JP2754592B2 - スプリングチャージ式ドットヘッドの製造方法 - Google Patents

スプリングチャージ式ドットヘッドの製造方法

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JP2754592B2 JP22960488A JP22960488A JP2754592B2 JP 2754592 B2 JP2754592 B2 JP 2754592B2 JP 22960488 A JP22960488 A JP 22960488A JP 22960488 A JP22960488 A JP 22960488A JP 2754592 B2 JP2754592 B2 JP 2754592B2
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J2/00Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
    • B41J2/22Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by selective application of impact or pressure on a printing material or impression-transfer material
    • B41J2/23Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by selective application of impact or pressure on a printing material or impression-transfer material using print wires
    • B41J2/27Actuators for print wires
    • B41J2/28Actuators for print wires of spring charge type, i.e. with mechanical power under electro-magnetic control

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  • Impact Printers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、コンピュータ周辺端末プリンタの印字装置
であるスプリングチャージ式ドットヘッドの製造方法に
関するものである。
[従来の技術] 従来のスプリングチャージ式インパクトドットヘッド
では、第4図に示すように、治具基準面11から一定の高
さの板バネ押し上げツメ12を持つアーマチュア斜め加工
治具10で板バネ3を吸引保持状態と同程度にたわませ
て、アーマチュア1の吸引面を研削又はラップ又は他の
方法により加工して、アーマチュア1とコア17が面接触
する様にしていた。
[発明が解決しようとする課題] 一般にスプリングチャージ式インパクトドットヘッド
では、アーマチュアが吸引されている時、すなわち印字
待機状態にある時の各板バネの歪エネルギーのばらつき
が、±10%以内でないと印字性能を確保できない。特に
板バネの応答周波数が2KHz以上の高速印字ヘッドでは、
要求される板バネの歪エネルギーの許容ばらつきは、±
6〜7%以下である。
しかし、従来のアーマチュア斜め加工の方法では、図
4に示す基準面11から一定の高さをもつ板バネ押し上げ
ツメ12で板バネ3をたわめているため、板バネ3に反り
が生じている場合には、その板バネ3のたわみ量が変化
することになり、当然、アーマチュア1吸引時の板バネ
の歪エネルギーも変化してしまう。
一般に板バネ3はプレス製造されるめ、プレス時の影
響で反りを生じており、また、アーマチュア1は一般に
レーザー溶接等で板バネ3と結合されているため、溶接
時の熱影響も反りを生じさせている。
この様な事情のため、従来のアーマチュア1の斜め加
工方法では、各板バネ3の歪エネルキーを所定の範囲内
におさえ込むことは非常に困難であり、ドットヘッドの
印字性能を安定して確保できないといった問題があっ
た。
そこで本発明は、板バネの反りに関係なく、アーマチ
ュア吸引時の板バネの歪エネルギーを常に一定にするこ
とができるドットヘッド及びその製造方法を提供するも
のである。
[課題を解決するための手段] 本発明によるスプリングチャージ式ドットヘッドの製
造方法は、板バネの一端をバネ押さえにより支持した状
態で、上記板バネの自由端に固定したアーマチュアを永
久磁石の磁束でコアに吸引しつつ前記板バネをたわませ
て待機させ、前記コアに巻回したマグネットコイルに通
電することで前記永久磁石の磁束を打ち消し、前記板バ
ネの歪みエネルギーにより前記アーマチュアの先端に固
着したワイヤーを突き出すことにより印字するスプリン
グチャージ式ドットヘッドの製造方法において、 a)前記板バネの自由解放状態で、前記板バネのアーマ
チュアを固定した部分の背面を前記バネ押さえの面を基
準として研磨する工程と、 b)前記板バネ押さえを基準とする押し上げ部材により
前記板バネの背面を押圧して前記板バネをたわませる工
程と、 c)前記板バネをたわませた状態で前記複数のアーマチ
ュアの吸引面を同一面となるよう加工する工程と、 を有することを特徴とする。
[作用] 本発明の上記手段によれば、アーマチュアが吸引保持
されている時、すなわち印字待機状態における各板バネ
の歪エネルギーのバラツキをおさえることができる。
[実施例] 以下に本発明の実施例を図面にもとづいて説明する。
第3図は、スプリングチャージ式インパクトドットヘ
ッドの断面図である。
まず、スプリングチャージ式ドットヘッドの構造,作
動原理について説明する。
第3図において、アーマチュア1は、その先端に印字
ワイヤー2が固着され、他端部は板バネ3に結合され、
印字ワイヤー2は、ワイヤーガイド19により案内保持さ
れている。板バネ3はバネ押さえ板とサイドヨークに挾
持され、サイドヨーク5,ヨーク14,永久磁石15,ベースフ
