JPH04127938A - ロール上で溶融金属の連続鋳造を開始するための方法と、それを実施するための装置 - Google Patents

ロール上で溶融金属の連続鋳造を開始するための方法と、それを実施するための装置

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JPH04127938A
JPH04127938A JP2414410A JP41441090A JPH04127938A JP H04127938 A JPH04127938 A JP H04127938A JP 2414410 A JP2414410 A JP 2414410A JP 41441090 A JP41441090 A JP 41441090A JP H04127938 A JPH04127938 A JP H04127938A
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JP
Japan
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roll
caisson
casting
axis
molten metal
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Withdrawn
Application number
JP2414410A
Other languages
English (en)
Inventor
Jean-Luc Jacquot
ジャン−リュック ジャコ
Laurent Sosin
ローラン ソザン
Jean-Marie Osswald
ジャン−マリー オスワル
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
USINOR SA
Original Assignee
USINOR SA
Union Siderurgique du Nord et de lEst de France SA USINOR
USINOR Sacilor SA
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Publication date
Application filed by USINOR SA, Union Siderurgique du Nord et de lEst de France SA USINOR, USINOR Sacilor SA filed Critical USINOR SA
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Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B22CASTING; POWDER METALLURGY
    • B22DCASTING OF METALS; CASTING OF OTHER SUBSTANCES BY THE SAME PROCESSES OR DEVICES
    • B22D11/00Continuous casting of metals, i.e. casting in indefinite lengths
    • B22D11/06Continuous casting of metals, i.e. casting in indefinite lengths into moulds with travelling walls, e.g. with rolls, plates, belts, caterpillars
    • B22D11/0637Accessories therefor
    • B22D11/064Accessories therefor for supplying molten metal

