JPH10255431A - ディスクカートリッジ - Google Patents
ディスクカートリッジInfo
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- JPH10255431A JPH10255431A JP6317697A JP6317697A JPH10255431A JP H10255431 A JPH10255431 A JP H10255431A JP 6317697 A JP6317697 A JP 6317697A JP 6317697 A JP6317697 A JP 6317697A JP H10255431 A JPH10255431 A JP H10255431A
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- JP
- Japan
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- disk
- shutter
- opening
- magneto
- magnetic head
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- Feeding And Guiding Record Carriers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 ディスク駆動装置の磁気ヘッドアームの長さ
をディスク状記録媒体の最内周トラック及び最外周トラ
ック間距離とほぼ等しくすることができるディスクカー
トリッジを提供し、ディスク駆動装置の小型化を図る。 【解決手段】 情報を記憶する光磁気ディスク3と、光
磁気ディスク3を収容するとともに、光磁気ディスク3
の径方向に移動可能な情報読取用ヘッドが臨む開口部4
をその一面に有するケース2と、開口部4を閉鎖する位
置及び開口する位置に移動可能に、ケース2に取り付け
られたシャッタ5とを備えたディスクカートリッジ10
において、シャッタ5が開口部4を閉鎖する位置にある
とき、開口部4の側面に形成されたガイド穴12に挿入
するとともに、シャッタ5が開口部4を開口する位置に
あるとき、開口部4のディスク挿入側端部を開放するシ
ャッタスライドバー11をシャッタ5に固着して設け
た。
をディスク状記録媒体の最内周トラック及び最外周トラ
ック間距離とほぼ等しくすることができるディスクカー
トリッジを提供し、ディスク駆動装置の小型化を図る。 【解決手段】 情報を記憶する光磁気ディスク3と、光
磁気ディスク3を収容するとともに、光磁気ディスク3
の径方向に移動可能な情報読取用ヘッドが臨む開口部4
をその一面に有するケース2と、開口部4を閉鎖する位
置及び開口する位置に移動可能に、ケース2に取り付け
られたシャッタ5とを備えたディスクカートリッジ10
において、シャッタ5が開口部4を閉鎖する位置にある
とき、開口部4の側面に形成されたガイド穴12に挿入
するとともに、シャッタ5が開口部4を開口する位置に
あるとき、開口部4のディスク挿入側端部を開放するシ
ャッタスライドバー11をシャッタ5に固着して設け
た。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はディスク状の記録媒
体を収容したディスクカートリッジに関し、特に、読取
用ヘッドが臨む開口部に特徴を有するディスクカートリ
ッジに関する。
体を収容したディスクカートリッジに関し、特に、読取
用ヘッドが臨む開口部に特徴を有するディスクカートリ
ッジに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、磁気ディスク、光ディスク、
光磁気ディスク等のディスク状記録媒体を収容したディ
スクカートリッジが実用化されている。図3は従来の光
磁気ディスク用のディスクカートリッジを示す斜視図で
ある。このディスクカートリッジ1は、硬質プラスチッ
