JPH04127512A - コンデンサ及びその容量値調整方法 - Google Patents
コンデンサ及びその容量値調整方法Info
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- JPH04127512A JPH04127512A JP2249277A JP24927790A JPH04127512A JP H04127512 A JPH04127512 A JP H04127512A JP 2249277 A JP2249277 A JP 2249277A JP 24927790 A JP24927790 A JP 24927790A JP H04127512 A JPH04127512 A JP H04127512A
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- 238000000034 method Methods 0.000 title claims abstract description 9
- 239000000463 material Substances 0.000 abstract 1
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〈産業上の利用分野〉
本発明は、コンデンサ及びその容量値調整方法に関し、
対の電極間において誘電体の体積を削減して容量値を調
整することにより、電極にダメージを与えることなく容
゛量を調整し、高信頼度のコンデンサが得られるように
したものである。
対の電極間において誘電体の体積を削減して容量値を調
整することにより、電極にダメージを与えることなく容
゛量を調整し、高信頼度のコンデンサが得られるように
したものである。
〈従来の技術〉
コンデンサの容量値を調整する場合、従来は、例えば実
開昭56−174840号、実開昭58−155824
号または実開昭58−158435号各公報等に開示さ
れている如く、トリミング手段によって電極の面積を削
減していた。
開昭56−174840号、実開昭58−155824
号または実開昭58−158435号各公報等に開示さ
れている如く、トリミング手段によって電極の面積を削
減していた。
〈発明が解決しようとする課題〉
しかしながら、電極面積を削減して容量値を調整する従
来技術では、トリミング工程において、電極がダメージ
を受は信頼性を損ない易いという問題点があった。
来技術では、トリミング工程において、電極がダメージ
を受は信頼性を損ない易いという問題点があった。
また、内部電極構造を有するコンデンサの場合は、内部
電極の一部を外部に引出してトリミング電極を形成する
等の特別の電極構造をとらない限り、電極面積削減によ
る容量調整が極めて困難であった。
電極の一部を外部に引出してトリミング電極を形成する
等の特別の電極構造をとらない限り、電極面積削減によ
る容量調整が極めて困難であった。
そこで、本発明の課題は、上述する従来の問題点を解決
し、電極構造に無関係に、電極にダメージを与えること
なく容量を調整し得る高信頼度のコンデンサが得られる
ようにすることである。
し、電極構造に無関係に、電極にダメージを与えること
なく容量を調整し得る高信頼度のコンデンサが得られる
ようにすることである。
く課題を解決するための手段〉
上述した課題解決のため、本発明に係るコンデンサは、
誘電体に対の電極を有するコンデンサであって、 前記電極間において前記誘電体の体積を削減するように
形成された容量調整部を有することを特徴とする。
誘電体に対の電極を有するコンデンサであって、 前記電極間において前記誘電体の体積を削減するように
形成された容量調整部を有することを特徴とする。
また、本発明に係るコンデンサの容量値調整方法は、誘
電体に対の電極を有するコンデンサの容量値調整方法で
あって、 前記電極間において前記誘電体の体積を削減することに
より容量値を調整すること を特徴とする。
電体に対の電極を有するコンデンサの容量値調整方法で
あって、 前記電極間において前記誘電体の体積を削減することに
より容量値を調整すること を特徴とする。
〈作用〉
電極間において誘電体の体積を削減することにより容量
値を調整するので、電極にダメージを与えることなく容
量を調整することができる。このため、高信頼度のコン
デンサが得られる。
値を調整するので、電極にダメージを与えることなく容
量を調整することができる。このため、高信頼度のコン
デンサが得られる。
また、誘電体の体積を削減することにより容量値を調整
するので、内部電極構造を有するコンデンサの場合も、
容易に容量調整を行なうことができる。
するので、内部電極構造を有するコンデンサの場合も、
容易に容量調整を行なうことができる。
容量値は誘電体の削減体積に応じて調整できる。削減体
積は3つのディメンション、即ち横、縦及び深さによっ
て決まる。従来の電極面積削減による容量値調整は2つ
のディメンションによって決まる。このため、本発明に
よれば、容量調整範囲を従来よりも著しく拡大できるよ
うになる。
積は3つのディメンション、即ち横、縦及び深さによっ
て決まる。従来の電極面積削減による容量値調整は2つ
のディメンションによって決まる。このため、本発明に
よれば、容量調整範囲を従来よりも著しく拡大できるよ
うになる。
〈実施例〉
第1図は本発明に係るコンデンサの1部を示す断面図で
ある。図において、1は強誘電体磁器でなる誘電体、2
