JPH04128394A - 微細構造物の製造方法 - Google Patents

微細構造物の製造方法

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JPH04128394A
JPH04128394A JP2247713A JP24771390A JPH04128394A JP H04128394 A JPH04128394 A JP H04128394A JP 2247713 A JP2247713 A JP 2247713A JP 24771390 A JP24771390 A JP 24771390A JP H04128394 A JPH04128394 A JP H04128394A
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道芳 永島
Fumiaki Ueno
植野 文章
Toshinori Kishi
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    • H01J37/305Electron-beam or ion-beam tubes for localised treatment of objects for casting, melting, evaporating, or etching
    • H01J37/3053Electron-beam or ion-beam tubes for localised treatment of objects for casting, melting, evaporating, or etching for evaporating or etching
    • H01J37/3056Electron-beam or ion-beam tubes for localised treatment of objects for casting, melting, evaporating, or etching for evaporating or etching for microworking, e. g. etching of gratings or trimming of electrical components

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は 数ミクロンから数百ミクロン程度の大きさを
持つ微細構造物の製造方法に関するものである。
従来の技術 従来の微細構造物の製造方法としては 例えば主に西ド
イツで開発が進められているLIGA(Lithogr
aphie、 Galvanoformung、 Ab
formung )プロセスと呼ばれるものがある。
第8図(a) 〜(d)はこのLIGAプロセスの工程
図であり、 1が金属基板、 2は厚く塗布されたPM
MAレジスト[3はマスク基板で、 4がマスクパター
ンであム また 5はシンクロトロン放射光である。6
は電鋳されたニッケルであム 以上のように構成された従来の微細構造物の製造方法(
L I GAプロセス)で(よ 以下のように工程が進
められて、微細金属部材が製造されも(a)シンクロト
ロン(図示せず)から放射されベ ビームの広がりが少
なく、且つ強いX線であるシンクロトロン放射光5によ
って、PMMAレジスト膜2にマスクパターン4を点線
で示すように深く感光させも (b)現像によって、感光した部分のP MMAレジス
ト膜2を取り去る。
(c)PMMAレジスト膜2の隙間(ミ ニッケル6を
電鋳によって形成すも (d)PMMAレジスト膜2を除去して、ニッケル6が
金属基板l上に残る。
発明が解決しようとする課題 しかしながら前記のような方法で(よ 高アスペクト比
の微細金属構造を得ることは可能である力丈その断面形
状は 放射光によって決定される平行直線で構成された
矩形と言う画一的なものにしかならず、構造物の3次元
形状が限定されてしましく所望の構造体が得られず汎用
性にも乏しいという課題を有していた 本発明はかかる点に鑑へ 断面形状が画一的な矩形だけ
ではなく、勾配を有したり、直線や曲線を組み合わせた
形状も可能とな収 形状自由度の高い3次元構造体が得
られる微細構造物の製造方法を提供することを目的とす
も 課題を解決するための手段 本発明は 異方性エツチングへ エツチングが進行する
方向を変化させながら加工することを特徴とする微細構
造物の製造方法であム あるいは フォトレジストを露光する方向を変化させな
がら露光を行うことを特徴とする微細構造物の製造方法
であム 作用 上記手段によれば 異方性エツチングへ エツチングが
