JPH0412848A - 硬化性樹脂塗装ジアリルフタレート系樹脂化粧板の製造法 - Google Patents

硬化性樹脂塗装ジアリルフタレート系樹脂化粧板の製造法

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JPH0412848A
JPH0412848A JP2116640A JP11664090A JPH0412848A JP H0412848 A JPH0412848 A JP H0412848A JP 2116640 A JP2116640 A JP 2116640A JP 11664090 A JP11664090 A JP 11664090A JP H0412848 A JPH0412848 A JP H0412848A
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JP
Japan
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paper
diallyl phthalate
film
impregnated
resin
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Pending
Application number
JP2116640A
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English (en)
Inventor
Akira Kozuka
狐塚 明
Yamahito Ninomiya
二宮 山人
Kazuhiro Murakami
村上 和廣
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Fuji Polymer Industries Co Ltd
Original Assignee
Fuji Polymer Industries Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、硬化性樹脂塗装ジアリルフタレート系樹脂化
粧板の製造法に関する。
本発明の方法によって得られる化粧板は、ドア、壁材、
床材、家具、厨房関係などの用途に使用される。
:従来の技術] 近年、化粧板の製造において、意匠感にすくれた化粧板
への要求がまずます高まっている。シアjルフタレート
系樹脂化粧板(以下、ダノプ化粧板という)、不飽和ポ
リエステル系樹脂化粧板、メラミン系樹脂化粧板などの
熱圧成形化粧板の表面に硬化性樹脂を塗装し硬化してな
る化粧板は、レヘリング性、深み、光沢などのすくれた
意匠性を有している。かかる化粧板の製造方法としては
、熱圧成形化粧板の表面をサンダー処理した後、硬化性
樹脂を塗装し硬化することによってのみ、十分な接着性
を有する化粧板が得られる。しかしながらサンダー処理
を行うことにより、オーバーサンディングによる部分的
な印刷柄の消失や端部のだれを生しるため、全面均一な
化粧板を得ることは非常に困難であり、実用的な製造方
法ではない。
またサンダー処理を施さない方法として、化粧板表面の
ブライマー処理も考えられるが、熱圧成形化粧板表面に
対して十分なる接着性を有するブライマー処理は見出さ
れていない。
従来、ダシブ化粧板の製造において、硬化触媒の過少、
硬化抑制剤や安定剤の過多、熱圧成形温度や時間の過少
などによって、化粧板表面の硬化が不十分になることは
知られている。硬化が非常に不十分な時には鏡面板と離
型しなくなる。また硬化が若干不足している時には鏡面
板から離型するが、表面の硬度や耐薬品性が不足するた
め、有用な化粧板としては考えられていなかった。
〔発明が解決しようとする!I!!り 本発明者らは、従来の方法を改良すべく鋭意研究した結
果、硬化抑制剤をジアリルフタレート系樹脂含浸紙の表
面に塗装し乾燥させることにより、表面が未硬化である
化粧板を得、さらにその未硬化表面に硬化性樹脂を塗装
し、電離放射線照射で硬化することにより、サンダー処
理を施さなくても十分な接着性が得られ、かつ意匠性に
すくれ実用的な化粧板が得られることを見出して、本発
明5こ至ったものである。
こ課題を解決するための手段〕 本発明は、硬化性樹脂塗装ダノプ化粧板の製造法4こお
いて、含浸用紙全体にジアリルフタレート系樹脂を含浸
し、必要に応じて乾燥させた後、その表面にジアリルフ
タレート系樹脂に対する硬化抑制剤を塗装し乾燥させて
含浸紙を作成し、ついで該含浸紙を基材上に重ね、さら
にその上に成型板ないしフィルムを載置して熱圧成形し
、ついで成型板ないしフィルムを剥離して表面未硬化の
化粧板を得た後、その未硬化表面に硬化性樹脂を塗装し
、電離放射線照射により硬化することを特徴とする。
本発明における未硬化のダノブ化粧板は、硬化抑制剤を
ジアリルフタレート系樹脂含浸紙の表面に塗装し乾燥し
て基材上に重ね、さらにその上に成型板ないしフィルム
を載置して熱圧成形により製造される。
ジアリルフタレート系樹脂は、ジアリルフタレートプレ
ポリマーと不飽和ポリエステル樹脂、多官能アクリレー
ト系樹脂、硬化触媒、硬化抑制剤、内部離型剤、充填剤
、光開始剤等を含有するものである。
含浸用紙としては、チタン紙、薄葉紙、クラフト紙等の
紙、綿布、ガラス布等の布および不織布等を使用するこ
とができ、必要により予め印刷を施してもよい。
硬化抑制剤としては、ハイドロキノン、メトキノン等で
あり、適当な溶剤を用いて溶解後、スプレー法、フロー
コーター法、リバースコーター法等により塗装される。
基材としは、合板、パーチクルボート、ハードボード等
