JP2003085911A - ディスクメディア - Google Patents

ディスクメディア

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JP2003085911A
JP2003085911A JP2001279442A JP2001279442A JP2003085911A JP 2003085911 A JP2003085911 A JP 2003085911A JP 2001279442 A JP2001279442 A JP 2001279442A JP 2001279442 A JP2001279442 A JP 2001279442A JP 2003085911 A JP2003085911 A JP 2003085911A
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optical disk
disk
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magnet
spindle
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JP2001279442A
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Jiyunichi Nakamigawa
順一 中三川
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Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 保持力を高め、高速回転でも確実に保持でき
ると共に、安価なディスクメディアを得る。 【解決手段】 光ディスク18の軸芯にはセンター孔1
8Bが形成されており、センター孔18Bの周縁部で光
ディスク18の下面18A側には、光ディスク18と同
芯の環状の磁性体20がインサート成形されている。こ
れにより、スピンドル32に配設された磁石38を介し
て光ディスク18がスピンドル32に固定される。この
ように、光ディスク18のセンター孔18Bの外側に磁
性体20及び磁石38を配置することで、センター孔1
8Bの内側と比較して、磁性体20及び磁石38の面積
は大きくなるため、高速回転でも確実に光ディスク18
を保持することができる。また、磁性体20をインサー
ト成形することで、作業工数が削減され、コストダウン
を図ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、情報処理装置等の
記録再生媒体として用いられる円盤状のディスクメディ
アに関する。 【0002】 【従来の技術】例えば、可搬性を有するコンピューター
用の記録再生媒体として、円盤状の光ディスク等が用い
られている。このような光ディスクは、記録又は再生を
行う際には、ドライブ装置に装填された状態で回転され
つつ記録面へレーザー光が照射されることで、記録面の
色素層分解によるピット形成や相変化、磁化等によって
情報の記録がなされ、又はレーザー光の反射率や偏光角
の相違に基づいて記録された情報の再生が行われるよう
になっている。 【0003】図8(A)に示すように、ドライブ装置2
00側には図示しないスピンドルモータと直結して回転
駆動するスピンドル202が設けられており、このスピ
ンドル202の先端面202Aの中央部からは突出部2
04が突出している。この突出部204に光ディスク2
06に形成された孔部206Aを係合させると、光ディ
スク206がスピンドル202の先端面202Aに載置
される。 【0004】このように、スピンドル202の先端面2
02Aに光ディスク206が載置された状態で、スピン
ドル202の先端面202Aと対面して設けられた押さ
え部材208が、光ディスク206の上面をスピンドル
202の先端面202Aへ向かって押圧する。この押さ
え部材208は回転可能に軸支されており、押さえ部材
208とスピンドル202の先端面202Aとの間で挟
持された状態で光ディスク206はスピンドル202の
回転と共に回転する。 【0005】一方、高容量の光ディスクの場合、記録さ
れた情報の転送レートを高くするため、ドライブ装置の