進行する方向を変化させながら加工することで、勾配を
有したり、直線や曲線を組み合わせた断面形状も可能で
あべ きわめて自由度の高い3次元構造体が得られも あるいは フォトレジストを露光する方向を変化させな
がら露光を行うことで、勾配を持った断面形状を有する
3次元構造体が得られる。
実施例 第1図は本発明の微細構造物の製造方法を具現化したイ
オンエツチング装置の構成図である。
第1図において、 11は真空チャンバであり、12の
開口部より矢印13に示すようにポンプ(図示せず)に
よって気体が排出されも イオン源14に1表 バイブ15がら矢印16に示すよ
うにArガスが送り込まれる。このイオン源14はカウ
フマン型のイオン源であり、詳細な説明は省略する力交
 フィラメントカソードと円筒型アノードとの間でAr
ガスを放電させ、発生したAr”イオンをグリッドを通
過させて、加速された平行ビームとして矢印17に示す
ように引き出すものであも 18は被加工物であり、 19はこの被加工物18を固
定する支持台であム 支持台191よ モータ20によ
って矢印21に示すように回転することができる。また
 モータ20自体も軸22によって軸支さ扛 モータ2
3によって矢印24に示すように回転することができる
上記構成により、被加工物18はイオンビーム25との
相対角度を、 2自由度において自由に設定した上でエ
ツチングすることができも またモータ20、23を作
動させなが叡 埋板 被加工物18の姿勢を変化させな
がらイオンビーム25を放射することも可能である。
以上のように構成されたイオンエツチング装置を用いた
場合へ 本発明の微細構造物の製造方法の実施例を説明
すも 第2図(a)〜(C)は本発明の第1の実施例の工程図
であも (a)基板31(よ 第1図の支持台の上に固定されて
いも そして、基板31上には スパッタリングや蒸着
等によって被加工物18が形成されており、更に被加工
物18上にはレジスト32が図示のように形成されてい
る。
第1図のモータ20あるいは23を制御して被加工物1
8とイオンビーム25との相対角度、即ち被加工物18
へのイオンビーム25の入射角を図のように斜め方向に
設定すム その結果 被加工物18(友 点線で示すよ
うにエツチングされもただし 被加工物18に対して、
基板31及びレジスト32はエッチレートが十分に低い
ものであム (b)上記(a)の工程のエツチングが終了した後、イ
オンビーム25と被加工物18との相対角度をモータを
作動させて逆方向に変更し 再び点線で示すようにエツ
チングを行う。
(C) レジスト32を除去することにより、被加工物
18(友 側面が図のような勾配を持った台形の断面形
状を有する構造体に加工されることになる。
第3図(a)〜(d)は本発明の第2の実施例を示す工
程図であム (a)支持台の上に固定された基板31上にスパッタリ
ングや蒸着等によって形成された被加工物18の上に 
レジスト33を図のように形成すも 第1図のモータ20または23を制御して被加工物18
とイオンビーム25との相対角度を図のように垂直方向
に設定して、点線で示すようにエツチングを行う。ただ
しここでL 被加工物18に対して、基板31及びレジ
スト33はエッチレートが十分に低いものであム (b)上記(a)におけるエツチングが終了した後、イ
オンビーム25と被加工物18との相対角度をモータを
作動させて図のように斜め方向に変更し 時間を制御し
て再び点線で示すようにエツチングを行う。
(c)上記(b)のエツチングが終了した後、イオンビ
ーム25と被加工物18との相対角度をモータを作動さ
せて逆方向に変更し 時間を制御して再び点線で示すよ
うにエツチングを行う。
(d)レジスト33を除去することにより、被加工物1
8は図のように通常の加工では得られない異形の断面形
状の構造体に加工される。
以上のよう&へ これらの実施例によれば イオンビー
ム25と被加工物18との相対角度を変更しながらエツ
チングすることにより、台形や異形の断面形状を有する
微細構造物を製造することができる。
もちろム レジストや、 レジストとイオンビームとの
相対角度を自由に設定することにより、上記実施例に示
した以外の形状をつくり比すことができも 第4図(a)〜(c)は本発明の第3の実施例の工程図
であム (a)支持台の上に固定された基板31上にスパッタリ
ングや蒸着等によって形成された被加工物18の上にレ
ジスト34を図のように形成する。
この状態で被加工物18とイオンビーム25との相対角
度を図のように斜め方向に設定して、点線で示すように
エツチングを行う。ただしここでL被加工物18に対し
て、基板31及びレジスト34はエッチレートが十分に