クでなり、厚さ約5mm、縦約92mm×横約97mm
の扁平箱型の形状を有するケース2の内部に、88mm
径の円盤状の記録/再生可能な光磁気ディスク3を収容
して構成されており、ディスク駆動装置の挿入口に矢印
Aで示す方向に挿入される。以下、この矢印A方向側を
「ディスク挿入側」と表記する。
光磁気ディスク等のディスク状記録媒体を収容したディ
スクカートリッジが実用化されている。図3は従来の光
磁気ディスク用のディスクカートリッジを示す斜視図で
ある。このディスクカートリッジ1は、硬質プラスチッ
クでなり、厚さ約5mm、縦約92mm×横約97mm
の扁平箱型の形状を有するケース2の内部に、88mm
径の円盤状の記録/再生可能な光磁気ディスク3を収容
して構成されており、ディスク駆動装置の挿入口に矢印
Aで示す方向に挿入される。以下、この矢印A方向側を
「ディスク挿入側」と表記する。
【0003】ケース2のディスク挿入側の両面には、長
方形状の開口部4が形成されている。この開口部4は、
磁気ヘッド又は光学ヘッドアクセス用のものであり、そ
の幅及び長さは磁気ヘッド又は光学ヘッドが光磁気ディ
スク3の全記録領域をアクセスできるような大きさとな
っている。また、ケース2の開口部4には、薄い板金で
なり、側面形状がコ字状のシャッタ5が、ディスク挿入
側からケース2の両面を挟むように取り付けられてい
る。シャッタ5は、開口部4を閉鎖する位置と開口する
位置とに移動可能になされており、通常は図示を省略し
たスプリングにより閉鎖する位置に付勢されている。
方形状の開口部4が形成されている。この開口部4は、
磁気ヘッド又は光学ヘッドアクセス用のものであり、そ
の幅及び長さは磁気ヘッド又は光学ヘッドが光磁気ディ
スク3の全記録領域をアクセスできるような大きさとな
っている。また、ケース2の開口部4には、薄い板金で
なり、側面形状がコ字状のシャッタ5が、ディスク挿入
側からケース2の両面を挟むように取り付けられてい
る。シャッタ5は、開口部4を閉鎖する位置と開口する
位置とに移動可能になされており、通常は図示を省略し
たスプリングにより閉鎖する位置に付勢されている。
【0004】また、開口部4のディスク挿入側端部に
は、開口部4と同じ幅の桟部6がケース2と一体的に形
成されている。桟部6は、厚さがケース2の厚さより薄
く、ケース2を補強するものである。また、シャッタ5
の開閉時にケース2の側端に形成された凹部2a及び桟
部6に接して移動するシャッタスライドバー7が、シャ
ッタ5にかしめ等により固着されている。シャッタスラ
イドバー7は、長さが開口部4の幅より長く、厚さがケ
ース2よりやや薄く形成されている。図3に示すよう
に、シャッタ5が開口部4を開口する位置にあるとき
は、開口部4のディスク挿入側端部は桟部6及びシャッ
タスライドバー7により閉鎖された状態となっている。
は、開口部4と同じ幅の桟部6がケース2と一体的に形
成されている。桟部6は、厚さがケース2の厚さより薄
く、ケース2を補強するものである。また、シャッタ5
の開閉時にケース2の側端に形成された凹部2a及び桟
部6に接して移動するシャッタスライドバー7が、シャ
ッタ5にかしめ等により固着されている。シャッタスラ
イドバー7は、長さが開口部4の幅より長く、厚さがケ
ース2よりやや薄く形成されている。図3に示すよう
に、シャッタ5が開口部4を開口する位置にあるとき
は、開口部4のディスク挿入側端部は桟部6及びシャッ
タスライドバー7により閉鎖された状態となっている。
【0005】近年、光磁気ディスクの記録/再生を行う
ディスク駆動装置は、パーソナルコンピュータ等の本体
に実装されることが多く、小型化、薄型化の要求が高ま
ってきている。このようなディスク駆動装置では、光学
ヘッドと磁気ヘッドが連結運動しており、これらヘッド
の移動空間を小さくすることが筐体の小型化につなが
る。
ディスク駆動装置は、パーソナルコンピュータ等の本体
に実装されることが多く、小型化、薄型化の要求が高ま
