JPH04127409A - トランス - Google Patents

トランス

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Publication number
JPH04127409A
JPH04127409A JP2249592A JP24959290A JPH04127409A JP H04127409 A JPH04127409 A JP H04127409A JP 2249592 A JP2249592 A JP 2249592A JP 24959290 A JP24959290 A JP 24959290A JP H04127409 A JPH04127409 A JP H04127409A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
winding
transformer
primary
capacity
capacitance
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2249592A
Other languages
English (en)
Inventor
Katsumi Tokuda
克己 徳田
Yoshiyuki Konishi
小西 美行
Sukeyuki Kawamoto
祐之 河本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Murata Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Murata Manufacturing Co Ltd
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Publication date
Application filed by Murata Manufacturing Co Ltd filed Critical Murata Manufacturing Co Ltd
Priority to JP2249592A priority Critical patent/JPH04127409A/ja
Publication of JPH04127409A publication Critical patent/JPH04127409A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (a)産業上の利用分野 この発明は、自動発振型コンバータなどに用いられるト
ランスに関する。
(b)従来の技術 例えば交流高圧電源回路として用いられる自動発振型コ
ンバータは、トランスと、このトランスの一次巻線電流
を断続するスイッチング回路がら構成されている。
この種の自動発振型コンバータの主要回路図を第4図お
よび第5図に示す。同図において1は一次巻′41AN
1、二次巻線N2および正帰還巻線N3からなる高圧ト
ランスであり、その−次側にはトランジスタQ1、抵抗
R3,R4およびコンデンサC3からなる自動発振を行
うスイッチング回路が接続されている。そしてトランス
の二次側から所定の交流高電圧が出力される。なお、抵
抗R5は負荷である。一般に高圧トランスは二次巻線の
巻数が多いために、等価的な巻線容量Csが存在する。
一般に自動発振型コンバータにおけるスイッチング回路
はトランスの一次巻線のインダクタンスとトランスの一
次側および二次側の静電容量とにより定まる周波数で共
振する。高圧トランスの場合には、この共振容量のほと
んどが二次巻線容量であり、よって−次巻線インダクタ
ンスと二次巻線容量の一次換算値によりLC共振周波数
が決定される。
また、この共振周波数を所定値にするために、第5図に
示すようにトランスの二次側にコンデンサC3′を接続
して、このコンデンサC8′とトランスの二次巻線容量
Csの合成容量が共振容量として用いられることもある
(C)発明が解決しようとする課題 ところが、このようにLC共振させた自動発振型コンバ
ータにおいては、殆どトランスの二次側に共振電流が流
れるため、トランスの二次巻線による発熱量が多いとい
う特性を備えている。トランスの二次巻線の銅損を小さ
くするためには巻線径を大きくすればよいが、特に高圧
トランスを用いる場合には二次巻線の巻数が多いため、
トランス全体が大型化するという問題があった。
トランスの二次巻線による発熱量が多いのはほとんど、
トランスの二次巻線に共振電流が流れるためであり、こ
の共振電流を一次巻線と二次巻線に分散させれば二次巻
線による発熱の問題を軽減することができる。そこで共
振電流を一次巻線と二次巻線に分散させるための条件を
求める。
トランスの一次巻線と二次巻線の巻数比を1:n、トラ
ンスの一次巻線と二次巻線の抵抗比をR1:R2=1 
:m、共振周波数をf、−次巻線の電圧をV、−次側と
二次側の共振容量をそれぞれC1,C2とするとき、ト
ランスの銅損は以下のように考えられる。
一次換算した全体の共振電流Iは 1=V・2πf−C・・・(11 ここでCは一次換算の共振容量であり C−C1+n” C2−(2) である。
共振電流■は一次巻線と二次巻線との容量比で流れてい
る。ここで−次換算したその容量比をC1:n” C2
=17CX とすると、−次巻線電流■1と二次巻線電流■2は次の
ようになる。
I 1=1/ (1+α)■       ・・・(3
)12 = (1/fl)(α/(1+ (M)) I
    ・+4)したがって銅損Pcは Pc−112R1+12” R2 = (V ・2 rcf  −C)”R1(1/(1+
 α)2)×(1+α”m/n”)        ・
・・(5)として求められる。
次に共振周波数f=1/2π、/LCを一定として、共
振容量C1と02の比率を変えることによって銅損Pc
を最小にする。銅損Pcをαの関数と考え、 P c(α)=A(1/(1+α)”)(1+cx” 
m/n”)・・・(6) ただしA= (V・2πf−C)”RIPc(α)でα
を微分すると、 d P c(α)/d α=A(2/(1+α)3)×
(αm/n” −1) ・・・(7) したがって、 α=n”7m のときPcは極小値をとる。
このときの共振容I比は C1:n” C2=1 :n” つまり C1二 02=m:  1 7m ・・・(8) となる。
このように−次側共振容量C1と二次側共振容量C2と
の比を定めることによって共振電流をトランスの一次側
と二次側とに分散させてトランスの銅損を最小にするこ
とができる。したがってトランスの一次巻線と二次巻線
の抵抗比および巻線容量に応じて、一般には一次側に接
続するコンデンサC1の容量を定めることによって、そ
のトランスを用いたときの銅損を最小化して効率の高い
