JPH04128687A - 核燃料用被覆管の製造法 - Google Patents
核燃料用被覆管の製造法Info
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- JPH04128687A JPH04128687A JP2248908A JP24890890A JPH04128687A JP H04128687 A JPH04128687 A JP H04128687A JP 2248908 A JP2248908 A JP 2248908A JP 24890890 A JP24890890 A JP 24890890A JP H04128687 A JPH04128687 A JP H04128687A
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Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E30/00—Energy generation of nuclear origin
- Y02E30/30—Nuclear fission reactors
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は、高燃焼時に充分な耐食性を有し、且つ他の被
覆管特性(機械的強度、クリープ特性、SCC<応力腐
食割れ)特性、照射成長など)についても充分要求品質
を満たす核燃料用被覆管及びその製造法に関する。
覆管特性(機械的強度、クリープ特性、SCC<応力腐
食割れ)特性、照射成長など)についても充分要求品質
を満たす核燃料用被覆管及びその製造法に関する。
[従来の技術]
加圧木型原子炉において、現在長期サイクル運転及び燃
料の高燃焼度化が計画されている。この長期サイクル運
転及び燃料の高燃焼度化の開発における最も重要な問題
は、被覆管の腐食である。
料の高燃焼度化が計画されている。この長期サイクル運
転及び燃料の高燃焼度化の開発における最も重要な問題
は、被覆管の腐食である。
このため、高度な耐食性を有する被覆管の開発が重要な
要件である。
要件である。
更に、被覆管の耐食性を向上させても、機械的特性など
他の計時性についても問題のないことが更に重要な要件
である。
他の計時性についても問題のないことが更に重要な要件
である。
従来の被覆管では、燃料集合体燃焼度が48Gwd/を
程度までは耐食性に問題はなかったが、50Gwd/l
を越える高燃焼度燃料では100μmを超える酸化膜が
認められるなど、設計上の許容値を超えるものが出てき
た。
程度までは耐食性に問題はなかったが、50Gwd/l
を越える高燃焼度燃料では100μmを超える酸化膜が
認められるなど、設計上の許容値を超えるものが出てき
た。
これに対し、耐食性を改良した被覆管が開発されつつあ
るが、耐食性が向上し、且つ他の特性にも問題のないも
のは極めて少ない(例えば、耐食性は向上したものの、
機械的強度が不充分であったり、クリープ変形が大きす
ぎたりしたものがある)。
るが、耐食性が向上し、且つ他の特性にも問題のないも
のは極めて少ない(例えば、耐食性は向上したものの、
機械的強度が不充分であったり、クリープ変形が大きす
ぎたりしたものがある)。
従来より、現行ジルカロイ−4よりも耐食性の優れた合
金として、Sn含有量を少なくしてNb(Nb、ニオブ
)を添加したもの等が提案されているが、これらの提案
は耐食性は改善されるものの、機械的強度が低下したり
、クリープ変形が大きくなったり、耐SCC性が低下す
る等の問題が必ずしも解決されたとは言えなかった。
金として、Sn含有量を少なくしてNb(Nb、ニオブ
)を添加したもの等が提案されているが、これらの提案
は耐食性は改善されるものの、機械的強度が低下したり
、クリープ変形が大きくなったり、耐SCC性が低下す
る等の問題が必ずしも解決されたとは言えなかった。
従来のZ ry−4(ジルカロイ−4,主に加圧水型炉
燃料の被覆管)とZ ry−2(ジルカロイ−2,主に
沸騰水型炉燃料の被覆管)の合金仕様を次の第1表及び
第2表に示す。
燃料の被覆管)とZ ry−2(ジルカロイ−2,主に
沸騰水型炉燃料の被覆管)の合金仕様を次の第1表及び
第2表に示す。
c以下、余白)
※
; ^STM
による。
[発明が解決しようとする課題]
本発明では、
高燃焼時に充分な耐食性を有し・
且つ他の被覆管特性
(m械的強度、
ク
リーブ特
性、SCC(応力腐食割れ)特性、照射成長など)につ
いても充分要求品質を満たす核燃料用被覆管及びその製
造法を得ることを目的とする。
いても充分要求品質を満たす核燃料用被覆管及びその製
造法を得ることを目的とする。
[課題を解決するための手段]
本請求項1の発明に係る核燃料用被覆管では、核燃料集
合体の燃料棒用被覆管において、Sn:0.9 〜1.