.3は対の電極、4は容量調整部である。電極2.3は
誘電体1の相対する両面に形成されている。
ある。図において、1は強誘電体磁器でなる誘電体、2
.3は対の電極、4は容量調整部である。電極2.3は
誘電体1の相対する両面に形成されている。
容量調整部4は電極2−3間において誘電体1の体積を
削減するように形成されている。実施例に示す容量調整
部4は、誘電体1の一端面からその内部に、縦幅d及び
深さLの凹部として形成されている。容量調整部4は一
般には空気であるが、誘電体1とは誘電率の異なる充填
物を充填してもよい、容量調整部4の形状は任意である
。例えば、図示の角形の他に円形、楕円形等であっても
よい、また、1個に限らず、複数個設けることもできる
。
削減するように形成されている。実施例に示す容量調整
部4は、誘電体1の一端面からその内部に、縦幅d及び
深さLの凹部として形成されている。容量調整部4は一
般には空気であるが、誘電体1とは誘電率の異なる充填
物を充填してもよい、容量調整部4の形状は任意である
。例えば、図示の角形の他に円形、楕円形等であっても
よい、また、1個に限らず、複数個設けることもできる
。
容量調整部4により、電極2−3間で見た誘電体1の誘
電率が、誘電体単独の場合と異なった値になるから、容
量値が調整される。
電率が、誘電体単独の場合と異なった値になるから、容
量値が調整される。
容量調整部4はレーザ加工またはサンドブラスト加工等
によって形成できる。このように、電極2−3間におい
て誘電体1の体積を削減することにより容量値を調整す
るので、電極2.3にダメージを与えることなく容量を
調整することができる。このため、高信頼度のコンデン
サが得られる。
によって形成できる。このように、電極2−3間におい
て誘電体1の体積を削減することにより容量値を調整す
るので、電極2.3にダメージを与えることなく容量を
調整することができる。このため、高信頼度のコンデン
サが得られる。
容量調整部4において、図示されてない横幅Wとした場
合、その削減体積Vは、 V−dXwxl。
合、その削減体積Vは、 V−dXwxl。
となる、従って、削減体積Vは3つのディメンションd
%W及びLよって決まる。上記の3つのディメンション
の選定により、容量値を希望の値に調整できる。従来の
電極面積削減による容量値調整は2つディメンションで
あるから、容量調整範囲を従来よりも著しく拡大できる
。
%W及びLよって決まる。上記の3つのディメンション
の選定により、容量値を希望の値に調整できる。従来の
電極面積削減による容量値調整は2つディメンションで
あるから、容量調整範囲を従来よりも著しく拡大できる
。
第2図は第1図に示したコンデンサの電気的等価回路図
であり、Cvは容量調整部4によフて可変調整されて得
られた容量値を示している。
であり、Cvは容量調整部4によフて可変調整されて得
られた容量値を示している。
第3図は本発明に係るコンデンサの別の実施例を示す斜
視図である0図において、第1図と同一の参照符号は同
一性ある構成部分を示している。
視図である0図において、第1図と同一の参照符号は同
一性ある構成部分を示している。
電極2.3は誘電体1の一面上に間隔を隔てて設けられ
ている。容量調整部4は電極2.3の設けられている一
面上の電極2−3間において誘電体1の体積を削減する
ように形成されている。
ている。容量調整部4は電極2.3の設けられている一
面上の電極2−3間において誘電体1の体積を削減する
ように形成されている。
この実施例の場合も、第1図の場合と同様の作用効果が
得られる。
得られる。
第4図は本発明に係るコンデンサの別の実施例を示す透
視図である。図において、21.31.22.32は電
極である。これらの電極(21,22)、(31,32
)は誘電体1の内部に埋設されている。電gi21と電
極31が対となり、電極22と電極32が対となってい
る。容量調整部4は電極21−31間において誘電体1
の体積を削減するように形成されている。電極21と電
極22とを対の電極とし、電極31と電極32とを対の
電極とする場合もあり得る。この場合は、容量調整部4
は、電極21−22間または電極31−32間において
誘電体1の体積を削減するように形成する。
視図である。図において、21.31.22.32は電
極である。これらの電極(21,22)、(31,32
)は誘電体1の内部に埋設されている。電gi21と電
極31が対となり、電極22と電極32が対となってい
る。容量調整部4は電極21−31間において誘電体1
の体積を削減するように形成されている。電極21と電
極22とを対の電極とし、電極31と電極32とを対の
電極とする場合もあり得る。この場合は、容量調整部4
は、電極21−22間または電極31−32間において
誘電体1の体積を削減するように形成する。
この実施例から明らかなように、誘電体1の体積を削減
することにより容量値を調整するので、内部電極構造を
有するコンデンサの場合も、容易に容量調整を行なうこ
とができる。
することにより容量値を調整するので、内部電極構造を
有するコンデンサの場合も、容易に容量調整を行なうこ
とができる。
本発明に係るコンデンサは、コンデンサ単独部品の他に
、他の部品と組合せた複合形部量として実現することも
できる。例えばインダクタ、抵抗等の組合せ、または、
これらと集積回路との組合せなどである。
、他の部品と組合せた複合形部量として実現することも
できる。例えばインダクタ、抵抗等の組合せ、または、
