JP3499192B2 - ディスクカートリッジ及びこれを用いた光磁気記録再生装置 - Google Patents

ディスクカートリッジ及びこれを用いた光磁気記録再生装置

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JP3499192B2 JP2000120568A JP2000120568A JP3499192B2 JP 3499192 B2 JP3499192 B2 JP 3499192B2 JP 2000120568 A JP2000120568 A JP 2000120568A JP 2000120568 A JP2000120568 A JP 2000120568A JP 3499192 B2 JP3499192 B2 JP 3499192B2
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【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光磁気記録媒体等
のディスク状記録媒体を収納するディスクカートリッジ
に係り、特に、小型化に資するディスクカートリッジに
好適に利用できるものである。
【0002】
【従来の技術】従来のディスクカートリッジを図9及び
図10に示し、また、これを用いた光磁気記録再生装置
を図11〜図13に示す。図9及び図10において、カ
ートリッジ(2)は上シェル(30)と下シェル(3
2)およびシャッタ(34)等から構成されており、カ
ートリッジ(2)内には情報信号が記録される光磁気デ
ィスク(1)が、回転可能に収納されている。上シェル
(30)には情報信号の記録あるいは再生を行う磁気ヘ
ッド(13)が臨む開口部(31)を、下シェル(3
2)には情報信号の記録あるいは再生を行うピックアッ
プユニット(8)が臨む開口部(33)を有している。
そして、カートリッジ(2)全体を光磁気記録再生装置
のメインシャーシ(4)上に保持し、情報の記録再生を
行うものである。
【0003】次に光磁気記録再生装置について以下に説
明する。
【0004】メインシャーシ(4)のほぼ中央にはスピ
ンドルモータ(5)が配置され、メインシャーシ(4)
上に突出しているスピンドルモータ軸に取り付けられた
ハブ(図示せず)にて光磁気ディスク(1)をチャッキ
ングし、情報の記録再生時等に所定の回転速度で回転さ
せる。
【0005】この光磁気ディスク(1)を間に挟んでピ
ックアップユニット(8)と磁気ヘッド(13)が互い
に対向するように配置されている。
【0006】ピックアップユニット(8)は、レーザ光
源(9)から出射されたレーザ光を光磁気ディスク
(1)に直角方向にプリズム(10)またはミラーにて
反射し、この反射されたレーザ光を対物レンズ(12)
にて光磁気ディスク(1)の記録層上に集光させるよう
に構成されている。
【0007】ピックアップユニット(8)全体は、スラ
イド機構(16)にて、メインシャーシ(4)にスピン
ドルモータ(5)と直角方向に固定されたガイド軸(2
0)上を光磁気ディスク(1)の半径方向にスライドす
るように構成されている。
【0008】スライド機構(16)は、送りモータ(1
7)と伝達機構(18)、送りネジ(19)等で構成さ
れ、送りモータ(17)が回転することにより、伝達機
構(18)に伝達し、送りネジ(19)を回転させ、送
りネジ(19)に噛み合ったピックアップユニット
(8)を光磁気ディスク(1)の半径方向にスライドさ
せる。一方、磁気ヘッド(13)は、フェライトにて一
体に形成されたコアを取り囲むようにコイルが挿入され
て構成されている。この磁気ヘッド(13)は光磁気デ
ィスク(1)の直角方向に荷重が掛かるばね構成のサス
ペンション(14)に取り付けられ、サスペンション
(14)はヘッド取付アングル(15)に固定されてい
る。ヘッド取付アングル(15)は前記磁気ヘッド(1
3)と対物レンズ(12)にて集光されたスポットとの
位置決めをされた状態でピックアップユニット(8)の
ハウジング(11)に固定されている。これにより、ピ
ックアップユニット(8)が、スライド機構(16)に
よって光磁気ディスク(1)の半径方向にスライドする
時は、ハウジング(11)に固定された前記磁気ヘッド
(13)も連動してスライドする。
【0009】磁気ヘッド(13)は、情報の記録時はデ
ィスク面に付勢されるが、再生時や取り出し時には磁気
ヘッド昇降機構にて磁気ヘッド(13)を昇降させ、磁
気ヘッド(13)をディスク面より離間させている。磁
気ヘッド昇降機構は、メインシャーシ(4)下面に配置
されたヘッド昇降モータ(23)および減速機構(2
5)、前記ヘッド昇降モータ(23)および減速機構
(25)により駆動される回転レバー(24)、前記回
転レバー(24)により駆動される操作レバー(22)
および磁気ヘッド(13)のサスペンション(14)と
カートリッジ(2)の間に回転自在に設けられたヘッド
昇降レバー(21)とからなる。すなわち、ヘッド昇降
モータ(23)の回転力が減速機構(25)から回転レ
バー(24)に伝達され、操作レバー(22)をスライ
ドさせる。そして操作レバー(22)がヘッド昇降レバ
ー(21)を回転させ、サスペンション(14)と磁気
ヘッド(13)を光磁気ディスク(1)より所定量離間
させる。通常ヘッド昇降レバー(21)はカートリッジ
(2)の上側にあるが、ヘッド昇降レバー(21)を動
作させる駆動部はメインシャーシ(4)下側にあり、操
作レバー(22)にてカートリッジ(2)外周部より上
下を連結している。前記光磁気ディスク(1)に対して
情報の記録を行う場合は、光磁気ディスク(1)をスピ
ンドルモータ(5)にて所定の回転速度で回転させ、前
記磁気ヘッド(13)をヘッド昇降メカニズムにて降下
させサスペンション(14)によってディスク面に付勢
し、更に光磁気ディスク(1)に形成される記録層に、
ピックアップユニット(8)からレーザ光を入射させる