2 wt%、 F e:0.24〜0.30wt%
。
合体の燃料棒用被覆管において、Sn:0.9 〜1.
2 wt%、 F e:0.24〜0.30wt%
。
Cr:0.13〜(1,19wt%、 N b:0.0
5〜015wt%。
5〜015wt%。
N i:0.005 〜0.020 wt%。
0 :1000〜15:1000pps 、 C:1
00〜200ppm、Si:50〜200ppm、 残部2「及び不可避不純物からなるジルコニウム合金か
らなり、被覆管内面の[0002]面のfr値を0.6
5〜0.75に調整してなるものである。
00〜200ppm、Si:50〜200ppm、 残部2「及び不可避不純物からなるジルコニウム合金か
らなり、被覆管内面の[0002]面のfr値を0.6
5〜0.75に調整してなるものである。
本請求項2の発明に係る核燃料用被覆管の製造法では、
核燃料集合体の燃料用被覆管の製造法において、 S n:1)、9 〜L2 wt%、 F e:
0.24〜0.30wt%。
核燃料集合体の燃料用被覆管の製造法において、 S n:1)、9 〜L2 wt%、 F e:
0.24〜0.30wt%。
Cr:0.13〜0.19wt%、 Nb:0.05〜
0.15wt%。
0.15wt%。
N i:0.005 〜0.020 wt%。
0 : 1000〜1500ppm 、 C:
100 〜200ppa+。
100 〜200ppa+。
S i : 50〜200ppm
残部Zr及び不可避不純物からなるジルコニウム合金を
調整し、 該合金を使用して圧延により製管する際に、例えば最終
冷間工程での加工度を60〜70%として被覆管内面の
[0002]面のfr値を0.65〜0.75に調整す
るものである。
調整し、 該合金を使用して圧延により製管する際に、例えば最終
冷間工程での加工度を60〜70%として被覆管内面の
[0002]面のfr値を0.65〜0.75に調整す
るものである。
また更に、前記合金を使用して圧延により製管した後、
該管の焼鈍し工程での焼鈍し指標(ΣAi:^neal
ing Parameter) を 2 X
10−” ≦ Σ Ai ≦5 X 10−”に調
整する方法を開示している。
該管の焼鈍し工程での焼鈍し指標(ΣAi:^neal
ing Parameter) を 2 X
10−” ≦ Σ Ai ≦5 X 10−”に調
整する方法を開示している。
[作用]
本発明においては、第1表に示したZ ry−4の仕様
に対して、耐食性向上目的の改良として、合金成分を調
整した。これは、■Snを少なくすると耐食性が向上す
ること、■Niを@量添加すると耐食性が向上すること
、■Nbを微量添加すると耐食性が向上すること(同時
に水素吸収も抑制する)、■Siを高めに添加すると焼
鈍し指標(ΣAi)が小さくても耐食性が確保されるこ
と等により定められたものである。
に対して、耐食性向上目的の改良として、合金成分を調
整した。これは、■Snを少なくすると耐食性が向上す
ること、■Niを@量添加すると耐食性が向上すること
、■Nbを微量添加すると耐食性が向上すること(同時
に水素吸収も抑制する)、■Siを高めに添加すると焼
鈍し指標(ΣAi)が小さくても耐食性が確保されるこ
と等により定められたものである。
更に詳細には、■Snは少ないと耐食性が向上する反面
、機械的強度が低下するため、無制限に小さくすること
は出来ない。1wt%前後であれは大官従来の管の機械
的強度が確保される。実際に製品を作成する際には、S
n含有量のバラツキを考慮する必要があるため、下限を
0.9 wj%と定めた。また、Snは多くなると耐食
性が劣化し、出来前る限り減少させるのが耐食性の点か
ら望ましいが、機械的強度との兼ね合い及び耐食性向上
率の点から、上限は1.2 wt%とした。■Feは多
く添加されると機械的強度及び耐食性を向上させるが、
添加量が多すぎると加工性が低下し、加工度を小さくす
ることが難しくなる。従って加工性の良い範囲として0
.24〜0.20wt%とした。■C「に対してもFe
と同様の考え方で0.13〜0.l9wt%とした。■
N+の添加による耐食性向上は、ごく微量で良く、それ
以上添加しても効果は殆どない。
、機械的強度が低下するため、無制限に小さくすること
は出来ない。1wt%前後であれは大官従来の管の機械
的強度が確保される。実際に製品を作成する際には、S
n含有量のバラツキを考慮する必要があるため、下限を
0.9 wj%と定めた。また、Snは多くなると耐食
性が劣化し、出来前る限り減少させるのが耐食性の点か
ら望ましいが、機械的強度との兼ね合い及び耐食性向上
率の点から、上限は1.2 wt%とした。■Feは多
