JPH04126332A - 微小真空デバイス - Google Patents
微小真空デバイスInfo
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- JPH04126332A JPH04126332A JP22612390A JP22612390A JPH04126332A JP H04126332 A JPH04126332 A JP H04126332A JP 22612390 A JP22612390 A JP 22612390A JP 22612390 A JP22612390 A JP 22612390A JP H04126332 A JPH04126332 A JP H04126332A
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- emitter
- collector
- hole
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Landscapes
- Cold Cathode And The Manufacture (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〈産業上の利用分野〉
本発明は、基板上に設けられた冷陰極型微小真空デバイ
スの性能改善に関する。
スの性能改善に関する。
〈従来の技術〉
第7図は石英基板上に薄膜により形成した横型微小真空
管の概念を示す平面図である0図において1はエミッタ
(カソード)、2はコレクタ(アノード)であり、これ
らは所定の距離を隔てて対向して配置されている。3は
エミッタ1とコレクタ2の間に形成されたゲート(グリ
ッド)であり。
管の概念を示す平面図である0図において1はエミッタ
(カソード)、2はコレクタ(アノード)であり、これ
らは所定の距離を隔てて対向して配置されている。3は
エミッタ1とコレクタ2の間に形成されたゲート(グリ
ッド)であり。
これらは例えばタングステン(W)の薄膜により形成さ
れる。
れる。
第8図(a)、’(b)はゲートの形状を示すもので(
a>は帯状のゲートの上にエミッタの先端に対向して凸
部3a、3bを設けその凸部の間を電子が通り抜ける様
にしたもの、(b)はエミッタの先端に対向する位置の
ゲートをブリッジ状に形成し、このブリッジの中を電子
が通り抜ける櫟にしたものである。このような構成のゲ
ートは単に平面的に形成されたゲートに比較すれば制御
性か優れている。
a>は帯状のゲートの上にエミッタの先端に対向して凸
部3a、3bを設けその凸部の間を電子が通り抜ける様
にしたもの、(b)はエミッタの先端に対向する位置の
ゲートをブリッジ状に形成し、このブリッジの中を電子
が通り抜ける櫟にしたものである。このような構成のゲ
ートは単に平面的に形成されたゲートに比較すれば制御
性か優れている。
〈発明か解決しようとする課題〉
しかしながら、上記従来例における(a)図のゲートは
エミッタの先端とゲートが同一平面状にあるのでエミッ
タから電界放出した電子かコレクタに流れ込むためには
ゲートを飛越えなくてはならず、コレクタよりもゲート
へ流入する電子が多くなりコレクタ電流よりもゲート電
流の方が多くなってしまうのでコレクタ効率および制御
性が良くないという問題がある。また、(b)図に示す
ものは電子がゲートを飛越える必要は無いので若干の改
善はあるか、ゲートかコ字状に形成されているのでエミ
ッタから飛来する電子に対して制御性が悪いという問題
かある。
エミッタの先端とゲートが同一平面状にあるのでエミッ
タから電界放出した電子かコレクタに流れ込むためには
ゲートを飛越えなくてはならず、コレクタよりもゲート
へ流入する電子が多くなりコレクタ電流よりもゲート電
流の方が多くなってしまうのでコレクタ効率および制御
性が良くないという問題がある。また、(b)図に示す
ものは電子がゲートを飛越える必要は無いので若干の改
善はあるか、ゲートかコ字状に形成されているのでエミ
ッタから飛来する電子に対して制御性が悪いという問題
かある。
本発明は上記従来技術の問題を解決するために成された
もので、放出電子のより効果的な制御が可能な微小真空
