JPH04128844U - 印字ハンマー - Google Patents
印字ハンマーInfo
- Publication number
- JPH04128844U JPH04128844U JP6659391U JP6659391U JPH04128844U JP H04128844 U JPH04128844 U JP H04128844U JP 6659391 U JP6659391 U JP 6659391U JP 6659391 U JP6659391 U JP 6659391U JP H04128844 U JPH04128844 U JP H04128844U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- printing
- hammer
- beam member
- tip
- protrusion
- Prior art date
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- Pending
Links
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Landscapes
- Impact Printers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 印字ハンマーを高密度化するため、各印字ハ
ンマーの先端の間隔を小さくするとともに、ハンマー先
端の質量を小さくし、かつ、基準孔から接触子の寸法を
正確に精度良く出すことが容易にできる印字ハンマーの
提供を目的とする。 【構成】 ハンマーバンクに横に固定した板ばね部材1
0の先端部11に、ビーム部材の後端部13を互いに表
面が直交し、かつ軸線が平行するように十字状に固着す
る。ビーム部材12は一端部にほぼ直角に突出した突出
部14を設けたL状平板状としたもので、ばね鋼、珪素
鋼板等をエッチング、プレス、レーザー、ワイヤカット
等の加工により形成される。突出部14の先端には、耐
摩耗性金属よりなる接触子を印字方向に突出するように
溶接又はろう付けして接合し、その後、研削加工により
突出部14の先端部および耐摩耗性金属を先細り状で、
かつ両側面間の厚さを全て面一となるように一体形成
し、接触子15は外形形状が所定の印字寸法で、かつば
ね部材1の基準孔8から正確な寸法が出るよう精度良く
加工する。
ンマーの先端の間隔を小さくするとともに、ハンマー先
端の質量を小さくし、かつ、基準孔から接触子の寸法を
正確に精度良く出すことが容易にできる印字ハンマーの
提供を目的とする。 【構成】 ハンマーバンクに横に固定した板ばね部材1
0の先端部11に、ビーム部材の後端部13を互いに表
面が直交し、かつ軸線が平行するように十字状に固着す
る。ビーム部材12は一端部にほぼ直角に突出した突出
部14を設けたL状平板状としたもので、ばね鋼、珪素
鋼板等をエッチング、プレス、レーザー、ワイヤカット
等の加工により形成される。突出部14の先端には、耐
摩耗性金属よりなる接触子を印字方向に突出するように
溶接又はろう付けして接合し、その後、研削加工により
突出部14の先端部および耐摩耗性金属を先細り状で、
かつ両側面間の厚さを全て面一となるように一体形成
し、接触子15は外形形状が所定の印字寸法で、かつば
ね部材1の基準孔8から正確な寸法が出るよう精度良く
加工する。
Description
【0001】
本考案はラインドットプリンタの印字ハンマーに関するものである。
【0002】
従来のラインドットプリンタの印字ハンマーは、図1および図2のように、板
ばね部材から成る板ばね1を横に櫛歯状に並べて固定し、その板ばね1の先端部
に、耐摩耗性金属の接触子2を接合した円柱形のピン3をカシメ等により接合し
たものであった。
なお、図1において、4は永久磁石、5,6はヨーク、7は消磁コイルである
。
【0003】
近来、ラインドットプリンタの高速化の要求を満たすため、印字ハンマーの高
密度化が強く要求されてきている。しかし、前述した従来の印字ハンマーは、あ
らかじめ接触子2を接合してある円柱形のピン3を板ばね1の先端に溶接や、ろ
う付けで接合するため、高密度化するために互いの間隔a又はbを狭めるには限
度があった。また基準孔8から各接触子2までの寸法を正確に精度良く出すこと
がかなり難しい作業となっていた。さらに板ばね1の先端に円柱形のピン3を接
合するため印字ハンマー先端の質量が大きくなってしまい、高速印字をする上で
の障害となっていた。
【0004】
本考案はこれらの欠点を解消して、印字ハンマーを高密度化するため各印字ハ
ンマーの先端の間隔を小さくするとともに、ハンマー先端の質量を小さくし、か
つ、基準孔から接触子の寸法を正確に精度良く出すことが容易にできる印字ハン
マーの提供を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案は前記課題を解消するため、印字ハンマーを、ハンマバンクに一端を横
に固定した板ばね部材と、自由端にほぼ直角に突出した突出部を設けてL状平板
としたビーム部材とから成り、前記板ばね部材とビーム部材とを互いに表面が直
交するように十字状に接合すると共に、ビーム部材の前記突出部の先端に耐摩耗
性金属よりなる接触子を印字方向に突出させて接合し、この接触子の両側面間の
厚さをビーム部材の厚さと同一又は以下の厚さに形成する、構成とした。
【0006】
本考案によれば、横に固定したばね部材に、それと直交して縦に固着したビー
ム部材の先端に接触子を接合するとともに、接触子の厚さをビーム部材の厚さと
少なくとも同一にしてあるので、各ビーム部材の先端の間隔をかなり狭くするこ
とができ、印字ハンマーの高密度配列が可能となる。さらに、耐摩耗性金属より
なる接触子をビーム部材の先端部に接合した後、これを基準孔からの所定寸法で
一体加工の研削をすることにより、接触子の寸法精度を正確に出すことは容易で
ある。
【0007】
次に本考案の一実施例を図面により説明する。図3および図4に示した実施例
において、10は板ばね部材で、ハンマーバンク(図示せず)に横に固定してあ
り、その先端部11にビーム部材12の後端部13を互いの表面が直交し、かつ
軸線が平行するよう十字状に固着してある。ビーム部材12は一端部にほぼ直角
に突出した突出部14を設けたL状平板状としてあり、ばね鋼、珪素鋼板等をエ
ッチング、プレス、レーザー、ワイヤカット等の加工により形成する。突出部1