ってきている。このようなディスク駆動装置では、光学
ヘッドと磁気ヘッドが連結運動しており、これらヘッド
の移動空間を小さくすることが筐体の小型化につなが
る。
【0006】しかしながら、上述した従来のディスクカ
ートリッジ1を駆動するためのディスク駆動装置におい
ては、磁気ヘッドが取り付けられる磁気ヘッドアームの
長さが、光磁気ディスク3の最内周のトラックからケー
ス2の端部(シャッタスライドバー7の端部)までの距
離に基づき設定される。具体的には、ケース2の端部か
ら、光磁気ディスク3の最内周のトラックに磁気ヘッド
がアクセスできる長さに所定の余裕分を加えた長さであ
る。これは、開口部4のディスク挿入側端部が桟部6及
びシャッタスライドバー7により閉鎖されていることに
起因するものである。磁気ヘッドアームの長さが決まる
と必然的にヘッドの移動空間が決まってしまい、結果と
して筐体の大きさが決定される。また、磁気ヘッドアー
ムの長さが長い場合、磁気ヘッドアームを移動させるキ
ャリッジがディスク径方向に長い構造となるため、キャ
リッジとしての重量バランスが悪くなり、キャリッジの
シーク特性に悪影響を及ぼす虞がある。
ートリッジ1を駆動するためのディスク駆動装置におい
ては、磁気ヘッドが取り付けられる磁気ヘッドアームの
長さが、光磁気ディスク3の最内周のトラックからケー
ス2の端部(シャッタスライドバー7の端部)までの距
離に基づき設定される。具体的には、ケース2の端部か
ら、光磁気ディスク3の最内周のトラックに磁気ヘッド
がアクセスできる長さに所定の余裕分を加えた長さであ
る。これは、開口部4のディスク挿入側端部が桟部6及
びシャッタスライドバー7により閉鎖されていることに
起因するものである。磁気ヘッドアームの長さが決まる
と必然的にヘッドの移動空間が決まってしまい、結果と
して筐体の大きさが決定される。また、磁気ヘッドアー
ムの長さが長い場合、磁気ヘッドアームを移動させるキ
ャリッジがディスク径方向に長い構造となるため、キャ
リッジとしての重量バランスが悪くなり、キャリッジの
シーク特性に悪影響を及ぼす虞がある。
【0007】以上のような観点から考えると、磁気ヘッ
ドアームの長さを短くすることにより、装置の小型化あ
るいはシーク特性の改善を図ることができる。一方、磁
気ヘッドが、光磁気ディスクの全記録領域、即ち最内周
トラックから最外周トラックまでをアクセスすることを
考えると、磁気ヘッドアームの長さは、少なくとも光磁
気ディスクの最内周トラック及び最外周トラック間距離
と同程度の長さを必要とする。
ドアームの長さを短くすることにより、装置の小型化あ
るいはシーク特性の改善を図ることができる。一方、磁
気ヘッドが、光磁気ディスクの全記録領域、即ち最内周
トラックから最外周トラックまでをアクセスすることを
考えると、磁気ヘッドアームの長さは、少なくとも光磁
気ディスクの最内周トラック及び最外周トラック間距離
と同程度の長さを必要とする。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明が解決
しようとする課題は、ディスク駆動装置の磁気ヘッドア
ームの長さをディスク状記録媒体の最内周トラック及び
最外周トラック間距離とほぼ等しくすることができるデ
ィスクカートリッジを提供し、ディスク駆動装置の小型
化を図ることである。
しようとする課題は、ディスク駆動装置の磁気ヘッドア
ームの長さをディスク状記録媒体の最内周トラック及び
最外周トラック間距離とほぼ等しくすることができるデ
ィスクカートリッジを提供し、ディスク駆動装置の小型
化を図ることである。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明のディスクカートリッジは、光磁気ディスク
等のディスク状記録媒体と、ディスク状記録媒体を収容
するとともに、ディスク状記録媒体の径方向に移動可能
な記録/再生用ヘッドが臨む開口部をその一面に有する
ケースと、開口部を閉鎖する位置及び開口する位置に移