デバイスを提供することを目的とする。
もので、放出電子のより効果的な制御が可能な微小真空
デバイスを提供することを目的とする。
く課題を解決するための手段〉
上記従来技術の課題を解決する為の本発明の構成は、請
求項1においては、基板の同一平面上に所定の間隔を隔
ててエミッタとコレクタが形成され、前記エミッタとコ
レクタの間にゲートを形成した微小真空デバイスにおい
て、前記ゲートは前記エミッタとコレクタの間の基板に
形成した穴の底部を含んで形成したことを特徴とするも
のであり。
求項1においては、基板の同一平面上に所定の間隔を隔
ててエミッタとコレクタが形成され、前記エミッタとコ
レクタの間にゲートを形成した微小真空デバイスにおい
て、前記ゲートは前記エミッタとコレクタの間の基板に
形成した穴の底部を含んで形成したことを特徴とするも
のであり。
請求項2.3においては、ゲートに貫通孔を形成し、エ
ミッタから放出される電子がゲートの貫通孔を通るよう
にするとともに、エミッタの先端の延長部がゲートに設
けた貫通孔の中心付近に位置する様に構成したことを特
徴とするものであり。
ミッタから放出される電子がゲートの貫通孔を通るよう
にするとともに、エミッタの先端の延長部がゲートに設
けた貫通孔の中心付近に位置する様に構成したことを特
徴とするものであり。
請求項4.5においては、ゲートに貫通孔を形成し、エ
ミッタの先端をゲートの貫通孔の中に配置するとともに
、エミッタの先端が貫通孔の中心付近に位置する様に構
成したことを特徴とするものである。
ミッタの先端をゲートの貫通孔の中に配置するとともに
、エミッタの先端が貫通孔の中心付近に位置する様に構
成したことを特徴とするものである。
く作用〉
請求項1においては、エミッタの先端に位置するゲート
が孔の底部に形成されているのでエミッタから放出され
た電子はゲートに邪魔されずにコレクタに達することが
できる。
が孔の底部に形成されているのでエミッタから放出され
た電子はゲートに邪魔されずにコレクタに達することが
できる。
請求項2.3においてはゲートに貫通孔を形成するとと
もに、エミッタ先端の延長部を貫通孔の中心付近に位置
させるので、エミッタから放出される電子の制御を効果
的にできる。
もに、エミッタ先端の延長部を貫通孔の中心付近に位置
させるので、エミッタから放出される電子の制御を効果
的にできる。
請求項4.5においてはゲートに貫通孔を形成するとと
もに、エミッタの先端を貫通孔中に配置し、かつ、その
孔の中心付近に位置させるので。
もに、エミッタの先端を貫通孔中に配置し、かつ、その
孔の中心付近に位置させるので。
エミッタから放出される電子はゲートの影響をほとんと
受けずにアノード電圧により電界放出を起こす、この場
合、ゲートは加速電極としての役割を持たないのでゲー
トは負の電圧でも動作する。
受けずにアノード電圧により電界放出を起こす、この場
合、ゲートは加速電極としての役割を持たないのでゲー
トは負の電圧でも動作する。
〈実施例〉
以下9本発明を図面を用いて詳細に説明する。
第1図は本発明の請求項1に関する一実施例を示す斜視
図である。
図である。
第1図において10は基板(例えば石英やサファイヤ)
であり、この基板上には例えば−辺が5×10μm、深
さ1μm程度の穴11かエツチングにより形成され、こ
の穴を挟んでWやMo等で形成したエミッタ1.コレク
タ2が形成されている。3はゲートであり2穴11の中
心付近を横断して形成されている(この場合、エミッタ
の先端は図に示すように鋭角に形成する)。
であり、この基板上には例えば−辺が5×10μm、深
さ1μm程度の穴11かエツチングにより形成され、こ
の穴を挟んでWやMo等で形成したエミッタ1.コレク
タ2が形成されている。3はゲートであり2穴11の中
心付近を横断して形成されている(この場合、エミッタ
の先端は図に示すように鋭角に形成する)。
上記構成によればゲート3は基板表面から窪んだ位置に
形成されるので、エミッタ1から飛来する電子がゲート
3に妨げられることなくコレクタ2に到達する。その結
果、コレクタ効率および制御性を向上させることができ
る。また、この様な構成のものは第8図(b)に示すも
のに比較して製造が簡単である。