4の先端には、耐摩耗性金属よりなる接触子15を印字方向に突出するよう溶接
又はろう付けして接合し、その後、研削加工により突出部14の先端部および耐
摩耗性金属を先細り状で、かつ両側面間の厚さを全て面一となるよう一体成形す
る。ここで、接触子15は外形形状が所定の印字寸法で、かつ、ばね部材1の基
準孔8から正確な寸法が出るよう精度良く加工する。
こうして形成した印字ハンマーをハンマーバンク(図示せず)に固定すると、
各印字ハンマーの先端はビーム部材12のL状平板が互いに縦に対向している状
態となるので、接触子15周辺における各印字ハンマー間の間隔はかなり狭くす
ることが可能となる。
【0008】
本考案の印字ハンマーは、横に固定した板ばね部材10の先端に、ビーム部材
12を縦に固着し、そのビーム部材12の先端に接触子15を接合し、その接触
子15をビーム部材12と少なくとも同一厚さにした構成であるので、印字ハン
マーの先端部における間隔をかなり狭くすることができ、高密度の配列が可能と
なる。また、ハンマーの質量もピンを接合したものよりかなり小さくできるので
高速印字に対応でき、さらに、接触子15が突出部14の先端部と研削で一体加
工できるため、基準孔8から接触子15までの寸法精度を正確に出すことが容易
になる等の効果がある。
【図1】 従来の印字ハンマーとハンマバンクの側面図
である。
である。
【図2】 従来の印字ハンマーの拡大平面図である。
【図3】 本考案の実施例の平面図である。
【図4】 図3の側面図である。
1 板ばね
2,15 接触子
3 ピン
4 永久磁石
5,6 ヨーク
7 消磁コイル
8 基準孔
10 板ばね部材
11 板ばね部材の先端部
12 ビーム部材
13 ビーム部材の後端部
14 突出部
Claims (1)
- 【請求項1】 印字行に沿って所定の間隔で複数本実装
されるラインドットプリンタ用のバネチャージ式ハンマ
であって、ハンマバンクに一端を横に固定した板ばね部
材と、自由端にほぼ直角に突出した突出部を設けてL状
平板としたビーム部材とから成り、前記板ばね部材とビ
ーム部材とを互いの表面が直交するように十字状に接合
すると共に、ビーム部材の前記突出部の先端に耐摩耗性
金属よりなる接触子を印字方向に突出させて接合し、こ
の接触子の両側面間の厚さをビーム部材の厚さと同一又
は以下の厚さに形成したことを特徴とする印字ハンマ
ー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6659391U JPH04128844U (ja) | 1991-05-18 | 1991-05-18 | 印字ハンマー |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6659391U JPH04128844U (ja) | 1991-05-18 | 1991-05-18 | 印字ハンマー |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04128844U true JPH04128844U (ja) | 1992-11-25 |
Family
ID=31930286
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6659391U Pending JPH04128844U (ja) | 1991-05-18 | 1991-05-18 | 印字ハンマー |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04128844U (ja) |
Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS52105022A (en) * | 1976-02-26 | 1977-09-03 | Nippon Telegraph & Telephone | Type head |
JPS55144175A (en) * | 1979-04-27 | 1980-11-10 | Pilot Pen Co Ltd:The | Printing hammer of dot printer |
JPS5987177A (ja) * | 1982-11-10 | 1984-05-19 | Brother Ind Ltd | ドツトマトリツクスプリンタの印字ヘツド |
JPS6019544A (ja) * | 1983-07-14 | 1985-01-31 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | インパクトプリンタヘツド |
JPS60127167A (ja) * | 1983-12-13 | 1985-07-06 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | ドットプリンタの印字ヘッド可動装置 |
-
1991
- 1991-05-18 JP JP6659391U patent/JPH04128844U/ja active Pending
Patent Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS52105022A (en) * | 1976-02-26 | 1977-09-03 | Nippon Telegraph & Telephone | Type head |
JPS55144175A (en) * | 1979-04-27 | 1980-11-10 | Pilot Pen Co Ltd:The | Printing hammer of dot printer |
JPS5987177A (ja) * | 1982-11-10 | 1984-05-19 | Brother Ind Ltd | ドツトマトリツクスプリンタの印字ヘツド |
JPS6019544A (ja) * | 1983-07-14 | 1985-01-31 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | インパクトプリンタヘツド |
JPS60127167A (ja) * | 1983-12-13 | 1985-07-06 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | ドットプリンタの印字ヘッド可動装置 |
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