の木f仮、ケイ酸カルシウム板、アスヘストセメント板
、ガラス強化セメント板、石膏ボード等の無機質板、鋼
板、ステンレス鋼板、アルミニウム板等の金属板等が使
用される。
熱圧成形における成型板ないし、フィルムとしては、ジ
ュラルミン板、ステンレス板等の金属板、ポリプロピレ
ン、ポリエチレンテレフタレート、ヒ゛ニロン等のプラ
スチックフィルムを用いることかでき、その表面仕上げ
は光沢仕上げ、半光沢仕上げ、艶消仕上げ、エンボス仕
上げ等を使用する口上ができる。熱圧条件としては、熱
盤温度は120〜170°C1圧力は5〜100kg/
 cMであり、成形時間は成形用基材によって適宜法め
られる。
未硬化のダノブ化粧仮の表面に再塗装する硬化性樹脂は
、電機放射線照射により硬化する樹脂が用いら11、例
えばウレタンアクリレート、エボキ/アクリレート、ポ
リエーテルアクリレート、トjアジンアクリレート、ホ
スファゼン樹脂、不飽和ポリエステル樹脂等のラジカル
重合性不飽和基を有する樹脂であり、これらを単独また
は混合して使用される。さらにラジカル重合性ス飽和単
量体を加えて、架橋密度を向上させることもできる。
上記硬化性樹脂は、電子線照射により十分に硬化可能で
あるが、紫外線照射により硬化させる場合には、光開始
剤としてヘンシル、ヘンジイン、ヘンヅインエチルエー
テル、ヘンシフエノン、アセ(・フェノン、ヘンジルジ
メチルケクール、ヘンゾイルヘンゾエート、テトラメチ
ルチウラムモノサルファイド等を添加し、必要に応じて
n−ブチルアミン、トリメチルアミン、トリーn−ブチ
ルホスフィン等の光増感剤を添加することもできる。
硬化性樹脂の塗装方法は、通常スプレー法、フローコー
ター法、フィルム法等によって行われる。
フィルム法におけるフィルム表面の仕上げは、光沢仕上
げ、半光沢仕上げ、艶消仕上げ、エンボス仕上げ等適宜
選択される。
電離放射線照射としては、通常電子線照射または紫外線
照射が利用される。電子線照射の場合には、各種電子線
加速器から放出される50〜100OKev、好ましく
は100〜300K e yの範囲のエネルギーを有す
る電子線が用いられる。また紫外線照射の場合には、超
高圧水銀灯、高圧水銀灯、低圧水銀灯、カーボンアーク
、キセノンアーク、メタルハライドランプ等の高温を用
いた紫外線源から発する紫外線が用いられる。
以下、実施例を示して本発明を説明する。
実施例中、「部」は「重量部」を示す。
実施例1 木目柄を印刷した80 g / n(のチタン紙に、下
記の樹脂組成により固型分80g/ボで含浸し、80“
Cで10分間乾燥させた。さらにその表面にハイドロキ
ノン0.1重量%を含むアセトン/トルエン(1:1)
混合溶剤を100 g / rdになるようにスプし一
塗装し乾燥して含浸紙を得た。
樹脂組成 ジアリルフタレートプレポリマー (ダイソー−製、グイソーダツブ)60部不飽和ポリエ
ステル樹脂 (昭和高分子■製、6200X)       400
部過酸化ヘンジイル          12部光開始
剤 (和光純薬■製、PS−11)        7部ト
クンールし く徳山曹達成■製)           10部ラウ
リン酸               0.6部アセト
ン               適量ついで3画の合
板に得られた含浸紙をスプレー面を上にして重ね、その
上に研磨したジュラルミン板の鏡面が下面になるように
載置して、140°C510kg/c+Tで10分間プ
レスした。プレス後、ジュラルミン盤を剥離して、クロ
ロホルムの接触により溶解される未硬化の表面に、ホス
ファゼン樹脂(出水石油化学■製)を100μmの厚さ
に塗装し、400Wの水銀ランプ(東芝@製、8400
F)で3分間照射を行ったところ、クロスカット試験、
衝撃試験およびコイン試験によっても、硬化樹脂が剥離
せずに十分なる接着性を有し、かつ深みのある化粧板を
得た。
実施例2 実施例1において、ホスファゼン樹脂の代りに、光開始
剤(和光純薬■製、P S−11)を7重量%を含むウ
レタンアクリレート(新中村化学工業■製、NKEST
ERU−4HA)を使用する以外は同様の操作を行った
ところ、実施例1と同様の化粧板が得られた。
〔発明の効果〕
硬化抑制剤をンアリルフタレート系樹脂含浸紙の表面に
塗装し、得られた未硬化のダノプ化粧板の表面に硬化性
樹脂を塗装し、電離放射線照射で硬化することにより、
サンダー処理を施さなくても十分な接着性が得られ、か
つ意匠性にすくれな実用的な化粧板を容易に製造するこ
とができる。
特許出願人 富士高分子株式会社

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 含浸用紙全体にジアリルフタレート系樹脂を含浸し、必
    要に応じて乾燥させた後、その表面にジアリルフタレー
    ト系樹脂に対する硬化抑制剤を塗装し乾燥させて含浸紙
    を作成し、ついで該含浸紙を基材上に重ね、さらにその
    上に成型板ないしフィルムを載置して熱圧成形し、つい
    で成型板ないしフィルムを剥離して表面未硬化の化粧板
    を得た後、その未硬化表面に硬化性樹脂を塗装し、電離
    放射線照射により硬化することを特徴とする硬化性樹脂
    塗装ジアリルフタレート系樹脂化粧板の製造法。
JP2116640A 1990-05-02 1990-05-02 硬化性樹脂塗装ジアリルフタレート系樹脂化粧板の製造法 Pending JPH0412848A (ja)

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