形成されるので、エミッタ1から飛来する電子がゲート
3に妨げられることなくコレクタ2に到達する。その結
果、コレクタ効率および制御性を向上させることができ
る。また、この様な構成のものは第8図(b)に示すも
のに比較して製造が簡単である。
第2図(a)、(b)は請求項2.3に関する一実施例
を示すもので、(a)は斜視図、(b)は概略工程を示
す断面図である。この第2図で示すゲート3の貫通孔は
第1図の工程に引続いて作製するが、第1図の工程も含
めて説明する。
を示すもので、(a)は斜視図、(b)は概略工程を示
す断面図である。この第2図で示すゲート3の貫通孔は
第1図の工程に引続いて作製するが、第1図の工程も含
めて説明する。
工程(1)
基板10に例えば−辺が5×10μm、深さ1μm程度
の穴11を複数個(図では1個のみを示す)パターニン
グ及びエツチングを行って形成する。
の穴11を複数個(図では1個のみを示す)パターニン
グ及びエツチングを行って形成する。
工程(2)
前記穴11を含む基板10上にWをスパッタ等により0
.1μm程度の厚さに形成しエミッタ。
.1μm程度の厚さに形成しエミッタ。
コレクタおよびゲートのパターニングを行う(図はゲー
トの断面を示している)。この場合、基板とWの間に厚
さ0.5μm程度の低抵抗金属(例えばAiF、 Ni
、シリサイド薄膜等)を形成してもよい。また、ゲー
ト3の幅は穴11の中央付近に例えは7μm程度の幅で
形成する。
トの断面を示している)。この場合、基板とWの間に厚
さ0.5μm程度の低抵抗金属(例えばAiF、 Ni
、シリサイド薄膜等)を形成してもよい。また、ゲー
ト3の幅は穴11の中央付近に例えは7μm程度の幅で
形成する。
工程(3)
前記穴11を含む基板全面にレジスト12を塗布し、穴
11.およびこの穴の縁部近傍のゲート上を除いてレジ
スト12−を除去する。
11.およびこの穴の縁部近傍のゲート上を除いてレジ
スト12−を除去する。
工程(4)
基板全面にW薄膜3aをスパッタ等により形成し、ゲー
ト部及びエミッタ、コレクタ部を除いてW薄膜を除去す
る。
ト部及びエミッタ、コレクタ部を除いてW薄膜を除去す
る。
工程(5)
ゲート3.3aに挟まれた部分を含む穴11の中のレジ
ストを除去して貫通孔14を形成する。
ストを除去して貫通孔14を形成する。
なお、工程3で形成するレジストの厚さは2μm程度と
し、エミッタの先端を延長した場合9貫通孔14の中央
付近に位置する程度の厚さとする。
し、エミッタの先端を延長した場合9貫通孔14の中央
付近に位置する程度の厚さとする。
上記構成によればゲート3がエミッタ1と同一平面上に
ないのでエミッタ1から飛来する電子がゲートに衝突す
る量を減らすことができ、さらに電子は貫通孔14の中
を通過するので電子の制御性を向上させることができる
。
ないのでエミッタ1から飛来する電子がゲートに衝突す
る量を減らすことができ、さらに電子は貫通孔14の中
を通過するので電子の制御性を向上させることができる
。
第3図(a>、(b)は本発明の請求項2,3に間する
他の実施例を示すもので、(a)は要部斜視図、(b)
は(a)図のA−A断面を示す概略製作工程図である。
他の実施例を示すもので、(a)は要部斜視図、(b)
は(a)図のA−A断面を示す概略製作工程図である。
(b)図の工程に従って説明する。
工程(1)
石英基板10の上にCVD法、スパッタ法等により51
02M4を0.5μm程度の厚さに形成しパターニング
を行って所定の箇所以外を除去する。
02M4を0.5μm程度の厚さに形成しパターニング
を行って所定の箇所以外を除去する。
工程(2)
S i 02膜4を含む基板10上にWを0.2μm程
度の厚さにスパッタ等により形成し、パターニングを行
って(a>図に示すエミッタ1.コレクタ2およびゲー
ト3の一部を構成するW膜以外を除去する。
度の厚さにスパッタ等により形成し、パターニングを行
って(a>図に示すエミッタ1.コレクタ2およびゲー
ト3の一部を構成するW膜以外を除去する。
工程(3)
W膜を含む基板10上にレジスト12を塗布し。
エミッタ1の先端イ部を除くイ一部、コレクタ2上の口
部、およびゲート3の脚となる部分二、ホ(a図参照)