動可能に、ケースに取り付けられたシャッタとを備えた
ディスクカートリッジにおいて、シャッタが開口部を閉
鎖する位置にあるとき、開口部の側面に形成されたガイ
ド穴に挿入するとともに、シャッタが開口部を開口する
位置にあるとき、開口部のディスク挿入側端部を開放す
るシャッタスライドバーをシャッタに固着して設けたこ
とを特徴とする。
に、本発明のディスクカートリッジは、光磁気ディスク
等のディスク状記録媒体と、ディスク状記録媒体を収容
するとともに、ディスク状記録媒体の径方向に移動可能
な記録/再生用ヘッドが臨む開口部をその一面に有する
ケースと、開口部を閉鎖する位置及び開口する位置に移
動可能に、ケースに取り付けられたシャッタとを備えた
ディスクカートリッジにおいて、シャッタが開口部を閉
鎖する位置にあるとき、開口部の側面に形成されたガイ
ド穴に挿入するとともに、シャッタが開口部を開口する
位置にあるとき、開口部のディスク挿入側端部を開放す
るシャッタスライドバーをシャッタに固着して設けたこ
とを特徴とする。
【0010】本発明によれば、上記構成のディスクカー
トリッジをディスク駆動装置に挿入した際、開口部のデ
ィスク挿入側端部が開放されるので、キャリッジがディ
スク状記録媒体の周縁の極めて近傍まで移動することが
でき、磁気ヘッドアームの長さをディスク状記録媒体の
最内周トラック及び最外周トラック間距離と同程度に短
くすることができる。
トリッジをディスク駆動装置に挿入した際、開口部のデ
ィスク挿入側端部が開放されるので、キャリッジがディ
スク状記録媒体の周縁の極めて近傍まで移動することが
でき、磁気ヘッドアームの長さをディスク状記録媒体の
最内周トラック及び最外周トラック間距離と同程度に短
くすることができる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態例を図
面を参照して説明する。なお、図中の構成要素で従来の
技術と同様の構造をなしているものについては、同一の
参照符号を付すものとする。
面を参照して説明する。なお、図中の構成要素で従来の
技術と同様の構造をなしているものについては、同一の
参照符号を付すものとする。
【0012】図1は本発明のディスクカートリッジの実
施の形態例を示す斜視図である。本発明のディスクカー
トリッジ10は、硬質プラスチックでなり、1例とし
て、厚さ約5mm、縦約92mm×横約97mmの扁平
箱型の形状を有するケース2の内部に、88mm(3.
5インチ)径の円盤状の記録/再生可能な光磁気ディス
ク3を収容して構成されており、後述するディスク駆動
装置の挿入口に矢印Aで示す方向に挿入される。
施の形態例を示す斜視図である。本発明のディスクカー
トリッジ10は、硬質プラスチックでなり、1例とし
て、厚さ約5mm、縦約92mm×横約97mmの扁平
箱型の形状を有するケース2の内部に、88mm(3.
5インチ)径の円盤状の記録/再生可能な光磁気ディス
ク3を収容して構成されており、後述するディスク駆動
装置の挿入口に矢印Aで示す方向に挿入される。
【0013】ケース2のディスク挿入側の両面には、長
方形状の開口部4が形成されている。この開口部4は、
磁気ヘッド又は光学ヘッドアクセス用のものであり、そ
の幅及び長さは磁気ヘッド又は光学ヘッドが光磁気ディ
スク3の全記録領域をアクセスできるような大きさとな
っている。また、ケース2の開口部4には、薄い板金で
なり、側面形状がコ字状のシャッタ5が、ディスク挿入
側からケース2の両面を挟むように取り付けられてい
る。シャッタ5は、開口部4を閉鎖する位置と開口する
位置とに移動可能となされており、通常は図示を省略し
たスプリングにより閉鎖する位置に付勢されている。な
お、図1はシャッタ5が開口した状態を図示している。
方形状の開口部4が形成されている。この開口部4は、
磁気ヘッド又は光学ヘッドアクセス用のものであり、そ
の幅及び長さは磁気ヘッド又は光学ヘッドが光磁気ディ
