JPH0412611A - 多導体送電線路の添線用スペーサ - Google Patents

多導体送電線路の添線用スペーサ

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JPH0412611A
JPH0412611A JP2112515A JP11251590A JPH0412611A JP H0412611 A JPH0412611 A JP H0412611A JP 2112515 A JP2112515 A JP 2112515A JP 11251590 A JP11251590 A JP 11251590A JP H0412611 A JPH0412611 A JP H0412611A
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宗像 武男
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、降雨時のコロナ騒音の発生を防止することか
てきる多導体送電線路に用いられる添線用スペーサの改
良に関するものである。
〔従来の技術〕
本出願人は、先に、複数条の導体とこれらの複数条の導
体のうち大地側の2条の導体の略中央部下方にたるみを
もたせて添架したi電性添線とから成り、この大地側の
2条の導体と添線との間に取付けられた添線用スペーサ
か導電性添線に沿って間隔をあけて設けられた多導体送
電線路を提案している(特公昭63−64129号公報
参照)。この多導体送電線路は、延雨時に大地側の導体
に水滴かできる方向である鉛直方向の電位傾度か低下す
るのでコロナ騒音か発生するのか有効に防止される。
従来技術の添線用スペーサは、大地側の2条の導体を把
持する導体用クランプ部材か両端に取付けられ添線を把
持する添線用クランプ部材か中央に取付けられた八−状
のスベーサフレームから成っており、この添線用スペー
サは、径間て5〜20m間隔毎に取付けられている。尚
、各クランプ部材は、スペーサフレームにアイボルトを
介して揺動自在に取付けられ、クランプ部材はばねを介
して懸吊されている。
(発明か解決しようとする課II) しかし、この従来技術の添線用スペーサは、大地側の2
導体と添線とか同じ面内でクランプ部材によって把持さ
れ、且つスペーサフレームの重心か導体よりも上方にあ
るため、導体の横振れやサブスパンの振動等によって送
電線路か動揺すると、スペーサフレームに連結されたア
イボルトか回転してスペーサが添線の把持部を中心に添
線の長手方向に倒れる。このため、大地側の2導体の間
隔がスペーサの転倒によって押し拡げられる上に添線は
大地側の2導体に並んていた初期の位置から下方に変位
し、スペーサの取付は位置から離れた位置で著しく垂れ
下かって大地側の2導体の初期幾何学的配置が崩れて添
線の電位傾度の低減効果がなくなる欠点かあった。また
、このようにスペーサか転倒すると、大地側の導体及び
添線に過大な歪か発生するのて好ましくなかった。
本発明の目的は、上記の欠点を回避し、送電線路の動揺
によって倒れることかなく、従ってコロナ騒音を常に有
効に防止することかてきる多導体送電線路の添線用スペ
ーサを提供することにある。
帽1を解決するための手段) 本発明は、上記の課題を解決するために、複数条の導体
と前記複数条の導体のうち大地側の2条の導体の略中央
部下方にたるみをもたせて添架した導電性添線とから成
る多導体送電線路の大地側の2条の導体と添線との間に
取付けられる添線用スペーサにおいて、大地側の2条の
導体を把持するクランプ部材を両端に有し2条の導体に
跨がって取付けられた導体用スペーサフレームと、導電
性添線に沿って配置され添線を長手方向に間隔をあけて
把持する2つのクランプ部材を両端に有する添線用スペ
ーサフレームとから成り、導体用スペーサフレームと添
線用スペーサフレームとは相互に交差するように中央て
可動的に結合されていることを特徴とする多導体送電線
路の添線用スペーサを提供するものである。
〔作用〕
このように、大地用の2導体を間隔をあけて把持する導
体用スペーサフレームと添線をその長手方向に間隔をあ
けて把持する添線用スペーサフレームとを相互に交差す
るように中央て可動的に結合しているのて、スペーサが
添線の長手方向に倒れることかなく、従って大地側の2
導体と添線との初期幾何学的形状か崩れることかなく、
コロナ騒音を有効に防止することがてき、また添線は長
手方向に間隔をあけた2点て支持されるのて添線に生ず
る曲げ応力か緩和される。
(実施例) 本発明の実施例を図面を参照して詳細に説明すると、第
1図及び第2図は本発明に係る添線用スペーサlOを備
えた多導体送電線路12を示し、この多導体送電線路1
2は、複数条の導体14と、これらの複数条の導体14
のうち大地側の2条の導体14Aの略中央部下方にたる
みをもたせて添架した導電性添線16とから成っている
0図示の実施例ては、第3図から解るように、8条の導
体14が用いられ、これらの8条の導体12は六角形の
頂点に位こするように配置される。
この多導体送電線路lOは、8条の導体14を相互に間