く添加されると機械的強度及び耐食性を向上させるが、
添加量が多すぎると加工性が低下し、加工度を小さくす
ることが難しくなる。従って加工性の良い範囲として0
.24〜0.20wt%とした。■C「に対してもFe
と同様の考え方で0.13〜0.l9wt%とした。■
N+の添加による耐食性向上は、ごく微量で良く、それ
以上添加しても効果は殆どない。
逆にNiが多すぎると水素吸収が大きくなる欠点があり
、これらを考慮して0.oos〜0.020 wt%と
した。■Nbは0.1 wt%程度の添加量で最も耐食
性が向上し、この付近での製造能力(Nb含有量コント
ノール能力)を考慮して、0.05〜0.15wt%と
じた。即ち、0.15wt%よりも大きいと一部が金属
間化合物としてFe、Crと共晶する可能性が高くなっ
てくるためである。■0は0が少ないと機械的強度が低
下することから製造能力を考慮して、従来のZ ry−
4の使用に照らし合わせて、1000〜150Opp−
と定めた。■Cは少ないと機械的強度の低下が問題とな
り、多いと照射成長が問題とtする。従って、両者の最
適な範囲として100〜200ppmとした。■Siが
少ないと耐食性の観点から焼鈍温度を高くする必要があ
り、下限として5Oppm+を定めた。しかし、逆に多
すぎると中性子経済及び再処理の点で不利となることか
ら200pp腸を上限とした。尚、Si添加の効果は、
5Opp−以上であればそれほど変化がない。
、これらを考慮して0.oos〜0.020 wt%と
した。■Nbは0.1 wt%程度の添加量で最も耐食
性が向上し、この付近での製造能力(Nb含有量コント
ノール能力)を考慮して、0.05〜0.15wt%と
じた。即ち、0.15wt%よりも大きいと一部が金属
間化合物としてFe、Crと共晶する可能性が高くなっ
てくるためである。■0は0が少ないと機械的強度が低
下することから製造能力を考慮して、従来のZ ry−
4の使用に照らし合わせて、1000〜150Opp−
と定めた。■Cは少ないと機械的強度の低下が問題とな
り、多いと照射成長が問題とtする。従って、両者の最
適な範囲として100〜200ppmとした。■Siが
少ないと耐食性の観点から焼鈍温度を高くする必要があ
り、下限として5Oppm+を定めた。しかし、逆に多
すぎると中性子経済及び再処理の点で不利となることか
ら200pp腸を上限とした。尚、Si添加の効果は、
5Opp−以上であればそれほど変化がない。
また、以上のような組成の変更によって低下する傾向の
ある被覆管特性(機械的強度、クリープ特性、SCC(
応力腐食割れ)特性、照射成長など)について、前述の
ように■F e、Crの含量の増大により機械的強度が
増加すること、■0の含量の増大により機械的強度が増
大すること、■被覆管内面ノ[0002]面(7) f
r値を0.65〜0.75ニ調整することにより、機
械的強度が増大されることが確認された。
ある被覆管特性(機械的強度、クリープ特性、SCC(
応力腐食割れ)特性、照射成長など)について、前述の
ように■F e、Crの含量の増大により機械的強度が
増加すること、■0の含量の増大により機械的強度が増
大すること、■被覆管内面ノ[0002]面(7) f
r値を0.65〜0.75ニ調整することにより、機
械的強度が増大されることが確認された。
更に、Cを低めに設定することにより、照射成長の低減
が図れることも確認された。
が図れることも確認された。
尚、冷間加工度とは、常温において管圧延を行なう際の
管断面縮小比を現わすものであり、本発明での冷間加工
度とは、圧延工程における最終冷間加工度を意味する。
管断面縮小比を現わすものであり、本発明での冷間加工
度とは、圧延工程における最終冷間加工度を意味する。
通常17X17B型被覆管の場合、最終圧延は、
14.6° D X 1.65w 7
9.53° 0 X O,665w ’であり、最終冷
間加工度(・FCW)は、である。
間加工度(・FCW)は、である。
また、例えば、本発明において、加工度を60〜70%
とした場合には、後述するfr値を0.65〜0.75
に容易に調製することができる(加工度が60〜70%
以外でも調製可能である)、このように、内面側のfr
値を大きく、外面側のfr値を小さくすることにより、
クリープが小さくなるように改善するものである。また
、これにより耐SCC性能の改善も満足する。
とした場合には、後述するfr値を0.65〜0.75
に容易に調製することができる(加工度が60〜70%
以外でも調製可能である)、このように、内面側のfr
値を大きく、外面側のfr値を小さくすることにより、
クリープが小さくなるように改善するものである。また
、これにより耐SCC性能の改善も満足する。
