JPH039506A - 積層形コンデンサ - Google Patents

積層形コンデンサ

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JPH039506A
JPH039506A JP14435089A JP14435089A JPH039506A JP H039506 A JPH039506 A JP H039506A JP 14435089 A JP14435089 A JP 14435089A JP 14435089 A JP14435089 A JP 14435089A JP H039506 A JPH039506 A JP H039506A
Authority
JP
Japan
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electrodes
multilayer capacitor
inner electrodes
equivalent series
capacitor
Prior art date
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Pending
Application number
JP14435089A
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Inventor
Masaki Nirasawa
韮澤 正樹
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔概 要〕 ディジタルICのノイズリミッタ用や電波ノイズ防止用
に使用され、高周波特性が要求される積層形コンデンサ
に関し、 等価直列インダクタの影響の除去を目的とし、対向する
側面電極のそれぞれに1つあるいは複数の内部電極を電
気的に接続した積層形コンデンサにおいて、少なぐとも
一方の側面電極に接続された内部電極に溝を設け、この
溝を挟んで側面電極を2分割するように構成する。
〔産業上の利用分腎〕
本発明は、ディジタルICのノイズリミッタ用や電波ノ
イズ防止用に使用され、高周波特性が要求される積層形
コンデンサに関するものである。
電波ノイズ対策用コンデンサやノイズリミッタ用コンデ
ンサは、数100MHzまでの周波数特性が要求される
。しかし、一般のコンデンサはlOMHz程度で共振点
を越えてしまうので、等価直列インダクタンスによって
周波数特性が左右される。
そのため、コンデンサの等価直列インダクタンスの影響
を除去することができれば、極めて周波数特性の優れた
コンデンサを実現することが可能になる。
〔従来の技術〕
第4図に、従来例の積層形コンデンサの構造を示す、同
図(a)に外観図を、同図(b)にA−A線に沿った断
面図を、同図(C)にB−B線に沿った断面図を、同図
(d)にC−C線に沿った断面図をそれぞれ示す。積層
形コンデンサとしては、セラミックコンデンサ、フィル
ムコンデンサ。
マイカコンデンサ等が知られている。
従来の積層形コンデンサ411は、側面電極として機能
する2つの端子部421,423を有している。端子部
421.423のそれぞれには複数枚の内部電極431
,433が電気的に交互に接続されており、各側面電極
及び内部電極間を誘電体441で埋めて一体成形した構
造を成している。
〔発明が解決しようとする課題〕
ところで、上述した従来の積層形コンデンサ411にあ
っては、内部電極431.433のそれぞれの物理的な
広がりに起因する等価直列インダクタ成分を有している
ため、高周波領域ではこの等価直列インダクタ成分の影
響が大きいという問題点があった。
第5図に積層形コンデンサ411の等価回路を示す。図
において、511は積層形コンデンサ411が有するキ
アパシタ(キプパシタンスC+)を、521は内部電極
431,433及び端子部421.423などの物理的
な広がりに起因(特に第4図に(c)、  (d)に示
した内部電極431.433の長手方向の長さの要因が
大きい)する等価直列インダクタ(インダクタンスL、
)をそれぞれ示している。共振周波数よりも高い周波数
では積層形コンデンサ411の等価直列インダクタ52
1の誘導性リアクタンスがキアバシタ511の容量性リ
アクタンスよりも太き(なり、積層形コンデンサ411
が誘導性すなわちインダクタとして作用するようになり
、積層形コンデンサ411の本来の機能を果たさなくな
る。
尚、上述した等価直列インダクタ成分の影響を少なくし
て周波数特性の改善をねらったものに、特開昭63−1
48610公報などがある。
本発明は、このような点にかんがみて創作されたもので
