JPH04125338A - 防振装置 - Google Patents

防振装置

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JPH04125338A
JPH04125338A JP24488190A JP24488190A JPH04125338A JP H04125338 A JPH04125338 A JP H04125338A JP 24488190 A JP24488190 A JP 24488190A JP 24488190 A JP24488190 A JP 24488190A JP H04125338 A JPH04125338 A JP H04125338A
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JP
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vibration
liquid
liquid chamber
orifice
shake
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JP24488190A
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English (en)
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Kazuya Takano
高野 和也
Hiroshi Kojima
宏 小島
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Bridgestone Corp
Original Assignee
Bridgestone Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は車両、特に自動車のエンジンマウント等に用い
られ、振動発生部からの振動を吸収する防振装置に関す
る。
〔従来の技術〕
自動車のエンジンにはエンジンと車体との間にエンジン
マウントとしての防振装置が配設され、エンジンの振動
が車体に伝達されることを阻止している。
この防振装置の内部には液体が充填された主液室及び副
液室が形成されている。この主液室と副液室とは並列に
設けられたアイドルオリフィスとシェイクオリフィスと
によって互いに連通されている。そして、エンジンの振
動が防振装置に伝達された場合に主液室に充填されてい
る液体がアイドルオリフィス、シェイクオリフィスを通
って副液室へ移動する際の通過抵抗及び液柱共振で振動
が吸収されるようになっている。
ところで、エンジンに発生する振動には車両が時速70
キロ程度で走行する場合等に発生し易い所謂シェイク振
動やアイドル時及び車両が時速5キロ程度で走行する場
合等に発生し易い所謂アイドル振動等がある。
一般的に前記シェイク振動は周波数が15Hz未満であ
るのに対しアイドル振動は周波数が20〜40Hzであ
り、シェイク振動とアイドル振動とでは周波数が相違す
る。
このため、シェイク振動時には制限手段を用いてアイド
ルオリフィスに液体が流れることを阻止して、シェイク
オリフィスにのみ液体を流してシェイク振動を吸収して
いる。また、アイドル振動時には制限手段による流体移
動阻止を解除してアイドルオリフィス及びシェイクオリ
フィスの両方に液体を流してアイドル振動を吸収してい
る。
しかし、従来の防振装置は前記制限手段をアイドルオリ
フィス内に設けているが、アイドルオリフィス内は狭い
ため、アイドルオリフィス内に前記制限手段を取り付け
ることはスペース上等の点から困難であり、製品の製造
効率が良くない。
〔発明が解決しようとする課題〕
本発明は上記事実を考慮し、制限通路の液体の通過断面
積を変更する制限手段を容易に取り付けることができる
防振装置を得ることが目的である。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は、振動発生部及び振動受部の一方へ連結される
内筒と、この内筒の外側に配置されて振動発生部及び振
動受部の他方へ連結される取付ブラケットと、前記内筒
と取付ブラケットとの間に設けられて振動発生時に変形
する弾性体と、この弾性体を隔壁の一部とする主液室と
、この主液室と複数の制限通路を介して連通される副液
室と、前記取付ブラケットに設けられ前記複数の制限通
路の内少なくとも一以上の制限通路の液体の通過断面積
を変更する制限手段と、を有することを特徴としている
〔作用〕
本発明では、例えばシェイク振動発生時には制限手段が
複数の制限通路のうち少なくとも一以上の制限通路の液
体通過断面積を減少させる。この結果、液体は他の制限