スク3の全記録領域をアクセスできるような大きさとな
っている。また、ケース2の開口部4には、薄い板金で
なり、側面形状がコ字状のシャッタ5が、ディスク挿入
側からケース2の両面を挟むように取り付けられてい
る。シャッタ5は、開口部4を閉鎖する位置と開口する
位置とに移動可能となされており、通常は図示を省略し
たスプリングにより閉鎖する位置に付勢されている。な
お、図1はシャッタ5が開口した状態を図示している。
【0014】また、開口部4のディスク挿入側端部に
は、シャッタ5の開閉時に同期して移動するシャッタス
ライドバー11が、シャッタ5にかしめ等により固着さ
れている。シャッタスライドバー11は、基部11aと
補強部11bとが一体形成されたものであり、長さが開
口部4の幅よりやや長く、厚さがケース2よりやや薄く
形成されている。さらに、シャッタスライドバー11の
補強部11b先端が対向する開口部4の側面には、ガイ
ド穴12が形成されている。そして、シャッタスライド
バー11はシャッタ5が開口部4の閉鎖位置にある時、
基部11aがケース2の側端に形成された凹部2aにお
さまり、補強部11bがガイド穴12に挿入される。シ
ャッタスライドバー11の先端及びガイド穴12の入り
口には、任意の大きさの面取りが設けられており、シャ
ッタスライドバー11の挿入を円滑かつ容易に行い得る
ようにしている。
は、シャッタ5の開閉時に同期して移動するシャッタス
ライドバー11が、シャッタ5にかしめ等により固着さ
れている。シャッタスライドバー11は、基部11aと
補強部11bとが一体形成されたものであり、長さが開
口部4の幅よりやや長く、厚さがケース2よりやや薄く
形成されている。さらに、シャッタスライドバー11の
補強部11b先端が対向する開口部4の側面には、ガイ
ド穴12が形成されている。そして、シャッタスライド
バー11はシャッタ5が開口部4の閉鎖位置にある時、
基部11aがケース2の側端に形成された凹部2aにお
さまり、補強部11bがガイド穴12に挿入される。シ
ャッタスライドバー11の先端及びガイド穴12の入り
口には、任意の大きさの面取りが設けられており、シャ
ッタスライドバー11の挿入を円滑かつ容易に行い得る
ようにしている。
【0015】従って、シャッタ5の開口時には、シャッ
タスライドバー11がシャッタ5の開口動作と同期して
シャッタ5の開口方向に移動するため、開口部4のディ
スク挿入側端部は開放されることとなり、一方、シャッ
タ5の閉鎖時には、シャッタスライドバー11がシャッ
タ5の閉鎖動作と同期してシャッタ5の閉鎖方向に移動
するため、開口部4のディスク挿入側端部は閉鎖され、
かつシャッタスライドバー11の補強部11bの先端が
ガイド穴12に挿入しケース2の補強に寄与する。
タスライドバー11がシャッタ5の開口動作と同期して
シャッタ5の開口方向に移動するため、開口部4のディ
スク挿入側端部は開放されることとなり、一方、シャッ
タ5の閉鎖時には、シャッタスライドバー11がシャッ
タ5の閉鎖動作と同期してシャッタ5の閉鎖方向に移動
するため、開口部4のディスク挿入側端部は閉鎖され、
かつシャッタスライドバー11の補強部11bの先端が
ガイド穴12に挿入しケース2の補強に寄与する。
【0016】図2は本発明のディスクカートリッジ10
の記録/再生を行うディスク駆動装置の一例を示す概略
断面図である。このディスク駆動装置は、筐体20内の
底部に、光学ヘッド21が取り付けられたキャリッジ2
2がリニアモータ等の駆動手段によりディスク径方向
(図中矢印B方向)に移動可能に取り付けられている。
キャリッジ22は、その側面形状がコ字状であり、ディ
スクカートリッジ10の両面を挟むような幅を持った形
状となっている。光学ヘッド21は、光源である半導体
レーザ、各種光学系、光検知器等の素子から構成され、
その上面の一端から図示を省略した対物レンズを介して
所定径のレーザスポットを光磁気ディスク3の一面に照
射して、データの記録、再生及び消去を行う。