あり、等価直列インダクタの影響を低減するようにした
高周波用コンデンサを提供することを目的としている。
〔課題を解決するための手段〕
上述した課題を解決するために、本発明の積層形コンデ
ンサは、対向する側面電極のそれぞれに1つあるいは複
数の内部電極を電気的に接続した積層形コンデンサにお
いて、少なくとも一方の側面電極に接続された内部電極
に溝を設け、この溝を挟んで側面電極を2分割するよう
に構成されている。
〔作 用〕
対向する側面電極のそれぞれに1つあるいは複数の内部
電極が電気的に接続されており、少なくとも一方の側面
電極に接続された側面電極には溝が設けられ、この溝を
挟んで側面電極が2分割されている。
本発明にあっては、内部電極に溝を設け、二の溝を挟ん
で側面電極を2分割することにより、内部電極のインダ
クタ成分と内部電極間のキアバシタ成分とは分布定数線
路として結合されるため、等価直列インダクタの影響が
低減される。
〔実施例] 以下、図面に基づいて本発明の実施例について詳細に説
明する。
第1図°は、本発明の一実施例における積層形コンデン
サの構造を示す。同図(a)は外観図を、同図(b)は
D−D線に沿った断面図を、同図(C)はE−E線に沿
った断面図を、同図(d)はF−F線に沿った断面図を
それぞれ示している。
積層形コンデンサ111は、それぞれが複数枚の電極か
ら成る内部電極131,133を有しており、これらの
内部電極間において所定の静電容量を有している。この
内部電極131.133の段数は、一般には十数段程度
のものがよく出回っている。
また、内部電極131を構成するそれぞれの電極は、長
手方向に平行な溝を有したU字形の形状を成しており、
溝を挟んだ一方端には端子部121が、他方端には端子
部123がそれぞれ電気的に接続されている。同様に、
内部電極133を構成するそれぞれの電極は、長手方向
に平行な溝を有したU字形の形状を成しており、溝を挾
んだ一方端には端子部125が、他方端には端子部I2
7がそれぞれ電気的に接続されている。内部電極131
.133間及び端子部121〜127間は、誘電体14
1で充たされており、一体形成された構造を有している
第2図に、積層形コンデンサ211の等価回路を示す。
図において、211は積層形コンデンサ211が有する
キアパシタ(キアパシタンスC2)を、221は内部電
極131,133及び端子部121〜127の物理的な
広がりに起因する等価直列インダクタ(インダクタLm
 )を、231゜233.235,237は上述した内
部電極131等の物理的な広がりに起因し、キアバシタ
211と直列の関係にないインダクタ(インダクタンス
L3)をそれぞれ示している。
第5図に示した従来例の等価回路における等価直列イン
ダクタ521は、第2図に示した4つのインダクタ23
1〜237に分散されたことになり、しかも、これら4
つのインダクタ231〜237は、この積層形コンデン
サ211をノイズ除去用として使用した場合の線路上に
配置された形となる。従って、これらのインダクタ23
1〜237は、積層形コンデンサ211のインピーダン
ス特性を妨げない上に、LCノイズフィルタの一部とし
て作用するようになる。
尚、実際には内部電極131,1.33は物理的な広が
りを有しているため、等価直列インダクタ成分が全くな
くなるのではなく、インダクタ231等のインダクタン
スL3に比べて十分小さな値L2を有した残留成分とし
ての等価直列インダクタ221が存在する。しかし、こ
の値L2はL3の値に比べて十分小さく (10分の1
あるいは20分の1以下)、無視できる程度となる。
例えば、0.1 CμF〕のチンプセラコン(寸法3.
2(鴫)Xl、6[口])における特性を比較すると、
従来の積層形コンデンサ411におけるキアバシタンス
C1は0.1 〔μF〕、等価直列インダクタンスL1
は1,8〔μH〕程度となる。
一方、実施例の積層形コンデンサ211においては、キ
アパシタンスC2は0.1[μF]、等価直列インダク
タンスL2は0.18CμH〕程度、インダクタ231
〜237のインダクタンスL3は0.9〔μH〕程度と
なる。
尚、上述において、インダクタンスし、はインダクタン
スL1の1/2とし、残留成分である等価直列インダク
タンスL3はインダクタンスL1のl/10程度として
計算した。
第3図に、これらの結果に基づいて求めた積層形コンデ
ンサ211.411のインピーダンスの周波数特性を示
す、インピーダンスが0.5〔Ω〕以下であればノイズ
除去効果が40 (dB)程度期待できるが、同図に示
すように従来品(積層形コンデンサ411)が約40(