ことで、記録層中、レーザ光の入射を受けた部分が、レ
ーザ光による温度上昇し、外部磁界の向きに応じた磁化
変化を行う。外部磁界は記録信号に応じて変化するとい
う所謂磁界変調方式によって、記録層に所定のパターン
をもって磁化方向反転領域が形成されて情報の書込みが
行われる。
【0010】また、前記光磁気ディスク(1)に対して
情報の再生が行われる場合には、前記磁気ヘッド(1
3)昇降メカニズムにて、サスペンション(14)と磁
気ヘッド(13)を光磁気ディスク(1)より所定量離
間させる。この状態でレーザ光によって情報を読み出
す。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】従来のように、光磁気
ディスク(1)に情報を記録するためには、磁気ヘッド
(13)とピックアップを一体的に固定し、この状態で
光磁気ディスク(1)の半径方向にスライドさせる必要
がある。また、記録、再生、カートリッジ(2)の取り
出し時に、磁気ヘッド(13)を昇降させる必要があ
り、磁気ヘッド(13)の昇降レバーは、カートリッジ
(2)の上面に駆動機構はカートリッジ(2)の下面に
配置されている。このため、磁気ヘッド(13)と磁気
ヘッド(13)のサスペンション(14)とピックアッ
プの連結部材やヘッド昇降レバー(21)および操作レ
バー(22)を連結する連結部材をカートリッジ(2)
の外周をまたいで配置する必要があり、結果としてドラ
イブサイズはカートリッジ(2)外形よりも2〜5mm
程度大きいものになってしまうという問題点があった。
本発明は、かかる課題に鑑み、これを解決したディスク
カートリッジを提供するものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は以下のような構成とした。
【0013】 即ち、情報信号が記録されるディスク
と、該ディスクを回転可能に収納し、前記情報信号を該
ディスクに記録若しくは再生する磁気ヘッドとピックア
ップとが臨む開口部を上下に有するカートリッジと、前
記開口部を開閉するシャッタと、を有するディスクカー
トリッジにおいて、ディスクカートリッジの一の端面に
該一の端面をその長手方向に沿って切り欠いて形成した
第1の切り欠き部を有し、この第1の切り欠き部には、
磁気ヘッドとピックアップとを連結する第1の連結部材
が、磁気ヘッドとピックアップとをディスクの半径方向
に移動させるために、前記一の端面に沿ってその長手方
向に移動可能なすき間を設けた。
【0014】ここで、前記切り欠き部をディスクカート
リッジ挿入側の面に設けることが好ましい。
【0015】また、前記切り欠き部は、ディスクカート
リッジの一の面に沿って、少なくとも前記記録・再生手
段の寸法と移動量を加えた値以上の長さとし、外形面と
C面でつながれ、ディスクカートリッジの角部から離れ
て設けられていることが好ましい。或いは、前記切り欠
き部は、ディスクカートリッジの角部から所定の幅設け
られていても良い。更に、前記切り欠き部は、少なくと
もディスクカートリッジの二つの面に設けられることが
好ましい。
【0016】また、本発明の光磁気記録再生装置は、情
報信号の記録あるいは再生に際して、ディスクカートリ
ッジを挟んで両側に配置されるピックアップと磁気ヘッ
ドと、を連結する第1の連結部材を有する光磁気記録再
生装置において、前記第1の連結部材が、前記ディスク
カートリッジに形成された切り欠き部に配置される。
【0017】また、磁気ヘッドをディスクに対して昇降
させる昇降レバーと、前記昇降レバーを駆動させる駆動
機構とが、情報信号の記録あるいは再生に際してディス
クカートリッジを挟んで両側に配置され、前記昇降レバ
ーと該昇降レバーを駆動させる駆動機構とを連結する第
2の連結部材を備えた光磁気記録再生装置において、前
記第2の連結部材が、前記ディスクカートリッジに形成
された切り欠き部に配置される。
【0018】さらに、情報信号の記録あるいは再生に際
して、ピックアップと磁気ヘッドとがディスクカートリ
ッジを挟んで両側に配置されるとともに、情報信号の記
録あるいは再生に際して、前記磁気ヘッドをディスクに
対して昇降させる昇降レバーと、前記昇降レバーを駆動
させる駆動機構とが、ディスクカートリッジを挟んで両
側に配置され、前記ピックアップと前記磁気ヘッドとを
を連結する第1の連結部材と、前記昇降レバーと該昇降
レバーを駆動させる駆動機構とを連結する第2の連結部
材と、を備えた光磁気記録再生装置において、前記第1
の連結部材及び前記第2の連結部材が、前記ディスクカ
ートリッジに設けられた切り欠き部に配置される。
【0019】また、本発明のディスクカートリッジは、
情報信号が記録されるディスクと、該ディスクを回転可
能に収納し、前記情報信号を前記ディスクに記録若しく
は再生する記録・再生手段が臨む開口部を上下両面に有
するカートリッジと、前記開口部を開閉するシャッタ
と、を有するディスクカートリッジにおいて、前記カー
トリッジの一方の面に形成された第1開口部は、前記デ
ィスクの中心近傍に位置する第1開口領域と、第1開口
領域からディスク外にまでディスク半径方向に延びる第
2開口領域とからなり、第2開口領域は、シャッタを閉
じる方向側の端が第1開口領域よりもシャッタを閉じる
方向側に形成されているともに、シャッタを開く方向側
の端が第1開口領域よりもシャッタを閉じる方向側に形
成されており、第1開口部を開閉する第1シャッタ部
は、閉状態において前記ディスクの中心近傍に位置する
第1シャッタ領域と、第1シャッタ領域からディスク外
にまでディスク半径方向に延びる第2シャッタ領域とか
らなり、第2シャッタ領域は、シャッタを閉じる方向側
の端が第1シャッタ領域よりもシャッタを閉じる方向側
に形成されているともに、シャッタを開く方向側の端が
第1領域よりもシャッタを閉じる方向側に形成されてい
る。
【0020】また、好ましくは、上記ディスクカートリ
ッジにおいて、シャッタ移動方向に垂直な方向において
ディスク中心よりも第2シャッタ領域が形成されている