回転数を高くする必要がある。このため、高容量の光デ
ィスクでは、光ディスクの保持力を高くする必要があ
る。 【0006】このため、図8(B)に示すように、スピ
ンドル210の先端面210Aに環状凹部212を凹設
して環状凹部212内に磁石214を嵌め込み、光ディ
スク216側には、センター孔216Aの内側に金属の
コア部218を取り付けている。 【0007】これにより、スピンドル210の先端面2
10Aに突設されたボス220にコア部218に形成さ
れた孔部218Aを係合させると、スピンドル210の
先端面210Aに固定された磁石214にコア部218
が磁着し、光ディスク216がスピンドル210の先端
面210Aに固定される。 【0008】しかし、この場合、成形後の光ディスク
(図示省略)のセンター孔216Aの内側にコア部21
8を取り付けるため、作業工数が増大し、コストアップ
に繋がる。 【0009】 【発明が解決しようとする課題】本発明は上記事実を考
慮し、保持力を高め、高速回転でも確実に保持できると
共に、安価なディスクメディアを提供することを目的と
する。 【0010】 【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明で
は、軸芯に形成された孔部の外側に、ドライブ装置のス
ピンドル側に設けられた磁性体に磁着可能な磁性体を設
けている。 【0011】ここで、互いに磁着する磁性体の幅が同じ
場合、ディスクメディアの孔部の外側に磁性体を配置し
た方が、孔部の内側に磁性体を配置する場合と比較し
て、磁性体の面積は大きくなるため、ディスクメディア
を保持する力は大きくなる。このため、高速回転でも確
実にディスクメディアを保持することができる。 【0012】また、仮に孔部の外側と内側とで配置する
磁性体の面積を同じにしたとしても、ディスクメディア
を回転させるために必要な力のモーメントは同じである
ため、孔部の外側に磁性体を配置した方が、軸芯からの
距離が離れている分、力は小さくて済む。換言すれば、
同じ磁着力の磁性体を用いた場合、孔部の外側に磁性体
を配置した方が、ディスクメディアを保持する力は大き
くなる。 【0013】ここで、ディスクメディアの孔部の外側に
磁性体を配置する方法として、ディスクメディアの記録
面側に磁性体を貼着する。この場合、磁性体はディスク
メディアの記録面から突出して配置されるため、成形時
にディスクメディアの孔部の周縁部に若干バリが生じた
としても、これにより、ディスクメディアの回転に影響
を及ぼすことはない。 【0014】また、一体成形により、ディスクメディア
の孔部の外側に磁性体を設けても良い。これにより、ス
ピンドル側に設けられディスクメディアを載置させる載
置部と該載置部に対面して配置された押さえ部材とでデ
ィスクメディアを挟持するだけでなく、磁性体の磁着力
によってディスクメディアを固定するため、ディスクメ
ディアの保持力を高めることができる。このため、高速
回転であっても確実にディスクメディアを保持すること
ができる。 【0015】また、金型内に磁性体をインサートして、
磁性体をディスクメディアと一体成形することで、成形
後のディスクメディアに金属製のコア部を取り付けた
り、ディスクメディアの記録面に磁性体を貼着する必要
がないので作業工数が削減され、コストダウンを図るこ
とができる。 【0016】さらに、接着剤や両面テープなどによっ
て、磁性体をディスクメディアの記録面に貼着する場合
よりも、ディスクメディアと磁性体との係合力が強いた
め、磁性体がディスクメディアから外れ難い。 【0017】ここで、2枚のディスクメディアを張り合
わせ、両面で記録・再生ができるようにしたディスクメ
ディアの場合、ディスクメディアの張り合わせ面に磁性
体を埋め込む。 【0018】このように、磁性体が一体成形されたディ
スクメディアを用いることで、低速回転では、載置部と
押さえ部材とでディスクメディアを挟持する代わりに、
磁性体の磁着力のみによってディスクメディアを保持し
ても良い。この場合、該ディスクメディア専用のドライ
ブ装置では、押さえ部材が不要となるため、ドライブ装
置を薄型にすることができる。また、押さえ部材を設け
ないことで、コストが削減される。 【0019】一方、ディスクメディアが箱状のケース内
に収納されたディスクカートリッジの場合、ケースには
