JP2002346714A - 焼付きまたは固着ローラの検出法 - Google Patents

焼付きまたは固着ローラの検出法

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JP2002346714A
JP2002346714A JP2002149393A JP2002149393A JP2002346714A JP 2002346714 A JP2002346714 A JP 2002346714A JP 2002149393 A JP2002149393 A JP 2002149393A JP 2002149393 A JP2002149393 A JP 2002149393A JP 2002346714 A JP2002346714 A JP 2002346714A
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roller
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rollers
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JP2002149393A
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Hakan Lindgren
リンドグレン ヘッカン
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SKF AB
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B22CASTING; POWDER METALLURGY
    • B22DCASTING OF METALS; CASTING OF OTHER SUBSTANCES BY THE SAME PROCESSES OR DEVICES
    • B22D11/00Continuous casting of metals, i.e. casting in indefinite lengths
    • B22D11/16Controlling or regulating processes or operations
    • B22D11/20Controlling or regulating processes or operations for removing cast stock

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Continuous Casting (AREA)
  • Rolls And Other Rotary Bodies (AREA)
  • Force Measurement Appropriate To Specific Purposes (AREA)
  • Machines For Manufacturing Corrugated Board In Mechanical Paper-Making Processes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 連続鋳造機のローラのトラックの焼付きまた
は固着ローラを検出する方法であって、各ローラは、支
持部材に回動可能に取り付けられ、かつ、その軸が該ト
ラックの長手方向延長線に対して実質的に垂直になるよ
う配設されており、該ローラは、該機械で作り出された
伸張材料を搬送するよう配設されている方法を改善する
ことを目的とする。 【解決手段】 各ローラ(10)の少なくとも一つの支
持部材(20)に加わる荷重(F)を測定する工程であ
って、該荷重(F)は、トラックの延長線と実質的に平
行である工程と、焼付きまたは固着ローラ(10)の存
在を、予め決められた値から逸脱していて、かつ、該搬
送材料(18)との接触における該ローラ(10)の焼
付きまたは停止により、該ローラ(10)に誘起される
力により生ずる荷重(F)で判定する工程とを有してい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、連続鋳造機の焼付
きまたは固着ローラを検出する方法に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】連続鋳
造機が、溶融鋼から鋼材を作り出し、該鋼材は、例え
ば、車両などに用いる薄板を作り出すための圧延工程に
おける出発材料として使用できる。
【0003】連続鋳造機では、溶融鋼は、とりべから流
れ出て、タンディッシュに入り、そこからさらに流れ下
って、鋳型に入る。鋳型は、水冷されており、連続鋳造
材料のスラブは、ここで固体のシェルになり始める。次
いで、スラブは、セグメント状に配設された多数のロー
ラにより、湾曲トラックに沿って連続的に搬送され、該
ローラにより連続的に成形および冷却されて、最終厚さ
の鋼材になる。トラックの終端では、材料は、適当な個
片に切断される。
【0004】連続鋳造機のローラは、軸が、前記湾曲ト
ラックの長手方向延長線に対して実質的に垂直になるよ