側では、第1シャッタ部におけるシャッタを閉じる方向
側の端の外形ラインと、第1開口部におけるシャッタを
開く方向側の端の外形ラインは、略同一に形成されてい
る。
【0021】また、本発明のディスクカートリッジは、
情報信号が記録されるディスクと、該ディスクを回転可
能に収納するカートリッジと、を有するディスクカート
リッジにおいて、前記カートリッジの一方の面に、前記
ディスクの中心近傍に位置する第1開口領域と、第1開
口領域からディスク外にまでディスク半径方向に延びる
第2開口領域とからなる開口部を有するとともに、閉状
態において前記ディスクの中心近傍に位置する第1シャ
ッタ領域と、第1シャッタ領域からディスク外にまでデ
ィスク半径方向に延びる第2シャッタ領域とを含み、前
記開口部を開閉するシャッタとを有し、第2開口領域
は、第1開口領域よりも、シャッタを閉じる方向側に寄
って形成されており、第2シャッタ領域は、第1シャッ
タ領域よりも、シャッタを閉じる方向側に寄って形成さ
れている。
【0022】また、好ましくは、第1開口領域はスピン
ドルモータが臨む開口領域であり、第2開口領域はピッ
クアップが臨む開口領域である。
【0023】また、本発明のディスクカートリッジは、
情報信号が記録されるディスクと、該ディスクを回転可
能に収納するカートリッジと、を有するディスクカート
リッジにおいて、前記カートリッジの一方の面に、前記
ディスクの中心近傍に位置しスピンドルモータが臨む第
3開口部と、第3開口部とは別個に形成されているとと
もにディスク外にまでディスク半径方向に延びて形成さ
れピックアップが臨む第4開口部とを有するとともに、
第3開口部を開閉する第1シャッタ領域と、第4開口部
を開閉する第2シャッタ領域とを含み、第1シャッタ領
域と第2シャッタ領域が一体に形成されたシャッタとを
有し、第4開口部は、第3開口部よりも、シャッタを閉
じる方向側に寄って形成されており、第2シャッタ領域
は、第1シャッタ領域よりも、シャッタを閉じる方向側
に寄って形成されている。
【0024】上記のような構成とすることにより、従
来、磁気ヘッド(13)と磁気ヘッド(13)のサスペ
ンション(14)とピックアップの連結部材やヘッド昇
降レバー(21)および操作レバー(22)を連結する
連結部材がカートリッジ(2)の外形の外部に配置され
ていたために、カートリッジ(2)とほぼ同じ平面寸法
で光磁気記録再生装置を作成することはできなかった
が、本発明では、磁気ヘッド(13)と磁気ヘッド(1
3)のサスペンション(14)とピックアップの連結部
材やヘッド昇降レバー(21)および操作レバー(2
2)を連結する連結部材をディスクカートリッジ(2)
切り欠き(3)部に配置することにより、ほぼカートリ
ッジサイズの小型の光磁気記録再生装置を提供すること
ができるようになる。
【0025】また、磁気ヘッド(13)と磁気ヘッド
(13)のサスペンション(14)とピックアップの連
結部材やヘッド昇降レバー(21)および操作レバー
(22)を連結する連結部材を配置する切り欠き(3)
部の両側の部分が、ほぼ同一直線上にすることにより、
カートリッジ前端部を下に向けて立てた場合にも安定し
て立てることができ、収納や展示の時に何ら障害となる
ことがない。
【0026】また、カートリッジの開口部(33)にお
ける領域B(33b)のシャッタ閉方向側の端部がカー
トリッジ(2)の略中央部の領域A(33b)よりもシ
ャッタ閉方向側に位置し、且つ、領域B(33b)にお
ける開口部(33)のシャッタ開方向(シャッタ(34
a)が開口部(33)を開けるために移動する方向)側
の端部がカートリッジ(2)の中央部の領域A(33
b)よりもシャッタ閉方向側に位置するように構成する
ことで、開口部(33)を大きくすることができ、開口
部内に挿入するピックアップの構成要素を多くすること
で、記録再生装置の小型化を実現できる。
【0027】尚、上記本発明の各構成要素は、可能な限
り互いに組み合わせることができるものである。
【0028】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面を参照して説明する。
【0029】図1(a)は本発明の一実施形態を示す平
面図、図1(b)は側面図、図1(c)は裏面図、図2
(a)は図1のシャッタが開口した状態の平面図、図2
(b)は側面図、図2(c)は裏面図、図3(a)は本
発明の第二の実施形態を示す平面図、図3(b)は側面
図、図3(c)は裏面図である。図6は第二の実施形態
を使用した光磁気記録再生装置の本発明の一実施形態を
示す平面図、図7は側面図、図8は裏面図を示す。尚、
この実施の形態においては、図9〜図13と同一の構成
要素には同一の符号を用いている。
【0030】図1〜図3において、カートリッジ(2)
は上シェル(30)と下シェル(32)およびシャッタ
(34)等から構成されており、カートリッジ(2)内
には情報信号が記録される光磁気ディスク(1)が、回
転可能に収納されている。上シェル(30)には情報信
号の記録あるいは再生を行う磁気ヘッド(13)が臨む
開口部(31)を、下シェル(32)には情報信号の記
録あるいは再生を行うピックアップユニット(8)が臨
む開口部(33)を有している。また、シャッタ(3
4)は上記開口部(33)を開閉する下シェル側のシャ
ッタ(34a)と上記開口部(31)を開閉する上シェ
ル側のシャッタ(34b)からなる。そして、カートリ
ッジ(2)挿入方向前端部のディスクの無い部分には、
切り欠き(3)を設けている。図1の第一の実施の形態
のカートリッジ(2)では、挿入方向前端部におけるシ
ャッタ(34)配置端面側に切り欠き(3(3a))を
設けており、図3の第二の実施の形態のカートリッジ
(2)では、挿入方向前端部におけるシャッタ(34)
配置端面側、及びその反対の端面側の両方に切り欠き
(3(3a,3b))を設けている。図1、図3ともに
切り欠き(3)はカートリッジ(2)の角部から離れた
位置に形成されている。このようにすることで、挿入方