開口部が設けられており、ケースに設けられた金属製の
シャッターによって開放可能となる。この開口部を通じ
て、ドライブ装置の記録再生ヘッドがディスクメディア
の記録面にアクセスし、ディスクメディアに対し情報の
記録・再生を行う。 【0020】ここで、ディスクメディアの孔部の外側に
磁石を一体成形し、シャッターが閉止された状態でシャ
ッターと磁石とが対面して配置されるようにする。これ
により、シャッターが閉止した状態では、ケース内で移
動可能なディスクメディアが磁石を介してシャッターに
吸引され、ディスクメディアが固定される。 【0021】このため、未使用時、ケース内でディスク
メディアがガタつかないのでディスクメディアに傷がつ
かない。なお、シャッターが開放された状態では、ディ
スクメディアに一体成形された磁石は、シャッターに吸
引されないため、ディスクメディアはディスクカートリ
ッジ内で自由に移動できる。 【0022】 【発明の実施の形態】まず、本発明の実施の形態に係る
ディスクメディアを備えたディスクカートリッジの概要
について説明する。なお、説明の便宜上、ディスクカー
トリッジのドライブ装置への装填方向(矢印F方向)を
前方向(FR)とし、それを基準に後方向(RE)、上
方向(UP)、下方向(LO)、左方向(LE)、右方
向(RI)として説明をする。 【0023】図1に示すように、ディスクカートリッジ
10は、全体として略直方体状に形成されており、ディ
スクカートリッジ10に備えられたケース12は、略矩
形状を成す2枚の上シェル14及び下シェルによって構
成されている。ここで、上シェル14と下シェル16と
が重なり合う面を上シェル14及び下シェル16の内面
といい、この反対側の面を上シェル14又は下シェル1
6の外面という。 【0024】この上シェル14及び下シェル16によっ
て構成された収納空間内に情報記録再生媒体としての円
盤状の光ディスク18が収納可能となっている。この光
ディスク18の下面18Aには記録面が形成され、この
記録面はカバー層(図示省略)にて被覆保護されてい
る。また、光ディスク18の軸芯には、センター孔18
Bが形成されており、図2(A)に示すように、センタ
ー孔18Bの周縁部には環状の磁性体20が設けられて
いる(後述する)。 【0025】一方、上シェル14及び下シェル16の内
面には、略環状の内壁22(上シェル14の内壁は下シ
ェル16の内壁22と略同一であるため、図示を省略す
る)が立設されており、上シェル14及び下シェル16
の内壁22及び外壁24の先端をそれぞれ突き合わせた
状態で接着、溶着、ビス止め等を行い、上シェル14と
下シェル16とを接合する。これにより、上シェル14
及び下シェル16の内壁22によって形成される空間内
に、光ディスク18が回転可能に収容される。 【0026】ところで、上シェル14の右方中央部に
は、略矩形状の開口部26が形成されており、下シェル
16の右方中央部には、鍵穴形状の開口部28が切欠か
れている。この開口部28には円形部28Aが形成され
ており、収納された光ディスク18と同芯とされ、光デ
ィスク18の使用時に、図2(B)に示すように、円形
部28Aからスピンドル32が挿入し、スピンドル32
の先端面32Aの中央部に突設された突起部34とセン
ター孔18Bとが係合すると共に、スピンドル32の先
端面32Aに光ディスク18が載置される。 【0027】ここで、スピンドル32の先端面32Aに
は、環状の凹部36が凹設されており、この凹部36内
には環状の磁石38が嵌め込まれ、固定されている。こ
れにより、光ディスク18がスピンドル32の先端面3
2Aに載置された状態では、光ディスク18の下面18
Aに設けられたニッケルやSUS430などの金属の磁
性体20がスピンドル32側の磁石38に磁着され、光
ディスク18がスピンドル32に固定されて、スピンド
ル32の回転と共に光ディスク18が回転する。 【0028】また、図1に示すように、開口部28には
円形部28Aから連続して長方形状の書込読取用開口部
28Bが形成されており、光ディスク18が回転した状
態で、書込読取用開口部28Bからは、ドライブ装置の
記録再生ヘッド(図示省略)が光ディスク18の記録面
にアクセスし、光ディスク18に対し情報の書込み又は
読取を行う。 【0029】一方、上シェル14と下シェル16とによ
