JPH06132761A - 積層型フィルタ - Google Patents

積層型フィルタ

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JPH06132761A
JPH06132761A JP30776792A JP30776792A JPH06132761A JP H06132761 A JPH06132761 A JP H06132761A JP 30776792 A JP30776792 A JP 30776792A JP 30776792 A JP30776792 A JP 30776792A JP H06132761 A JPH06132761 A JP H06132761A
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JP
Japan
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electrode
capacitor
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output
forming
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JP30776792A
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Shinya Nakai
信也 中井
Hideaki Shimoda
秀昭 下田
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TDK Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 入出力端子に延長電極が接続され、この延長
電極とコンデンサ用電極とがセラミックスを介して対向
することによって入出力コンデンサが形成され、中心導
体によって構成されるインダクタの開放端にコンデンサ
用電極が接続され、コンデンサ用電極とグランド電極と
の間で共振コンデンサが形成されている積層型フィルタ
において、共振コンデンサの容量と入出力コンデンサの
容量とをともに調整する場合、その容量調整作業が容易
である積層型フィルタを提供することを目的とするもの
である。 【構成】入出力用コンデンサを形成する電極と共振コン
デンサを形成する電極とが同一の表面に形成されている
ものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、携帯電話、コードレス
ホン等、移動通信機器に使用される高周波フィルタであ
って、セラミックス等の誘電体が積層され、これら各層
の間に、インダクタを形成する中心導体と、コンデンサ
を形成する電極とが設けられた積層型フィルタに関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来の積層型バンドパスフィルタの例と
しては特開平3ー262313号公報に記載されている
ものが知られている。図6は、上記従来例である積層型
バンドパスフィルタF2を示す斜視図であり、同図
(1)は、左斜め方向から見た斜視図であり、同図
(2)は、右斜め方向から見た斜視図である。また、図
7は上記従来例の等価回路図である。
【0003】積層型バンドパスフィルタF2の最下層か
ら、セラミックス、中心導体L1(L2)、セラミック
ス、第1の電極51(61)、セラミックス、第2の電
極52(62)、セラミックス、シールド電極Gの順で
積層され、積層型フィルタF2の側面に入出力端子53
(63)が設けられ、入出力端子53(63)が第1の
電極51(61)の端部に接続され、セラミックスを介
して対向する第1の電極51(61)と第2の電極52
(62)とによって、入出力コンデンサC1(C4)が
形成され、第2の電極52(62)の端部と中心導体L
1(L2)の開放端とが上記とは別の側面電極54(6
4)によって接続され、セラミックスを介して対向する
第2の電極52(62)とシールド電極Gとによって、
中心導体L1(L2)で構成されるインダクタと並列接
続される共振コンデンサC5(C6)が形成されてい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】積層型バンドパスフィ
ルタは、通常、製造時に、中心導体の形状、中心導体と
電極との間の距離、電極の面積、電極同士の距離、セラ
ミックスの誘電率等、製造上のバラツキが発生し、これ
ら製造上のバラツキによって、積層型バンドパスフィル