MHz)までしかノイズ除去効果が期待できないのに対
して、実施例の積層形コンデンサ21+では約400 
(MHz)までノイズ除去効果が期待できることになる
尚、上述した実施例では、内部電極131,133のそ
れぞれに溝を設け、谷溝を挟んだ4つの端子部121〜
127を有する4端子コンデンサを考えたが、内部電極
131,133の一方のみに溝を設けるようにしてもよ
い。この場合でも従来の積層形コンデンサ411の等価
直列インダクタ521のインダクタンスL1を値を半分
程度低減することが期待できる。
また、第1図(b)では、積層形コンデンサ211の内
部電極の段数を2段として示したが、1段あるいは3段
以上であっても同様に考えることができる。
また、実施例の積層形コンデンサ211は、各端子部1
21〜127にリード線を接続する使用形態が考えられ
るが、この場合各リード線にフェライトビーズ等を組み
合わせて、更にノイズ除去効果を高める応用例が考えら
れる。
〔発明の効果〕
上述したように、本発明によれば、内部電極に溝を設け
、この溝を挾んで側面電極を2分割することにより、内
部電極のインダクタ成分と内部電極間のキアパシタ成分
とが分布定数線路として結合され、等価直列インダクタ
の影響を低減することができるので、実用的には極めて
有用である。
141は誘電体、 211はキアバシタ、 221は等価直列インダクタ、 231.233,235,237はインダクタである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の積層形コンデンサの構造図
、 第2図は本発明の一実施例の等価回路図、第3図は本発
明の一実施例の周波数特性の説明図、第4図は従来例の
積層形コンデンサの構造図、第5図は従来例の等価回路
図である。 図において、 111は積層形コンデンサ、 121.123,125,127は端子部、131.1
33は内部電極、 慎しカセ」り゛払矛ムノ礎耳多コンテー〉−ワ・ノ許価
ロエ6修コ第2図 (浦!イク・l v、PI3.II丹シコン子゛シむ力
1−了配置口第1図 第 図 ァへも−べ八ぺ ぐ (C) td) 焚←j−ガしやセコ〕ヂンむ揶−畝 第4図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)対向する側面電極のそれぞれに1つあるいは複数
    の内部電極を電気的に接続した積層形コンデンサにおい
    て、 少なくとも一方の側面電極に接続された内部電極に溝を
    設け、この溝を挟んで側面電極を2分割することを特徴
    とする積層形コンデンサ。
JP14435089A 1989-06-07 1989-06-07 積層形コンデンサ Pending JPH039506A (ja)

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JP14435089A JPH039506A (ja) 1989-06-07 1989-06-07 積層形コンデンサ

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JP14435089A JPH039506A (ja) 1989-06-07 1989-06-07 積層形コンデンサ

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JPH039506A true JPH039506A (ja) 1991-01-17

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ID=15360062

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JP14435089A Pending JPH039506A (ja) 1989-06-07 1989-06-07 積層形コンデンサ

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000226689A (ja) * 1999-02-08 2000-08-15 Murata Mfg Co Ltd 電子部品のバンプ電極形成方法および電子部品
KR20010008321A (ko) * 2000-11-23 2001-02-05 엄우식 고주파 적층 칩 부품 및 그 제조 방법
JP2007042323A (ja) * 2005-08-01 2007-02-15 Noboru Horiguchi 電圧変換装置

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