う取り付けられ、かつ、それらは、連続鋳造材料のスラ
ブをリードし、かつ、支持できるよう、それぞれ上ロー
ラおよび下ローラを含む対として、配設されている。
【0005】さらに、ローラは、ローラの各端部におい
て、支持部材に回動可能に取り付けられており、かつ、
ローラは、一般に、ローラの長さ、したがって、それら
への荷重により、ローラ部分に分割されており、該ロー
ラ部分は、支持部材に独立的に取り付けられているか、
あるいは、共通の軸上に回動不能に設けられ、該軸は、
支持部材に取り付けられているかのいずれかである。支
持部材は、例えば、ころがり軸受あるいはすべり軸受で
あってよい。さらに、支持部材はまた、適当な軸受ハウ
ジングを含んでいてよい。
【0006】トラックに沿ったスラブの搬送中、各ロー
ラは、スラブに、不必要な応力または表面摩耗無しに、
一様な搬送を与える適当な速度で回転している、と考え
られる。しかしながら、一個または数個のローラは、停
止するかあるいは焼き付き始める場合がある。
【0007】ローラの停止または焼付きは、例えば、潤
滑材の欠如、粒子による支持部材の閉塞あるいはころが
り軸受内のころがり要素の変形などによる支持部材の破
損など、いくつかの要因から生じ得る。また別の要因
は、機械のフレームまたはローラに付着した冷却水から
のスラグおよび汚れであり、該スラグは、機械の機能を
乱す。
【0008】一個または数個のローラが、停止または焼
き付き始めると、材料は、悪影響を受ける。例えば、ス
ラブの表面に引掻き傷が現れる可能性が高い。これら引
掻き傷は、例えば、表面層の研磨あるいは再溶融によっ
て、勿論処理できるが、鋳造工程後の材料のいかなる処
理にも、特別のコストが掛かる。
【0009】凝固層が薄い場合の処理の開始時には、
「ブレークアウト」と呼ばれているより重大な問題が生
じる。ブレークアウト中、スラブは、ひどく損傷され、
凝固表面層が裂けて開き、内部の溶融金属が流れ出る可
能性が有る。
【0010】したがって、鋳造材料に引掻き傷および
(または)ブレークアウトを引き起こしているローラの
停止または焼付きを検出できれば、鋳造処理後、材料の
高価な処理を行う必要が無くなろう。
【0011】本発明の目的は、連続鋳造機の焼付きまた
は固着ローラを検出する方法であって、該方法は、各ロ
ーラの少なくとも一つの支持部材に加わる荷重を測定す
る工程であって、該荷重は、トラックの延長線と実質的
に平行である工程と、焼付きまたは固着ローラの存在
を、予め決められた値から逸脱していて、かつ、該搬送
材料との接触における該ローラの焼付きまたは停止によ
り、該ローラに誘起される力により生ずる荷重で判定す
る工程とを含むことにより達成される。
【0012】
【発明の実施の形態】図1は、上部セグメント12、内
部冷却室14および外部冷却室16を有する連続鋳造機
の代表的な一部のローラ列10を図式的に示す斜視図で
あり、ローラ対10は、長尺の連続鋳造材料のスラブ1
8をリードし、かつ、支持している。上部セグメント1
2では、スラブ18は、多かれ少なかれ、液状のコアー
を有しているが、矢印で示した方向における連続送り運
動中に、冷却されつつ凝固していく。
【0013】ローラ10は、それぞれ、トラックの長手
方向延長部に対して実質的に垂直な軸に取り付けられて
おり、各ローラ10の各端部における支持部材20に、
回動可能に取り付けられている。
【0014】一般に、ローラ10は、ローラ部分22に
分割されており、該ローラ部分22は、互いに他の後に
軸方向に位置決めされており、また、該ローラ部分22
は、支持部材20に独立的に取り付けられているか、あ
るいは、共通の軸上に回動不能に設けられ、該軸は、支
持部材に取り付けられているかのいずれかである。望ま
しくは、支持部材は、対応する軸受ハウジングを有する
ころがり軸受を含んでいてよい。別法として、支持部材
は、軸受ハウジングを有するすべり軸受であってよい。
【0015】以下、図2を参照して、本発明の一実施形
態を説明し、本発明の基本原理を明らかにする。本例に
おいては、連続鋳造機におけるただ一列のローラ10の
みを考え、また、例を簡単にするため、ローラ10を部
分に分割しないことにする。
【0016】連続鋳造機では、連続鋳造材料のスラブ1
8は、ローラ列10に沿って、矢印で示した方向に搬送
される。スラブ18のトラックに沿った搬送中、各ロー
ラ10は、スラブ18に一様な搬送および一様な冷却を
施すのに適当な速度で回転する。この工程が、正しく動
作した場合は、トラックの延長線と実質的に平行ないか
なる力も生じないか、あるいはゼロに近い無意味な力し
か生じない。生じ得る小さな力は、例えば、支持部材2
0のシールの摩擦により生じる。
【0017】しかしながら、一個または数個のローラ1
0が、止まったり焼きついたりすると、相当な摩擦力
が、搬送材料18と焼付きもしくは固着ローラまたはロ
ーラ群10との間の接触面に生ずる。このような摩擦力
は、ローラ10の支持部材20に荷重(Fで表す)を加
え、該荷重Fは、トラックの延長線と実質的に平行であ
る。
【0018】本発明の方法を要約すると、焼付きまたは
固着ローラ10は、単に、ローラ10の少なくとも一つ