タの特性にバラツキが生じる。この特性のバラツキを少
なくするためには、中心導体L1、L2と並列接続され
る共振コンデンサC5、C6の容量を調整することが有
効である。
【0005】上記従来例においては、セラミックスを介
して第2の電極52、62とシールド電極Gとが対向し
ており、この対向する電極の面積を減少すれば、その容
量が減少するので、共振コンデンサC5、C6の容量を
調整することができる。すなわち、積層型バンドパスフ
ィルタF2が一応、出来上がった後に、第2の電極5
2、62と対向するシールド電極Gの一部をサンドブラ
スト等によって徐々にトリミングし、トリミング部t
5、t6を作ることが考えられる。
【0006】積層型バンドパスフィルタの特性のバラツ
キをより少なくするには、共振コンデンサC5、C6の
容量を調整するとともに、入出力コンデンサC1、C4
の容量を調整することが好ましい。上記従来例におい
て、入出力コンデンサC1、C4の容量を調整するに
は、入出力コンデンサC1、C4を形成する第1の電極
51(62)、第2の電極52(62)、第1の電極と
第2の電極との間に存在するセラミックスのいずれかを
トリミングすることが考えられ、これによって、入出力
コンデンサC1、C4の容量を減少させることができ
る。
【0007】しかし、上記従来例においては、第1の電
極51(61)、第2の電極52(62)、第1の電極
と第2の電極との間に存在するセラミックスのいずれ
も、トリミング部t5、t6が存在する上面には存在せ
ず、側面に存在している。したがって、第1の電極51
(61)、第2の電極52(62)、第1の電極と第2
の電極との間に存在するセラミックスのいずれかをトリ
ミングするには、トリミング部t5、t6が存在する上
面以外の側面に、トリミング部t1、t2を設ける必要
がある。つまり、共振コンデンサC5、C6の容量と入
出力コンデンサC1、C4の容量とをともに調整するに
は、積層型バンドパスフィルタF2の複数の面について
トリミングする必要があり、サンドブラストのノズル等
をX軸方向、Y軸方向のみならず、Z軸方向にも制御す
る必要が生じ、その容量調整作業が煩雑であり、したが
って、共振コンデンサC5、C6、入出力コンデンサC
1、C4の容量を調整する自動調整機が非常に複雑にな
るという問題がある。
【0008】この問題は積層型バンドパスフィルタに限
らず、他の積層型フィルタについても同様に生じる問題
である。
【0009】本発明は、入出力端子に延長電極が接続さ
れ、この延長電極とコンデンサ用電極とがセラミックス
を介して対向することによって入出力コンデンサが形成
され、コンデンサ用電極が中心導体の開放端に接続さ
れ、コンデンサ用電極とグランド電極との間で共振コン
デンサが形成されている積層型フィルタにおいて、共振
コンデンサの容量と入出力コンデンサの容量とをともに
調整する場合、その容量調整作業が容易であり、またコ
ンデンサの容量を調整する自動調整機を簡素にすること
ができる積層型フィルタを提供することを目的とするも
のである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、入出力端子に
延長電極が接続され、この延長電極とコンデンサ用電極
とがセラミックスを介して対向することによって入出力
コンデンサが形成され、コンデンサ用電極が中心導体の
開放端に接続され、コンデンサ用電極とグランド電極と
の間で共振コンデンサが形成されている積層型フィルタ
において、入出力用コンデンサを形成する電極と共振コ
ンデンサを形成する電極とが同一の表面に形成されてい
るものである。
【0011】
【作用】本発明は、入出力用コンデンサを形成する電極
と共振コンデンサを形成する電極とが同一の表面に形成
されているので、共振コンデンサの容量と入出力コンデ
ンサの容量とをともに調整する場合、サンドブラストの
ノズル等をX軸、Y軸方向のみに制御すれば足り、その
容量調整作業が容易であり、またコンデンサの容量を調
整する自動調整機を簡素にすることができる。
【0012】
【実施例】図1は、本発明の一実施例である積層型バン
ドパスフィルタF1を示す斜視図であり、図2は、図1
においてII−II線で縦断した面を矢印方向から見た
縦断左側面図である。図3は、上記実施例を各層S0〜
S4に分割した場合における各層S0〜S4の平面図で
ある。
【0013】この実施例は、4つの層S1、S2、S
3、S4で構成され、製造工程において、第1層S1の
グリーンシート(焼成前のセラミックス)の上に、第1
の中心導体L1と第2の中心導体L2とを形成する導電
