JPH0113402Y2 - - Google Patents

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JPH0113402Y2
JPH0113402Y2 JP16974882U JP16974882U JPH0113402Y2 JP H0113402 Y2 JPH0113402 Y2 JP H0113402Y2 JP 16974882 U JP16974882 U JP 16974882U JP 16974882 U JP16974882 U JP 16974882U JP H0113402 Y2 JPH0113402 Y2 JP H0113402Y2
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JP
Japan
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winding
discharge lamp
lamp lighting
windings
high voltage
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JP16974882U
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Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の技術分野〕 本考案はインバータトランスに係り、乾式複写
機などに用いられるインバータ方式の高周波電源
装置に使用するトランスに関する。
〔考案の技術的背景とその問題点〕
一般に乾式複写機、電気集塵器などに用いられ
る電源装置には、高電圧用インバータ回路と、放
電灯点灯用インバータ回路があり、高電圧用イン
バータ回路は整流回路を介して整流された高電圧
出力によりコロナ放電を起し、帯電または集塵作
用を行う場合に用いられ、放電灯点灯用インバー
タ回路は交流出力により螢光ランプ、殺菌ランプ
などのような低圧水銀ランプを点灯するために用
いられるもので、従来は高電圧用インバータ回路
と放電灯点灯用インバータ回路とはそれぞれ別個
に独立して設けられていた。しかしながら近年機
器の小型化の要請から上記両インバータ回路が近
接して配置され、場合によつては一つのケース内
に両インバータ回路を収納する必要が生じて来
た。しかしながら両インバータ回路を近接して配
置した場合、両インバータ回路の発振周波数が異
なること、発振周波数を等しくしても位相を揃え
ることは実際上困難であり位相が異なることから
互いの回路の干渉による影響例えば入力電流が増
加し効率が悪くなるなどの特性的な悪い影響があ
り、またそれぞれ回路が独立しているためコスト
が高くなり、小型化に不利であるなどの欠点を有
する。
そこで第1図に示すように一つの発振回路と二
つの出力巻線すなわち高電圧発生用巻線と放電灯
点灯用巻線を備えたインバータトランスによる電
源装置が実用化されている。この2出力巻線を備
えたインバータトランスは、フエライトなどの磁
性材料からなる2分割コア1の一方の側脚2に一
次巻線3とこの一次巻線3と同軸に高電圧発生用
巻線4を巻回装着し、他方の側脚5に放電灯点灯
用巻線6を巻回装着し、一次巻線3に対して放電
灯点灯用巻線6が磁気的に疎結合されている。こ
の構成では放電灯点灯用巻線6にリケージインダ
クタンスが生じ、このリケージインダクタンスが
インピーダンスとなり、放電灯の放電電流を制御
する働きをし、またリケージインダクタンスの大
きさは巻線によつてばらつきが多く、製造上均一
にすることは非常に困難である。また本来放電電
流は電流制御用コンデンサによつて行うが、これ
にリケージインダクタンスによる不確実な電流の
制限が加わるため、規定の放電電流を得ることが
困難である。
〔考案の目的〕
本考案は上記欠点に鑑みなされたもので、小形
に組立てられ放電灯点灯用巻線にリケージインダ
クタンスの発生が殆んどなく、放電灯の放電電流
が容易に得られるインバータトランスを提供する
ものである。
〔考案の概要〕
本考案は、トランジスタ回路に接続される一次
巻線と、この一次巻線に対して絶縁して巻回され
た高電圧発生用巻線および放電灯点灯用巻線と、
前記3種類の巻線を巻回装着するコアとを具備
し、前記3種類の巻線を前記コアの同軸上にコア
側から一次巻線、放電灯点灯用巻線、高電圧発生
用巻線の順に重ねて磁気的にこの3種類の巻線を
密結合してなるものである。
〔考案の実施例〕
本考案の一実施例の構成を第2図、第3図につ
いて説明する。
10はフエライトなどの磁性材料からなるコ字
形に2分割されたコアで、このコア10の一方の
突き合された一方の側脚11に一次巻線12が巻
回装着され、この一次巻線12に対して絶縁して
この一次巻線12と同軸上に放電灯点灯用巻線1
3が巻回装着され、さらにこの放電灯点灯用巻線
13上に一次巻線12と同軸上に高電圧発生用巻
線14を巻回装着し、コア10側から一次巻線1
2、放電灯点灯用巻線13、高電圧発生用巻線1
4の順に重ねて磁気的に三つの巻線を密結合す
る。
そして回路構成は第3図に示すように前記一次
巻線12は直流電源15に接続したトランジスタ
回路16に接続されている。このトランジスタ回
路16は発振用トランジスタ17、バイアス抵抗
18および帰還用コンデンサ19にて構成されて
いる。
また放電灯点灯用巻線13はコア1に巻回装着
した一次巻線12上に絶縁して巻回装着され、こ
の一次巻線12には電流制御用コンデンサ20が
接続されている。また放電灯点灯用巻線13上に
巻回した高電圧発生用巻線14には整流用ダイオ
ード21が接続されている。
そして前記放電灯点灯用巻線13の出力端には
螢光ランプ、殺菌ランプなどの放電灯が接続され
るようになつており、また高電圧発生用巻線14
の出力端には帯電用または集塵用の負荷が接続さ
れるようになつている。
次にこの実施例の作用について説明する。
インバータトランスの入力側のトランジスタ回
路16にて電圧変動を検出し、この電圧変動を補
償してインバータ回路の入力を一定とし、出力の
安定化を図つている。
そして一次巻線12、放電灯点灯用巻線13お
よび高電圧発生用巻線14は密結合となつて放電
灯点灯用巻線13にリケージインダクタンスの発
生が殆んどなくなり、放電灯の電流制御用コンデ
ンサ20によつて規定の電流が出力される。
〔考案の効果〕
本考案によれば、一次巻線、放電灯点灯用巻
線、および高電圧発生用巻線を順次コアに同軸上
に巻回したので、この各巻線は密結合となり、放
電灯点灯用巻線にリケージインダクタンスの発生
が殆んどなく、所定の放電灯の放電電流が得ら
れ、一つのトランスにて二つの出力巻線を備える
ことができ、機器の小型化が可能となるものであ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のインバータトランスの断面図、
第2図は本考案の一実施例を示すインバータトラ
ンスの断面図、第3図は同上インバータトランス
を接続した回路図である。 10……コア、12……一次巻線、13……放
電灯点灯用巻線、14……高電圧発生用巻線。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. トランジスタ回路に接続される一次巻線と、こ
    の一次巻線に対して絶縁して巻回された高電圧発
    生用巻線および放電灯点灯用巻線と、前記3種類
    の巻線を巻回装着するコアとを具備し、前記3種
    類の巻線を前記コアの同軸上にコア側から一次巻
    線、放電灯点灯用巻線、高電圧発生用巻線の順に
    重ねて磁気的にこの3種類の巻線を密結合したこ
    とを特徴とするインバータトランス。
JP16974882U 1982-11-09 1982-11-09 インバ−タトランス Granted JPS5974714U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16974882U JPS5974714U (ja) 1982-11-09 1982-11-09 インバ−タトランス

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16974882U JPS5974714U (ja) 1982-11-09 1982-11-09 インバ−タトランス

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5974714U JPS5974714U (ja) 1984-05-21
JPH0113402Y2 true JPH0113402Y2 (ja) 1989-04-19

Family

ID=30370763

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JP16974882U Granted JPS5974714U (ja) 1982-11-09 1982-11-09 インバ−タトランス

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JPS5974714U (ja) 1984-05-21

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