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Continuous Casting (AREA)
  • Cylinder Crankcases Of Internal Combustion Engines (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
[0001]
【産業上の利用分野】
本発明はロール上で溶融金属、特に鋼を連続鋳造する方
法と装置に関するものである。 [0002]
【従来の技術】
この種の装置は基本的に水平軸線を中心として回転する
ロールを有しており、このロールはその外壁を強制冷却
するための手段を備えている。このロールに溶融金属を
供給するケーソン(容器)は傾斜した先端壁を有してお
り、この先端壁の上側自由端縁部はロールの円筒形鋳造
表面上を摺動し、溶融金属はこの上側自由端縁部を越え
て鋳造ロールの円筒形表面上に供給される。ロールと容
器は、両者の間から溶融金属が全ぐ漏れないように、互
いに接触している。 溶融金属は、製品の進行方向に対してロールの上側母線
より上流側に供給される。ロールは表面が滑らかではな
く、しかも、回転しているので、ロール上に供給された
溶融金属は回転作用によって金属浴から引き出され、充
分に冷却された時にロールから離れる。こうして1mm
以下の厚さの鋼製品が得られる。ロールから離れるとき
の凝固した金属の厚さは、金属とロールとの接触時間お
よび冷却効率に依存するということは明らかである。 上記のように、溶融金属はロールの上側母線の上流へ供
給されるので、ロールの冷却壁に付着した溶融金属は先
ず最初にこの上側母線まで持ち上げられ、次いで少し下
降し、最後に、ロール表面から離れる。従って、鋳造開
始時にロール表面の粗さの作用(摩擦作用等)のみで製
品を充分に引き出せない場合もある。すなわち、「進み
角度(angle d’attaque)Jすなわち鋳
造金属がロールと接触する点と水平線との間にある弧が
ロールの中心に対して成す角度が相対的に小さくなる場
合がある。この角度は鋳造金属とロールとが接触する弧
の長さに比例して変化し、ロールの回転速度が一定の場
合、この弧長が接触時間、従って製品の厚さを決定する
ということは理解できよう。 [0003]
【発明が解決しようとする課題】
本発明の目的は、ロール表面の粗さが小さく、しかも、
鋳造を開始するには進み角度が不充分な場合でも運転が
可能な水平軸線を中心として回転する冷却されたロール
上で連続鋳造するための方法を提供することにある。本
発明方法は進み角度が負の場合にも運転することができ
る。 [0004]
【課題を解決するための手段】
本発明の方法は、鋳造の開始時には進み角度を相対的に
大きくし、特に45°以上好ましくは約60°程度にし
、鋳造開始後はこの進み角度が小さくなるようにケーソ
ンを次第に変位させることを特徴としている。 [0005] 換言すると、本発明では、大きな進み角度で鋳造を開始
し、鋳造が良好に開始された後に、すなわち、鋳造製品
の自由端がロールの上側母線を越えた後に、この進み角
度を次第に小さくしてゆく。 鋳造が開始された後は、最適な進み角度までケーソンを
ロールに沿って下降させることができる。本発明方法は
、負の進み角度、すなわち、鋳造金属との最初の接触点
の母線がロールの水平横断面より下側にきた状態で運転
することもできる。 [0006] 本発明の他の目的は上記方法を実施するための連続鋳造
装置を提供することにある。 この装置は、溶融金属の漏れを防止するために、ケーソ
ンの勾配した先端面とロールとが接触した状態を維持し
たまま、ロールとケーソンとで構成される組立体を水平
軸線を中心として回転変位させる変位手段を有すること
を特徴としてし)る。本発明の一実施例では上記回転軸
線がロール自体の軸である。 本発明のその他の特徴および利点は、添付図面を参照し
た下記実施例の説明から明らかになるであろう。しかし
、本発明は以下の実施例に限定されるものではない。 [0007]
【実施例】
図1は連続鋳造用のロール1を示しており、このロール
1の内部にはその外壁を冷却するための手段(図示せず
)が設けられている。このロールは矢印2の方向に回転
駆動される。ロールには、回転方向に対して上側母線3
より上流側に位置した箇所から溶融金属が供給される。 溶融金属はケーソン4から供給される。 ケーソン4には、溶融金属が溶融金属中で開口するノズ
ル(図示せず)を介して供給される。溶融金属の自由面
は6で示しである。溶融金属はケーソン4の先端壁5の
下がった上側端縁11を越えてケーソン4から出る。ケ
ーソン4の先端壁5は鋳造ロールの冷却された表面と接
触している。両者の接触部には、重力で溶融金属が漏れ
ないようないだけのわずかな機能隙間のみが設けられて
いる。 ロール上に付着した溶融金属層7は、先ず、ロールと一
緒に上昇し、凝固しながら上側母線3を越え、次いで、
ロール1と一緒に下降し、溶融金属層が充分に凝固した
ときにロールから離れて、金属の薄いプレート8が製造
される。 [0008] ロールの表面粗さが不充分な時には、重力が溶融金属層
7の係止め作用よりも大きくなるため、溶融金属層7が
上側母線3まで上昇することができなくなる。 本発明では、ロールの表面粗さが特に大きく無い場合で
も、進み角度Aを充分に大きくして、溶融金属層7が確
実に出発できるようにする。この溶融金属層7の出発は
例えば進み角度Aを60°にして行うことができる。次
いで、溶融金属層7が形成され、それが上側母線3を越
えて反対側に下降し始めた時に、進み角度を上記の最大
進み角度Aから、通常運転時の進み角度Bである約30
°へ変える移行段階を行う。この通常運転時の進み角度
Bは主として接触弧に必要な長さの関数で決定される。 図示した実施例では、出発時の進み角度Aは60°であ
り、通常運転時の進み角度Bは30°である(この角度
は上記移行段階以後の鋳造工程全体を通じて維持される
)。 鋳造開始後は、運転角度をさらに小さくすることもでき
、負の値(すなわち接触点がロール1の水平な直径より
下側に来る場合)にすることもできる。これはロールの
表面の粗さが比較的小さい場合でも、運転時に進み角度
を小すくシて、あるいは負にして運転を行うことができ
るという点で特に重要である。 [0009] 上側端縁11とロール1との接触点での漏れ確実に防止
するためには、ロールに対してケーソンが任意の相対位
置にあった場合でも、ロール1の表面と先端壁5とが成
す傾斜角度αを一定に維持することが重要である。その
ためには、−ケーソンとロールとの組立体が任意の水平
軸線を中心として回転した時に変形しないようにする。 この水平軸線は、図示した例のように、ロール自体の軸
Xと一致させることもできる。この場合には、ロール1
の外側でその軸Xの回りを回動自在に取付けられたスリ
ーブ12とケーソン4の底部とを剛体連結するブリッジ
10が設はうしている。ケーソンの角度位置は、床に固
定された駆動シリンダー13によって調節される。この
駆動シリンダー13のピストンロンドの自由端14は、
ケーソン4の底部の先端壁5とは反対側の外側端部に関
節接続されている。 これらの手段を用いることによって、ケーソン4を出発
位置4と通常運転位置4′との間でロール1の軸線を中
心として回転移動させることができる。 [0010] もちろん、他の変形例も可能である。特に、ロール1と
ケーソン4とが組立体である場合には、ロールの回転軸
とは別の回動軸にすることもできる。この場合には、ケ
ーソンとロールを剛体固定するために固定手段と、この
組立体を回動軸へ連結する手段とが必要である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例を示す図。
【符号の説明】
ロール ケーソン 自由表面 金属板 上側母線 先端壁 溶融金属層 ブリッジ
【書類名】
【図1】 図面 デ ザカシア 11