性ペーストが印刷され、この上に第2層S2のグリーン
シートが積層され、このグリーンシートの上に、グラン
ド電極G2を形成する導電性ペーストが印刷され、この
上に第3層S3のグリーンシートが積層され、このグリ
ーンシートの上に、第1のコンデンサ用電極20、第2
のコンデンサ用電極30をそれぞれ形成する導電性ペー
ストが印刷され、この上に第4層S4のグリーンシート
が積層され、焼成される。この焼成後に、第4の層S4
の上面に、第1の延長電極11、第2の延長電極41、
グランド電極G3を形成する導電性ペーストが印刷され
る。この場合、第1の延長電極11とグランド電極G3
とは、セラミックスを介してコンデンサ用電極20と対
向し、第2の延長電極41とグランド電極G3とは、セ
ラミックスを介してコンデンサ用電極30と対向してい
る。なお、第1の中心導体L1、第2の中心導体L2
は、インダクタを構成している。
【0014】また、図1において、接続用導体21、3
1が存在する面、延長電極11、41が存在する面を、
それぞれ積層型フィルタF1の正面、上面とすると、積
層型フィルタF1の左側面、右側面、背面、底面にそれ
ぞれ、延長電極11に接続された第1の入出力用電極1
0、延長電極41に接続された第2の入出力用電極4
0、グランド電極G、グランド電極G1が印刷されてい
る。積層型フィルタF1の正面において、中心導体L1
とコンデンサ用電極20とを接続する接続用導体21を
形成する導電性ペーストが印刷され、中心導体L2とコ
ンデンサ用電極30とを接続する接続用導体31を形成
する導電性ペーストが印刷されている。
【0015】また、延長電極11、41と、グランド電
極G3とが積層型フィルタF1の上面に形成されてい
る。
【0016】図4は、上記実施例の等価回路図である。
【0017】この実施例において、第1の延長電極11
と第1のコンデンサ用電極20とがセラミックスを介し
て互いに対向し、第1の延長電極11と第1のコンデン
サ用電極20とセラミックスとによって第1の入出力コ
ンデンサC1が形成され、第2の延長電極41と第2の
コンデンサ用電極30とがセラミックスを介して互いに
対向し、第2の延長電極41と第2のコンデンサ用電極
30とセラミックスとによって第2の入出力コンデンサ
C4が形成されている。
【0018】また、第1のコンデンサ用電極20が第1
の中心導体L1に接続され、第1のコンデンサ用電極2
0とグランド電極G2、G3との間で第1の共振コンデ
ンサC2が形成され、第2のコンデンサ用電極30が第
2の中心導体L2に接続され、第2のコンデンサ用電極
30とグランド電極G2、G3との間で第2の共振コン
デンサC3が形成されている。
【0019】次に、上記実施例の動作について説明す
る。
【0020】図5は、上記実施例において、コンデンサ
の容量を調整する場合の説明図であり、積層型バンドパ
スフィルタF1の上面図である。
【0021】上記実施例において、第1の入出力コンデ
ンサC1は、コンデンサ用電極20と延長電極11との
対向部分で形成され、延長電極11をトリミングしてト
リミング部T1を作ると、入出力コンデンサC1の容量
を減少させることができ、第1の共振コンデンサC2
は、コンデンサ用電極20とグランド電極G2、G3と
の対向部分で形成され、グランド電極G3のうちでコン
デンサ用電極20と対向する部分をトリミングしてトリ
ミング部T2を作ると、共振コンデンサC2の容量を減
少させることができる。また、第2の共振コンデンサC
3は、コンデンサ用電極30とグランド電極G2、G3
との対向部分で形成され、グランド電極G3のうちでコ
ンデンサ用電極30と対向する部分をトリミングしてト
リミング部T3を作ると、共振コンデンサC3の容量を
減少させることができ、第2の入出力コンデンサC4
は、コンデンサ用電極30と延長電極41との対向部分
で形成され、延長電極41をトリミングしてトリミング
部T4を作ると、入出力コンデンサC4の容量を減少さ
せることができる。なお、図4において、各符号の下に
カッコで示した符号は、それを構成する電極の符号であ
り、そのうちでアンダーラインを付した符号は、容量を
調節する場合にトリミングする電極の符号である。
【0022】ところで、コンデンサC1、C2、C3、
C4の容量を調整する場合、延長電極11、グランド電
極G3の図5における左側部分、グランド電極G3の図
5における右側部分、延長電極41をトリミングすれば
よく、これらトリミング部T1、TR2、T3、T4は
全て、積層型バンドパスフィルタF1の上面に存在する
ので、4つのコンデンサの容量調整に際して、サンドブ
