部材21aに形成された環
状縁25内にハブ4を貼り付けた光ディスク2を回転可
能に収容し、その上に蓋体として第2の部材21bを覆
せ、第1.第2の部材21a、21bを貼り合わせて行
う。
この第3の実施例のカード状メモリは、カード状ケース
21がシェルタイブの第1の部材21aと、薄い板材で
ある第2の部材21bの2枚を貼り合わせて構成されて
おり、第1の部材21aに形成された環状縁25内に光
ディスク2を収容し、スペーサ部材を省略している外は
、前記第1の実施例と同様である。
続いて、第6図および第7図は本発明カード状メモリの
ドライブ装置の一実施例を示すもので、第6図は平面図
、第7図は第6図の■−■線断面図である。
これらの図に示す実施例のドライブ装置は、ハウジング
31と、スピンドルモータ32と、リニアアクチュエー
タ35と、これにリニアガイド部材36を介して連係さ
れた光学ヘッド37と、これに搭載された情報の記録、
再生、消去手段である対物レンズ38と、情報交換手段
であるLSI39と、接続端子40とを備えて構成され
ている。
前記ハウジンク31は、平面長方形に形成されていて、
内部上方にカード状メモリを装着し得るように形成され
ている。なお、この実施例では第1図および第2図に示
すカード状ケース1を対象としている。
前記スピンドルモータ32は、ハウジング31内におい
て、カード状ケース1に形成されたスピンドル挿通用の
穴5に対応する位置に配置されている。
このスピンドルモータ32には、カード状メモリ方向に
延びるスピンドル33が取り付けられている。
このスピンドル33の途中には、磁石34が設けられて
いる。この磁石34は、カード状メモリの光ディスク2
に貼り付けられたハブ4を吸着して連結するようになっ
ている。
前記リニアアクチュエータ35と光学ヘッド37とは、
ハウジング31内において一方の側、つまりスピンドル
モータ32を挟んでカード状メモリの情報の記録、再生
、消去用の窓3側に配置され、前記LSI39と接続端
子40とは他方の側に配置されている。
前記リニアアクチュエータ35は、リニアガイド部材3
6を介して光学ヘッド37を直線往復運動させるように
なっている。
前記光学ヘッド37は、リニアアクチュエータ35によ
り直線往復運動操作され、対物レンズ38をカード状メ
モリの情報の記録、再生、消去用の窓3の長手方向に移
動させるようになっている。
前記対物レンズ38は、前記窓3を通じて光ディスク2
に情報を記録、再生、消去するようになっている。
前記LSI39は、接続端子40を介して情報処理の外
部装置(図示せず)と接続されていて、この外部装置と
前記光学ヘッド37間の情報の授受を行うようになって
いる。
前記実施例のドライブ装置を運転するには、接続端子4
0を介して情報処理の外部装置と、情報交換手段である
LSI39とを接続する。
一方、ハウジング31にカード状メモリを装着し、この
カード状メモリの光ディスク2を、これに貼り付けられ
たハブと、スピンドル33に設けられた磁石34とを介
してスピンドルモータ32に連結し、スピンドルモータ
32を駆動し、光ディスク2を回転させる。
他方、リニアアクチュエータ35を駆動し、光学ヘッド
37を直線往復運動させ、この光学ヘッド37に搭載さ
れた対物レンズ38をカード状メモリの窓3の長手方向
に沿って移動させる。
その間、LSI39を通じて情報処理の外部装置と光学
ヘッド37との間で情報の授受を行い、対物レンズ38
により光を利用して光ディスク2に情報の記録、再生、
消去を行う。
この実施例のドライブ装置は、前記第1図、第2図に示
すカード状メモリに限らず、第4図および第5図に示す
カード状メモリをも装着して運転できること、勿論であ
る。
そして、この実施例のドライブ装置では、カード状ケー
スの長手方向に長い長穴型の窓に沿って光学ヘッド37
を直線往復運動させるようにしているので、装置全体を
平面長方形のカード状メモリの短手方向に短縮すること
に伴って、同短手方向の寸法を短くすることができる。
また、スピンドルモータ32を挟んでハウジング31の
長手方向の一方の側には前記光学ヘッド37と、これを
駆動するリニアアクチュエータ35を配置し、ハウジン
グ31の長手方向の他方の側にはLSI39と、接続端
子40とを配置しており、このように必要機器を合理的
に配置したことによっても装置全体の寸法を短くするこ
とができる。
その結果、これらが相俟って、この実施例のドライブ装
置では大幅に小型化することが可能となる。
[発明の効果] 以上説明した本発明の請求項1記載の発明によれば、光
ディスクに情報を記録、再生、消去するための窓を、光
ディスクの半径方向で、かつ長方形のカード状ケースの
長手方向に長い長穴型に形成しているので、カード状ケ
ースに必要な強度を確保しつつ、カード状ケースの短手
方向の寸法を短くできるので、カード状メモリ全体の小
型化を図り得る効果がある。
本発明の請求項2記載の発明によれば、平面長方形のカ
ード状ケースを、隣り合う2辺が54m×85閣とし、
一般に普及型のクレジットサイズに形成しているので、
使い勝手を良くし得る効果がある。
本発明の請求項3記載の発明によれば、カード状ケース
を透明に形成しており、内部機構が模様となって浮かび
上がって来るので、面白さや立体感を醸成し得る効果が
ある。
また、本発明の請求項4記載の発明によれば、情報の記
録、再生、消去用の窓を、光ディスクに対する情報の記
録、再生、消去用の光のみを透過する材料で閉鎖してい
るので、前記窓からの異物の侵入による光ディスクの汚
染、損傷等のトラブルを未然に防止し得る効果がある。
さらに、本発明の請求項5記載の発明によれば、光ディ
スクを有機色素を含む材料、InSbTe、GeSbT
eまたはAgZnで形成しており、これらの材料はいず
れも大気中で酸化されにくいので、光ディスクの酸化に
よる性能の劣化を防止することができるし、カード状ケ
ース内に光ディスクの酸化を防止するための不活性ガス
を封入する必要がないので、カード状ケースの構造の簡
素化を図り得る効果がある。