向前端の2つの角の位置が揃うためカートリッジ(2)
の記録再生装置への挿入が容易となる。
【0031】次に、図6〜図8にて光磁気記録再生装置
について説明する。
【0032】メインシャーシ(4)のほぼ中央にはスピ
ンドルモータ(5)が配置され、メインシャーシ(4)
上に突出しているスピンドルモータ軸に取り付けられた
ハブ(7)にて光磁気ディスク(1)をチャッキング
し、情報の記録再生時等に所定の回転速度で回転させ
る。
【0033】この光磁気ディスク(1)を間に挟んでピ
ックアップユニット(8)と磁気ヘッド(13)が互い
に対向するように配置されている。
【0034】ピックアップユニット(8)は、レーザ光
源(9)から出射されたレーザ光を光磁気ディスク
(1)に直角方向にプリズム(10)またはミラーにて
反射し、この反射されたレーザ光を対物レンズ(12)
にて光磁気ディスク(1)の記録層上に集光させるよう
に構成されている。
【0035】ピックアップユニット(8)全体は、カー
トリッジ(2)下側に配置され、スライド機構(16)
にて、メインシャーシ(4)にスピンドルモータ(5)
と直角方向に固定されたガイド軸(20)上を光磁気デ
ィスク(1)の半径方向にスライドするように構成され
ている。
【0036】スライド機構(16)は送りモータ(1
7)と送りネジ(19)等で構成され、送りモータ(1
7)が回転することにより、送りネジ(19)を回転さ
せ、送りネジ(19)に噛み合ったピックアップユニッ
ト(8)を光磁気ディスク(1)の半径方向にスライド
させる。
【0037】一方、磁気ヘッド(13)は、フェライト
にて一体に形成されたコアを取り囲むようにコイルが挿
入されて構成されている。この磁気ヘッド(13)は光
磁気ディスク(1)の直角方向に荷重が掛かるばね構成
のサスペンション(14)に取り付けられ、サスペンシ
ョン(14)はカートリッジ(2)上側で、ヘッド取付
アングル(15)に固定されている。ヘッド取付アング
ル(15)は、カートリッジ(2)の切り欠き(3a)
部(シャッタ配置端面側の切り欠き)に配置され、前記
磁気ヘッド(13)と対物レンズ(12)にて集光され
たスポットとの位置決めをされた状態でピックアップユ
ニット(8)のハウジング(11)に固定されている。
これにより、ピックアップユニット(8)が、スライド
機構(16)によって光磁気ディスク(1)の半径方向
にスライドする時は、ハウジング(11)に固定された
前記磁気ヘッド(13)も連動してスライドする。
【0038】カートリッジ(2)の切り欠き(3a)
は、ヘッド取付アングル(15)が、磁気ヘッド(1
3)の可動範囲をスライドするのに十分なすき間を設け
て構成されている。すなわち、カートリッジ(2)の切
り欠き(3a)は、記録再生手段(ピックアップユニッ
ト(8)、磁気ヘッド(13))におけるカートリッジ
(2)の上下に設けた開口部(31)(33)に挿入さ
れる部分のディスク半径方向寸法に、その移動量を加え
た値以上に設定されている。
【0039】磁気ヘッド(13)は、情報の記録時はデ
ィスク面に付勢されるが、再生時や取り出し時には磁気
ヘッド昇降機構にて磁気ヘッド(13)を昇降させ、磁
気ヘッド(13)をディスク面より離間させている。
【0040】磁気ヘッド昇降機構は、メインシャーシ
(4)下面に配置されたヘッド昇降モータ(23)およ
び減速機構(25)、前記ヘッド昇降モータ(23)お
よび減速機構(25)により駆動される回転レバー(2
4)および磁気ヘッド(13)のサスペンション(1
4)とカートリッジ(2)の間に回転自在に設けられた
ヘッド昇降レバー(21)とからなる。すなわち、ヘッ
ド昇降モータ(23)の回転力が減速機構(25)から
回転レバー(24)に伝達される。そして回転レバー
(24)がヘッド昇降レバー(21)を回転させ、サス
ペンション(14)と磁気ヘッド(13)を光磁気ディ
スク(1)より所定量離間させる。
【0041】通常ヘッド昇降レバー(21)はカートリ
ッジ(2)の上側にあり、ヘッド昇降レバー(21)を
動作させる駆動部はメインシャーシ(4)下側にある
が、カートリッジ(2)の切り欠き(3b)部(シャッ
タ配置端面とは反対の端面側の切り欠き)を利用して、
回転レバー(24)とヘッド昇降レバー(21)の操作
部にて上下を連結している。すなわち、切り欠き(3
b)部に、回転レバー(24)とヘッド昇降レバー(2
1)の駆動部を連結する部材が配置されている。
【0042】前記光磁気ディスク(1)に対して情報の
記録を行う場合は、光磁気ディスク(1)をスピンドル
モータ(5)にて所定の回転速度で回転させ、前記磁気
ヘッド(13)をヘッド昇降メカニズムにて降下させサ
スペンション(14)によってディスク面に付勢し、更
に光磁気ディスク(1)に形成される記録層に、ピック
アップユニット(8)からレーザ光を入射させること
で、記録層中、レーザ光の入射を受けた部分が、レーザ
光による温度上昇し、外部磁界の向きに応じた磁化変化
を行う。外部磁界は記録信号に応じて変化するという所
謂磁界変調方式によって、記録層に所定のパターンをも
って磁化方向反転領域が形成されて情報の書込みが行わ
れる。
【0043】また、前記光磁気ディスク(1)に対して
情報の再生が行われる場合には、前記磁気ヘッド(1
3)昇降メカニズムにて、サスペンション(14)と磁
気ヘッド(13)を光磁気ディスク(1)より所定量離
間させる。この状態でレーザ光によって情報を読み出
す。
【0044】以上、本発明の第一の実施の形態、第二の
実施の形態について説明した。なお、ここでは第二の実
施の形態を例にとって記録再生装置の説明を行ったが、
第一の実施の形態及び後述する第三、第四の実施の形態
にも適用できることは言うまでもない。第一の実施の形
態の場合、図1における切り欠き(3a)に、磁気ヘッ
ド(13)とピックアップユニット(8)を連結する部
材ヘッド取付アングル(15)のみならず、回転レバー
(24)とヘッド昇降レバー(21)の駆動部を連結す