って構成されたケース12の前部には、左右方向に摺動
して開口部26、28を開閉するシャッター40が設け
られている。このシャッター40は、矩形状を成す上面
板40Aと下面板40Bとによって構成されており、断
面視略コ字状に形成され、上面板40Aと下面板40B
とが対面して設けられている。そして、上面板40Aに
よって開口部26が閉塞され、下面板40Bによって開
口部28が閉塞される。 【0030】シャッター40は、常時バネ等の付勢部材
(図示しない)によって開口部26、28を閉塞する方
向に付勢されており、ディスクカートリッジ10をドラ
イブ装置へ装填させるとき、シャッター40がスライド
して、開口部26、28が開放される。 【0031】一方、下シェル16には、位置決め用の円
孔42及び長孔44が形成されており、ドライブ装置内
において、円孔42及び長孔44にドライブ装置の基準
ピン(図示省略)が挿入されることで、ディスクカート
リッジ10がドライブ装置内の水平方向及び高さ方向で
位置決めされる。この状態で、開放された開口部28の
書込読取用開口部28Bを経て光ディスク18に対し情
報の書込み又は読取が行われる。 【0032】次に、本発明の実施の形態に係るディスク
メディアについて説明する。 【0033】図1及び図2(A)に示すように、光ディ
スク18は、合成樹脂によって円盤状に成形されてお
り、軸芯にはセンター孔18Bが形成されている。この
センター孔18Bの周縁部で光ディスク18の下面18
A側には、光ディスク18と同芯の環状の磁性体20を
インサートして一体成形している。 【0034】このように、光ディスク18を成形する金
型(図示省略)内に磁性体20をインサートして、磁性
体20を光ディスク18と一体にすることで、従来のよ
うに、成形後の光ディスク(図示省略)に、図8(B)
に示すスピンドル210の先端面に設けられた磁石21
4と磁着可能な金属製のコア部218を取り付ける必要
がないので作業工数が削減され、コストダウンを図るこ
とができる。 【0035】また、図2(B)に示すように、互いに磁
着する磁性体20及び磁石38の幅が同じ場合、光ディ
スク18のセンター孔18Bの外側に磁性体20及び磁
石38を配置した方が、センター孔18Bの内側にコア
部218(図8(B)参照)及び磁石214(図8
(B)参照)を配置する場合と比較して、磁性体20及
び磁石38の面積は大きくなるため、光ディスク18を
保持する力は大きくなる。 【0036】また、仮に光ディスク18に設ける磁性体
20及び磁石38の面積を、センター孔18Bの内側と
外側とで同じにしたとしても、光ディスク18を回転さ
せるために必要な力のモーメントはセンター孔18Bの
内側と外側とで同じであるため、センター孔18Bの外
側に磁性体20及び磁石38を配置した方が、軸芯から
の距離が離れている分、力は小さくて済む。 【0037】換言すれば、同じ磁着力の磁石を用いた場
合、センター孔18Bの外側に磁性体20及び磁石38
を配置した方が、光ディスク18を保持する力は大きく
なる。このため、高速回転でも光ディスク18を保持す
ることができる。ここで、磁石38は半径方向に沿って
8等分しており、S極とN極とが交互に配設されるよう
にしている。これにより、磁石38の漏洩磁束を減少さ
せることができる。 【0038】一方、図3に示すように、スピンドル32
の先端面32Aに光ディスク18が載置された状態で、
スピンドル32の先端面32Aと対面して押さえ部材4
6が設けられたドライブ装置30の場合、押さえ部材4
6が光ディスク18の上面18Cに当接し、光ディスク
18をスピンドル32の先端面32Aへ向かって押圧す
る。この押さえ部材46は回転可能に軸支されており、
押さえ部材46とスピンドル32の先端面32Aとの間
で挟持された状態で光ディスク18はスピンドル32の
回転と共に回転する。 【0039】このため、図2(B)に示すように、磁性
体20と磁石38との磁着力によって光ディスク18を
固定するだけでなく、図3に示すように、スピンドル3
2の先端面32Aと押さえ部材46とによって光ディス
ク18を挟持して保持することで、さらに高速回転であ
っても確実に光ディスク18を保持することができる。 【0040】換言すれば、光ディスク18に磁性体20
をインサート成形し、スピンドル32の先端面に設けら
