JPH04128336U - タツチパネル装置 - Google Patents
タツチパネル装置Info
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- JPH04128336U JPH04128336U JP1991030923U JP3092391U JPH04128336U JP H04128336 U JPH04128336 U JP H04128336U JP 1991030923 U JP1991030923 U JP 1991030923U JP 3092391 U JP3092391 U JP 3092391U JP H04128336 U JPH04128336 U JP H04128336U
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Abstract
(57)【要約】
【構成】 面状抵抗部材31・32には、それぞれ、対
向する縁部に導電部材31a・31bまたは導電部材3
2a・32bが設けられている。この面状抵抗部材31
・32は、所定の距離だけ離間させて積層され、押圧さ
れたときに、その押圧部付近で面状抵抗部材31・32
が接触して導通状態になるようになっている。スイッチ
34・35は、それぞれ押圧位置の検出に先だって、導
電部材32bまたは導電部材31bを抵抗36または抵
抗37を介して接地するように構成されている。 【効果】 どのようなタイミングでいずれの位置が押圧
されていても、過大な電流が流れることなく、しかも正
確な押圧位置を検出することができる。
向する縁部に導電部材31a・31bまたは導電部材3
2a・32bが設けられている。この面状抵抗部材31
・32は、所定の距離だけ離間させて積層され、押圧さ
れたときに、その押圧部付近で面状抵抗部材31・32
が接触して導通状態になるようになっている。スイッチ
34・35は、それぞれ押圧位置の検出に先だって、導
電部材32bまたは導電部材31bを抵抗36または抵
抗37を介して接地するように構成されている。 【効果】 どのようなタイミングでいずれの位置が押圧
されていても、過大な電流が流れることなく、しかも正
確な押圧位置を検出することができる。
Description
【0001】
本考案は、CG(computer graphics )システムやCAD(computer aided d
esign )システム等における入力装置として用いられ、指やペン状の部材によっ
て押圧された位置を検出するタッチパネル装置に関するものである。
【0002】
従来より、指やペン状の部材によって押圧された位置を検出し、コンピュータ
等に2次元の座標信号として入力するタッチパネル装置が用いられている。特に
、透明な板状の検出部材を用いたタッチパネル装置は、上記検出部をディスプレ
イの表示面上に設けることにより、表示画像と対応させた入力等が容易に行える
よ
うになるので、インタラクティブな情報処理システム等に多く用いられつつある
。 この種のタッチパネル装置としては、例えば特開昭64−46123、およ
び特開昭64−46124号公報に開示され、第5図にも示すようなものが知ら
れている。
【0003】
このタッチパネル装置は、それぞれ対向する縁部に導電部材1a・1bまたは
導電部材2a・2bを備えた面状抵抗部材1・2が離間させて設けられ、押圧さ
れたときに、その押圧部付近で面状抵抗部材1・2が接触して導通状態になるよ
うになっている。
そこで、例えば電源端子13・14に+5Vの電圧を印加した状態で、制御端
子15・16にハイレベルの電圧を印加してトランジスタ3・4・5をオンにす
る一方、制御端子17・18にローレベルの電圧を印加してトランジスタ6・7
・8をオフにすることにより、検出端子20は0〜5Vの間の押圧位置に応じた
電位になるので、X軸方向の押圧位置を検出することができる。また、Y軸方向
の押圧位置の検出は、同様に、制御端子17・18にハイレベル、制御端子15
・16にローレベルの電圧を印加して検出端子19の電位を検出することにより
行われる。すなわち、各トランジスタ3…のオン・オフ状態を切り換えることに
より、押圧位置の2次元の座標が得られるようになっている。
【0004】
ところで、例えばX軸方向の押圧位置を検出する際に、トランジスタ8がオフ
になっている状態で押圧がなされていない場合には、面状抵抗部材2には、面状
抵抗部材1・2の間の静電容量や面状抵抗部材1・2が装着されるCRTからの
電荷の移動等により、不定な量の電荷が蓄積されてその電位が不安定になるため
、正確な押圧位置を検出できないことがある。
【0005】
そこで、電位の検出に先だって、一旦、トランジスタ8をオンにして検出端子
20の電位をグラウンドレベルにするようになっている。また、Y軸方向の押圧
位置を検出する際には、同様に、一旦トランジスタ5をオンにするようになって
いる。
【0006】
しかしながら、上記従来のタッチパネル装置では、例えばX軸方向の押圧位置
を検出する際に検出端子20を接地するようにしているため、その際に記号Pで
示す位置付近が押圧されていると、トランジスタ3、面状抵抗部材1・2、およ
びトランジスタ8を介して過大な電流が流れてしまい、トランジスタ3・8や電
源装置、および面状抵抗部材1・2等が破損してしまう恐れがあるという問題点
を有していた。
【0007】
本考案は上記の点に鑑み、どのようなタイミングでいずれの位置が押圧されて
いても、過大な電流が流れることなく、しかも正確な押圧位置を検出することが
できるタッチパネル装置の提供を目的としている。
【0008】
上記目的を達成するため、本考案は、互いに平行な第1および第2の電極を有
する面状の第1の抵抗部材と、前記第1および第2の電極と異なる方向で互いに