低いものであ4(b)エツチングが終了した後、 レジ
スト34を除去してレジスト35を図のように形成し 
イオンビーム25と被加工物18との相対角度をモータ
を作動させて逆方向に変更し 再び点線で示すようにエ
ツチングを行う。
(c)レジスト35を除去することにより、被加工物1
8は図のように第1の実施例とは逆の勾配を持った台形
の断面形状の構造体に加工されることになム 第5図(a)〜(d)は本発明の第4の実施例の工程図
である。
(a)支持台の上に固定された基板31上にスバッタリ
ングや蒸着等によって形成された被加工物18の上にレ
ジスト36を図のように形成すもこの状態で被加工物1
8とイオンビーム25との相対角度を図のように斜め方
向に設定して、点線で示すようにエツチングを行う。た
だしここで叡被加工物18に対して、基板31及びレジ
スト36はエッチレートが十分に低いものであも(b)
エツチングが終了した後、 レジスト36を除去してレ
ジスト37を図のように形成し イオンビーム25と被
加工物18との相対角度をモータを作動させて図のよう
に逆方向に変更し 再び点線で示すようにエツチングを
行う。
(C)エツチングが終了した衡 再びレジスト37を除
去してレジスト38を図のように形成しイオンビーム2
5と被加工物18との相対角度をモータを作動させて垂
直方向に変更L 時間を制御して再び点線で示すように
エツチングを行う。
(d) レジスト38を除去することにより、被加工物
18は図のように通常の加工では得られない異形の断面
形状の構造体に加工されることにな以上のように第4、
5の実施例によれば 複数の種類のレジストを使用して
、イオンビーム25と被加工物18との相対角度を変更
しながらエツチングすることにより、台形や異形の断面
形状を有する微細構造物を製造することができももちろ
ん レジストや、 レジストとイオンビームとの相対角
度を自由に設定することにより、例に示した以外の形状
をつくり出すことができも第6図(a)〜(d)は本発
明の第5の実施例の工程図であも 本実施例では 被加工物18へのイオンビーム25の入
射角度バ エツチングの進行と共に徐々に変化されも (a)支持台の上に固定された基板31上にスパッタリ
ングや蒸着等によって形成された被加工物18の上にレ
ジスト39を図のように形成する。
この状態で被加工物18とイオンビーム25との相対角
度を図のようにまず垂直方向に設定しエツチングの進行
と共に徐々に矢印40の方向にイオンビーム25の入射
角度が変化していくようく モータを作動させて被加工
物18を回転させながらエツチングを行う。ただしここ
で耘 被加工物18に対して、基板31及びレジスト3
6はエッチレートが十分に低いものであム (b)エツチングが進行し 被加工物18とイオンビー
ム25との相対角度が図のように設定される時点で(友
 被加工物18のエツチング状態は図に示すようになっ
ていも (c)さらにエツチングが進行し 被加工物18とイオ
ンビーム25との相対角度が図のように設定される時点
で4よ 被加工物18のエツチング状態もさらに進行し
て図に示すようになっていも(d)エツチングが終了し
てレジスト39を除去することにより、被加工物18は
図のように通常の加工では得られない曲線形の断面形状
の構造体に加工されることになム 以上のように本実施例によれば イオンビーム25と被
加工物18との相対角度を徐々に変化させながらエツチ
ングすることにより、曲線形の断面形状を有する微細構
造物を製造することができる。もちろん 回転速度を連
続的に変化させ4あるいは断続的に変化させるなど自由
に設定することにより、例に示した以外の形状をつくり
出すことができも な耘 第1〜第5の実施例における被加工物18の材質
(よ 特定材質に限定されるものではなく、金入 セラ
ミック人 シリコン等をレジストとのエッチレートの関
係に従って自由に設定すればよt、Xo  また イオ
ン源に関しても他の方式を用いても構わなt〜 さら番へ  第1〜第5の実施例を適当に組み合わせる
ことも可能であるし その際 被加工物18を随時堆積
させながら加工を行うこともできる。
即敷 イオンスパッタリングを用いるのであれば第1図
に示したイオンエツチング装置にスパッタリングの機能
を付加すればよく、これは容易に行えるものである。
そして、以上の説明ではイオンビームによるエツチング
について述べてきた力丈 もちろん 異方性エツチング
が可能な手法であればどの様な方法を用いても良いこと
は言うまでもなu%さて、本発明は 従来の微細構造物
の製造方法(例えばLIGAプロセス)に応用すること
も可能である。