れた磁石38に磁性体20を磁着させ、光ディスク18
の保持力を大きくすることにより、光ディスク18の低
速回転では、スピンドル32の先端面32Aと押さえ部
材46とで光ディスク18を挟持する代わりに、図2
(B)に示すように、磁性体20と磁石38との磁着力
のみによって光ディスク18を保持しても良い。この場
合、押さえ部材46(図3参照)が不要となるため、ド
ライブ装置を薄型にすることができる。また、押さえ部
材46を設けないことで、コストが削減される。 【0041】また、光ディスク18のセンター孔18B
の周縁部に、環状の磁性体20をインサート成形するこ
とによって、接着剤や両面テープなどで磁性体20を光
ディスク18の記録面に貼着する場合よりも、光ディス
ク18と磁性体20との係合力が強いため、磁性体20
が光ディスク18から外れ難い。 【0042】しかし、これによって光ディスク18の記
録面に磁性体20を貼着する方法を否定するものではな
く、図4(A)に示すように、光ディスク50のセンタ
ー孔50Aの周縁部であって、光ディスク50の下面5
0Bに磁性体52を貼着しても良い。 【0043】この場合、磁性体52は光ディスク50の
下面50Bから突出して配置されるため、成形時に光デ
ィスク50のセンター孔50Aの内縁に若干バリ51が
生じたとしても、図4(B)に示すように、光ディスク
50の下面50Bが直接スピンドル32の先端面32A
に当接しないため、このバリ51によって、光ディスク
50の回転に影響を及ぼすことはない。 【0044】なお、本形態では、光ディスク18(又は
光ディスク50)に磁性体20(又は磁性体52)を設
けたが、光ディスク18(又は光ディスク50)をスピ
ンドル32の先端面32Aに磁着することができれば良
いため、これに限るものではない。 【0045】例えば、光ディスク18(又は光ディスク
50)に磁性体20(又は磁性体52)の代わりに、図
5に示すように、磁石47を用いても良く、また、この
場合、スピンドル32の先端面32Aに磁石38を用い
ても良いが、磁石38の代わりにニッケルやSUS43
0などの金属の磁性体49を用いても良い。すなわち、
組み合わせとして、磁石と磁石による磁着、磁石と強磁
性体金属による磁着及び強磁性体金属と磁石による磁着
が挙げられる。 【0046】また、ここでは、記録面が片面のみの光デ
ィスク18、50について説明したが、図6(A)に示
すように、2枚の光ディスク53、54を張り合わせ、
両面で記録・再生ができるようにしたDVD等の高容量
の光ディスク56に適用しても良い。 【0047】この場合、光ディスク53、54の上面側
(記録面と反対側)53A、54A、且つセンター孔5
3B、54Bの周縁部には、インサート成形により、そ
れぞれ磁石58、59を配置させている。この光ディス
ク53の上面53Aと光ディスク54の上面54Aとを
張り合わせ、これにより、磁石58、59が対面して配
置され、光ディスク56が形成される。 【0048】このように、磁石58、59が一体成形さ
れた光ディスク56を用いることで、スピンドル60の
先端面60Aに設けられた磁石63との磁着力によって
光ディスク56は保持される。 【0049】また、ここでは、光ディスク53に磁石5
8をインサートし、光ディスク54に磁石59をインサ
ートして一体成形したが、必ずしもインサート成形する
必要はなく、また、磁石58と磁石59とは別にする必
要はない。このため、一つの磁石を用いて光ディスク同
士を張り合わせるときに挿入しても良い。 【0050】さらに、本形態では、ケースで回転可能に
収納された光ディスクについて説明したが、ケースに収
納されない光ディスクに適用しても良い。このため、従
来のCDやDVDとも互換性のあるドライブが作製可能
である。 【0051】ところで、図7(A)に示すように、光デ
ィスク56が収納されたディスクカートリッジ62で
は、ケース64を構成する上シェル66及び下シェル6
8にそれぞれ形成された開口部66A、68Aがシャッ
ター70によって開閉可能となっている。この開口部6
6A或いは開口部68Aを通じて、ドライブ装置の図示
しない記録再生ヘッドが光ディスク56の記録面にアク
セスし、光ディスク56に対し情報の記録・再生が行わ
れる。 【0052】ここで、図7(B)に示すように、シャッ