自動発振型コンバータを構成することができる。
しかし、トランスの外部にトランスの一次側共振容量と
してコンデンサを取りつけるための特別な空間が必要と
なり大型化する。また部品点数が多くなりコスト高にな
るという新たな問題が生じる。
この発明の目的は、外部にコンデンサを取りつけること
なくトランスの一次側共振容量を形成したトランスを提
供することにある。
(d)課題を解決するための手段 この発明は、−次巻線のインダクタンスと一次側および
二次側の共振容量とにより定まる周波数で共振して一次
巻線電流を断続するスイッチング回路とともに電源回路
を構成するトランスであって、 金属箔を巻回して一次巻線を形成するとともに、各巻線
間の静電容量により一次側共振容量を形成したことを特
徴とする。
fe)作用 この発明のトランスにおいては、−次巻線が巻回された
金属箔により構成されているため、各巻線間の対向面積
が従来の通常の巻線に比較して大幅に増大する。従って
巻線容量だけで所定の一次側共振容量を形成することが
でき、外付けのコンデンサが不要となる。
第1図はこの発明のトランスを用いた自動発振型コンバ
ータの回路図である。第1図において01は一次巻線容
量であり、これが−次側共振容量として作用する。また
、Csは二次巻線容量であり、必要に応じて外部に接続
したコンデンサCs′とともに二次側共振容量として作
用する。CsとC8′の合成容量を02とし、トランス
の一次巻線に対する二次巻線の抵抗比をmとすれば、C
1:C2=m:1の関係となるように01を定めればト
ランスの銅損を最小にすることができる。
(fl実施例 この発明の実施例であるトランスの主要部の構造を第2
図に示す。同図において4は金属箔を絶縁シートととも
に重ね合わせ円筒状に巻回した一次巻線であり、この−
次巻線にコア3を挿通している。なおコア3を接地電位
に接続している。−次巻線容量および巻線とコア間の容
量は金属箔の面積や絶縁シートの誘電率または絶縁シー
トの厚み寸法によって所定値に定める。
上記トランスを用いた自励発振型コンバータの回路図を
第3図に示す。
第3図において1は一次巻線N1、二次巻線N2および
正帰還巻線N3からなるトランスである。このトランス
の一次巻線N1には巻線容量C1が形成されている。ま
た−次巻線N1とトランスのコア間にも容量C4が形成
されている。さらに二次5iltiN2には巻線容量C
sが形成されているトランスの一次巻線N1と正帰遠巻
!N3にはスイッチングトランジスタQ1、抵抗R3,
R4およびコンデンサC3からなるスイッチング回路を
接続している。また、トランスの二次巻線N2には二次
巻線の巻線容量Csとともに二次側共振容量として作用
するコンデンサCslを接続し、更に出力端子にダミー
抵抗R5を接続している。
このように構成したことにより、トランスの一次側に接
続したスイッチング回路はトランスの一次巻線N1のイ
ンダクタンスと一次側共振容量(C1と04の合成容量
)と二次側共振容量(CsとCs’の合成容量)とによ
って定まる周波数で自動発振するとともに、トランスの
一次巻線N1に流れる電流を断続する。これによりトラ
ンスの二次巻線N2に生じる起電圧は巻線容量Csおよ
びコンデンサCs’により波形整形されて負荷へ出力さ
れる。
ここで、トランスの一次巻線N1の直流抵抗に対する二
次巻線N2の直流抵抗の比をmとしてC8とCs’の合
成容量を02とすれば、この合成容量C2に対する巻線
容量C1と04の合成容量の比がmとなるようにコンデ
ンサC1およびC4の値を定めている。したがって、前
述した通り共振電流はトランスの一次側と二次側に分散
されてトランスにおける銅損が最小となる。
なお、上記実施例ではトランスのコアを接地することに
より、−次巻線とコア間の容置C4も用いたが、トラン
スのコアを電源電位に接続してもよい。
(g1発明の効果 この発明によれば、トランスの一次巻線が一次インダク
タンスだけでなく、−次インダクタンスに並列に接続さ
れた大容量のキャパシタンスを形成することができ、こ
のキャパシタンスを一次側共振容量として用いることが
可能となる。前述のように、共振電流がトランスの一次
側と二次側に分散されるように一次側共振容量を定める
ことによりトランスの銅損を最小にすることができる。
このため小型で発熱量の少ないトランスを構成すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の詳細な説明する図である。 第2図はこの発明の実施例であるトランスの主要部の構
造を表す図である。第3図は同トランスを用いた自動発
振型コンバータの回路図である。第4図および第5図は
従来の自動発振型コンバータの回路例である。 1−トランス、 CI−一次側共振容量。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)一次巻線のインダクタンスと一次側および二次側
    の共振容量とにより定まる周波数で共振して一次巻線電
    流を断続するスイッチング回路とともに電源回路を構成
    するトランスであって、金属箔を巻回して一次巻線を形
    成するとともに、各巻線間の静電容量により一次側共振
    容量を形成したことを特徴とするトランス。
JP2249592A 1990-09-18 1990-09-18 トランス Pending JPH04127409A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2249592A JPH04127409A (ja) 1990-09-18 1990-09-18 トランス

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Family

ID=17195312

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JP2249592A Pending JPH04127409A (ja) 1990-09-18 1990-09-18 トランス

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JP (1) JPH04127409A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0767357A (ja) * 1993-08-30 1995-03-10 Masakazu Ushijima 放電管用インバーター回路

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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