また、fr値とは、管の径方向に結晶のある面、例えば
[ooo2]面がどの程度集中して向いているかを示す
指数で、[(1(102]面(即ち、六方晶の底面)の
fr値が大きいと六方晶から成る結晶粒が管の径方向を
向いている割合が多い状態をいう。
[ooo2]面がどの程度集中して向いているかを示す
指数で、[(1(102]面(即ち、六方晶の底面)の
fr値が大きいと六方晶から成る結晶粒が管の径方向を
向いている割合が多い状態をいう。
この状態であるとジルカロイは延性が高く成り、歪や変
形に強くなることが知られている。本願ではfrを従来
の0.55〜0.65よりも大きくし、且つ実際の圧延
での製造可能な範囲として0.65〜0.75と定めた
。
形に強くなることが知られている。本願ではfrを従来
の0.55〜0.65よりも大きくし、且つ実際の圧延
での製造可能な範囲として0.65〜0.75と定めた
。
更に、耐食性を向上させる熱的な処理として焼鈍し指標
(ΣAi:^nealing Paraseter)を
腐蝕の極小範囲比ることから、2 X 10−”≦ΣA
i≦5XI(+−17に調整して焼鈍し処理したものを
開示する。
(ΣAi:^nealing Paraseter)を
腐蝕の極小範囲比ることから、2 X 10−”≦ΣA
i≦5XI(+−17に調整して焼鈍し処理したものを
開示する。
ここで、ΣA1とは、β−クエンチ後の焼鈍温度と焼鈍
時間から定められるパラメータで、i番目の焼鈍温度を
Ti、焼鈍時間をti としたとき、A i = t
j exp(−Q/RTi)で表わされるパラメータの
和ΣAi として定義される。
時間から定められるパラメータで、i番目の焼鈍温度を
Ti、焼鈍時間をti としたとき、A i = t
j exp(−Q/RTi)で表わされるパラメータの
和ΣAi として定義される。
ここで Q:活性化エネルギー 80Kcal/aol
R:ガス定数 1.987cal/mol−kt;
焼鈍時間(h「) T:焼鈍温度(K) である。
R:ガス定数 1.987cal/mol−kt;
焼鈍時間(h「) T:焼鈍温度(K) である。
尚、通常のPWR用Zry−4被覆管のΣAiは約1.
I Xl0−”である。
I Xl0−”である。
[実施例]
Zrに種々の金属を添加して、次の第3表の組成のジル
コニウム合金を調製した。
コニウム合金を調製した。
前記合金で核燃料被覆管を作成した。その際に、被覆管
の焼鈍し工程での焼鈍し指標(ΣAt)を2 X 10
−”≦ΣAi≦5 X 10−” に調整した。
の焼鈍し工程での焼鈍し指標(ΣAt)を2 X 10
−”≦ΣAi≦5 X 10−” に調整した。
更に、被覆管の最終冷間工程での加工度を60〜70%
として被覆管内面の[0002]面のfr値を0.65
〜0.75に調整した。
として被覆管内面の[0002]面のfr値を0.65
〜0.75に調整した。
得られた本発明の被覆管と従来のジルカロイ−4との4
00℃の水蒸気中での腐食試験結果を第1図に示す。
00℃の水蒸気中での腐食試験結果を第1図に示す。
図に示した通り、従来のジルカロイ−4よりも耐食性の
優れていることがわかる。
優れていることがわかる。
また、本発明の被覆管と従来のジルカロイ−4との機械
的強度結果を第2図に示すが、従来のジルカロイ−4と
同等である。最終冷間加工としては、第3圧延段階−最
終圧延をO,D(外径)12.57 XW、 T (肉
厚) 1.6−0.D9.5:IXW。
的強度結果を第2図に示すが、従来のジルカロイ−4と
同等である。最終冷間加工としては、第3圧延段階−最
終圧延をO,D(外径)12.57 XW、 T (肉
厚) 1.6−0.D9.5:IXW。
T O,665とすることにより、加工度に66.4%
となる。このとぎの内面[0002]のfr値は0.6
5〜0.75となる。
となる。このとぎの内面[0002]のfr値は0.6
5〜0.75となる。
また、6間加工の違いによるSCC性能の違いを第3図
に示す、尚、実験条件は温度360℃、管口周方向応力
28kg/as’及び管内面積当りヨウ素濃度0.5m
g/cm2である。
に示す、尚、実験条件は温度360℃、管口周方向応力
28kg/as’及び管内面積当りヨウ素濃度0.5m
g/cm2である。
本発明の方法によると耐SCC性が増す(破損時間が長
く、かつ破損時歪が大ぎい)ことが[認された。
く、かつ破損時歪が大ぎい)ことが[認された。
また、このときのクリープ特性は第4図に示すように、
現行よりも小さいクリープを抑えることができる。尚、
実験条件は温度390t:、管円周方向応力15kg/
is’である。また、本発明に管の冷間加工度は66.