通路を通って主液室と副液室間を移動することになり、
液体が他の制限通路を通過する際の抵抗及び液柱共振で
シェイク振動は吸収される。
また、例えばアイドル振動発生時には制限手段は制限通
路の液体通過断面積を減少させることなく液体の流れを
制限しない。この結果、液体は全ての制限通路を通って
主液室と副液室間を移動することが可能となる。
このたt液体の総流路面積は大きくなり、制限通路を通
過する際の抵抗及び液柱共振でアイドル振動は吸収され
る。
しかも、本発明では制限通路の液体の通過断面積を変更
する制限手段は制限通路内には設けられていない。この
ため、制限手段を容易に取り付けることができる。
〔第1実施例〕 第1図乃至第3図には本発明に係る防振装置の第1実施
例が示されている。
第3図に示されるように、防振装置10の内部には円筒
形状の内筒12が配設されている。この内筒12と同軸
方向に円筒形状の外筒14が配設されている。この実施
例では内筒12は振動発生部としての図示しないエンジ
ンに連結棒を介して連結されている。また、外筒14に
は振動受部としての図示しない車体に取り付けられた取
付ブラケット16が外嵌されている。
前記内筒12と外筒14との間には外筒14と同軸上に
中間筒18が配設されている。この中間筒18の軸方向
両端部には大径部18A、18Bがそれぞれ形成され、
中間筒18の軸方向中間部には小径部18Cが形成され
ている。
第2図に示されるように、前記大径部18A118Bは
外筒14の内周面に圧接されている。前記内筒12の外
周面と中間筒18の内周面との間には弾性体としての本
体ゴム20が掛は渡されて内筒12に振動が伝達される
と弾性変形可能とされている。この本体ゴム20には制
限板21が埋設されており、本体ゴム20の前記弾性変
形が一定範囲で収まるように制限している。
また、本体ゴム20は内筒12の外周面と中間筒18の
内周面とにそれぞれ加硫接着されている。
本体ゴム20には空洞部22が防振装置10の軸方向に
沿って形成されている。この空洞部22と内筒12を挟
んで反対側の本体ゴム20には内筒12に向かって凹と
なる切欠部2OAが形成されている。
前記本体ゴム20の切欠部2OAに対応する中間筒18
には切欠部18Dが形成されている。また、この切欠部
18Dに対応する外筒14の内周には薄いゴム膜で形成
されたダイヤフラム24の内周が加硫接着されている。
これにより、前言己切欠部2OAとダイヤフラム24と
で液室26が形成されている。この液室26には水、オ
イル等の液体28が充填されている。
前記本体ゴム20の切欠部2OAには金属製で断面略ハ
ツト形状の仕切板30が配設され信託液室26を内筒1
2に近い主液室32と外筒14に近い副液室34とに区
画している。第3図に示される如く、前記仕切板30は
断面路コ字形とされ、第2図に示される如くフランジ部
30Aは本体ゴム20とダイヤフラム24とによって挟
持固定されている。前記副液室34は前記ダイヤフラム
24によって拡縮可能である。また、ダイヤフラム24
と外筒14とによって空気室36が形成されている。こ
の空気室36は外筒14に貫通孔(図示せず)等を形成
することにより外気と連通させるようにしてもよい。
第3図に示されるように、前記中間筒18の小径部18
Cには大径部18A、18Bに当接して中間筒18の軸
回り方向に長いオリフィス形成ゴム40.42がそれぞ
れ加硫接着されている。また、前記中間筒18の小径部
18Cで前記オリフィス形成ゴム42に接近して中間筒
18の軸回り方向に長い仕切ゴム44が配設されている
。これにより、前記オリフィス形成ゴム40と仕切ゴム
44とで溝46が、また、オリフィス形成ゴム42と仕
切ゴム44とで溝48がそれぞれ形成されている。
第1図に示されるように、溝46.48の長手方向一端
部は前記仕切板30に形成された開口部30B(第3図
参照)を介して副液室34に、長手方向他端部は主液室
32にそれぞれ連通されている。
第2図に示されるように、前記溝46.48は外筒14
によって開放部が閉じられることによりそれぞれ制限通
路としてのアイドルオリフィス50と、シェイクオリフ
ィス52とされている。
第3図に示される如く、前記溝46にはオリフィス形成
ゴム40と仕切ゴム44との中間部間へ隔壁ゴム54が
加硫接着されてアイドルオリフィス50を長手方向の中
間部で2個に分割している。
また、隔壁ゴム54で終端するアイドルオリフィス50
の両端部に対応する外筒14には円孔56.58が各々
形成されている。これらの円孔56.58の内径はアイ
ドルオリフィス50の溝幅と路間−となっている。
これらの円孔56.58は前記取付ブラケット16から
立設される矩形枠16Eで囲まれ、矩形枠16E内の空
間部16Cと連通されている。この空間部16Cには前