これらと集積回路との組合せなどである。
〈発明の効果〉
以上述べたように、本発明によれば、次のような効果が
得られる。
得られる。
(a)電極間において誘電体の体積を削減することによ
り容量値を調整するので、電極にダメージを与えること
なく容量を調整し得る高信頼度のコンデンサを提供でき
る。
り容量値を調整するので、電極にダメージを与えること
なく容量を調整し得る高信頼度のコンデンサを提供でき
る。
(b)誘電体の体積を削減することにより容量値を調整
するので、容量調整の容易な内部電極構造を有するコン
デンサを提供できる。
するので、容量調整の容易な内部電極構造を有するコン
デンサを提供できる。
(C)U電体の削減体積に応じて容量値を調整するので
、容量調整範囲を従来よりも著しく拡大し得るコンデン
サ及びその容量調整方法を提供できる。
、容量調整範囲を従来よりも著しく拡大し得るコンデン
サ及びその容量調整方法を提供できる。
第1図は本発明に係るコンデンサの1部を示す断面図、
第2図は第1図に示したコンデンサの電気的等価回路図
、第3図は本発明に係るコンデンサの別の実施例を示す
斜視図、第4図は本発明に係るコンデンサの別の実施例
を示す透視図である。 1・・・誘電体 2.3・・・電極4・・・容
量調整部 り 第1図 第2図
第2図は第1図に示したコンデンサの電気的等価回路図
、第3図は本発明に係るコンデンサの別の実施例を示す
斜視図、第4図は本発明に係るコンデンサの別の実施例
を示す透視図である。 1・・・誘電体 2.3・・・電極4・・・容
量調整部 り 第1図 第2図
Claims (3)
- (1)誘電体に対の電極を有するコンデンサであって、 前記電極間において前記誘電体の体積を削減するように
形成された容量調整部を有することを特徴とするコンデ
ンサ。 - (2)前記容量調整部は、前記誘電体の表面に形成され
た凹部であること を特徴とする請求項1に記載のコンデンサ。 - (3)誘電体に対の電極を有するコンデンサの容量値調
整方法であって、 前記電極間において前記誘電体の体積を削減することに
より容量値を調整すること を特徴とするコンデンサの容量値調整方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2249277A JPH04127512A (ja) | 1990-09-19 | 1990-09-19 | コンデンサ及びその容量値調整方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2249277A JPH04127512A (ja) | 1990-09-19 | 1990-09-19 | コンデンサ及びその容量値調整方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04127512A true JPH04127512A (ja) | 1992-04-28 |
Family
ID=17190573
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2249277A Pending JPH04127512A (ja) | 1990-09-19 | 1990-09-19 | コンデンサ及びその容量値調整方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04127512A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP3709321A3 (en) * | 2019-03-15 | 2021-01-20 | BIOTRONIK SE & Co. KG | Electrode element for a capacitor, capacitor and method for producing the electrode element |
-
1990
- 1990-09-19 JP JP2249277A patent/JPH04127512A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP3709321A3 (en) * | 2019-03-15 | 2021-01-20 | BIOTRONIK SE & Co. KG | Electrode element for a capacitor, capacitor and method for producing the electrode element |
US11417473B2 (en) | 2019-03-15 | 2022-08-16 | Biotronik Se & Co. Kg | Electrode element for an energy storage unit, energy storage unit, and method for producing electrode element |
US11961685B2 (en) | 2019-03-15 | 2024-04-16 | Biotronik Se & Co. Kg | Electrode element for an energy storage unit, energy storage unit, and method for producing electrode element |
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