4%である。
現行よりも小さいクリープを抑えることができる。尚、
実験条件は温度390t:、管円周方向応力15kg/
is’である。また、本発明に管の冷間加工度は66.
4%である。
[発明の効果]
本発明は以上説明したとおり、Z ry−4の仕様に対
して、耐食性向上目的の改良として、合金成分を調整し
、Snを少なくすると共にNi とNbを微量添加した
ので、耐食性が向上し、同時に水素吸収も抑制すること
ができる。また、Si を高めに添加したので、焼鈍し
指標(ΣAi)が小さくても耐食性が確保される。一方
、これらの組成の変更によって低下する被覆管特性(機
械的強度、クリープ特性、SCC(応力腐食割れ)特性
、照射成長など)についても、Fe、Crの含量の増大
により機械的強度を増加し、Oの含量を増大することに
より機械的強度を増大し、被覆管内面の[0002]面
のfr値を0.65〜0.75に調整することにより、
機械的強度を増大することが可能である。
して、耐食性向上目的の改良として、合金成分を調整し
、Snを少なくすると共にNi とNbを微量添加した
ので、耐食性が向上し、同時に水素吸収も抑制すること
ができる。また、Si を高めに添加したので、焼鈍し
指標(ΣAi)が小さくても耐食性が確保される。一方
、これらの組成の変更によって低下する被覆管特性(機
械的強度、クリープ特性、SCC(応力腐食割れ)特性
、照射成長など)についても、Fe、Crの含量の増大
により機械的強度を増加し、Oの含量を増大することに
より機械的強度を増大し、被覆管内面の[0002]面
のfr値を0.65〜0.75に調整することにより、
機械的強度を増大することが可能である。
この場合、Cを低めに設定することにより、照射成長の
低減を図ることもできる。
低減を図ることもできる。
更に本発明では、製管時の最終冷間加工度を60〜70
%とし、内面側のfr値を大ぎく、外面側のfr値を小
さくすることにより、クリープが小さくなるように改善
することができる。また、これにより耐SCC性能の改
善も満足するという効果がある。
%とし、内面側のfr値を大ぎく、外面側のfr値を小
さくすることにより、クリープが小さくなるように改善
することができる。また、これにより耐SCC性能の改
善も満足するという効果がある。
第1図は本発明の一実施例の被覆管の耐食試験の結果を
示す線図、第2図は本発明の一実施例の被覆管の機械的
強度試験結果を示す線図、第3図は本発明の一実施例の
被覆管のSCC試験結果を示す線図、第4図は本発明の
一実施例の被覆管のクリープ試験結果を示す線図である
。 代理人 弁理士 佐 藤 正 年
示す線図、第2図は本発明の一実施例の被覆管の機械的
強度試験結果を示す線図、第3図は本発明の一実施例の
被覆管のSCC試験結果を示す線図、第4図は本発明の
一実施例の被覆管のクリープ試験結果を示す線図である
。 代理人 弁理士 佐 藤 正 年
Claims (3)
- (1)核燃料集合体の燃料棒用被覆管において、Sn:
0.9〜1.2wt%、Fe:0.24〜0.30wt
%、Cr:0.13〜0.19wt%、Nb:0.05
〜0.15wt%、Ni:0.005〜0.020wt
%、 O:1000〜1500ppm、C:100〜200p
pm、Si:50〜200ppm、 残部Zr及び不可避不純物からなるジルコニウム合金か
らなり、被覆管内面の[0002]面のfr値を0.6
5〜0.75に調整してなることを特徴とする核燃料用
被覆管。 - (2)核燃料集合体の燃料用被覆管の製造法において、 Sn:0.9〜1.2wt%、Fe:0.24〜0.3
0wt%、Cr:0.13〜0.19wt%、Nb:0
.05〜0.15wt%、Ni:0.005〜0.02
0wt%、O:1000〜1500ppm、C:100
〜200ppm、Si:50〜200ppm残部Zr及
び不可避不純物からなるジルコニウム合金を調整し、 該合金を使用して圧延により製管する際に、被覆管内面
の[0002]面のfr値を0.65〜0.75に調整
することを特徴とする核燃料用被覆管の製造法。 - (3)前記合金を使用して圧延により製管した後、該管
の焼鈍し工程での焼鈍し指標(ΣAi;Anealin
gParameter)を2×10^−1^8≦ΣAi
≦5×10^−^1^7に調整することを特徴とする請
求項2に記載の核燃料用被覆管の製造法。 (但し、ΣAi=Σti・exp(−Q/RTi)とし
、Q=80Kcal/mol、R=1.987cal/
mol・k、ti=焼鈍時間(hr)、Ti=焼鈍温度
(K)とする)
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2248908A JP2515172B2 (ja) | 1990-09-20 | 1990-09-20 | 核燃料用被覆管の製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2248908A JP2515172B2 (ja) | 1990-09-20 | 1990-09-20 | 核燃料用被覆管の製造法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04128687A true JPH04128687A (ja) | 1992-04-30 |