記取付ブラケット16の一部である蓋体16Aが挿入さ
れている。この蓋体16Aの外筒14への当接面には前
記円孔56.58を先に囲む大きさのリング状の溝16
Bが形成されている。この溝16Bにはオーリング76
が収容されており、液体28が外筒14と取付ブラケッ
ト16との間から漏れることを確実に防止している。
また、前記蓋体16Aには前記溝16Bと同軸上に略円
柱形状の閉塞弁収容部6oが形成されている。従って、
第1図に示されるように隔壁ゴム54によって区画され
たアイドルオリフィス50は閉塞弁収容部60を介して
互いに連通されるようになっている。
第3図に示されるように、前記閉塞弁収容部60には略
矩形の閉塞弁62が配設されて前記円孔58を閉塞可能
になっている。この閉塞弁62は外筒14に面して、こ
の外筒14と同じ曲率の曲面が形成されたブロック状で
あり、外筒14側には閉塞ゴム64が設けられている。
この閉塞ゴム64は前記外筒14と密着当接できるよう
に外筒14の外周面と対応して緩やかな円弧状とされて
いる。これにより閉塞ゴム64は前記円孔58を確実に
塞ぐようになっている。
この結果、前記閉塞弁62によって前記円孔58が塞が
れるとアイドルオリフィス50は遮断されるため、液体
28が主液室32と副液室34間を移動することは阻止
される。しかも、前記閉塞弁62はアイドルオリフィス
50の外側に設けられているので、閉塞弁62を狭いア
イドルオリフィス50内に設ける必要はない。
第1図に示されるように、前記取付ブラケット16の蓋
体16Aにはアクチュエーター66が取り付けられてい
る。このアクチュエーター66は制御手段68によって
閉塞弁62の軸63の移動ストロークを制御するように
なっている。この実施例ではアクチュエーター66は制
御手段68がシェイク振動発生時を判断すると軸63を
外筒14と接近方向に移動させ、制御手段68がアイド
ル振動発生時と判断すると軸63を外筒14と離間方向
に移動させるようになっている。軸63の外周面にはオ
ーリング65が配設されて液体28が漏れることを防止
している。
前記制御手段68は車両電源によって駆動され、少なく
とも車速センサ70及びエンジン回転センサ72からの
検a信号を受け、車速及びエンジン回転数を検出できる
ようになっている。これにより前記制御手段68は車両
がアイドル時かシェイク時かを判断するようになって(
7)る。
次に第1実施例の作用を説明する。
車両が例えば70〜80km/h以上の高速で走行する
とシェイク振動(15臣未満)が生じる。
前記制御手段68は車速センサ70、エンジン回転セン
サ72によりシェイク振動発生時か否かを判断する。制
御手段68がシェイク振動発生時であると判断すると、
制御手段68は前記アクチュエーター66を作動させて
軸63を外814方向に移動させる。このため閉塞弁6
2の閉塞ゴム64は外筒14の外周面と当接して円孔5
8を塞ぐ。
この結果、液体28はアイドルオリフィス50を通って
主液室32と副液室34間を移動することを阻止される
従って、液体28はシェイクオリフィス52だけを通っ
て主液室32と副液室34間を移動する。
この結果、液体28がシェイクオリフィス52を通過す
る際の抵抗及び液柱共振でシェイク振動は吸収される。
また、エンジンがアイドリング運転の場合や車速が5k
m/bJ2J下の場合にはアイドル振動(20〜40H
z)が生じる。前記制御手段68は車速センサ70、エ
ンジン回転センサ72によりアイドル振動発生時か否か
を判断する。制御手段68がアイドル振動発生時である
と判断すると、制御手段68はアクチュエーター66を
作動させて軸63を外筒14からn間する方向に移動さ
せる。このため、閉塞弁62は前記円孔58を塞がず、
液体28はアイドルオリフィス50を通過して主液室3
2と副液室34間を移動する。この結果、液体28はシ
ェイクオリフィス52に加えアイドルオリフィス50を
通過できるので、液体28の流路面積は大きくなる。
従って、液体28のアイドルオリフィス50、シェイク
オリフィス52の通過抵抗及び主液室32と副液室34
間の液柱共振によりアイドル振動を吸収できる。
なお、閉塞弁62はアイドルオリフィス50内に設けら
れるものでないた約、防振装置をより小型に形成しても
閉塞弁62を備えることができる。
〔第2実施例〕 第4図及び第5図には本発明に係る防振装置の第2実施
例が示されている。なお、第1実施例と同一の構成につ
いては同一の符号を用いてその説明を省略する。
第4図に示されるように、この実施例の取付ブラケット
216の蓋体216Aには略り字形状の通路217が形
成されている。この通路217の一方の開口217Aは
ロータ収容部260と連通するように形成されている。
また、通路217の他方の開口217Bは外筒14の円
