JPH04126183A - 車両用シートの異音防止構造 - Google Patents
車両用シートの異音防止構造Info
- Publication number
- JPH04126183A JPH04126183A JP2245648A JP24564890A JPH04126183A JP H04126183 A JPH04126183 A JP H04126183A JP 2245648 A JP2245648 A JP 2245648A JP 24564890 A JP24564890 A JP 24564890A JP H04126183 A JPH04126183 A JP H04126183A
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- JP
- Japan
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- seat
- frame member
- pad
- spring member
- nonwoven fabric
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- 230000003449 preventive effect Effects 0.000 title 1
- 239000004745 nonwoven fabric Substances 0.000 claims abstract description 21
- JOYRKODLDBILNP-UHFFFAOYSA-N Ethyl urethane Chemical compound CCOC(N)=O JOYRKODLDBILNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims abstract description 20
- 239000000463 material Substances 0.000 claims description 16
- 230000002265 prevention Effects 0.000 claims description 3
- 235000008733 Citrus aurantifolia Nutrition 0.000 description 3
- 235000011941 Tilia x europaea Nutrition 0.000 description 3
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Landscapes
- Chair Legs, Seat Parts, And Backrests (AREA)
- Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は車両用シートの異音防止構造に関する。
一般に車両用シートはシートクツションとシートバック
とより成るが、これらシートクツションとシートバック
はフレーム部材と、このフレーム部材に張設したスプリ
ング部材と、これらフレーム部材およびスプリング部材
上に設置した表皮材が被覆されたパッドとにより構成さ
れている。ただし、スプリング部材がないものもある。
とより成るが、これらシートクツションとシートバック
はフレーム部材と、このフレーム部材に張設したスプリ
ング部材と、これらフレーム部材およびスプリング部材
上に設置した表皮材が被覆されたパッドとにより構成さ
れている。ただし、スプリング部材がないものもある。
これらシートクツション又はシートバックに荷重が加わ
ると、パッドとフレーム部材又はスプリング部材との間
に相対的な滑りが発生し、その際低級前である異音が発
生する。
ると、パッドとフレーム部材又はスプリング部材との間
に相対的な滑りが発生し、その際低級前である異音が発
生する。
従来、この異音の発生を防止するためには、パッドとこ
れに接触するフレーム部材又はスプリング部材との間に
フェルトや粗毛布などの別物の消音材を介装したり、ま
た両者の接触部に石灰などの粉を散村していた。
れに接触するフレーム部材又はスプリング部材との間に
フェルトや粗毛布などの別物の消音材を介装したり、ま
た両者の接触部に石灰などの粉を散村していた。
〔発明が解決しようとする課題)
しかしながら、これらの従来例にあって、前者すなわち
消音材を追加するものは組立工数が増加したり、また消
音材自体が高価であるため、コストアップとなり、さら
に後者の石灰粉を散村するものは当該接触部に石灰粉を
確実に付着することができずその効果が期待できない場
合がある。
消音材を追加するものは組立工数が増加したり、また消
音材自体が高価であるため、コストアップとなり、さら
に後者の石灰粉を散村するものは当該接触部に石灰粉を
確実に付着することができずその効果が期待できない場
合がある。
本発明はかかる従来の課題に着目してなされたもので、
コスト低減を図りつつ確実に異音の発4を防止するよう
にした車両用シートの異音防止判造を提供することを目
的とする。
コスト低減を図りつつ確実に異音の発4を防止するよう
にした車両用シートの異音防止判造を提供することを目
的とする。
かかる目的を達成するため、本発明はフレー1部材と、
該フレーム部材に張架したスプリング自材と、これらフ
レーム部材およびスプリング部木上に設置されかつ表皮
材が被覆されたパッドとコりなる車両用シートにおいて
、 前記パッドの前記フレーム部材およびスプリング部材が
少なくとも接触する部分に、不織布付くレタンシートを
前記バンドに一体形成したもの1ある。
該フレーム部材に張架したスプリング自材と、これらフ
レーム部材およびスプリング部木上に設置されかつ表皮
材が被覆されたパッドとコりなる車両用シートにおいて
、 前記パッドの前記フレーム部材およびスプリング部材が
少なくとも接触する部分に、不織布付くレタンシートを
前記バンドに一体形成したもの1ある。
バンドのフレーム部材およびスプリング部材力接触する
部分に不織布付ウレタンシートが一体に形されているた
め、シートクツションおよびシートバックに荷重が加わ
ると、該不織布付ウレタ〉シートが各フレーム部材およ
びスプリング部材に接触するが、その摩擦抵抗が比較的