JP2515172B2 JP2515172B2 (ja) | 1996-07-10 |
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ID=17185218
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2248908A Expired - Fee Related JP2515172B2 (ja) | 1990-09-20 | 1990-09-20 | 核燃料用被覆管の製造法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2515172B2 (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0815470A (ja) * | 1994-03-21 | 1996-01-19 | General Electric Co <Ge> | 被覆管 |
FR2737335A1 (fr) * | 1995-07-27 | 1997-01-31 | Framatome Sa | Tube pour assemblage de combustible nucleaire et procede de fabrication d'un tel tube |
KR100461017B1 (ko) * | 2001-11-02 | 2004-12-09 | 한국수력원자력 주식회사 | 우수한 내식성을 갖는 니오븀 함유 지르코늄 합금핵연료피복관의 제조방법 |
US7985373B2 (en) | 1998-03-31 | 2011-07-26 | Framatome Anp | Alloy and tube for nuclear fuel assembly and method for making same |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR102049430B1 (ko) * | 2017-03-29 | 2019-11-27 | 울산과학기술원 | 핵연료피복관 및 그의 제조 방법 |
-
1990
- 1990-09-20 JP JP2248908A patent/JP2515172B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0815470A (ja) * | 1994-03-21 | 1996-01-19 | General Electric Co <Ge> | 被覆管 |
FR2737335A1 (fr) * | 1995-07-27 | 1997-01-31 | Framatome Sa | Tube pour assemblage de combustible nucleaire et procede de fabrication d'un tel tube |
WO1997005628A1 (fr) * | 1995-07-27 | 1997-02-13 | Framatome | Tube pour assemblage de combustible nucleaire et procede de fabrication d'un tel tube |
US5940464A (en) * | 1995-07-27 | 1999-08-17 | Framatome | Tube for a nuclear fuel assembly, and method for making same |
USRE43182E1 (en) | 1995-07-27 | 2012-02-14 | Areva Np | Tube for a nuclear fuel assembly, and method for making same |
US7985373B2 (en) | 1998-03-31 | 2011-07-26 | Framatome Anp | Alloy and tube for nuclear fuel assembly and method for making same |
KR100461017B1 (ko) * | 2001-11-02 | 2004-12-09 | 한국수력원자력 주식회사 | 우수한 내식성을 갖는 니오븀 함유 지르코늄 합금핵연료피복관의 제조방법 |
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Publication number | Publication date |
---|---|
JP2515172B2 (ja) | 1996-07-10 |
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