隔あけするように取付けられ径間て導体12に沿って間
隔をあけて設けられた多導体スペーサ18を備えている
。この多導体スペーサ18は、通常のように、多角形状
のスペーサ本体の各頂点に取付けられて導体14を把持
するクランプ部材とから成っている。
本発明の添線用スペーサlOは、大地側の2条の導体1
4Aと添線16との間に取付けられ径間て添線16に沿
って間隔をあけて設けられている。尚、隣り合う添線用
スペーサlOの間隔は、添線16の重量や相間の最小絶
縁間隔を勘案して定められるか1例えば1000kV送
電線路の場合には5〜20m程度に設定される、また添
線16のたるみ量(d)は、電位傾度と密接に関係し、
この電位傾度か最小となるように設定される。
この添線用スペーサlOは、大地側の2条の導体14A
を把持するクランプ部材20を両端に有し2条の導体1
4Aに跨かつて取付けられた導体用スペーサフレーム2
2と、導電性添線16に沿って配置されこの添線16を
長手方向に間隔をあけて把持する2つのクランプ部材2
4を両端に有する添線用スペーサフレーム26とから成
り、導体用スペーサフレーム22と添線用スペーサフレ
ーム26とは相互に交差するように中央で結合手段28
によって可動的に結合されている。4クランプ20.2
4は、通常のように、スペーサフレーム22.26を貫
通しばね30を有するアイボルト32のボルト止めされ
たクランプ本体34から成っている。
第5図に示すように、スペーサフレーム22と26はテ
フロン製のワッシャ36を介して相互に接合され、結合
手段28は、これらのスペーサフレーム22.26の交
差部を貫通するボルト38とこのボルト38に締付けら
れたナツト40とから成っている。
このように、添線用スペーサ10か大地用の2導体14
Aを間隔をあけて把持する導体用スペーサフレーム22
と添線16をその長手方向に間隔をあけて把持する添線
用スペーサフレーム26とを相互に交差するように中央
で可動的に結合していると、添線用スペーサ10のスペ
ーサフレーム26か添線16の長手方向に沿って延びて
いるため、添線16の長手方向に倒れることかないこと
か解る。従って、大地側の2導体14Aと添線16との
初期幾何学的形状か崩れることがなく、コロナ騒音を有
効に防止することかでき、また添線16は長手方向に間
隔をあけた2点て支持されるのて添線16に生ずる曲げ
応力か緩和される。尚、第3図及び第4図に示すように
、添線用スペーサフレーム26か添線16を把持する間
隔S、即ちクランプ部材24の間隔は、大地側の2導体
14A間の間隔りよりも短くすることか好ましい。その
理由は、このようにすると、添線16の振れ回りか生し
ても添線用のクランプ部材24か大地側の2導体14A
に当ることがないからである。
(発明の効果) 本発明によれば、上記のように、大地用の2導体を間隔
をあけて把持する導体用スペーサフレームと添線をその
長手方向に間隔をあけて把持する添線用スペーサフレー
ムとを相互に交差するように中央て可動的に結合してい
るのて。
スペーサか添線の長手方向に倒れることがなく、従って
コロナ騒音を有効に防止することかてき、また添線は長
手方向に間隔をあけた2点て支持されるのて添線に生ず
る曲げ応力か緩和され、添線の機能を長期に亙って維持
することかできる実益かある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る添線用スペーサを用いた多導体送
電線路の側面図、第2図乃至第4図はそれぞれ本発明に
用いられる添線用スペーサの拡大上面図、正面図及び側
面図、第5I21は本発明の添線用スペーサのスペーサ
フレームの結合部の拡大断面図である。 10−一−−−添線用スペーサ、12−−−一多導体送
電線路、14−−−−一複数条の導体、14A−−−−
一大地側の導体、16−−−−−添線、18−−−−一
多導体スペーサ20.24−−−−−クランプ部材、2
2−−一一一導体用スペーサフレーム、26−−−−添
線用スペーサフレーム、28−−−−一枢支手段。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 複数条の導体と前記複数条の導体のうち大地側の2条の
    導体の略中央部下方にたるみをもたせて添架した導電性
    添線とから成る多導体送電線路の前記大地側の2条の導
    体と添線との間に取付けられる添線用スペーサにおいて
    、前記大地側の2条の導体を把持するクランプ部材を両
    端に有し前記2条の導体に跨がって取付けられた導体用
    スペーサフレームと、前記導電性添線に沿って配置され
    前記添線を長手方向に間隔をあけて把持する2つのクラ
    ンプ部材を両端に有する添線用スペーサフレームとから
    成り、前記導体用スペーサフレームと添線用スペーサフ
    レームとは相互に交差するように中央で可動的に結合さ
    れていることを特徴とする多導体送電線路の添線用スペ
    ーサ。
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