る部材をも配置するようにしても良い。
【0045】 次に本発明の第三の実施形態を説明す
る。本発明の第三の実施形態を図4に示す。 図4にお
いて、ヘッド昇降メカニズム(回転レバー(24)とヘ
ッド昇降レバー(21)の駆動部を連結する部材)が配
置される切り欠き(3b)部が挿入方向前側面部(挿入
方向に平行な側面であって、シャッタ配置端面とは反対
の端面の挿入方向前方部)に設けられている。また、こ
の切り欠き(3b)部とカートリッジ(2)外周側面は
なだらかなC面で接続されている(本例では、切り欠き
(3b)部とカートリッジ(2)外周側面をテーパー部
(C面)にて接続している)。このようにC面を設けて
いるため、カートリッジ(2)の挿入時に、カートリッ
ジホルダー(26)に、カートリッジ(2)を引っ掛け
ることなく滑らかに挿入することが可能になる。また、
図4のカートリッジ(2)では、 図1,3のカートリ
ッジ(2)と同様に、挿入方向前端部に切り欠き(3
a)が形成されており、この切り欠き(3a)を利用し
て、磁気ヘッド(13)とピックアップユニット(8)
を接続するヘッド取付アングル(15)が配置できるよ
うになっている。
【0046】 更に、本発明の第四の実施形態を図5に
示す。図1で示した切り欠き(3a)部は、カートリッ
ジ(2)の角部から所定幅開けて形成していたが、図5
の切り欠き(3a)部は、挿入面の側面から所定幅切り
欠いた構造としている。このようにすることにより、
図7に示した光磁気記録再生装置のカートリッジホルダ
ー(26)の回転中心をカートリッジ(2)側面に設け
た場合、それの逃げのスペースを確保することができ
る。尚、挿入方向前側面部における切り欠き(3a)部
と反対側のコーナはC面で外周側面と接続するようにし
ている。このため、カートリッジ(2)の挿入時に、カ
ートリッジ(2)をカートリッジホルダー(26)に引
っ掛けることなく挿入することが可能になる。
【0047】尚、上記のような本発明に係るディスクカ
ートリッジでは、カートリッジ(2)の平面的な寸法
は、光磁気ディスク(1)に対して、直径方向の隙間と
シェルの肉圧をプラスした最小限の寸法で決められてお
り、また、シャッタ(34)が取り付けられる側の寸法
は、シャッタ(34)のロックやガイド溝等の分余計に
プラスされる。このようなことから本発明のディスクカ
ートリッジの具体的な寸法の一例を示すと、ディスク径
φ50.8mmに対し、カートリッジ(2)は幅58m
m×奥行き54mm×厚み4mm、切り欠き(3)部は
幅18〜27mm、深さ2〜2.5mmとなる。
【0048】次に、以上説明した実施の形態のディスク
カートリッジにおける開口部(33)及びそれを開閉す
るシャッタ(34a)について説明する。
【0049】図2を参照して、下シェル(32)に設け
た開口部(33)は、カートリッジ(2)の略中央から
光磁気ディスク(1)を半径方向に横断する開口であ
り、上述したようにピックアップユニット(8)が臨む
とともに、カートリッジ(2)の略中央においては図
2、図8等に示しているようにスピンドルモータ(5)
が臨む。
【0050】この開口部(33)は、カートリッジ
(2)の略中央の領域A(33a)と、そこからディス
ク外にまでディスク半径方向に延びる領域B(33b)
とが接続した構成となっており、図2から分かるよう
に、領域B(33b)は、ディスク中心(または領域A
(33a))に対してシャッタ(34a)の移動方向に
対称ではなく、領域A(33a)よりもシャッタ閉方向
(シャッタ(34a)が開口部(33)を閉じるために
移動する方向)に寄って形成されている。図2の例で
は、領域B(33b)における開口部(33)のシャッ
タ閉方向側の端部がカートリッジ(2)の中央部の領域
A(33b)よりもシャッタ閉方向側に位置しており、
且つ、領域B(33b)における開口部(33)のシャ
ッタ開方向(シャッタ(34a)が開口部(33)を開
けるために移動する方向)側の端部がカートリッジ
(2)の中央部の領域A(33b)よりもシャッタ閉方
向側に位置している。
【0051】また、開口部(33)上のシャッタ(34
a)は、閉状態においてカートリッジ(2)の略中央
(ディスクの中心近傍)に位置する領域C(34c)
と、そこからディスク外にまでディスク半径方向に延び
る領域D(34d)とが接続した構成となっており、図
1から分かるように、領域D(34d)は、領域C(3
4c)に対してシャッタ(34a)の移動方向に対称で
はなく、領域C(34c)よりもシャッタ閉方向に寄っ
て形成されている。図1,3,4,5の例では、領域D
(33d)におけるシャッタ(34a)のシャッタ閉方
向側の端部がカートリッジ(2)の中央部の領域C(3
4c)よりもシャッタ閉方向側に位置しており、且つ、
領域D(33d)におけるシャッタ(34a)のシャッ
タ開方向側の端部がカートリッジ(2)の中央部の領域
C(33c)よりもシャッタ閉方向側に位置している。
【0052】また、図2では、シャッタ移動方向に垂直
な方向においてディスク中心よりも領域D(34d)が
形成されている側では、シャッタ(34a)のシャッタ
閉方向側の端部の外形ラインと、開口部(33)のシャ
ッタ開方向側の外形ラインとをほぼ同形状としている。
【0053】本発明では、以上のような構成とすること
により、開口部(33)及びシャッタ(34a)をカー
トリッジ(2)におけるシャッタ開閉方向の略中央に設
ける場合よりも、開口部(33)における領域B(33
b)を大きく開けることが可能となる。したがって、ピ
ックアップユニット(8)の構成部品をより多く開口部
(33)内部に挿入することが可能となり、記録再生装
置の小型化を実現できる。
【0054】また、ピックアップユニット(8)におけ
る対物レンズ(12)に対して、そのアクチュエータを
近接配置できるため、対物レンズ(12)の振動を抑制
できる等の効果を得ることができる。さらに、ピックア
ップユニット(8)の構成部品を対物レンズに対して非