のレジスト12を除去し、そのレジストを除去した部分
にレジスト12の厚さとほぼ同じ厚さに例えばニッケル
めっき5を施す、その結果イ一部9口部および(a)図
の二、ホで示す部分のみにニッケルめっき5が施され他
の部分はレジスト12で覆われた状態となる。
部、およびゲート3の脚となる部分二、ホ(a図参照)
のレジスト12を除去し、そのレジストを除去した部分
にレジスト12の厚さとほぼ同じ厚さに例えばニッケル
めっき5を施す、その結果イ一部9口部および(a)図
の二、ホで示す部分のみにニッケルめっき5が施され他
の部分はレジスト12で覆われた状態となる。
工程(4)
全面にWをスパッタ等により数μm形成し、パターニン
グを行って工程3で形成した二、ホ部〈a図参照〉を含
む3aの膜およびコレクタ上の膜2aを残してW膜を除
去する。
グを行って工程3で形成した二、ホ部〈a図参照〉を含
む3aの膜およびコレクタ上の膜2aを残してW膜を除
去する。
工程(5)
イ、へ部を含むレジストを除去する。その結果ゲートに
は二、ホ部を脚とし3aで囲まれた貫通孔へが形成され
る。
は二、ホ部を脚とし3aで囲まれた貫通孔へが形成され
る。
その後5i024のエツチングを行いエミッタ1の先端
部の下部を除去する。なお、この例においても工程3に
おけるレジストの厚さはエミッタの先端を延長した場合
、その延長光が貫通孔ハの中央付近に位置する程度に形
成する。
部の下部を除去する。なお、この例においても工程3に
おけるレジストの厚さはエミッタの先端を延長した場合
、その延長光が貫通孔ハの中央付近に位置する程度に形
成する。
上記の製造工程によればエミッタ1とコレクタ2の間に
貫通孔ハを有するゲート3を形成することができ、エミ
ッタ1の先端は基板10から浮いた状態にあるのでエミ
ッタ1から放出された電子はゲート3に衝突することな
くコレクタ2側に飛来するので電子の制御性を向上させ
ることかできる。
貫通孔ハを有するゲート3を形成することができ、エミ
ッタ1の先端は基板10から浮いた状態にあるのでエミ
ッタ1から放出された電子はゲート3に衝突することな
くコレクタ2側に飛来するので電子の制御性を向上させ
ることかできる。
第4図は請求項4.5に関する一実施例を斜視図(a)
及び概略製作工程を示す断面図(b)である。(b)図
の工程に従って説明する。
及び概略製作工程を示す断面図(b)である。(b)図
の工程に従って説明する。
工程1
基板(例えば石英やサファイヤ)10にパタニング及び
エツチングを行って穴11を形成する。
エツチングを行って穴11を形成する。
工程2
穴11を含む基板上にA(1/Wを付着させてパターニ
ングを行い穴11の底部を含む基板上にゲト3及びコレ
クタ2を形成する。
ングを行い穴11の底部を含む基板上にゲト3及びコレ
クタ2を形成する。
工程3
コレクタ2及びゲート3を形成した基板10上にレジス
ト12を塗布しパターニングを行って穴11の部分を残
してレジストを除去した後、Al/Wを基板上に付着さ
せ、エミッタ1とコレクタ2の部分を残してパターニン
グを行ってW膜を除去する。このときエミッタの先端は
ゲート3の上部に重なる位置まで延長されており、コレ
クタは2重(2及び2a)に形成されている。
ト12を塗布しパターニングを行って穴11の部分を残
してレジストを除去した後、Al/Wを基板上に付着さ
せ、エミッタ1とコレクタ2の部分を残してパターニン
グを行ってW膜を除去する。このときエミッタの先端は
ゲート3の上部に重なる位置まで延長されており、コレ
クタは2重(2及び2a)に形成されている。
工程4
基板10上にレジスト12−を塗布し、エミッタ1及び
コレクタ2の先端(矢印H,H−で示す部分)及び穴1
1の上部を残してレジスト12を除去した後、Wlkl
膜を全面に付着させ、エミッタ1aとコレクタ2b及び
ゲート3の上部に位置する3aの部分を残してW膜を除
去する。
コレクタ2の先端(矢印H,H−で示す部分)及び穴1
1の上部を残してレジスト12を除去した後、Wlkl
膜を全面に付着させ、エミッタ1aとコレクタ2b及び
ゲート3の上部に位置する3aの部分を残してW膜を除
去する。
工程5
六11を含むゲート部分のレジスト(工程4の12.1