レーム16は積層された状態で固着されている。コア17
は、ベースフレーム16の上に、ほぼ円周状に複数個配置
され、アーマチュア1と対向し、コア17の周囲にはマグ
ネットコイル18が巻回されている。
マグネットコイル18に電流を流し、永久磁石15の磁束
を打ち消す方向に磁界を発生させると、永久磁石15の磁
束でコア17に吸引されていたアーマチュア1が解放さ
れ、板バネ3の歪エネルギーによりアーマチュア1の端
部に固着さたワイヤー2が突出し、紙面にドットを形成
する。
この様な構造・作動方式を持つインパクトドットヘッ
ドにおいて、アーマチュア1がコア17端面に吸引されて
いる時、すなわち印字待機状態にある時、磁気特性、印
字性能及び印字耐久性上、アーマチュア1とコア17は面
接触することが必要不可欠である。
第1図は、アーマチュアが固着されてる板バネを加工
する場合の概念図である。
第1図において、一端に印字ワイヤ2を結合したアー
マチュア1を固着し板バネ3と、バネ押え板4及びサイ
ドヨーク5からなるドットヘッドの駆動系ユニットは、
モーター7によって回転する回転台6へ固定されてい
る。砥石8はモータ9により回転する。
以下、加工方法を説明する。
モータ7を駆動して駆動系ユニットが固定されている
回転台6を回転させる。次にモータ9を駆動して、砥石
8を回転させる。砥石8を、回転した状態で板バネ3の
アーマチュアの固着部に接触させて研摩させる。この
時、バネ押さえ板4の上面4−aを基準面として、砥石
8の研摩量を管理する。また、板バネ3は振動系のた
め、砥石8で研摩される時にびびり現象及び弾性変形に
より、所定の寸法で研摩できにくいため、研摩の仕上げ
時に、加工火花が出なくなるためスパークアウトする必
要がある。これにより、加工面の寸法精度を1μm以下
に押さえることができる。
以上の方法で研摩された板バネ3のアーマチュア固着
部は、基準面であるバネ押さえ板4の上面からの寸法
を、板バネ3のソリに関係なく全て同寸法とすることが
できる。
第2図は、上記方法で板バネ3を加工した駆動系ユニ
ットをアーマチュア斜め加工治具10に固定した場合の概
念図である。
第2図において、上記方法で板バネ3を加工した時の
基準面となったバネ押さえ板4の面は、アーマチュア斜
め加工治具10の基準面11と接しており、また板バネ押し
上げツメ12は、上記方法で加工した板バネ3のアーマチ
ュア固着部を押し上げている。
上記板バネ3の加工方法により、バネ押さえ板4の基
準面から板バネ3の加工面までの寸法は、所定の寸法に
なっており、またアーマチュア斜め加工治具10の基準面
11から板バネ押し上げツメ12の高さも所定の寸法にして
あるため、第2図で固定された駆動系ユニットの板バネ
3のたわみ量は、全て同じにすることができる。この時
の板バネ3のたわみ量は、アーマチュア1がコア17に吸
引されている時と同じになる様にしてある。この状態
で、アーマチュア1の斜め加工を行い、アーマチュア1
の吸引面とサイドヨーク5の端面を同一の加工面13に仕
上げる。この加工方法としては、平面研削、ラップ研摩
等が最適であるが、いずれにしても、仕上げ加工時に
は、十分スパークアウトを行なう必要がある。
また、本実施例では、アーマチュア吸引面の加工時に
治具10で板バネ3のアーマチュア固着部を押し上げてい
るが、その押し上げ位置としては、前記アーマチュア固
着部が最適である。仮にアーマチュア固着部以外を押し
上げたとすると、板バネ3のたわみ曲線は、アーマチュ
ア吸引時のたわみ曲線と異なり、磁気特性,印字性能,
印字耐久性に悪影響を及ぼすことになるためである。
[発明の効果] 以上説明した本発明によって以下の効果がある。
アーマチュア吸引時、すなわち印字待機状態の各板バ
ネの歪エネルギーのバラツキを、板バネの反りに関係な
く、5%以下に押さえることができるため、ドットヘッ
ドの印字性能を安定して確保でき、それに伴ない、ドッ
トヘッドの製造,供給の安定化が可能となった。
また、ドットヘッドのより一層の高速印字化が可能と
なった。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は本発明の実施例を示す概念図。第3
図はスプリングチャージ式ドットヘッドの断面図。第4
図は、従来技術の概念図。 1……アーマチュア 2……印字ワイヤー 3……板バネ 4……バネ押さえ板 6……回転台 7……回転台回転モータ 8……砥石 9……砥石回転モータ 10……アーマチュア斜め加工治具 11……アーマチュア斜め加工治具基準面 12……板バネ押し上げツメ 13……アーマチュア斜め加工面 16……ベースフレーム

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】板バネの一端をバネ押さえにより支持した
    状態で、上記板バネの自由端に固定したアーマチュアを
    永久磁石の磁束でコアに吸引しつつ前記板バネをたわま
    せて待機させ、前記コアに巻回したマグネットコイルに
    通電することで前記永久磁石の磁束を打ち消し、前記板
    バネの歪みエネルギーにより前記アーマチュアの先端に
    固着したワイヤーを突き出すことにより印字するスプリ
    ングチャージ式ドットヘッドの製造方法において、 a)前記板バネの自由解放状態で、前記板バネのアーマ
    チュアを固定した部分の背面を前記バネ押さえの面を基
    準として研磨する工程と、 b)前記板バネ押さえを基準とする押し上げ部材により
    前記板バネの背面を押圧して前記板バネをたわませる工
    程と、 c)前記板バネをたわませた状態で前記複数のアーマチ
    ュアの吸引面を同一面となるよう加工する工程と、 を有することを特徴とするスプリングチャージ式ドット
    ヘッドの製造方法。
JP22960488A 1988-09-13 1988-09-13 スプリングチャージ式ドットヘッドの製造方法 Expired - Lifetime JP2754592B2 (ja)

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