の支持部材20に加わる荷重Fを測定することによって
検出でき、該荷重Fは、上述のように、トラックの延長
線と実質的に平行である。したがって、焼付きまたは固
着ローラ10の存在は、予め決められた値から逸脱して
いる荷重Fで容易に判定可能であり、この値は、実質的
に小さい。
【0019】この方法によれば、測定装置24は、各ロ
ーラ10の少なくとも一つの支持部材20に設ける。こ
の測定装置24は、搬送材料18との接触におけるロー
ラ10の焼付きまたは停止の存在により、支持部材20
に作用する荷重Fを、鋳造作業全体を通して、測定する
ことが可能である。
【0020】この方法を実施する場合、第一の工程は、
停止または焼付きが生じる可能性が最も高い値、すなわ
ち、ローラ10の停止または焼付きを仮定する必要無し
に許されるトラックの延長線と実質的に平行な最も高い
力Fを示す値である比較値を決定することである。
【0021】次の工程は、各ローラ10に加わる実際の
荷重Fを測定することが望ましく、測定は、各ローラ1
0の少なくとも一つの支持部材20で行うのが有利であ
る。次いで、得られた値を、予め決められた「許容」値
と比較する。実際の値が、予め決められた値より小さい
あるいは予め決められた値と等しい場合は、ローラ10
のいかなる停止または焼付きもない、と判定される。し
かしながら、実際の値が、予め決められた値より大きい
場合は、ローラ10の停止または焼付きが存在する、と
判定される。
【0022】したがって、固着または焼付きローラまた
はローラ群10は、発見、調査および修理が可能であ
る。例えば、支持部材20は、交換でき、ローラ10ま
たは機械フレームからスラグを取り出すことができる。
【0023】本発明は、上記の、かつ、図示の実施形態
に限定されず、添付のクレームの範囲内で変形ができる
ことを理解すべきである。
【図面の簡単な説明】
【図1】連続鋳造機の一組のローラの図式的な斜視図で
ある。
【図2】ローラに対する測定すべき力の模式図である。
【符号の説明】
10 ローラ 12 連続鋳造機の上部セグメント 14 内部冷却室 16 外部冷却室 18 スラブ 20 支持部材 22 ローラ部分 24 測定装置 F 力/荷重

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 連続鋳造機のローラ(10)のトラック
    の焼付きまたは固着ローラを検出する方法であって、各
    ローラ(10)は、支持部材(20)に回動可能に取り
    付けられ、かつ、その軸が該トラックの長手方向延長線
    に対して実質的に垂直になるよう配設されており、該ロ
    ーラ(10)は、該機械で作り出された伸張材料(1
    8)を搬送するよう配設されている方法において、 - 各ローラ(10)の少なくとも一つの支持部材(2
    0)に加わる荷重(F)を測定する工程であって、該荷
    重(F)は、トラックの延長線と実質的に平行である工
    程と、 - 焼付きまたは固着ローラ(10)の存在を、予め決
    められた値から逸脱していて、かつ、該搬送材料(1
    8)との接触における該ローラ(10)の焼付きまたは
    停止により、該ローラ(10)に誘起される力により生
    ずる荷重(F)で判定する工程と、を含むことを特徴と
    する方法。
  2. 【請求項2】 予め決められた値は、ゼロであることと
    する請求項1に記載の方法。
  3. 【請求項3】 予め決められた値は、ゼロに近いことと
    する請求項1に記載の方法。
  4. 【請求項4】 支持部材(20)は、ころがり軸受であ
    ることとする請求項1に記載の方法。
  5. 【請求項5】 支持部材(20)は、すべり軸受である
    こととする請求項1に記載の方法。
  6. 【請求項6】 支持部材(20)は、測定装置(24)
    であることとする請求項1に記載の方法。
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EP (1) EP1260291B1 (ja)
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AT (1) ATE288333T1 (ja)
DE (1) DE60202809T2 (ja)
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ATE288333T1 (de) 2005-02-15
EP1260291B1 (en) 2005-02-02
US6619376B2 (en) 2003-09-16
EP1260291A2 (en) 2002-11-27
SE521918C2 (sv) 2003-12-16
SE0101837D0 (sv) 2001-05-23
DE60202809T2 (de) 2006-05-04
SE0101837L (sv) 2002-11-24
DE60202809D1 (de) 2005-03-10
EP1260291A3 (en) 2003-12-03
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