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水平軸線を中心として回転する冷却されたロール(1)
    と、このロール上で鋳造される金属を収容した上記ロー
    ルに隣接したケーソン(4)とを有し、このケーソン(
    4)の先端壁(5)の上側自由端(11)を下げたとき
    に鋳造される金属をケーソン(4)から排出することが
    でき、この上側自由端(11)は上記ロール(1)の冷
    却された表面と接触するようになっている水平ロール上
    で溶融鋼等の液体金属を連続鋳造する装置の運転開始方
    法において、 鋳造の開始時には進み角度(A)を相対的に大きくし、
    鋳造開始後はこの進み角度が小さくなるようにケーソン
    (4)を次第に変位させてケーソン(4)が固定維持さ
    れる通常の運転位置まで戻すことを特徴とする方法。
  2. 【請求項2】 鋳造開始段階の進み角度を45゜以上に調節するような
    請求項1に記載の方法。
  3. 【請求項3】 ロールとケーソンとで構成される組立体を任意の水平軸
    線を中心として回動させることによってケーソンを変位
    させるような請求項1に記載の方法。
  4. 【請求項4】 回動軸線(X)がロール(1)の回転軸線と一致してい
    るような請求項3に記載の方法。
  5. 【請求項5】 水平軸線を中心として回転する冷却されたロール(1)
    と、このロール上で鋳造される金属を収容した上記ロー
    ルに隣接したケーソン(4)とを有し、このケーソン(
    4)の先端壁(5)は上側自由端(11)を有し、この
    上側自由端(11)は鋳造される金属がケーソン(4)
    から排出するために下降することができ且つ上記ロール
    (1)の冷却された表面と接触できるようになっている
    水平ロール上で溶融鋼等の液体金属を連続鋳造する装置
    において、 ケーソン(4)の先端壁(5)とロール(1)とが接触
    した状態を維持したまま水平軸線(X)を中心としてケ
    ーソン(4)を回動変位させる変位手段(10、12、
    13)を有することを特徴とする装置。
  6. 【請求項6】 上記の変位手段が、ケーソンの底部に関節結合され且つ
    軸受点に関節結合された油圧シリンダー(13)と、ケ
    ーソンを回動軸線(X)に連結する連結手段(10、1
    2)とによって構成されるような請求項5に記載の装置
JP2414410A 1989-12-26 1990-12-26 ロール上で溶融金属の連続鋳造を開始するための方法と、それを実施するための装置 Withdrawn JPH04127938A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
FR8917194A FR2656243A1 (fr) 1989-12-26 1989-12-26 Procede d'amorcage d'une coulee continue de metal liquide sur un cylindre et dispositif pour sa mise en óoeuvre.
FR8917194 1989-12-26

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH04127938A true JPH04127938A (ja) 1992-04-28

Family

ID=9388964

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2414410A Withdrawn JPH04127938A (ja) 1989-12-26 1990-12-26 ロール上で溶融金属の連続鋳造を開始するための方法と、それを実施するための装置

Country Status (11)

Country Link
US (1) US5129445A (ja)
EP (1) EP0435800A1 (ja)
JP (1) JPH04127938A (ja)
AU (1) AU627967B2 (ja)
CA (1) CA2031710A1 (ja)
FI (1) FI906308A (ja)
FR (1) FR2656243A1 (ja)
IE (1) IE904393A1 (ja)
NO (1) NO905549L (ja)
PT (1) PT96293A (ja)
ZA (1) ZA9010331B (ja)

Family Cites Families (6)

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Also Published As

Publication number Publication date
FR2656243A1 (fr) 1991-06-28
ZA9010331B (en) 1992-07-29
AU627967B2 (en) 1992-09-03
IE904393A1 (en) 1991-07-03
PT96293A (pt) 1991-09-30
US5129445A (en) 1992-07-14
FI906308A0 (fi) 1990-12-20
EP0435800A1 (fr) 1991-07-03
CA2031710A1 (fr) 1991-06-27
NO905549L (no) 1991-06-27
AU6828090A (en) 1991-07-04
FI906308A (fi) 1991-06-27
NO905549D0 (no) 1990-12-21

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