第7図(a)〜(e)は本発明の第6の実施例による微
細構造物の製造方法の工程図を示すものである。
51が金属基板、 52は厚く塗布されたPMMAレジ
スト罠 53はマスク基板で、 54がマスクパターン
であム また 55はシンクロトロン放射光であ456
は電鋳されたニッケルである。
(a)シンクロトロン(図示せず)から放射されベ ビ
ームの広がりが少なく、且つ強いX線であるシンクロト
ロン放射光55によって、 PMMAレジスト膜52膜
数2にマスクパターン54を点線で示すように感光させ
も (b)シンクロトロン放IN光55とPMMAレジスト
膜52膜数2対角度を図に示すように斜め方向に変更し
て、再びマスクパターン54を点線で示すように感光さ
せる。
(c)現像によって、感光した部分のPMMAレジスト
膜52膜数2去も (d)PMMAレジスト膜52膜数2に ニッケル56
を電鋳によって形成すも (e)PMMAレジスト膜52膜数2して、従来のLI
GAプロセスでは得られない勾配を持った断面形状を有
するニッケル56が金属基板51上に残る。
以上のように本実施例によれば シンクロトロン放射光
55とPMMAレジスト膜52膜数2対角度を変更しな
がら露光を行うことにより、従来のプロセスでは得られ
ない勾配を持った断面形状を有する微細構造物を製造す
ることができる。
もちろん この場合もレジストや相対角度を自由に設定
することにより、例に示した以外の形状をつくり出すこ
とができるし 第1〜第5の実施例と適当に組み合わせ
ることも可能である。そして、露光の方法L 上記説明
で述べた手法の限りでないことは言うまでもな(℃ 発明の詳細 な説明したように 本発明によれば 断面形状に勾配を
有したり、直線や曲線を組み合わせたりした形状が可能
な自由度の高い3次元構造体が得られ その実用的効果
は太き(℃
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の微細構造物の製造方法を用いたイオン
エツチング装置の構成医 第2図〜第7図(よ 本発明
の微細構造物の製造方法の実施例を示す工程又 第8図
は従来の微細構造物の製造方法の工程図であム 18・・・被加工物 19・・・支持台、 2o、 2
3・・・モー久 25・・・イオンビー八 31・・・
基板、 32〜39・・・レジスト、 51・・・金属
基板、 52・・・PMMAレジスト153−=・マス
ク基板、 54・・・マスクパターン、 55・・・シ
ンクロトロン放射光56・・・ニッケノ民 代理人の氏名 弁理士 小鍜治 明 はが2名右良鹿 
1物 ?3 第 図 訂 第 図 第 図 路 図 第 図 S 第 図 (α) (d−) ↓j 工率=≧ツー は企 に\\\゛ クツV ト\\ゝ 陳 ぺ′〕 」− ℃

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)イオン源から放射されるイオンビームを被加工物
    に照射してイオンエッチングにより行なう微細構造物の
    製造方法であって、異方性エッチングの、エッチングが
    進行する方向を変化させながらエッチング加工すること
    を特徴とする微細構造物の製造方法。
  2. (2)イオン源から直線的に照射されるイオンビームの
    、被加工物への入射角を変化させることによりエッチン
    グの進行方向を変化させることを特徴とする請求項1記
    載の微細構造物の製造方法。
  3. (3)イオンビームを照射しながら、被加工物へのイオ
    ンビームの入射角度を連続的、あるいは断続的に変化さ
    せてエッチングを行うことを特徴とする請求項2記載の
    微細構造物の製造方法。
  4. (4)被加工物のエッチングに複数種類のレジストを使
    用することを特徴とする請求項1記載の微細構造物の製
    造方法。
  5. (5)被加工物をエッチングした後、第2の被加工物を
    同一基板上に堆積させてエッチングを行うことを特徴と
    する請求項1記載の微細構造物の製造方法。
  6. (6)被加工物上のフォトレジストを露光して行なう微
    細構造物の製造方法であって、フォトレジストを露光す
    る方向を変化させながら露光を行うことを特徴とする微
    細構造物の製造方法。
  7. (7)露光の光源として短波長レーザを用いると共に、
    前記被加工物への前記短波長レーザ光の入射角を変化さ
    せながらフォトレジストの露光を行うことを特徴とする
    請求項6記載の微細構造物の製造方法。
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