ラストのノズルをX軸、Y軸方向のみ制御すればよく、
Z軸方向に制御する必要がないので、容量調整の作業が
容易であり、またコンデンサの容量を調整する自動調整
機を簡素にすることができる。
【0023】上記実施例において、延長電極11、41
と、グランド電極G3とが積層型フィルタF1の上面に
形成されているが、第1の入出力用コンデンサC1を形
成する電極と、第2の入出力用コンデンサC4を形成す
る電極と、第1の共振コンデンサC2を形成する電極
と、第2の共振コンデンサC3を形成する電極とが同一
の表面に形成されていさえすればよく、これらの電極が
上面以外の1つの面(1つの側面、または底面)に形成
されていればよい。これによって、フィルタF1を構成
するコンデンサの容量を調整するために行う電極のトリ
ミングが、1つの面で、全て調整できるので、容量調整
が容易である。
【0024】また、上記実施例においては、延長電極1
1、41、グランド電極Gの組がフィルタF1の上面に
設けられ、これらと対向するコンデンサ用電極20、3
0がセラミックスを介してフィルタF1の内部に設けら
れている(コンデンサ用電極20、30がフィルタF1
の内部層として設けられている)が、この関係を逆にし
てもよい。すなわち、コンデンサ用電極20、30をフ
ィルタF1の上面に設け、延長電極11、41、グラン
ド電極Gの組をセラミックスを介してフィルタF1の内
部に設ける(延長電極11、41、グランド電極Gの組
をフィルタF1の内部層として設ける)ようにしてもよ
い。また、図5において、コンデンサ用電極20をフィ
ルタF1の上面に設け、セラミックスを介してフィルタ
F1の内部に延長電極11を設ける(延長電極11をフ
ィルタF1の内部層として設ける)ようにしてもよく、
図5において、コンデンサ用電極30をフィルタF1の
上面に設け、セラミックスを介してフィルタF1の内部
に延長電極41を設ける(延長電極41をフィルタF1
の内部層として設ける)ようにしてもよい。
【0025】つまり、第1の入出力用コンデンサを形成
する電極、第2の入出力用コンデンサを形成する電極、
第1の共振コンデンサを形成する電極、第2の共振コン
デンサを形成する電極のうちの少なくとも1つの電極
を、フィルタF1の同一の表面に形成してあればよい。
【0026】上記実施例では、中心導体L1によって構
成されるインダクタと共振コンデンサC2とで1段目の
共振回路が構成され、中心導体L2によって構成される
インダクタと共振コンデンサC3とで2段目の共振回路
が構成され、つまり、2段の共振回路でバンドパスフィ
ルタを構成しているが、1段の共振回路でバンドパスフ
ィルタを構成するようにしてもよい。共振回路を1段で
構成した場合におけるバンドパスフィルタの例として
は、図4に示す回路図から、中心導体L2、共振コンデ
ンサC3を削除し、入出力コンデンサC4の図中、左端
を入出力コンデンサC1の図中、右端に接続したものが
考えられる。つまり、図3において、コンデンサ用電極
20と30とを接続し、中心導体31を削除したもの
が、共振回路を1段で構成した場合におけるバンドパス
フィルタの例である。また、3段以上の共振回路によっ
て構成されたバンドパスフィルタに本発明を適用するよ
うにしてもよい。
【0027】さらに、上記実施例は、中心導体L1とL
2とを誘導結合している場合の例であるが、これらを容
量結合させるようにしてもよく、誘導結合+容量結合す
るようにしてもよい。なお、中心導体L1とL2とが容
量結合する場合の例としては、図3(1)に示す第4層
S4において、他の電極とは接触しないように新たな電
極用の導電性ペーストを印刷し、セラミックスを介し
て、この新たな電極をコンデンサ用電極20と30とに
重なるように印刷する。このようにすることによって、
新たな電極とセラミックスとを介して、中心導体L1と
L2とが容量結合する。なお、この場合、図3(2)〜
(5)に示す第3層〜第0層は図3の場合と同じであ
る。上記のようにすれば、コンデンサC1、C2、C
3、C4の容量調整とともに、中心導体L1とL2との
容量結合における容量の値をも同時に調整することがで
きる。
【0028】また、上記実施例において、バンドパスフ
ィルタについて説明しているが、バンドエリミネイトフ
ィルタ、ハイパスフィルタ、ローパスフィルタ等、バン
ドパスフィルタ以外のフィルタについても上記と同様に
説明できる。
【0029】
【発明の効果】本発明によれば、入出力端子に延長電極
が接続され、この延長電極とコンデンサ用電極とがセラ
ミックスを介して対向することによって入出力コンデン