平行な第3および第4の電極を有し、押圧されたときに押圧部付近で前記第1の
抵抗部材と導通状態になるように前記第1の抵抗部材に積層された面状の第2の
抵抗部材と、前記第1の電極と第2の電極との間、および第3の電極と第4の電
極との間に所定の電圧を印加する電圧印加手段と、前記第1の電極と第2の電極
との間に所定の電圧が印加されているときに、第3または第4の電極の電位を検
出する一方、第3の電極と第4の電極との間に所定の電圧が印加されているとき
に、第1または第2の電極の電位を検出する検出手段と、前記検出に先だって、
検出する電極の電位を抵抗を介して所定の電位に設定する放電手段とが設けられ
ていることを特徴としている。
【0009】
上記の構成により、放電手段は、第1または第2の電極電位の検出に先だって
、検出する電極の電位を抵抗を介して所定の電位に設定する。
【0010】
以下、本考案の一実施例を図1ないし図4に基づいて説明する。
図1はタッチパネル装置の構成を示すブロック図である。
同図に示すように、面状抵抗部材31・32には、それぞれ、対向する縁部に
導電部材31a・31bまたは導電部材32a・32bが設けられている。この
面状抵抗部材31・32は、所定の距離だけ離間させて積層され、押圧されたと
きに、その押圧部付近で面状抵抗部材31・32が接触して導通状態になるよう
になっている。
【0011】
電圧切り換え回路33は、+5Vの電圧を上記導電部材31a・31b間、ま
たは導電部材32a・32b間に印加するように切り換えるものである。
上記電圧切り換え回路33は、より詳しくは、例えば図2に示すようにトラン
ジスタ33a〜33fが設けられて構成され、後述する制御信号出力回路40か
らの制御信号に応じて、トランジスタ33a〜33cがオン、トランジスタ33
d〜33fがオフになる状態、またはその逆の状態に切り換わるようになってい
る。
【0012】
スイッチ34・35は、それぞれ導電部材32bまたは導電部材31bを抵抗
36または抵抗37を介して接地するようになっている。なお、このスイッチ3
4・35としては、前記電圧切り換え回路33と同様にトランジスタを用いたも
のなどでもよい。
Xサンプル・ホールド回路38、およびYサンプル・ホールド回路39は、そ
れぞれ導電部材32b・31bの電位をサンプリングしてホールドし、X軸方向
またはY軸方向の押圧位置信号を出力するようになっている。なお、上記Xサン
プル・ホールド回路38、およびYサンプル・ホールド回路39としては、高入
力インピーダンスのものが用いられる。
【0013】
制御信号出力回路40は、発振回路41からのクロック信号に基づいて、上記
各回路等の動作タイミングを制御するようになっている。
上記の構成において、まず、押圧位置の検出原理をX軸方向の押圧位置を検出
する場合の例をあげて説明する。
導電部材31a・31b間に+5Vの電圧が印加されると、図3に示すように
、面状抵抗部材31の任意の位置Qの電位はY軸方向の位置に関わらずX軸方向
の位置に応じた電位Vpxになる。
【0014】
そこで、面状抵抗部材31を押圧して位置Qで面状抵抗部材31・32が接触
すると、面状抵抗部材32の導電部材32bにXサンプル・ホールド回路38だ
けが接続されている場合には、面状抵抗部材32のすべての領域が一様に電位V
pxになり、この電位は導電部材32bを介してXサンプル・ホールド回路38
で検出することができる。すなわち、押圧位置におけるX軸方向の位置に応じた
電位が検出できる。
【0015】
次に、図4に示すタイミングチャートに基づいて、具体的な検出動作を説明す
る。
まず、Y軸方向の押圧位置の検出が行われる場合には、制御信号出力回路40
は、電圧切り換え回路33を切り換え制御して、面状抵抗部材32の導電部材3
2a・32b間に+5Vの電圧を印加するとともに、スイッチ35をオンにし、
面状抵抗部材31の導電部材31bを抵抗37を介して接地する。
【0016】
そこで、面状抵抗部材31が押圧されていない場合には、抵抗37を介した電
荷の移動により、面状抵抗部材31の全領域の電位は確実にグラウンドレベルに
なる。一方、面状抵抗部材31が押圧されている場合には、その押圧位置が記号
Rで示す位置である場合でも、導電部材31bとグラウンドとの間に抵抗37が
設けられているので、面状抵抗部材31・32等を介して過大な電流が流れるこ
とはない。
【0017】
ここで、上記抵抗37の抵抗値は、位置Rが押圧されているときに流れる電流
(最大電流)が許容電流量以下で、かつ、押圧されていないときに前記電荷の移
動が確実に行われるように設定すればよい。なお、上記電荷の移動はごくわずか
なので、通常、前者の条件を満足する値に設定すれば充分である。
より具体的には、例えば面状抵抗部材31・32における単位長さおよび単位
幅あたりの抵抗値が300Ω、面状抵抗部材31・32の縦横寸法が140mm
×200mm、電源電圧が5Vの場合には、抵抗36・37の抵抗値は1kΩ程
度に設定すればよい。
【0018】
次に、制御信号出力回路40は、スイッチ35をオフにするとともにYサンプ
ル・ホールド回路39にサンプリング指示信号Ysampを出力し、Yサンプル
・ホールド回路39は導電部材31bの電位をサンプリングする。
上記サンプリングが確実に行われる所定の時間が経過すると、制御信号出力回
路40は、サンプリング指示信号Ysampの出力を停止し、Yサンプル・ホー
ルド回路39はサンプリングした電位を次にサンプリング指示信号Ysampが
出力されるまでの間ホールドし、Y軸方向押圧位置信号として出力する。なお、
このY軸方向押圧位置信号は、例えば図示しないA/Dコンバータによってディ
ジタル信号に変換された後マイクロコンピュータ等に入力される。
【0019】
制御信号出力回路40は、また、X軸方向の押圧位置の検出を行うために、前