の記録/再生を行うディスク駆動装置の一例を示す概略
断面図である。このディスク駆動装置は、筐体20内の
底部に、光学ヘッド21が取り付けられたキャリッジ2
2がリニアモータ等の駆動手段によりディスク径方向
(図中矢印B方向)に移動可能に取り付けられている。
キャリッジ22は、その側面形状がコ字状であり、ディ
スクカートリッジ10の両面を挟むような幅を持った形
状となっている。光学ヘッド21は、光源である半導体
レーザ、各種光学系、光検知器等の素子から構成され、
その上面の一端から図示を省略した対物レンズを介して
所定径のレーザスポットを光磁気ディスク3の一面に照
射して、データの記録、再生及び消去を行う。
【0017】また、キャリッジ22には板バネからなる
磁気ヘッドアーム23の一端が取り付けられており、磁
気ヘッドアーム23の他端には、光磁気ディスク3を挟
んで対物レンズと対向する位置に磁気ヘッド24が取り
付けられている。磁気ヘッド24は、光磁気ディスク3
に磁界を印加するコア及びコイルからなるヘッド部24
aを有しており、光磁気ディスク3の回転により生じる
風圧により浮上させるため極めて軽量、かつ光磁気ディ
スク3に対する負荷の少ない構造となっている。磁気ヘ
ッドアーム23の基部には、図示を省略した昇降機構が
取り付けられており、磁気ヘッドアーム23を矢印Cで
示すように昇降させることにより磁気ヘッド24を光磁
気ディスク3に対して昇降させる。これにより、ディス
ク駆動装置へのディスクカートリッジ10の挿入/排出
時には磁気ヘッド24を退避することができる。
磁気ヘッドアーム23の一端が取り付けられており、磁
気ヘッドアーム23の他端には、光磁気ディスク3を挟
んで対物レンズと対向する位置に磁気ヘッド24が取り
付けられている。磁気ヘッド24は、光磁気ディスク3
に磁界を印加するコア及びコイルからなるヘッド部24
aを有しており、光磁気ディスク3の回転により生じる
風圧により浮上させるため極めて軽量、かつ光磁気ディ
スク3に対する負荷の少ない構造となっている。磁気ヘ
ッドアーム23の基部には、図示を省略した昇降機構が
取り付けられており、磁気ヘッドアーム23を矢印Cで
示すように昇降させることにより磁気ヘッド24を光磁
気ディスク3に対して昇降させる。これにより、ディス
ク駆動装置へのディスクカートリッジ10の挿入/排出
時には磁気ヘッド24を退避することができる。
【0018】磁気ヘッドアーム23の長さは、光磁気デ
ィスク3の最外周の記録トラックから最内周の記録トラ
ックまでを磁気ヘッド24がアクセスできる長さに所定
の余裕分を加えた長さに設定されている。同様にキャリ
ッジ22の凹部22aの深さは、光学ヘッド21及び磁
気ヘッド24が光磁気ディスク3の最内周のトラックを
アクセスするときであっても、キャリッジ22が光磁気
ディスク3の周縁と干渉しないように設定されている。
ィスク3の最外周の記録トラックから最内周の記録トラ
ックまでを磁気ヘッド24がアクセスできる長さに所定
の余裕分を加えた長さに設定されている。同様にキャリ
ッジ22の凹部22aの深さは、光学ヘッド21及び磁
気ヘッド24が光磁気ディスク3の最内周のトラックを
アクセスするときであっても、キャリッジ22が光磁気
ディスク3の周縁と干渉しないように設定されている。
【0019】次に上述したディスク駆動装置の動作につ
いて説明する。本発明のディスクカートリッジ10を、
ディスク駆動装置の挿入口(図示省略)に挿入すると、
ディスク駆動装置に設けられたシャッタ回動アーム(図
示省略)がシャッタスライドバー11の基部11a先端
に当接し、ディスクカートリッジ10の挿入に伴って、
シャッタ回動アームがスプリングの付勢力に抗して回動
しながらシャッタスライドバー11の基部11a先端を
シャッタ開口方向に押し動かす。これにより、シャッタ
スライドバー11が固着されている、閉鎖位置にあるシ
ャッタ5は徐々にスライドして開口部4が開口される。
なお、この時キャリッジ22は図2中一点鎖線で示す位