対称に配置することができ、設計の自由度を向上でき
る。
【0055】また、シャッタ(34a)のシャッタ閉方
向の端部と開口部(33)のシャッタ開方向の端部にお
ける外形ラインを略同形状としているため、シャッタ開
時にシャッタと開口部とが重ならないようにシャッタ
(34a)を開ける場合に、シャッタ(34a)のスト
ロークを小さくできる。
【0056】次に、本発明の構成により、上述のように
開口部(33)を大きくできる点について詳しく説明す
る。
【0057】開口部(33)をカートリッジ(2)の
略中央に配置しておいた場合 カートリッジ(2)のシャッタ移動方向の幅:L 開口部(33)のシャッタ移動方向の最大幅:α 開口部上のシャッタ(34a)のシャッタ移動方向の
幅:β シャッタ閉時において開口部(33)と重複していない
部分のシャッタ(34a)のシャッタ移動方向の長さ
(片側):a シャッタ開時において開口部(33)のシャッタ開方向
端部とシャッタ(34a)との距離:b シャッタ開時におけるカートリッジ(2)のシャッタ開
方向の端部からシャッタ(34a)までの距離:c とすると、 β=α+2a=S+(a−b) L/2=α/2+a+S+c が成立する。上記2式より、 α=L/3−2/3(2a+b+c) が導かれる。
【0058】本発明のように、開口部(33)をカー
トリッジ(2)の略中央に対してシャッタ移動方向に寄
せて配置しておいた場合 開口部(33)をシャッタ移動方向にずらす量:d とすると、上記と同様にして、 L/2+d=3α/2+2a+b+c が成立する。よって、 α=L/3−2/3(2a+b+c)+2/3d となる。
【0059】上記を比較すれば明らかであるが、本
発明により開口部(33)は、2/3dだけ、開口部を
カートリッジ(2)の略中央に配置しておいた場合より
も大きくすることができる。従って、本発明により開口
部(33)を1mmずらして配置しておけば(d=1m
m)、2/3mmだけ開口部(33)を大きくすること
が可能である。
【0060】なお、ここでは、図2に示したように、領
域A(33a)と領域B(33b)を接続して開口部
(33)を形成する場合について説明したが、領域A
(33a)と領域B(33b)はそれぞれ分離した別個
の開口部であっても良い。この場合、ピックアップユニ
ットが臨む領域Bの開口部は、スピンドルモータの回転
軸が臨む領域Aの開口部よりも、シャッタ閉方向側に寄
った構成であることが望ましい。このようにすれば、上
記と同様に、領域Bの開口部を大きくすることが可能で
ある。勿論、この場合でも、シャッタ(34a)は領域
Aと領域Bを同時に開閉する一体のものであることが望
ましい。つまり、シャッタ(34a)は上述したような
各実施の形態と同様の構成であることが望ましい。な
お、ここで示した開口部(33)とそれを開閉するシャ
ッタ(34a)の構成は、上述した光磁気ディスクを収
納するものに限らず、光ディスク全般のディスクカート
リッジに適用可能である。
【0061】
【発明の効果】本発明により、磁気ヘッドと磁気ヘッド
のサスペンションとピックアップの連結部材やヘッド昇
降レバーおよび操作レバーを連結する連結部材をディス
クカートリッジ切り欠き部に配置することができ、ほぼ
カートリッジサイズの小型の光磁気記録再生装置を提供
することができる。 さらに具体的に言えば、ディスク
カートリッジの一の端面に該一の端面をその長手方向に
沿って切り欠いて形成した第1の切り欠き部を有し、こ
の第1の切り欠き部には、磁気ヘッドとピックアップと
を連結する第1の連結部材が、前記一の端面に沿ってそ
の長手方向に移動可能なすき間を設けているので、第1
の連結部材をディスクカートリッジの枠内に配置でき、
それによって光磁気記録再生装置全体をほぼカートリッ
ジサイズの大きさに小型化できる。
【0062】第三の実施形態では、ヘッド昇降メカニズ
ムが配置される切り欠き部が挿入方向前側面部に設けら
れているため、ヘッド昇降メカニズムを横方向から配置
することが可能になり、カートリッジを排出するイジェ
クトレバーをカートリッジ前端部に設けることができる
と共に、ほぼカートリッジサイズのドライブが実現でき
る。
【0063】第四の実施形態では、カートリッジホルダ
回転中心部分の機構を逃がすためのスペースを確保する
ことができ、ほぼカートリッジサイズの小型のドライブ
が実現できる。また、C面を設けているため、カートリ
ッジの挿入時にはカートリッジホルダーに引っ掛かるこ
となく挿入することが可能になる。
【0064】また、磁気ヘッドと磁気ヘッドのサスペン
ションとピックアップの連結部材やヘッド昇降レバーお
よび操作レバーを連結する連結部材を配置する切り欠き
部の両側の部分が、ほぼ同一直線上にすることにより、
カートリッジ前端部を下に向けて立てた場合にも安定し
て立てることができ、切り欠きによって、収納や展示の
時に何ら障害となることはない。
【0065】さらに、本発明では、ピックアップが臨む
面側の開口部及びそれを開閉するシャッタを、カートリ
ッジにおける略中央部の領域よりも、そこからディスク
半径方向に延びる領域を、シャッタが閉じるために移動
する方向(シャッタ閉方向)に寄せて形成しているた
め、開口部を大きくすることが可能となる。したがっ
て、ピックアップの構成部品をより多く開口部内部に挿
入することが可能となり、記録再生装置の小型化を実現
できる。
【0066】また、シャッタ移動方向に垂直な方向にお
いてディスク中心よりもピックアップが臨む部分側で
は、ピックアップが臨む面側のシャッタのシャッタ閉方
向側の端部と開口部のシャッタ開方向側の端部の外形ラ
インを略同形状としているため、シャッタ開時にシャッ
タと開口部とが重ならないようにシャッタを開ける場合
に、シャッタのストロークを小さくできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るディスクカートリッジの第1の実
施形態を示す平面、側面、裏面図である。