孔56と連通するように形成されている。
前記ロータ収容部260には軸263によって軸回り方
向に回転されるロータ262が収容されている。このロ
ータ262は円筒形状であり、その外形寸法はロータ収
容部260の内径寸法より僅かに小さくされている。前
記ロータ262の側面262Aには前記通路217の一
方の開口217Aと路間−直径の円孔262Bが形成さ
れている。
従って、ロータ262が軸回り方向に回転して円孔26
2Bが信託開口217Aと対応すると、アイドルオリフ
ィス50はロータ262、通路217を介して連通され
る。また、ロータ262の円孔262Bと開口217A
とが対応しないと開口217Aはロータ262の側面2
62Aによって閉じられアイドルオリフィス50は連通
されないようになっている@ 次に第2実施例の作用を説明する。
制御手段68がシェイク振動発生時であると判断すると
、制御手段68は前記アクチュエーター66を作動させ
てロータ262を軸回り方向に回転させてロータ262
の円孔262Bと通路217の開口217Aとが対応し
ないようにする。
この結果、液体28はアイドルオリフィス50を通って
主液室32と副液室34間を移動することを阻止される
。従って、液体28はシェイクオリフィス52だけを通
って主液室32と副液室34間を移動することになる。
液体28がシェイクオリフィス52を通過する際の抵抗
及び液柱共振でシェイク振動は吸収される。
また、制御手段68がアイドル振動発生時であると判断
すると、制御手段68は前記アクチュエーター66を作
動させてロータ262を軸回り方向に回転させてロータ
262の円孔262Bと通路217の開口217Aを対
応させる。この結果、液体28はアイドルオリフィス5
0及びシェイクオリフィス52を通過して主液室32と
副液室34間を移動することができる。
従って、液体28のアイドルオリフィス50、シェイク
オリフィス52の通過抵抗及び主液室32と副液室34
間の液柱共振によりアイドル振動を吸収できる。
なお、第1実施例及び第2実施例では取付ブラケット1
6.216と蓋体16A、216Aを別体に形成したが
、取付ブラケット16.216と蓋体16A、216A
を一体形成してもよい。
〔第3実施例〕 第6図乃至第9図には本発明に係る防振装置の第3実施
例が示されている。なお、第1実施例の防振装置10と
同一の構成については同一の符号を用いてその説明を省
略する。
第6図及び第9図に示されるように、この実施例の防振
装置310においては外筒は設けられておらず、取付ブ
ラケット316が外筒の役割を兼ねている。この実施例
の取付ブラケット316は一方のブラケット片316A
と他方のブラケット片316Bを組み合わせて構成され
ている。
前記ブラケット片316Aにはフランジ部317.31
8が、ブラケット片316Bにはフランジ部320.3
22がそれぞれ形成されている。
前記フランジ部317には雌ねじ317Aが、フランジ
部318には雌ねじ318Aが形成されている。また、
前記フランジ部320には貫通孔320Aが、フランジ
部322には貫通孔322Aが形成されている。前記雌
ねじ317A、318Aには貫通孔320A、322A
を通したボルト319が螺入されてブラケット片316
Aとブラケット片316Bは固着されるようになってい
る。
前記フランジ部318には貫通孔318Bが形成されて
車体固定用とされている。
第9図に示されるように、前記ブラケット片316A、
316Bの内周面には中間筒18の大径部18A、18
Bに対応して溝325.326が形成されている。これ
ら溝325.326は軸回り方向に形成されてオーリン
グ340.342が収容され、液体28が漏れることを
確実に防止している。
また、前記ブラケット片316Aの突起部316Eには
閉塞弁収容部360が形成されており、この閉塞弁収容
部360には閉塞弁62が収容されている。この閉塞弁
62は軸63を介してアクチュエーター66によって軸
方向に移動可能とされて、閉塞弁62が中間筒18方向
に移動すると閉塞弁62の閉塞ゴム64が仕切ゴム54
と圧接してアイドルオリフィス50を遮断するようにな
っている。
また、閉塞弁62が反中間筒18方向に移動すると前記
閉塞ゴム64と仕切ゴム54とは離間するた於、液体2
8はアイドルオリフィス50を流れるようになっている
第6図及び第9図に示されるように、ブラケット片31
6Bと仕切板330との間には円弧状のプレート346
が配設されている。このプレート346の仕切板330
側には一対のダイヤフラム324が加硫接着されている
。従って、第6図に示されるように、空気室36は2個
形成されている。
この実施例では第1実施例及び第2実施例と異なり外筒
を不要としたので、部品点数の減少を図ることができる
と共に製造工程の効率化を図ることができる。