大きく滑りkくくなり、異音の発生が抑止される。
部分に不織布付ウレタンシートが一体に形されているた
め、シートクツションおよびシートバックに荷重が加わ
ると、該不織布付ウレタ〉シートが各フレーム部材およ
びスプリング部材に接触するが、その摩擦抵抗が比較的
大きく滑りkくくなり、異音の発生が抑止される。
この場合、不織布付ウレタンシートは極薄でもその効果
があり、またパッドの成形時同時に付設できるため、組
立工数が低減できる。
があり、またパッドの成形時同時に付設できるため、組
立工数が低減できる。
以下図面を参照して本発明の一実施例を説明する。
第1図ないし第4図において、1は車両用シートで、シ
ートクツション2と、ジードパ7り4とにより構成され
ている。
ートクツション2と、ジードパ7り4とにより構成され
ている。
シートクツション2はパン状のフレーム部材5と、この
フレーム部材5上に設置されかつ表皮材6が被覆された
ウレタンフオーム製のパッド7とより成り、表皮材6の
端縁がフレーム部材5にクリップ等により係止されてい
る。
フレーム部材5上に設置されかつ表皮材6が被覆された
ウレタンフオーム製のパッド7とより成り、表皮材6の
端縁がフレーム部材5にクリップ等により係止されてい
る。
−4、シートバック4は枠状のフレーム部材8と、この
フレーム部材8に張架されたS字状スプリング部材9と
、これらフレーム部材8およびスプリング部材9上に設
置されかつ表皮材IOが被覆されたウレタンフオーム製
のパッド11とより成り、表皮材lOの端縁がフレーム
部材8にクリップ等により係止されている。
フレーム部材8に張架されたS字状スプリング部材9と
、これらフレーム部材8およびスプリング部材9上に設
置されかつ表皮材IOが被覆されたウレタンフオーム製
のパッド11とより成り、表皮材lOの端縁がフレーム
部材8にクリップ等により係止されている。
前記シートクツション2におけるパッド7のフレーム部
材5に接触する部分を含む下面全域には不織布付ウレタ
ンシート12が一体形成されている。
材5に接触する部分を含む下面全域には不織布付ウレタ
ンシート12が一体形成されている。
一方、シートバック4におけるパッド11のフレーム部
材8およびスプリング部材9に接触する部分を含む背面
全域にも、不織布付ウレタンシート12が一体形成され
ている。
材8およびスプリング部材9に接触する部分を含む背面
全域にも、不織布付ウレタンシート12が一体形成され
ている。
前記不織布付ウレタンシート12はフレーム部材5.8
およびスプリング部材9に接する表面が起毛13された
不縁布14と、パッド7.11側に存するポリウレタン
フィルム15とがラミネートされたもので、パッド7.
11の発泡成形時一体形成される。
およびスプリング部材9に接する表面が起毛13された
不縁布14と、パッド7.11側に存するポリウレタン
フィルム15とがラミネートされたもので、パッド7.
11の発泡成形時一体形成される。
なお、不織布14は剛性が向上しかつスプリング部材9
をしっかり支えることができるよう厚さ2〜3閣、目付
80〜120g/nfが好適である。また、ポリウレタ
ンフィルム15はパッド7.11と同質のため、接着性
が良く、かつ不織布14側にパッド7.11の一部が浸
入する恐れがなく、パッド7゜11の面が凹凸の多い場
合、追従性を良くする必要があるため、厚さ10〜20
μが好適である。
をしっかり支えることができるよう厚さ2〜3閣、目付
80〜120g/nfが好適である。また、ポリウレタ
ンフィルム15はパッド7.11と同質のため、接着性
が良く、かつ不織布14側にパッド7.11の一部が浸
入する恐れがなく、パッド7゜11の面が凹凸の多い場
合、追従性を良くする必要があるため、厚さ10〜20
μが好適である。
次に作用を説明する。
シートクツション2およびシートバック4におけるパッ
ド7.11のフレーム部材5.8およびスプリング部材
9に接触する部分に不織布付ウレタンシート12が一体
形成されているため、シートクツション2およびシート
バック4に荷重が加わると、該不織布付ウレタンシーH
2の起毛13がこれらフレーム部材5,8およびスプリ
ング部材9に接触するが、その摩擦抵抗が比較的大きく
滑りに(くなり、異音の発生が抑止される。
ド7.11のフレーム部材5.8およびスプリング部材
9に接触する部分に不織布付ウレタンシート12が一体
形成されているため、シートクツション2およびシート
バック4に荷重が加わると、該不織布付ウレタンシーH
2の起毛13がこれらフレーム部材5,8およびスプリ
ング部材9に接触するが、その摩擦抵抗が比較的大きく
滑りに(くなり、異音の発生が抑止される。
この場合、不織布付ウレタンシート12は極薄でもその
効果があるため、従来の消音材に比し安価である。また
、不織布付ウレタンシート12はパッド7.11の成形
時同時に付設できるため、組立工数の低減が図れ、これ
も又コストダウンの一因となる訳である。
効果があるため、従来の消音材に比し安価である。また
、不織布付ウレタンシート12はパッド7.11の成形
時同時に付設できるため、組立工数の低減が図れ、これ
も又コストダウンの一因となる訳である。
さらに、不織布付ウレタンシ一トエ2はシート状であり
、パッド7.11とフレーム部材5,8との間に常時介
在し異音防止機能を全うしているため、確実に異音を防
止することができる。
、パッド7.11とフレーム部材5,8との間に常時介
在し異音防止機能を全うしているため、確実に異音を防
止することができる。
なお、上記実施例では不織布付ウレタンシート12はパ
ッド7.11の夫々底面、背面に一体形成したが、本発
明ではフレーム部材5.8およびスプリング部材9が接
触する部分だけ一体形成しても良いことは勿論である。
ッド7.11の夫々底面、背面に一体形成したが、本発
明ではフレーム部材5.8およびスプリング部材9が接
触する部分だけ一体形成しても良いことは勿論である。
さらに、上記実施例においては、シートクツション2と
してスプリング部材を配しないものを適用したが、当然
スプリング部材を配したものにも適用でき、またシート
バック4もスプリング部材を配しないものでも良い。
してスプリング部材を配しないものを適用したが、当然
スプリング部材を配したものにも適用でき、またシート