【図2】本発明に係るディスクカートリッジの第1の実
施形態を示すシャッタ開口状態での平面、側面、裏面図
である。
【図3】本発明に係るディスクカートリッジの第2の実
施形態を示す平面、側面、裏面図である。
【図4】本発明に係るディスクカートリッジの第3の実
施形態を示す平面、側面、裏面図である。
【図5】本発明に係るディスクカートリッジの第4の実
施形態を示す平面、側面、裏面図である。
【図6】本発明に係る光磁気記録再生装置の一実施形態
を示す平面図である。
【図7】本発明に係る光磁気記録再生装置の一実施形態
を示す側面図である。
【図8】本発明に係る光磁気記録再生装置の一実施形態
を示す裏面図である。
【図9】従来例に係るディスクカートリッジを示す平
面、側面、裏面図である。
【図10】従来例に係るディスクカートリッジのシャッ
ター開口状態での平面、側面、裏面図である。
【図11】従来例に係る光磁気記録再生装置を示す平面
図である。
【図12】従来例に係る光磁気記録再生装置を示す側面
図である。
【図13】従来例に係る光磁気記録再生装置を示す裏面
図である。
【符号の説明】
1:光磁気ディスク 2:カートリッジ 3:切り欠き 4:メインシャーシ 5:スピンドルモータ 7:ハブ 8:ピックアップユニット 9:レーザ光源 10:プリズム 11:ハウジング 12:対物レンズ 13:磁気ヘッド 14:サスペンション 15:ヘッド取付アングル 16:スライド機構 17:送りモータ 18:伝達機構 19:送りネジ 20:ガイド軸 21:ヘッド昇降レバー 22:操作レバー 23:ヘッド昇降モータ 24:回転レバー 25:減速機構 26:カートリッジホルダー 30:上シェル 31:開口部 32:下シェル 33:開口部 34:シャッタ 35:ツメ 36:ガイド溝
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G11B 23/03 604 G11B 11/105 541 G11B 11/105 561 G11B 11/105 571

Claims (16)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 情報信号が記録されるディスクと、該デ
    ィスクを回転可能に収納し、前記情報信号を該ディスク
    に記録若しくは再生する磁気ヘッドとピックアップと
    臨む開口部を上下に有するカートリッジと、前記開口部
    を開閉するシャッタと、を有するディスクカートリッジ
    において、ディスクカートリッジの一の端面に該一の端面をその長
    手方向に沿って切り欠いて形成した第1の切り欠き部を
    有し、この第1の切り欠き部には、磁気ヘッドとピック
    アップとを連結する第1の連結部材が、磁気ヘッドとピ
    ックアップとをディスクの半径方向に移動させるため
    に、前記一の端面に沿ってその長手方向に移動可能なす
    き間を設けたこと を特徴とするディスクカートリッジ。
  2. 【請求項2】 前記切り欠き部をディスクカートリッジ
    挿入側の端面に設けたことを特徴とする請求項1に記載
    のディスクカートリッジ。
  3. 【請求項3】 前記切り欠き部は、ディスクカートリッ
    ジの一の端面に沿って、少なくとも前記記録・再生手段
    の寸法と移動量を加えた値以上の長さとすることを特徴
    とする請求項1または請求項2に記載のディスクカート
    リッジ。
  4. 【請求項4】 前記切り欠き部は、外形面とC面でつな
    いだことを特徴とする請求項1乃至請求項3の何れかに
    記載のディスクカートリッジ。
  5. 【請求項5】 前記切り欠き部は、ディスクカートリッ
    ジの角部から離れた位置に設けられることを特徴とする
    請求項1乃至請求項4の何れかに記載のディスクカート
    リッジ。
  6. 【請求項6】 前記切り欠き部は、ディスクカートリッ
    ジの角部から所定の幅設けられることを特徴とする請求
    項1乃至請求項5の何れかに記載のディスクカートリッ
    ジ。
  7. 【請求項7】 ディスクカートリッジの一の端面に該一
    の端面を切り欠いて形成された第2の切り欠き部を有
    し、この第2の切り欠き部には、情報信号の記録あるい
    は再生に際してディスクカートリッジを挟んで両側に配
    置される、磁気ヘッドを昇降させる昇降レバーとこの昇
    降レバーを駆動させる駆動機構とを連結する第2の連結
    部材を配置可能なもう一つのすき間を設けたことを特徴
    とする請求項1乃至請求項6の何れかに記載のディスク
    カートリッジ。
  8. 【請求項8】 前記第2の切り欠き部が、前記第1の切
    り欠き部が形成された端面とは異なる端面に形成された
    ことを特徴とする請求項7に記載のディスクカートリッ
    ジ。
  9. 【請求項9】 情報信号が記録されるディスク、該ディ
    スクを回転可能に収納し、開口部を上下に有するカート
    リッジおよび前記開口部を開閉するシャッタを有するデ
    ィスクカートリッジと、情報信号の記録あるいは再生に
    際して、前記開口部に臨むためにディスクカートリッジ
    を挟んで両側に配置されるピックアップおよび磁気ヘッ
    ドと、これらを連結する第1の連結部材とを有する光磁
    気記録再生装置において、ディスクカートリッジの一の端面に該一の端面をその長
    手方向に沿って切り欠いて形成した第1の切り欠き部を
    有し、この第1の切り欠き部には、第1の連結部材が、
    磁気ヘッドとピックアップとをディスクの半径方向に移
    動させるために、前記一の端面に沿ってその長手方向に
    移動可能なすき間を設けたこと を特徴とする光磁気記録
    再生装置。
  10. 【請求項10】 情報信号が記録されるディスク、該デ
    ィスクを回転可能に収納し、開口部を上下に有するカー