ター70が閉止された状態では、シャッター70の上面
板70Aが磁石58と対面し、シャッター70の下面板
70Bが磁石59と対面して配置される。これにより、
シャッター70が閉止した状態では、ケース64内で移
動可能な光ディスク56が磁石58、59を介してシャ
ッター70に吸引され、光ディスク56が固定される。 【0053】このため、未使用時、ケース64内で光デ
ィスク56がガタつかないので光ディスク56に傷がつ
かない。なお、図7(A)に示すように、シャッター7
0が開放された状態では、シャッター70は光ディスク
56に一体成形された磁石58、59とは対面しないた
め、磁石58、59がシャッター70に吸引されること
はなく、光ディスク56はケース64で自由に移動でき
る。 【0054】 【発明の効果】本発明は、上記構成としたので、互いに
磁着する磁性体の幅が同じ場合、ディスクメディアの孔
部の外側に磁性体を配置した方が、孔部の内側に磁性体
を配置する場合と比較して、磁性体の面積は大きくなる
ため、ディスクメディアを保持する力は大きくなる。こ
のため、高速回転でも確実にディスクメディアを保持す
ることができる。また、金型内に磁性体をインサートし
て、磁性体をディスクメディアと一体成形することで、
成形後のディスクメディアに金属製のコア部を取り付け
たり、ディスクメディアの記録面に磁性体を貼着する必
要がないので作業工数が削減され、コストダウンを図る
ことができる。さらに、従来のCDやDVDとも互換性
があるドライブが作製可能である。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の実施の形態に係るディスクメディアを
用いたディスクカートリッジの分解斜視図である。 【図2】本発明の実施の形態に係るディスクメディアを
示す概略断面図であり、(A)は部分拡大図であり、
(B)はディスクメディアをドライブ側のスピンドルに
固定させた状態を示している。 【図3】本発明の実施の形態に係るディスクメディアを
他のドライブ装置のスピンドルに固定させた状態を示す
概略断面図である。 【図4】本発明の実施の形態に係る他の例を示すディス
クメディアを示す概略断面図であり、(A)は部分拡大
図であり、(B)はディスクメディアをドライブ側のス
ピンドルに固定させた状態を示している。 【図5】本発明の実施の形態に係るその他の例を示すデ
ィスクメディアをドライブ側のスピンドルに固定させた
状態を示す概略断面図である。 【図6】本発明の実施の形態に係るその他の例を示すデ
ィスクメディアを示す概略断面図であり、(A)は部分
拡大図であり、(B)はディスクメディアをドライブ側
のスピンドルに固定させた状態を示している。 【図7】図6(A)で示すディスクメディアを用いたデ
ィスクカートリッジを示す概略断面図であり、(A)デ
ィスクカートリッジのシャッターが開放された状態を示
し、(B)はシャッターが閉止された状態を示してい
る。 【図8】従来のディスクメディアを示す概略断面図であ
り、(A)は押さえ部材とスピンドルとでディスクメデ
ィアを挟持している状態を示し、(B)はディスクメデ
ィアのコア部とスピンドルの磁石とを磁着させた状態を
示している。 【符号の説明】 10 ディスクカートリッジ 18B センター孔(孔部) 18 光ディスク(ディスクメディア) 20 磁性体 38 磁石(磁性体) 50A センター孔(孔部) 50 光ディスク(ディスクメディア) 53B センター孔(孔部) 52 磁性体 53 光ディスク(ディスクメディア) 53B センター孔(孔部) 54 光ディスク(ディスクメディア) 54B センター孔(孔部) 56 光ディスク(ディスクメディア) 58 磁石(磁性体) 59 磁石(磁性体) 62 ディスクカートリッジ 63 磁石(磁性体)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 軸芯に形成された孔部にドライブ装置側
    のスピンドルが挿入され回転して情報が記録再生される
    ディスクメディアであって、 前記孔部の外側に、前記スピンドル側に設けられた磁性
    体に磁着可能な磁性体を設けたことを特徴とするディス
    クメディア。
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