JPH04124867U - 速度検出器付きモーター - Google Patents

速度検出器付きモーター

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Publication number
JPH04124867U
JPH04124867U JP3774591U JP3774591U JPH04124867U JP H04124867 U JPH04124867 U JP H04124867U JP 3774591 U JP3774591 U JP 3774591U JP 3774591 U JP3774591 U JP 3774591U JP H04124867 U JPH04124867 U JP H04124867U
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JP
Japan
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frame
rotor
stator
speed detector
motor
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Pending
Application number
JP3774591U
Other languages
English (en)
Inventor
清信 水谷
茂男 林
Original Assignee
住友重機械工業株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 住友重機械工業株式会社 filed Critical 住友重機械工業株式会社
Priority to JP3774591U priority Critical patent/JPH04124867U/ja
Publication of JPH04124867U publication Critical patent/JPH04124867U/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 アウターロータ型モータを小型軽量でしかも
安価とする。 【構成】 ステータフレーム21には所定の方向(軸方
向)に延びる中空部22が形成されており、ステータフ
レームにステータコア23が配設されている。ステータ
フレームの外側にはロータフレーム24が配置され、ス
テータフレームに対して回転可能に取り付けられてい
る。ロータフレームにはステータコアに対向してロータ
コア26が配設されている。中空部には速度検出器28
が配置され、この速度検出器はアダプター部29及びカ
ップリング30によってロータフレームに連結されてい
る。このように中空部に速度検出器を配置し、直接ロー
タフレームの回転を速度検出器に伝えているから、小型
軽量でしかも安価にできる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は速度検出器を備えるモーターに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、固定子(ステータ)の外側に回転子(ロータ)を配置した所謂アウター ロータ型モーターが知られており、一般にこの種のアウターロータ型モーターに は回転速度検出器が備えられている。 ここで、従来のアウターロータ型モーターの構造について説明する。 図2を参照して、ステータ台座11には所定方向(図中左方向)に延びるステ ータフレーム12が取り付けられている。そして、ステータフレーム12上には コイルを備えるステータコア(ステータ部)13が配設されている。ステータフ レーム12の外側にはロータフレーム15が配置され、このロータフレーム15 はステータフレーム12に軸受け16によって所定方向を実質的に回転軸として 回転可能に取り付けられている。ロータフレーム15にはステータコア13に対 向してコイルを備えるロータコア17が取り付けられている。
【0003】 上述の構成のモーターでは、ステータフレーム12とロータフレーム15との 間に僅かではあるが空間が形成される。そして、この空間内に速度検出器が配置 される。具体的には、ステータフレーム12の右端に受光部18aを配設すると ともにステータ台座11上の対向位置に発光部18bを配設し、発光部18bか らの光を遮るようにして径方向に延びるロータスリット板(所定の角度間隔でス リットが形成されている)18cをロータフレーム15に固定する。 このようにして、速度検出器を構成することによってロータフレーム15の回 転速度に応じてロータスリット板18cを通過する光の時間間隔が変化するから 、つまり、受光部18aからの出力信号のパルス間隔が変化するから、この出力 信号のパルス数をカウントすることによってモーターの回転速度を検出すること ができる。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、上述のモーターの場合、検出器配置スペースを確保するためには、 ステータ台座を備えるばかりでなく図中右端に位置する軸受け16の右側にステ ータフレーム及びロータフレームが存在する必要がある。つまり、検出器を配置 するためにはステータフレーム及びロータフレームの軸長を長くする必要があり 、モーターが大型するばかりでなく重量が増大するという問題点がある。 さらに、上述のモーター構造の場合、標準的な検出器を用いることが難しく、 つまり、モーター構造に合わせて検出器を構成しなければならず、しかもステー タ及びロータの径寸法が変わった際、検出器の大きさを変える必要があり、いず れにしても、コストアップとなってしまうという問題点がある。 本考案の目的は小型軽量でしかも安価なモーターを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案によれば、所定の方向に延びる中空部が形成されたステータフレームと 、該ステータフレームに配設されたステータ部と、該ステータ部に対向して前記 ステータ部の外側に配設されたロータ部と、前記ステータフレームに回転可能に 支持され前記ロータ部を支持するためのロータフレームと、前記中空部に配置さ れ回転速度を検出する速度検出器と、前記ロータフレームに連結され前記ロータ フレームの回転を前記速度検出器に伝える連結部とを有することを特徴とする速 度検出器付きモーターが得られる。
【0006】
【作用】
本考案ではステータフレームに中空部が形成され、この中空部に速度検出器が 配置される。そして、連結部によってロータフレームの回転が速度検出器に伝え られる。このようにして、速度検出を行っているから、ステータフレーム及びロ ータフレームを小型化することができ、しかも直接ロータフレームの回転を速度 検出器に伝えているから、標準的な検出器を用いることができ、小型軽量でしか も安価となる。
【0007】
【実施例】
以下本考案について実施例によって説明する。 図1を参照して、ステータフレーム21には軸方向に延びる中空部22が形成 されている。ステータフレーム21の外側面にはコイルを備えるステータコア( ステータ部)23が配設され、ステータフレーム21の径方向外側には同心的に ロータフレーム24が配置され、軸受け25によってステータフレーム21に対 して回転可能に取り付けられている。そしして、ロータフレーム24の内側面に はステータコア23に対向してコイルを備えるロータコア(ロータ部)26が配 設されている。 ステータフレーム21の右端側には中空部22の右端を塞ぐようにしてセンサ ーホルダー27が取り付けられ、センサーホルダー27上には速度検出器28が 取り付けられている。つまり、速度検出器28は中空部22内に配置される。 ロータフレーム24の右端部にはアダプター部29が連結され、アダプター部 29上の軸心に対応する位置にはカップリング30の一端が連結されている。そ して、カップリング30の他端はセンサーホルダー27を貫通して速度検出器2 8に連結されている。
【0008】 上述のようにしてモーターを構成することによって、ロータフレーム24の回 転がアダプター部29及びカップリング30を介して直接速度検出器28に伝え られる。速度検出器28はロータ回転数に応じた電圧信号(又はパルス信号)を 送出する。従って、この電圧信号を観測することによってロータ回転速度を知る ことができる。 速度検出器28からの電圧信号を受けるためには、中空部22を通してステー タフレーム21の左側にケーブル(図示せず)を引き出せば良く、検出器出力を 得るために特別の加工を行う必要はなく、さらに、スナップリング等も必要では ない。 なお、中空部22の大きさ(径方向寸法)は最小でも50mm程度の確保が可 能であり、標準的な速度検出器は直径が38mm程度であるので、速度検出器を 中空部に配置することは十分可能である。
【0009】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案ではステータフレームに軸方向に延びる中空部を 備え、この中空部に速度検出器を配置するとともに、ロータフレームと速度検出 器とを連結部によって連結するようにしたから、ステータフレーム及びロータフ レームを小型化することができ、しかも直接ロータフレームの回転を速度検出器 に伝えているから、標準的な検出器を用いることができ、小型軽量でしかも安価 となるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案による速度検出器付きモーターの一実施
例を示す断面図である。
【図2】従来の速度検出器付きモーターを示す断面図で
ある。
【符号の説明】
21 ステータフレーム 22 中空部 23 ステータコア(ステータ部) 24 ロータフレーム24 25 軸受け 26 ロータコア(ロータ部) 27 センサーホルダー 28 速度検出器 29 アダプター部 30 カップリング