    トリッジおよび前記開口部を開閉するシャッタを有する
    ディスクカートリッジと、情報信号の記録あるいは再生
    に際して、前記開口部に臨むためにディスクカートリッ
    ジを挟んで両側に配置されるピックアップおよび磁気ヘ
    ッドと、ディスクカートリッジを挟んで両側に配置され
    る、磁気ヘッドをディスクに対して昇降させる昇降レバ
    およびこの昇降レバーを駆動させる駆動機構と、前記
    昇降レバーと駆動機構とを連結する第2の連結部材とを
    備えた光磁気記録再生装置において、ディスクカートリッジの一の端面に該一の端面を切り欠
    いて形成された第2の切り欠き部を有し、この第2の切
    り欠き部には、第2の連結部材を配置可能なすき間を設
    けたこと を特徴とする光磁気記録再生装置。
  11. 【請求項11】 情報信号が記録されるディスク、該デ
    ィスクを回転可能に収納し、 開口部を上下に有するカー
    トリッジおよび前記開口部を開閉するシャッタを有する
    ディスクカートリッジと、情報信号の記録あるいは再生
    に際して、前記開口部に臨むためにディスクカートリッ
    ジを挟んで両側に配置されるピックアップおよび磁気ヘ
    ッドと、これらを連結する第1の連結部材と、ディスク
    カートリッジを挟んで両側に配置される、磁気ヘッドを
    ディスクに対して昇降させる昇降レバーおよびこの昇降
    レバーを駆動させる駆動機構と、前記昇降レバーと駆動
    機構とを連結する第2の連結部材と、を備えた光磁気記
    録再生装置において、ディスクカートリッジの一の端面に該一の端面をその長
    手方向に沿って切り欠いて形成した第1の切り欠き部を
    有し、この第1の切り欠き部には、第1の連結部材が、
    磁気ヘッドとピックアップとをディスクの半径方向に移
    動させるために、前記一の端面に沿ってその長手方向に
    移動可能なすき間を設け、かつディスクカートリッジの
    一の端面に該一の端面を切り欠いて形成された第2の切
    り欠き部を有し、この第2の切り欠き部には、第2の連
    結部材を配置可能なもう一つのすき間を設けたこと を特
    徴とする光磁気記録再生装置。
  12. 【請求項12】 前記カートリッジの一方の面に形成さ
    れた開口部は、前記ディスクの中心近傍に位置する第1
    開口領域と、第1開口領域からディスク外にまでディス
    ク半径方向に延びる第2開口領域とからなる第1開口部
    であり、 第2開口領域は、シャッタを閉じる方向側の端が第1開
    口領域よりもシャッタを閉じる方向側に形成されている
    とともに、シャッタを開く方向側の端が第1開口領域よ
    りもシャッタを閉じる方向側に形成されており、シャッタは、 閉状態において前記ディスクの中心近傍に
    位置する第1シャッタ領域と、第1シャッタ領域からデ
    ィスク外にまでディスク半径方向に延びる第2シャッタ
    領域とからなる、第1開口部を開閉する第1シャッタ部
    を有し、 第2シャッタ領域は、シャッタを閉じる方向側の端が第
    1シャッタ領域よりもシャッタを閉じる方向側に形成さ
    れているとともに、シャッタを開く方向側の端が第1領
    域よりもシャッタを閉じる方向側に形成されていること
    を特徴とする請求項1乃至8の何れかに記載のディスク
    カートリッジ。
  13. 【請求項13】 シャッタ移動方向に垂直な方向におい
    てディスク中心よりも第2シャッタ領域が形成されてい
    る側では、第1シャッタ部におけるシャッタを閉じる方
    向側の端の外形ラインと、第1開口部におけるシャッタ
    を開く方向側の端の外形ラインは、略同一に形成されて
    いることを特徴とする請求項12に記載のディスクカー
    トリッジ。
  14. 【請求項14】 前記カートリッジの一方の面に形成さ
    れた開口部は、前記ディスクの中心近傍に位置する第1
    開口領域と、第1開口領域からディスク外にまでディス
    ク半径方向に延びる第2開口領域とからなるとともに、 シャッタは、 閉状態において前記ディスクの中心近傍に
    位置する第1シャッタ領域と、第1シャッタ領域からデ
    ィスク外にまでディスク半径方向に延びる第2シャッタ
    領域とを含み、前記開口部を開閉し、 第2開口領域は、第1開口領域よりも、シャッタを閉じ
    る方向側に寄って形成されており、 第2シャッタ領域は、第1シャッタ領域よりも、シャッ
    タを閉じる方向側に寄って形成されていることを特徴と
    する請求項1乃至8の何れかに記載のディスクカートリ
    ッジ。
  15. 【請求項15】 第1開口領域はスピンドルモータが臨
    む開口領域であり、第2開口領域はピックアップが臨む
    開口領域であることを特徴とする請求項12乃至請求項
    14のいずれかに記載のディスクカートリッジ。
  16. 【請求項16】 前記カートリッジの一方の面に、前記
    ディスクの中心近傍に位置しスピンドルモータが臨む第
    3開口部と、第3開口部とは別個に形成されているとと
    もにディスク外にまでディスク半径方向に延びて形成さ
    れピックアップが臨む第4開口部とを有するとともに、シャッタは、 第3開口部を開閉する第1シャッタ領域
    と、第4開口部を開閉する第2シャッタ領域とを含み、
    第1シャッタ領域と第2シャッタ領域が一体に形成さ
    れ、 第4開口部は、第3開口部よりも、シャッタを閉じる方
    向側に寄って形成されており、 第2シャッタ領域は、第1シャッタ領域よりも、シャッ
    タを閉じる方向側に寄って形成されていることを特徴と
    する請求項1乃至8の何れかに記載のディスクカートリ
    ッジ。
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