JPH04128367U - 紙幣識別機 - Google Patents

紙幣識別機

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JPH04128367U
JPH04128367U JP4380291U JP4380291U JPH04128367U JP H04128367 U JPH04128367 U JP H04128367U JP 4380291 U JP4380291 U JP 4380291U JP 4380291 U JP4380291 U JP 4380291U JP H04128367 U JPH04128367 U JP H04128367U
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陸雄 林
昌則 川口
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秀工電子株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 従来の紙幣を通過させる機構の識別機と紙幣
を蓄える機構の識別機の両方の長所を兼ね備えた紙幣識
別機を得ること 【構成】 紙幣識別部25の背部に紙幣aを紙幣搬送装
置6に受け渡す紙幣排出口23を設けると共に紙幣識別
部の側方に紙幣を蓄える収納部30を設け、かつ紙幣識
別部を通過した紙幣の搬送路を上記紙幣排出口と収納部
に選択的に切り換える切換手段を装置する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は紙幣が通過する機構と、紙幣を蓄える機構の両方を備えた紙幣識別機 に関する。
【0002】
【従来の技術】
例えば、スロットマシンを遊技場に配置する場合、スロットマシンの間にメダ ル貸機を配置している。メダル貸機は紙幣識別機を備えている。 従来の紙幣識別機には紙幣が通過する機構のみを備えたものと、紙幣を蓄える 機構のみを備えたものがある。紙幣を通過させる機構の識別機に投入された紙幣 はその背部から出て紙幣搬送装置でスタッカーに集められる。一方、紙幣を蓄え る機構の識別機に投入された紙幣はそれぞれの識別機毎に設けられた収納部に収 納される。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、紙幣を通過させる機構の識別機は一箇所のスタッカーに紙幣が集めら れるので回収が容易であるが、紙幣搬送装置が故障したときは識別機を使用でき なくなる欠点がある。一方、紙幣を蓄える機構の識別機は他の識別機が故障して も関係なく使用できるが、紙幣がそれぞれの識別機に収納されるので回収が面倒 である。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本案は以上の技術的課題を解決し、従来の紙幣を通過させる機構の識別機と紙 幣を蓄える機構の識別機の両方の長所を兼ね備えた紙幣識別機を得ることを目的 とするものである。かかる目的達成のため、紙幣識別部の背部に紙幣を紙幣搬送 装置に受け渡す紙幣排出口を設けると共に紙幣識別部の側方に紙幣を蓄える収納 部を設け、かつ紙幣識別部を通過した紙幣の搬送路を上記紙幣排出口と収納部に 選択的に切り換える切換手段を装置してなる紙幣識別機を考案した。
【0005】
【作用】
切換手段による切り換えにより搬送路を紙幣排出口に連通させると、識別部を 通過した紙幣は識別機の背部から出て紙幣搬送装置でスタッカーに集められる。 また、搬送路を収納部に連通させると、識別部を通過した紙幣は識別機毎に設け られている収納部に収納される。
【0006】
【実施例】
以下本考案の実施例をスロットマシンに使用するメダル貸機について説明する 。 図6のようにスロットマシン1を横方向に整列配置した遊戯場では、スロット マシン1の間にメダル貸機2を配置している。メダル貸機2の上方は幕板3で覆 われている。メダル貸機2の前面に紙幣識別機4の紙幣投入口5がある。また、 メダル貸機2の背部には紙幣搬送装置6があり、紙幣搬送装置6の終端にはスタ ッカー7がある。 図7、図8はメダル貸機2の縦断面図と正面図である。メダル貸機2のケース 8の内部上段に紙幣識別機4があり、中段にプールタンク10がある。これら紙 幣識別機4とプールタンク10の間に電源表示ユニット9があり、下段にホッパ ーユニット11がある。プールタンク10にはメダル自動補給口12からメダル が自動的に補給され、更に前面扉13で開閉されるメダル手動補給口からもプー ルタンク10にメダルが補給される。 ホッパー11に対し、所定の傾斜角度を設けた遮蔽板14、15が前後にある 。 鍵16でメダル貸機2の正面に取り付けられた前扉17には表示ランプ18の 他、メダル払い出し枚数、売上金額、異常表示等を知らせる表示部19がある。 この前扉17を開けて電源表示ユニット9などの故障を修理したり、紙幣識別機 4を取り外したりできる。その他、ホッパーユニット9の下方に折り畳み、及び 取り外しが可能なメダル受皿20が設けてある。 また、紙幣識別機4の前面に紙幣投入口5があり、背部に紙幣排出口23があ る。紙幣排出口23は紙幣搬送装置6に連通している。 しかして、本考案は以上のような紙幣識別機4において紙幣が通過する機構と 、紙幣を蓄える機構の両方を備えた構成としたものである。