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の方向に延びる中空部が形成された
    ステータフレームと、該ステータフレームに配設された
    ステータ部と、該ステータ部に対向して前記ステータ部
    の外側に配設されたロータ部と、前記ステータフレーム
    に回転可能に支持され前記ロータ部を支持するためのロ
    ータフレームと、前記中空部に配置され回転速度を検出
    する速度検出器と、前記ロータフレームに連結され前記
    ロータフレームの回転を前記速度検出器に伝える連結部
    とを有することを特徴とする速度検出器付きモーター。
JP3774591U 1991-04-25 1991-04-25 速度検出器付きモーター Pending JPH04124867U (ja)

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JP3774591U JPH04124867U (ja) 1991-04-25 1991-04-25 速度検出器付きモーター

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JP3774591U JPH04124867U (ja) 1991-04-25 1991-04-25 速度検出器付きモーター

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JPH04124867U true JPH04124867U (ja) 1992-11-13

Family

ID=31919410

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JP3774591U Pending JPH04124867U (ja) 1991-04-25 1991-04-25 速度検出器付きモーター

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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6226157B2 (ja) * 1982-05-19 1987-06-06 Matsushita Electric Ind Co Ltd
JPS62217840A (ja) * 1986-03-15 1987-09-25 Fanuc Ltd ダイレクトドライブモ−タへの光学式エンコ−ダ組込方法
JPS6329374B2 (ja) * 1979-03-23 1988-06-13 Hitachi Ltd

Patent Citations (3)

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19970722