2−で示す部分)を除去して貫通孔14を形成する。な
お、工程3.4で形成するレジスト12及び12−の厚
さはエミッタ1の先端が貫通孔の中央付近に位置する程
度の厚さとする。
2−で示す部分)を除去して貫通孔14を形成する。な
お、工程3.4で形成するレジスト12及び12−の厚
さはエミッタ1の先端が貫通孔の中央付近に位置する程
度の厚さとする。
第5図は上記3極管のエミッタとコレクタの関係を模式
的に示すものである。エミッタの先端を球と仮定すると
コレクタ電極がつくるエミッタ先端部の電界(E)は次
式により表わすことができる。
的に示すものである。エミッタの先端を球と仮定すると
コレクタ電極がつくるエミッタ先端部の電界(E)は次
式により表わすことができる。
E= [l/ Ir (1−r))] ・Vo −■!
=コレクタと球の中心までの距離 r=球の半径 Vo=コレクタの電圧 ■式において!〉〉rの場合0式は E=V0/r ・・・■と表わす
ことができる。即ち、エミッタはゲートの影響をほとん
ど受けずにコレクタ電圧により電界放出を起こす。また
、コレクタ電極により加速されたカソードからの電界放
出電子流はゲートにより制御することができる。この場
合、ゲートは加速電極としての役割を持たないのでゲー
ト電圧は負でも動作するのでゲート電流を0にすること
ができる。
=コレクタと球の中心までの距離 r=球の半径 Vo=コレクタの電圧 ■式において!〉〉rの場合0式は E=V0/r ・・・■と表わす
ことができる。即ち、エミッタはゲートの影響をほとん
ど受けずにコレクタ電圧により電界放出を起こす。また
、コレクタ電極により加速されたカソードからの電界放
出電子流はゲートにより制御することができる。この場
合、ゲートは加速電極としての役割を持たないのでゲー
ト電圧は負でも動作するのでゲート電流を0にすること
ができる。
なお9本実施例においては3&管として図示したが第6
図に示すようにゲートを2重、3重(図では省略)に形
成することにより多極管とすることもできる。
図に示すようにゲートを2重、3重(図では省略)に形
成することにより多極管とすることもできる。
また、基板は石英やサファイアの他、窒化アルミ等の絶
縁性か良く放熱性のあるものを使用することかできる。
縁性か良く放熱性のあるものを使用することかできる。
〈発明の効果〉
以上実線例とともに具体的に説明した様に本発明によれ
ば。
ば。
請求項1においてはエミッタから放出された電子がゲー
トに邪魔されずにコレクタに達することができ、請求項
2.3においてはゲートに貫通孔を形成するとともに、
エミッタの先端を貫通孔の中心付近に位置させるので、
エミッタから放出される電子の制御を効果的にできる。
トに邪魔されずにコレクタに達することができ、請求項
2.3においてはゲートに貫通孔を形成するとともに、
エミッタの先端を貫通孔の中心付近に位置させるので、
エミッタから放出される電子の制御を効果的にできる。
また、請求項4.5においてはゲート″S極の制御側が
さらに向上し高い増幅率を得ることができる。また、ゲ
ート電圧を負の領域で動作させることが可能なので本来
の3極管の特性を実現することができる。
さらに向上し高い増幅率を得ることができる。また、ゲ
ート電圧を負の領域で動作させることが可能なので本来
の3極管の特性を実現することができる。
第1図は本発明の請求項1に関する一実施例を示す要部
斜視図、第2図は本発明の請求項2.3に関する一実施
例を示す要部斜視図(a)、および概略工程説明図(b
)、第3図は本発明の請求項2.3に関する他の実施例
を示す要部斜視図(a)、および概略工程説明図(b)
、第4図は本発明の請求項3.4に関する実施例を示す
要部斜視図(a)、および概略工程説明図(b)、第5
図は第4図のカソードとコレクタの関係を示す図、第6
図は多極管として構成した場合の一例を示す断面図、第
7図は従来例を示す平面図、第8図(a>、(b)は他
の従来例を示す斜視図であ4、。 1・・・エミッタ(カソード)、2・・・コレクタ(ア
ノ−ド) 3・・・ゲート(グリッド)、4・・・Si
O2,5・・・めっき層、10・・・基板、11・・・
穴、12・・・レジスト、14・・・貫通孔。