【0007】 図1、図2、図3は本考案にかかる紙幣識別機4の平面図と側面図と正面図を 示す。紙幣識別機4の内部に紙幣識別部25があり、紙幣投入口5から投入され た紙幣aの真偽がここで判別される。26は識別のためのセンサーである。紙幣 識別部25を両側から挟むようにして搬送コンベア27とアイドルローラー28 が設けてあり、搬送コンベア27は搬送ローラー29に捲回してある。また、上 記紙幣排出口23は紙幣識別部25の背部に配設し、ここを通った紙幣aが紙幣 搬送装置6に受け渡される構成とする。 一方、紙幣識別部25の側方(コンベア27の裏側)には紙幣aを蓄える収納 部30を設ける。31は収納部30に収納された紙幣aを保持する圧接板であり 、スプリング32でコンベア27の方向に付勢されている。また、圧接板31と コンベア27の間には紙幣を一旦収納して、収納部30に排出するための紙幣収 納管33を配設すると共に、収納部30の前方には開閉自在な蓋34を設ける。 また、コンベア27の出口付近には切換ローラー35を装置し、この切換ロー ラー35の軸36を紙幣識別機4に形成した溝37に沿って移動自在とする。こ れにより、軸36を図1において右側に移動させたときは切換ローラー35が引 っ込んで紙幣aの搬送路が紙幣排出口23に連通するが、軸36を左側に移動さ せたときは切換ローラー35がコンベア27の出口付近に突出して紙幣排出口2 3に連通していた搬送路を塞ぐと共に、コンベア27に接触して従動し、コンベ ア27の出口から出てきた紙幣aの先端を収納部30の方に折曲げる構成とする 。 なお、図示はしないが以上のような軸36の移動はソレノイドやモーターを利 用したカム機構、その他手動レバーによる切り換え手段などが考えられる。
【0008】 以上のような紙幣識別機4において紙幣投入口5から紙幣aが投入されると先 ず、コンベア27が周動して紙幣aを紙幣識別部25に引き込み、紙幣aの真偽 を判別する。紙幣aが真札であると判定されたときは再び同じ方向にコンベア2 7が周動し、紙幣aは更に奥に送られる。ここで、図4に示すように軸36を右 側に移動させてあるときは切換ローラー35が引っ込んでいるので、搬送路が紙 幣排出口23に連通しており、これにより紙幣aは紙幣排出口23を介して紙幣 搬送装置6に受け渡され、スタッカー7に搬入される。 一方、図5に示すように軸36を左側に移動させてある場合には切換ローラー 35がコンベア27の出口付近に突出して紙幣排出口23に連通していた搬送路 を塞ぐと共に、切換ローラー35はコンベア27に接触してコンベア27の出口 から出てきた紙幣aの先端を収納部30の方に折曲げる方向に回転するので、こ れにより紙幣aは反転する格好でコンベア27の裏側に入り込み、収納部30に 搬入される。なお、収納部30に蓄えられた紙幣aは蓋34を開けて取り出すこ とができる。また、紙幣識別部25において紙幣aが真札であると判定されたな かったときはコンベア27が反対方向に周動し、紙幣aは紙幣投入口5に送り返 される。 しかして、通常は図4に示すように軸36を右側に移動させておき、搬送路を 紙幣排出口23に連通させて紙幣が通過する機構とし、紙幣aをスタッカー7に 収集する。一方、紙幣詰まり等の原因により紙幣搬送装置6が故障したときは図 5に示すように軸36を左側に移動させて紙幣aを収納部30に蓄える機構とし 、紙幣aを収納部30に収集する。かくして、従来の紙幣を通過させる機構の識 別機と紙幣を蓄える機構の識別機の両方の長所を兼ね備えた紙幣識別機を得るこ とができる。 なお、実施例のようにメダル貸機2の前扉17を開けて紙幣識別機4を取り外 しできる構成とすると、識別機4の交換が容易であり、紙幣の収集や、メンテナ ンスがやり易いといった利点がある。また、紙幣通路を収納部30に切り換えた ときに、切換ローラー35の他に紙幣aが紙幣排出口23に行こうとするのを妨 げるストッパーを設けたり、紙幣aを収納部30に案内するガイドなどを設ける こともできる。
【0009】
【考案の効果】 本考案の紙幣識別機は従来の紙幣を通過させる機構の識別機と紙幣を蓄える機 構の識別機の両方の長所を兼ね備えており、従って、一箇所のスタッカーに紙幣 が集められるので紙幣の回収が容易であり、また、紙幣詰まり等の原因により紙 幣搬送装置が故障したときは紙幣を収納部に蓄える機構に切り換えることにより 、支障なく運転が続行できる。従って、スロットマシンの遊技場等において開店 中にトラブルが発生しても対処が迅速、かつ容易である。 特にスロットマシンの遊技場にあっては、スロットマシンを横方向に整列配置 して島枠に固定しているので、紙幣搬送装置にトラブルが発生しても開店中にス ロットマシンを取り外して紙幣搬送装置を修理することができないが、本考案の 紙幣識別機によれば、そのような場合は紙幣を収納部に蓄える機構に切り換える ことにより、紙幣搬送装置のトラブルに関係なく支障なく運転を続行できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】紙幣識別機の平面図
【図2】紙幣識別機の側面図
【図3】紙幣識別機の正面図
【図4】紙幣識別機を紙幣が通過する状態の説明図
【図5】紙幣識別機の収納部に紙幣を収納する状態の説
明図
【図6】スロットマシンの配置図
【図7】メダル貸機の縦断面図
【図8】メダル貸機の正面図
【符号の説明】
a 紙幣 4 紙幣識別機 5 紙幣投入口 6 紙幣搬送装置 23 紙幣排出口 25 紙幣識別部 30 収納部 35 切換ローラー

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 紙幣識別部の背部に紙幣を紙幣搬送装置
    に受け渡す紙幣排出口を設けると共に紙幣識別部の側方
    に紙幣を蓄える収納部を設け、かつ紙幣識別部を通過し
    た紙幣の搬送路を上記紙幣排出口と収納部に選択的に切
    り換える切換手段を装置してなる紙幣識別機。
JP1991043802U 1991-05-15 1991-05-15 紙幣識別装置 Expired - Lifetime JPH0755652Y2 (ja)

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JP1991043802U JPH0755652Y2 (ja) 1991-05-15 1991-05-15 紙幣識別装置

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JPH04128367U true JPH04128367U (ja) 1992-11-24
JPH0755652Y2 JPH0755652Y2 (ja) 1995-12-20

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