置に退避している。
いて説明する。本発明のディスクカートリッジ10を、
ディスク駆動装置の挿入口(図示省略)に挿入すると、
ディスク駆動装置に設けられたシャッタ回動アーム(図
示省略)がシャッタスライドバー11の基部11a先端
に当接し、ディスクカートリッジ10の挿入に伴って、
シャッタ回動アームがスプリングの付勢力に抗して回動
しながらシャッタスライドバー11の基部11a先端を
シャッタ開口方向に押し動かす。これにより、シャッタ
スライドバー11が固着されている、閉鎖位置にあるシ
ャッタ5は徐々にスライドして開口部4が開口される。
なお、この時キャリッジ22は図2中一点鎖線で示す位
置に退避している。
【0020】開口部4が開口した後、光磁気ディスク3
はディスク回転用モータ25に永久磁石の磁力等により
吸着される。その後、CPU等の外部機器(図示省略)
からのシーク命令がディスク駆動装置に与えられると、
キャリッジ22が駆動手段によって駆動され、光学ヘッ
ド21及び磁気ヘッド24が所望のトラックにアクセス
する。このとき、磁気ヘッド24は退避位置にあり、ラ
イト命令が与えられた時点で下降し、記録可能となる。
はディスク回転用モータ25に永久磁石の磁力等により
吸着される。その後、CPU等の外部機器(図示省略)
からのシーク命令がディスク駆動装置に与えられると、
キャリッジ22が駆動手段によって駆動され、光学ヘッ
ド21及び磁気ヘッド24が所望のトラックにアクセス
する。このとき、磁気ヘッド24は退避位置にあり、ラ
イト命令が与えられた時点で下降し、記録可能となる。
【0021】本発明のディスクカートリッジ10におい
ては、従来技術における桟部6(図3参照)に相当する
補強部11bを基部11aと一体化してシャッタスライ
ドバー11を構成したことにより、シャッタ5が開口位
置にある時、開口部4は完全に開放されている。従っ
て、磁気ヘッド24が光磁気ディスク3の最内周のトラ
ックをアクセスする時、キャリッジ22を光磁気ディス
ク3の周縁の極めて近傍まで移動させることが可能であ
り、その結果、磁気ヘッドアーム23の長さを光磁気デ
ィスク3の最内周トラック及び最外周トラック間距離と
同程度に短くすることができる。
ては、従来技術における桟部6(図3参照)に相当する
補強部11bを基部11aと一体化してシャッタスライ
ドバー11を構成したことにより、シャッタ5が開口位
置にある時、開口部4は完全に開放されている。従っ
て、磁気ヘッド24が光磁気ディスク3の最内周のトラ
ックをアクセスする時、キャリッジ22を光磁気ディス
ク3の周縁の極めて近傍まで移動させることが可能であ
り、その結果、磁気ヘッドアーム23の長さを光磁気デ
ィスク3の最内周トラック及び最外周トラック間距離と
同程度に短くすることができる。
【0022】上記の形態例では、本発明を3.5インチ
の光磁気ディスクを収容したディスクカートリッジに適
用した事例を述べたが、本発明はこれに限定されるもの
ではなく、寸法が異なる光磁気ディスクや光ディスクあ
るいは磁気ディスクを収容したディスクカートリッジに
も適用することができる。
の光磁気ディスクを収容したディスクカートリッジに適
用した事例を述べたが、本発明はこれに限定されるもの
ではなく、寸法が異なる光磁気ディスクや光ディスクあ
るいは磁気ディスクを収容したディスクカートリッジに
も適用することができる。
【0023】
【発明の効果】本発明のディスクカートリッジによれ
ば、ディスク駆動装置のキャリッジがディスク周縁の極
めて近傍まで移動することができるため、磁気ヘッドア
ームの長さをディスク状記録媒体の最内周トラック及び
最外周トラック間距離と同程度に短くすることができ
る。従って、キャリッジのシーク特性が向上し、ディス
ク駆動装置の小型化を図ることができる。また、ディス
ク駆動装置の光学ヘッドに取り付けられた対物レンズを
ディスク接離方向に駆動させるための小型アクチュエー
タを、ディスク接離方向においてディスクにより近い位