記Y軸方向の押圧位置の検出と同様に、電圧切り換え回路33を切り換え制御し
て、面状抵抗部材31の導電部材31a・31b間に+5Vの電圧を印加すると
ともに、スイッチ34をオンにし、面状抵抗部材32の導電部材32bを抵抗3
6を介して接地した後、スイッチ34をオフにするとともにXサンプル・ホール
ド回路38にサンプリング指示信号Xsampを出力し、Xサンプル・ホールド
回路38は導電部材32bの電位をサンプリングする。
【0020】
以上説明したように、本考案によれば、第1または第2の電極電位の検出に先
だって、検出する電極の電位を抵抗を介して所定の電位に設定する放電手段が設
けられていることにより、過大な電流が流れることなく検出する電極の電位が安
定化されるので、正確な押圧位置を検出でき、しかも装置の破損等を確実に防止
することができるという効果を奏する。
【図1】タッチパネル装置の構成を示すブロック図であ
る。
る。
【図2】電圧切り換え回路の詳細な構成を示す回路図で
ある。
ある。
【図3】押圧位置の検出原理を示す説明図である。
【図4】各部の動作タイミングを示すタイミングチャー
トである。
トである。
【図5】従来のタッチパネル装置の構成を示すブロック
図である。
図である。
31・32 面状抵抗部材
31a・31b・32a・32b 導電部材
33 電圧切り換え回路
33a〜33f トランジスタ
34・35 スイッチ
36・37 抵抗
38 Xサンプル・ホールド回路
39 Yサンプル・ホールド回路
40 制御信号出力回路
41 発振回路
Claims (1)
- 【請求項1】 互いに平行な第1および第2の電極を有
する面状の第1の抵抗部材と、前記第1および第2の電
極と異なる方向で互いに平行な第3および第4の電極を
有し、押圧されたときに押圧部付近で前記第1の抵抗部
材と導通状態になるように前記第1の抵抗部材に積層さ
れた面状の第2の抵抗部材と、前記第1の電極と第2の
電極との間、および第3の電極と第4の電極との間に所
定の電圧を印加する電圧印加手段と、前記第1の電極と
第2の電極との間に所定の電圧が印加されているとき
に、第3または第4の電極の電位を検出する一方、第3
の電極と第4の電極との間に所定の電圧が印加されてい
るときに、第1または第2の電極の電位を検出する検出
手段と、前記検出に先だって、検出する電極の電位を抵
抗を介して所定の電位に設定する放電手段とが設けられ
ていることを特徴とするタッチパネル装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991030923U JP2542953Y2 (ja) | 1991-05-07 | 1991-05-07 | タッチパネル装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991030923U JP2542953Y2 (ja) | 1991-05-07 | 1991-05-07 | タッチパネル装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04128336U true JPH04128336U (ja) | 1992-11-24 |
JP2542953Y2 JP2542953Y2 (ja) | 1997-07-30 |
Family
ID=31914342
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1991030923U Expired - Fee Related JP2542953Y2 (ja) | 1991-05-07 | 1991-05-07 | タッチパネル装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2542953Y2 (ja) |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58142493A (ja) * | 1982-02-18 | 1983-08-24 | Oki Electric Ind Co Ltd | 座標入力方法 |
JPS61294534A (ja) * | 1985-06-21 | 1986-12-25 | Omron Tateisi Electronics Co | タツチパネル入力装置 |
JPS6238002A (ja) * | 1985-08-13 | 1987-02-19 | Asahi Glass Co Ltd | 自動車用アンテナガラス |
-
1991
- 1991-05-07 JP JP1991030923U patent/JP2542953Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58142493A (ja) * | 1982-02-18 | 1983-08-24 | Oki Electric Ind Co Ltd | 座標入力方法 |
JPS61294534A (ja) * | 1985-06-21 | 1986-12-25 | Omron Tateisi Electronics Co | タツチパネル入力装置 |
JPS6238002A (ja) * | 1985-08-13 | 1987-02-19 | Asahi Glass Co Ltd | 自動車用アンテナガラス |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2542953Y2 (ja) | 1997-07-30 |
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Legal Events
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