斜視図、第2図は本発明の請求項2.3に関する一実施
例を示す要部斜視図(a)、および概略工程説明図(b
)、第3図は本発明の請求項2.3に関する他の実施例
を示す要部斜視図(a)、および概略工程説明図(b)
、第4図は本発明の請求項3.4に関する実施例を示す
要部斜視図(a)、および概略工程説明図(b)、第5
図は第4図のカソードとコレクタの関係を示す図、第6
図は多極管として構成した場合の一例を示す断面図、第
7図は従来例を示す平面図、第8図(a>、(b)は他
の従来例を示す斜視図であ4、。 1・・・エミッタ(カソード)、2・・・コレクタ(ア
ノ−ド) 3・・・ゲート(グリッド)、4・・・Si
O2,5・・・めっき層、10・・・基板、11・・・
穴、12・・・レジスト、14・・・貫通孔。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1)基板の同一平面上に所定の間隔を隔ててエミッタと
コレクタが形成され、前記エミッタとコレクタの間にゲ
ートを形成した微小真空デバイスにおいて、前記ゲート
は前記エミッタとコレクタの間の基板に形成した穴の底
部を含んで形成したことを特徴とする微小真空デバイス
。 2)基板の同一平面上に所定の間隔を隔ててエミッタと
コレクタが形成され、前記エミッタとコレクタの間にゲ
ートを形成した微小真空デバイスにおいて、前記ゲート
に貫通孔を形成し、前記エミッタから放出される電子が
前記ゲートの貫通孔を通るように構成したことを特徴と
する微小真空デバイス。 3)エミッタの先端の延長部がゲートに設けた貫通孔の
中心付近に位置する様に構成したことを特徴とする請求
項2記載の微小真空デバイス。 4)基板の同一平面上に所定の間隔を隔ててエミッタと
コレクタが形成され、前記エミッタとコレクタの間にゲ
ートを形成した微小真空デバイスにおいて、前記ゲート
に貫通孔を形成し、前記エミッタの先端を前記ゲートの
貫通孔の中に配置したことを特徴とする微小真空デバイ
ス。 5)エミッタの先端がゲートに設けた貫通孔の中心付近
に位置する様に配置したことを特徴とする請求項4記載
の微小真空デバイス。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2-165434 | 1990-06-22 | ||
JP16543490 | 1990-06-22 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04126332A true JPH04126332A (ja) | 1992-04-27 |
Family
ID=15812357
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP22612390A Pending JPH04126332A (ja) | 1990-06-22 | 1990-08-28 | 微小真空デバイス |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04126332A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0474834U (ja) * | 1990-11-08 | 1992-06-30 | ||
JP2007534138A (ja) * | 2003-07-22 | 2007-11-22 | イエダ リサーチ アンド ディベロプメント カンパニー リミテッド | 電子放出装置 |
-
1990
- 1990-08-28 JP JP22612390A patent/JPH04126332A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0474834U (ja) * | 1990-11-08 | 1992-06-30 | ||
JP2007534138A (ja) * | 2003-07-22 | 2007-11-22 | イエダ リサーチ アンド ディベロプメント カンパニー リミテッド | 電子放出装置 |
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