そして、本発明の請求項6記載の発明によれば、カード
状メモリを装着可能な平面長方形のハウジングを備え、
このハウジングの内部に、回転駆動用のスピンドルモー
タを設置し、前記ハウジング内においてスピンドルモー
タを挟んでハウジングの長手方向の一方の側には情報の
記録、再生、消去手段を搭載した光学ヘッドと、この光
学ヘッドを介して情報の記録、再生、消去手段を、カー
ド状ケースに形成された窓の長手方向に沿って直線往復
移動させるリニアアクチュエータとを設置し、前記スピ
ンドルモータを挟んでハウジングの長手方向の他方の側
には前記光学ヘッドと情報処理の外部装置との間で情報
交換を行う情報交換手段と。
この情報交換手段と前記外部装置とを接続する接続端子
とを設けており、カード状ケースの長手方向に長い長穴
型に形成された窓に沿って光学ヘッドを直線往復移動さ
せるようにしているので、装置全体を平面長方形のカー
ド状メモリの短手方向に短縮することができることと、
スピンドルモータを挟んでハウジングの長手方向の一方
の側には光学ヘッドとリニアアクチュエータとを配置し
、ハウジングの長手方向の他方の側には情報交換手段と
接続端子とを配置し、必要機器を合理的に配置している
こととが相俟って、装置全体を大幅に小型化し得る効果
がある。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第3図は本発明カード状メモリの第1の実施例
を示すもので、第1図は全体の斜視図、第2図は分解斜
視図、第3図は光ディスクの拡大縦断面図、第4図は本
発明カード状メモリの第2の実施例を示す分解斜視図、
第5図は本発明のカード状メモリの第3の実施例を示す
分解斜視図、第6図および第7図は本発明カード状メモ
リのドライブ装置の一実施例を示すもので、第6図は平
面図、第7図は第6図の■−■線断面図である。 1・・・カード状ケース、1a・・・カード状ケースの
第1の部材、1b・・・同スペーサ部材、1c・・同第
2の部材、2・・・光ディスク、3・・・情報の記録、
再生、消去用の窓、4・・・光ディスクのハブ、5・・
・スピンドル挿通用の穴、6・・・光デイスク収容用の
穴、11・・・カード状ケース、lla、 llb・・
・カード状ケースの第1、第2の部材、12・・・情報
の記録、再生、消去用の窓、13・・・スピンドル挿通
用の穴、14・・・光デイスク収容用の穴、21・・・
カード状ケース、 21a、 21b・・・カード状ケ
ースの第1.第2の部材、22・・・同外周縁、23・
・・情報の記録、再生、消去用の窓、24・・・スピン
ドル挿通用の穴、25・・・光デイスク収容用の環状縁
、31・・・ドライブ装置のハウジング、32・・・同
スピンドルモータ、33・・・同スピンドル、34・・
・ハブ吸着用の磁石、35・・・ドライブ装置のリニア
アクチュエータ、37・・・同光学ヘッド、38・・・
情報の記録、再生、消去手段である対物レンズ、39・
・・情報交換手段であるLSI、 40・・・接続端子。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、長方形のカード状ケース内に、回転式光記録媒体を
    回転可能に収容し、情報の記録、再生、消去用の窓を通
    じて、カード状ケースの外部から回転式光記録媒体に光
    により情報を記録、再生、消去するカード状メモリにお
    いて、前記窓を、回転式光記録媒体の半径方向で、かつ
    長方形のカード状ケースの長手方向に長い長穴型に形成
    したことを特徴とするカード状メモリ。 2、前記長方形のカード状ケースを、隣り合う2辺が5
    4mm×85mmのクレジットサイズに形成したことを
    特徴とするカード状メモリ。 3、前記カード状ケースを、透明に形成したことを特徴
    とする請求項1または2記載のカード状メモリ。 4、前記窓を、回転式光記録媒体に対する記録、再生、
    消去用の光のみを透過する材料で閉鎖したことを特徴と
    する請求項1記載のカード状メモリ。 5、前記回転式光記録媒体を、有機色素を含む材料と、
    InSbTeと、GeSbTeと、AgZnのいずれか
    により形成したことを特徴とする請求項1記載のカード
    状メモリ。6、カード状メモリを装着可能な平面長方形
    のハウジングを備え、このハウジングの内部に、回転駆
    動用のスピンドルモータを設置し、前記ハウジング内に
    おいてスピンドルモータを挟んでハウジングの長手方向
    の一方の側には情報の記録、再生、消去手段を搭載した
    光学ヘッドと、この光学ヘッドを介して情報の記録、再
    生、消去手段を、カード状ケースに形成された窓の長手
    方向に沿って直線往復移動させるリニアアクチュエータ
    とを設置し、前記スピンドルモータを挟んでハウジング
    の長手方向の他方の側には前記光学ヘッドと情報処理の
    外部装置との間で情報交換を行う情報交換手段と、この
    情報交換手段と前記外部装置とを接続する接続端子とを
    設けたことを特徴とするカード状メモリのドライブ装置
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6052357A (en) * 1992-01-21 2000-04-18 Fujitsu Limited Compact optical disk apparatus having a swing-motion optical head

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6052357A (en) * 1992-01-21 2000-04-18 Fujitsu Limited Compact optical disk apparatus having a swing-motion optical head

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