バック4もスプリング部材を配しないものでも良い。
以上説明してきたように、本発明車両用シートの異音防
止構造としては、フレーム部材と、該フレーム部材に張
架したスプリング部材と、これらフレーム部材およびス
プリング部材上に設置されかつ表皮材が被覆されたパッ
ドとよりなる車両用シートにおいて、 前記パッドの前記フレーム部材およびスプリング部材が
少なくとも接触する部分に、不織布付ウレタンシートを
前記パッドに一体形成したため、コスト低減を図りつつ
、確実に異音の発生を防止することができるという効果
が得られる。
止構造としては、フレーム部材と、該フレーム部材に張
架したスプリング部材と、これらフレーム部材およびス
プリング部材上に設置されかつ表皮材が被覆されたパッ
ドとよりなる車両用シートにおいて、 前記パッドの前記フレーム部材およびスプリング部材が
少なくとも接触する部分に、不織布付ウレタンシートを
前記パッドに一体形成したため、コスト低減を図りつつ
、確実に異音の発生を防止することができるという効果
が得られる。
第1図ないし第4図は本発明の一実施例を示し、第1図
は第4図のI−1線断面図、第2図は第4図のn−n線
断面図、第3図は第1図の要部拡大断面図、第4図は車
両用シートの全体斜視図である。 1・・・・・・車両用シート、2・・・・・・シートク
ツション、4・・・・・・シートバンク、5.8・・・
・・・フレーム部材、6.10・・・・・・表皮材、7
.11・・・・・・パッド、9・・・・・・スプリング
部材、12・・・・・・不織布付ウレタンシート。 洛1Ω $z目 箋3Ω ′J!9し
は第4図のI−1線断面図、第2図は第4図のn−n線
断面図、第3図は第1図の要部拡大断面図、第4図は車
両用シートの全体斜視図である。 1・・・・・・車両用シート、2・・・・・・シートク
ツション、4・・・・・・シートバンク、5.8・・・
・・・フレーム部材、6.10・・・・・・表皮材、7
.11・・・・・・パッド、9・・・・・・スプリング
部材、12・・・・・・不織布付ウレタンシート。 洛1Ω $z目 箋3Ω ′J!9し
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 フレーム部材と、該フレーム部材に張架したスプリング
部材と、これらフレーム部材およびスプリング部材上に
設置されかつ表皮材が被覆されたパッドとよりなる車両
用シートにおいて、 前記パッドの前記フレーム部材およびスプリング部材が
少なくとも接触する部分に、不織布付ウレタンシートを
前記パッドに一体形成したことを特徴とする車両用シー
トの異音防止構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2245648A JP2639197B2 (ja) | 1990-09-14 | 1990-09-14 | 車両用シートの異音防止構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2245648A JP2639197B2 (ja) | 1990-09-14 | 1990-09-14 | 車両用シートの異音防止構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04126183A true JPH04126183A (ja) | 1992-04-27 |
JP2639197B2 JP2639197B2 (ja) | 1997-08-06 |
Family
ID=17136771
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2245648A Expired - Lifetime JP2639197B2 (ja) | 1990-09-14 | 1990-09-14 | 車両用シートの異音防止構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2639197B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002306274A (ja) * | 2001-04-16 | 2002-10-22 | Toyo Tire & Rubber Co Ltd | シートクッションパッド及びその製造方法 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS644248A (en) * | 1987-05-26 | 1989-01-09 | Inst Francais Du Petrole | Method for producing and regenerating solid substance for collecting copper-containing mercury |
JPH02100556U (ja) * | 1989-01-31 | 1990-08-10 |
-
1990
- 1990-09-14 JP JP2245648A patent/JP2639197B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS644248A (en) * | 1987-05-26 | 1989-01-09 | Inst Francais Du Petrole | Method for producing and regenerating solid substance for collecting copper-containing mercury |
JPH02100556U (ja) * | 1989-01-31 | 1990-08-10 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002306274A (ja) * | 2001-04-16 | 2002-10-22 | Toyo Tire & Rubber Co Ltd | シートクッションパッド及びその製造方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2639197B2 (ja) | 1997-08-06 |
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