サが形成され、コンデンサ用電極が中心導体の開放端に
接続され、コンデンサ用電極とグランド電極との間で共
振コンデンサが形成されている積層型フィルタにおい
て、共振コンデンサの容量と入出力コンデンサの容量と
をともに調整する場合、その容量調整作業が容易であ
り、またコンデンサの容量を調整する自動調整機を簡素
にすることができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例である積層型バンドパスフィ
ルタF1を示す斜視図である。
【図2】図1においてII−II線で縦断した面を矢印
方向から見た縦断左側面図である。
【図3】上記実施例を各層S0〜S4に分割した場合に
おける各層S0〜S4の平面図である。
【図4】上記実施例の等価回路図である。
【図5】上記実施例において、コンデンサの容量を調整
する場合の説明図であり、積層型バンドパスフィルタF
1の上面図である。
【図6】従来例である積層型バンドパスフィルタF2を
示す斜視図であり、同図(1)は、左斜め方向から見た
斜視図であり、同図(2)は、右斜め方向から見た斜視
図である。
【図7】上記従来例の等価回路図である。
【符号の説明】
F1…積層型バンドパスフィルタ、 L1…第1の中心導体、 L2…第2の中心導体、 G、G1、G2、G3…グランド電極、 T1…第1の入出力コンデンサC1の容量調整用トリミ
ング部、 T2…第1の共振コンデンサC2の容量調整用トリミン
グ部、 T3…第2の共振コンデンサC3の容量調整用トリミン
グ部、 T4…第2の入出力コンデンサC4の容量調整用トリミ
ング部、 10…第1の入出力端子、 20…第1のコンデンサ用電極 21…接続用導体、 30…第2のコンデンサ用電極、 31…接続用導体、 40…第2の入出力端子。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 2つの入出力端子にそれぞれ第1の延長
    電極、第2の延長電極が接続され、上記各延長電極とコ
    ンデンサ用電極とが誘電体を介して対向することによっ
    て、第1の入出力コンデンサと第2の入出力コンデンサ
    とが形成され、中心導体によって構成されるインダクタ
    の開放端に上記コンデンサ用電極が接続され、上記コン
    デンサ用電極とグランド電極との間で共振コンデンサが
    形成されている積層型フィルタにおいて、 上記第1の入出力用コンデンサを形成する電極と、上記
    第2の入出力用コンデンサを形成する電極と、上記共振
    コンデンサを形成する電極とが、同一の表面に形成され
    ていることを特徴とする積層型フィルタ。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 上記第1の入出力用コンデンサを形成する電極、上記第
    2の入出力用コンデンサを形成する電極、上記共振コン
    デンサを形成する電極のうちの少なくとも1つの電極が
    トリミングされていることを特徴とする積層型フィル
    タ。
  3. 【請求項3】 請求項1において、 上記インダクタと上記共振コンデンサとによって構成さ
    れる共振器が1段または複数段、設けられていることを
    特徴とする積層型フィルタ。
  4. 【請求項4】 請求項3において、 上記インダクタと上記共振コンデンサとによって構成さ
    れる共振器が複数段、設けられているときに、上記複数
    段の共振器は、誘導結合、容量結合、誘導結合+容量結
    合のうちのいずれかの態様で結合されていることを特徴
    とする積層型フィルタ。
  5. 【請求項5】 請求項4において、 上記インダクタと上記共振コンデンサとによって構成さ
    れる共振器が複数段、設けられ、これら複数段の共振器
    が容量結合されているときに、上記複数段の共振器を容
    量結合する電極と、上記第1の入出力用コンデンサを形
    成する電極と、上記第2の入出力用コンデンサを形成す
    る電極と、上記共振コンデンサを形成する電極とが、同
    一の表面に形成されていることを特徴とする積層型フィ
    ルタ。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH06268406A (ja) * 1993-03-12 1994-09-22 Matsushita Electric Ind Co Ltd 積層型フィルタ
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