JPH04125341A - ウオームギヤ支持機構 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明はモータの双方向回転を伝達するウォームギヤ
の支持機構の改良に関するものである。

〔従来の技術〕

第３図は例えば特開平２−１３０１７１号公報に示され
る従来のウォームギヤ支持機構の側面図であり、（１）
はモータ、（２）はモータ（１）の回転軸（ｌａ）に工
大固定されたウォームギヤ、Ｂ）はウォームギヤ（２と
歯合しウォームギヤ（２）の回転によってモータ（１）
の回転が伝達され所定方向に回転駆動されるウオームホ
イールである。

次に動作について説明する。モータ（］）に電圧を印加
するとモータ（１）は所定方向に回転駆動される。

このモータ（１）の回転はウォームギヤ（２）に歯合す
るウオームホイール（３）に伝達され、ウオームホイー
ル（３）以下の機構部か駆動される。

〔発明が解決しようとする課題〕

従来のウォームギヤ支持機構は以上のように構成されて
いるので、モータの一方向および他方向の回転により、
ウォームギヤに加わるその回転方向に応じたスラスト荷
重がモータの軸受にかかり、モータの軸受で支持してい
るため、モータの軸受寿命がそれだけ短縮される等問題
点があった。

この発明は上記のような問題点を解消するためになされ
たもので、ウォームギヤに加わるスラスト荷重がモータ
の軸受に作用しないウォームギャ支持機構を得ることを
目的としている。

〔課題を解決するための手段〕

この発明に係るウオームキャ支持機楕はウォームギヤの
一端側をラジアル軸受て支持し、この−端側の上記ラジ
アル軸受の両側に上記ウォームギヤに係るスラスト荷重
を上記ラジアル軸受と係合し支持する一対のスラスト荷
重支持部材を設けると共に上記ウォームギヤの他端部を
モータの回転方向に摺動可能に、かつ上記モータの回転
力が伝達されるよう支持したものである。

〔作　用〕

この発明におけるウォームギヤ支持機構においては、モ
ータの双方向の回転により、一方向および他方向のスラ
イド荷重がウォームギヤにかがるが、このスラスト荷重
はラジアル軸受の両側に配設されたスラスト荷重支持部
材によって支持され、かつウォームギヤのモータの回転
軸との支持部において、ウォームギヤが上記モータの回
転軸方向に摺動し、モータの軸受には作用しない。

〔実施例〕

以下、第１図に示すこの発明の一実施例について以下説
明する。図において、（４）は対向する第１と第２の支
持板（４ａ）　（４ｂ）を有するコ字状の支持枠で、第
１の支持板（４ａ）にはモータ（１）が取付ねしく５］
によって固着され、また第２の支持板（４ｂ）に形成さ
れさ軸受取付孔（４ｂａ）にはラジアル軸受（６）が嵌
着されている。このラジアル軸受（６）にウォームギヤ
（２）の一端側が支持され、このウォームギヤにの一端
側のラジアル軸受の両側には段部および止め輪からなる
一対のスラスト荷重支持部材（２ａ）ｆ″７１が設けら
れている。上記段部からなるスラスト荷重支持部材（２
ａ）はラジアル軸受Ｈの内輪の、図において右側面と係
合し、ウォームギヤ（２）の矢印＜Ａ）方向のスラスト
荷重を支持し、またウォームギヤ（２）の一端側の講（
２ｂ）に嵌着された止め輪からなるスラスト軸受部材（
７）はラジアル軸受（６）の内輪の、図において左側面
と保合し、ウォームギヤ（Ｊの矢印（Ｂ）方向のスラス
ト荷重を支持する。（８）はラジアル軸受（６）の抜は
防止用の軸受押え板で、取付ねしく９）によって第２の
支持板（４ｂ）に取付けられている。αＯ）は第２図に
示されるようにモータ（１）の回転軸（１ａ）の先端部
が突出するよう回転軸（１ａ）に圧入固着され、上記ウ
ォームギヤ（２）メ池端部に形成されたすりわり部（２
ｃ）と嵌着する爪部（１，０ｃ）ｅ有するブツシュで、
ウォームギヤ（２１１の他端部の端面に穿設された穴（
２ｄ）への上記回転軸（１ａ）の先端部の挿入により、
ウォームギヤ（ａの他端部がモータ（１）の回転軸（１
ａ）に支持されると共に、ウォームギヤ（ａのすつわり
部（２ｃ）とブツシュｏｏ）の爪（１０ｃ　）とが嵌合
される。　（ＩＩ）はウォームギヤ［２＋の他端部をモ
ータ（１）の回転軸（ｌａ）に結合するブツシュｏｏ璽
すりわり部（２ｃ）、穴（２ｄ）からなる結合手段であ
る。

次に動作について説明する。モータ（１）に電圧を印加
すると、モータ（１）の回転軸（１ａ）およびこの回転
軸（１ａ）に圧入固着されているブツシュ（ｌｏｔが回
転する。このプッシュ口ｏ）の回転はブ・ノシ二ｏｏ）
の爪（１０ｃ　）とウォームギヤＵのすつわり部（２ｃ
）との係合によりウォームギヤＣに伝達され、ウォーム
ギヤ（２が回転し、このウォームギヤ（２）と歯合する
ウオームホイールＢ）が回転駆動される。ウオームホイ
ールＢ）の回転駆動によってウォームギヤ（２）に発生
する矢印Ａ方向のスラスト荷重はウォームギヤ［２］　
！、：設けられた段部からなるスラスト荷重支持部材（
２ａ）とラジアル軸受（６）の内輪との係合によって支
持され、また矢印Ｂ方向のスラスト荷重はウォームギヤ
（２）に設けられた止め輪口とラジアル軸受（６）の内
輪との係合によって支持され、かつウオームホイール３
）はモータ（１）の回転軸（１ｄ）にその軸方向に摺動
可能に支持されているのて、モータ（１）の軸受にはス
ラスト荷重がかからない。

〔発明の効果〕

以上のように、この発明によれば、ウォームギヤの一端
側をモータの回転軸に、その軸方向に摺動可能に、かつ
ウォームギヤにかかるスラスト荷重をウォームギヤの他
端側を支持するラジアル軸受の両側に配設した一対のス
ラスト荷重支持部材によって支持するように構成したの
で、ウォームギヤにかかるスラスト荷重がモータの軸受
に作用せず、上記スラスト荷重によるモータの軸受の寿
命の低下が防止される。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の一実施例を示す側面図、第２図は第
１図に示されるモータの回転軸とウォームギヤとの結合
部の詳細を示す斜視図、第３図は従来のウォームギヤ支
持機構を示す斜視図である。 図において、（月はモータ、＜Ｉａ）は回転軸、（２１
はウォームギヤ、（２ｃ）はすりわり部、（２ｄ）は穴
、（２ａ）（７１はスラスト荷重支持部材、（６）はラ
ジアル軸受、口０）はブツシュ、（ｌｏｃ）は爪、（１
１）は結合手段である。 なお、図中、同一符号は同一または相当部分を示す。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. ウォームギヤの一端側を支持するラジアル軸受と、上記
   ウォームギヤの一端側の上記ラジアル軸受の両側に配設
   され上記ウォームギにかかるスラスト荷重を上記ラジア
   ル軸受と係合し支持する一対のスラスト荷重支持部材と
   、上記ウォームギヤの他端部をモータの回転軸にその軸
   方向に移動可能に支持すると共に上記モータの回転を伝
   達するように結合する結合手段とを備えていることを特
   徴とするウォームギヤ支持機構。