置に配置することができるので、ディスク駆動装置の薄
型化も同時に実現することができる。
ば、ディスク駆動装置のキャリッジがディスク周縁の極
めて近傍まで移動することができるため、磁気ヘッドア
ームの長さをディスク状記録媒体の最内周トラック及び
最外周トラック間距離と同程度に短くすることができ
る。従って、キャリッジのシーク特性が向上し、ディス
ク駆動装置の小型化を図ることができる。また、ディス
ク駆動装置の光学ヘッドに取り付けられた対物レンズを
ディスク接離方向に駆動させるための小型アクチュエー
タを、ディスク接離方向においてディスクにより近い位
置に配置することができるので、ディスク駆動装置の薄
型化も同時に実現することができる。
【図1】 本発明のディスクカートリッジの実施の形態
例を示す斜視図。
例を示す斜視図。
【図2】 本発明のディスクカートリッジの記録/再生
を行うディスク駆動装置の一例を示す概略断面図。
を行うディスク駆動装置の一例を示す概略断面図。
【図3】 従来のディスクカートリッジを示す斜視図。
2…ケース、3…光磁気ディスク、4…開口部、5…シ
ャッタ、10…ディスクカートリッジ、11…シャッタ
スライドバー、12…ガイド穴、20…筐体、21…光
学ヘッド、22…キャリッジ、23…磁気ヘッドアー
ム、24…磁気ヘッド、25…ディスク回転用モータ
ャッタ、10…ディスクカートリッジ、11…シャッタ
スライドバー、12…ガイド穴、20…筐体、21…光
学ヘッド、22…キャリッジ、23…磁気ヘッドアー
ム、24…磁気ヘッド、25…ディスク回転用モータ
Claims (2)
- 【請求項1】 ディスク状記録媒体と、 前記ディスク状記録媒体を収容するとともに、前記ディ
スク状記録媒体の径方向に移動可能な記録/再生用ヘッ
ドが臨む開口部をその一面に有するケースと、 前記開口部を閉鎖する位置及び開口する位置に移動可能
に、前記ケースに取り付けられたシャッタとを備えたデ
ィスクカートリッジにおいて、 前記シャッタが前記開口部を閉鎖する位置にあるとき、
前記開口部の側面に形成されたガイド穴に挿入するとと
もに、 前記シャッタが前記開口部を開口する位置にあるとき、
前記開口部のディスク挿入側端部を開放するシャッタス
ライドバーをシャッタに固着して設けたことを特徴とす
るディスクカートリッジ。 - 【請求項2】 前記ディスク状記録媒体は、光磁気ディ
スクであることを特徴とする請求項1記載のディスクカ
ートリッジ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6317697A JPH10255431A (ja) | 1997-03-17 | 1997-03-17 | ディスクカートリッジ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6317697A JPH10255431A (ja) | 1997-03-17 | 1997-03-17 | ディスクカートリッジ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10255431A true JPH10255431A (ja) | 1998-09-25 |
Family
ID=13221692
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6317697A Pending JPH10255431A (ja) | 1997-03-17 | 1997-03-17 | ディスクカートリッジ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10255431A (ja) |
-
1997
- 1997-03-17 JP JP6317697A patent/JPH10255431A/ja active Pending
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