また、取付ブラケット316をブラケット片316Aと
ブラケット片316Bからなる分割タイプとしたので、
取付ブラケット316に閉塞弁62、アクチュエータ6
6を取り付ける場合に取り付は易く、この結果製品の信
頼性も向上する。さらに、オーリング340.342を
取り付ける場合も簡単かつ確実に取り付けることができ
るため、シール性を高とることができる。
他の構成、作用は第1実施例と同一であるた約省略する
〔第4実施例〕 第10図には本発明に係る防振装置の第4実施例が示さ
れている。なお、第1図乃至第3実施例の防振装置と同
一の構成については同一の符号を用いてその説明を省略
する。
第10図に示されるように、この実施例の防振装置41
0も第3実施例と同様に取付ブラケット416が外筒の
役割を兼ねている。
前記取付ブラケット416のブラケット片416Aには
ブラケット片416Aの外方にパイプ418が配設され
ている。このパイプ418の一方の開口418Aはブラ
ケット片416Aの突起部416Eに形成されたロータ
収容部460に連通されている。また、パイプ418の
他方の開口418Bはブラケット片416Aに形成され
た貫通孔420に嵌入されてアイドルオリフィス50と
連通されている。
従って、液体28がアイドルオリフィス50を流れる場
合はロータ262及びパイプ418を通過するようにな
っている。前記ブラケット片416Aの内周に開口した
貫通孔420の周囲にはリング状の溝422が形成され
てオーリング424が収容されている。
アイドルオリフィス50を区画する隔壁ゴム54はロー
タ収容部460とは対応せずに、前記パイプ418の他
方の開口418B近傍に加硫接着されている。
この実施例も第3実施例と同様に外筒を不要としたので
、製品の部品点数の減少を図ることができる。
他の作用は第2実施例と同一であるため説明は省略する
なお、第1実施例及び第2実施例では一体品の取付ブラ
ケツ)16.216を示したが、第3実施例及び第4実
施例に示した取付ブラケット316.416のように複
数のブラケット片を組み合わせて構成する分割タイプの
取付ブラケットであってもよい。
なお、上記各実施例ではエンジンマウントとしての防振
装置を示したが、エンジンマウントに限定されるもので
はなく、例えばボデーマウント、キャブマウント、ブツ
シュ類等に適用してもよいことは勿論である。
〔発明の効果〕
以上説明した如く本発明に係る防振装置は、制限通路の
液体の通過断面積を変更する制限手段を取付ブラケット
に設けたことにより、前記制限手段を容易に取り付ける
ことができるという優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第3図は本発明に係る防振装置の第1実施例
を示し、第1図は第2図1−I線断面図、第2図は第1
図■−■線断面図、第3図は分解斜視図、第4図及び第
5図は本発明に係る防振装置の第2実施例を示し、第4
図は第5図1’V−IV線断面図、第5図は第4図■−
■線断面図、第6図乃至第9図は本発明に係る防振装置
の第3実施例を示し、第6図は第1図に対応する断面図
、第7図はブラケット片の側面図、第8図は第7図■−
■線矢視図、第9図は分解斜視図、第10図は本発明に
係る防振装置の第4実施例を示す第1図に対応する断面
図である。 10・・・防振装置、 12・・・内筒、 16・・・取付ブラケット、 20・・・本体ゴム(弾性体)、 28・・・液体、 32・・・主液室、 34・・・副液室、 50・・・アイドルオリフィス(制限通路)、52・・
・シェイクオリフィス(制限通路)、62・・・閉塞弁
(制限手段)。 第 図 I 1.1 シェイクオリフィス (制限通路) 第 図 V L、V 第 図 W L、M 手続補正書 平成 3年 6月20日

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)振動発生部及び振動受部の一方へ連結される内筒
    と、この内筒の外側に配置されて振動発生部及び振動受
    部の他方へ連結される取付ブラケットと、前記内筒と取
    付ブラケットとの間に設けられて振動発生時に変形する
    弾性体と、この弾性体を隔壁の一部とする主液室と、こ
    の主液室と複数の制限通路を介して連通される副液室と
    、前記取付ブラケットに設けられ前記複数の制限通路の
    内少なくとも一以上の制限通路の液体の通過断面積を変
    更する制限手段と、を有することを特徴とする防振装置
JP24488190A 1990-09-14 1990-09-14 防振装置 Pending JPH04125338A (ja)

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