JPS6226157B2 - - Google Patents
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- JPS6226157B2 JPS6226157B2 JP8513582A JP8513582A JPS6226157B2 JP S6226157 B2 JPS6226157 B2 JP S6226157B2 JP 8513582 A JP8513582 A JP 8513582A JP 8513582 A JP8513582 A JP 8513582A JP S6226157 B2 JPS6226157 B2 JP S6226157B2
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Description
【発明の詳細な説明】
本発明は誘導加熱用インバータ装置のスイツチ
ング素子のターンオフ動作の安定動作に関わり、
その目的とするところはインバータ回路のスイツ
チング素子の逆導通時間に相当する信号を簡素な
構成で確実に検出し、インバータ装置の制御信号
として利用しようとするものである。
ング素子のターンオフ動作の安定動作に関わり、
その目的とするところはインバータ回路のスイツ
チング素子の逆導通時間に相当する信号を簡素な
構成で確実に検出し、インバータ装置の制御信号
として利用しようとするものである。
一般にインバータ装置においてスイツチング素
子のターンオフのため逆方向電流を流す場合は、
スイツチング素子に逆並列にダイオードを接続す
る。そして、このダイオードの導通期間中にスイ
ツチング素子は確実にターンオフさせる必要があ
る。ここで、万一このダイオードの導通時間が負
荷変動等で短くなつた場合、スイツチング素子に
サイリスタを用いたものでは転流失敗、トランジ
スタを用いたものではトランジスタの蓄積時間に
より短絡電流が流れスイツチング素子は破壊され
る。
子のターンオフのため逆方向電流を流す場合は、
スイツチング素子に逆並列にダイオードを接続す
る。そして、このダイオードの導通期間中にスイ
ツチング素子は確実にターンオフさせる必要があ
る。ここで、万一このダイオードの導通時間が負
荷変動等で短くなつた場合、スイツチング素子に
サイリスタを用いたものでは転流失敗、トランジ
スタを用いたものではトランジスタの蓄積時間に
より短絡電流が流れスイツチング素子は破壊され
る。
このため、従来このダイオードの電流期間を変
流器等で検知して所定値より逸脱するとインバー
タ装置の発振を制御するものは良く知られてい
る。しかし、変流器による検出手段は変流器個有
の特性として検知電流の正負の値が同一でないと
検知出力の基準零点が変動し検知精度が悪くなる
という欠点を有しており、又、ダイオードに直列
に微小抵抗を挿入してその電圧出力で検知する手
段も考えられるが、大電力を扱うインバータ装置
においてはこの抵抗器の損失が非常に大きくなり
好ましくない。
流器等で検知して所定値より逸脱するとインバー
タ装置の発振を制御するものは良く知られてい
る。しかし、変流器による検出手段は変流器個有
の特性として検知電流の正負の値が同一でないと
検知出力の基準零点が変動し検知精度が悪くなる
という欠点を有しており、又、ダイオードに直列
に微小抵抗を挿入してその電圧出力で検知する手
段も考えられるが、大電力を扱うインバータ装置
においてはこの抵抗器の損失が非常に大きくなり
好ましくない。
本発明は上記の点にかんがみ、なされたもので
インバータ装置のスイツチング素子のターンオン
もしくはターンオフ時から、共振コンデンサ電圧
の微分信号の電流零点迄がダイオード電流通電期
間にほぼ等しくなる点に着目し、この期間を検知
することによりスイツチング素子の逆導通時間を
検出しようとするものである。また、この逆導通
時間の検知信号をインバータ装置の発振周波数の
制御あるいは発振停止信号として利用しようとす
るものである。
インバータ装置のスイツチング素子のターンオン
もしくはターンオフ時から、共振コンデンサ電圧
の微分信号の電流零点迄がダイオード電流通電期
間にほぼ等しくなる点に着目し、この期間を検知
することによりスイツチング素子の逆導通時間を
検出しようとするものである。また、この逆導通
時間の検知信号をインバータ装置の発振周波数の
制御あるいは発振停止信号として利用しようとす
るものである。
以下本発明を一実施例の電気線図及び波形図を
用いて説明する。第1図は本発明の一実施例を示
すブロツク線図で本願実施例ではスイツチング素
子の回生時間検知信号により、この信号時間が所
定値以下になろうとするとインバータ装置の発振
周波数を連続的に可変し、前述の回生時間を所定
値近傍で一定に制御するようにしている。第2図
は本発明第1図の具体構成を示す電気結線図、第
3図は本発明第1図、第2図の動作を説明するた
めの波形図である。
用いて説明する。第1図は本発明の一実施例を示
すブロツク線図で本願実施例ではスイツチング素
子の回生時間検知信号により、この信号時間が所
定値以下になろうとするとインバータ装置の発振
周波数を連続的に可変し、前述の回生時間を所定
値近傍で一定に制御するようにしている。第2図
は本発明第1図の具体構成を示す電気結線図、第
3図は本発明第1図、第2図の動作を説明するた
めの波形図である。
第1図において、1は商用電源、2は商用電源
を入力とする全波整流器、3は全波整流器2の出
力に接続された平滑コンデンサ、4,5は平滑コ
ンデンサ3に並列関係に接続される直列接続され
た共振コンデンサ、6,7は平滑コンデンサ3に
並列関係に接続される直列接続されたトランジス
タ、8,9はトランジスタ6及び7にそれぞれ逆
並列接続されたダイオード、10は共振コンデン
サ4,5及び、トランジスタ6,7の夫々の直列
接続点間に接続された加熱コイル、11は加熱コ
イル10の負荷である鍋である。12はトランジ
スタ7のコレクタ端子及び、コンデンサ3の高電
位側端子を入力端子に接続した電圧検知回路、1
3は共振コンデンサ4,5の直列接続点を入力端
子に接続した微分回路、14は電圧検知回路12
及び微分回路13の出力を入力端子に接続した論
理回路、15は論理回路14の出力を入力端子に
接続したタイマ回路、16はタイマ回路15の出
力を入力端子に接続した平滑・比較増幅回路、1
7は平滑・比較増幅回路の出力を入力端子に接続
した可変周波数駆動回路である。
を入力とする全波整流器、3は全波整流器2の出
力に接続された平滑コンデンサ、4,5は平滑コ
ンデンサ3に並列関係に接続される直列接続され
た共振コンデンサ、6,7は平滑コンデンサ3に
並列関係に接続される直列接続されたトランジス
タ、8,9はトランジスタ6及び7にそれぞれ逆
並列接続されたダイオード、10は共振コンデン
サ4,5及び、トランジスタ6,7の夫々の直列
接続点間に接続された加熱コイル、11は加熱コ
イル10の負荷である鍋である。12はトランジ
スタ7のコレクタ端子及び、コンデンサ3の高電
位側端子を入力端子に接続した電圧検知回路、1
3は共振コンデンサ4,5の直列接続点を入力端
子に接続した微分回路、14は電圧検知回路12
及び微分回路13の出力を入力端子に接続した論
理回路、15は論理回路14の出力を入力端子に
接続したタイマ回路、16はタイマ回路15の出
力を入力端子に接続した平滑・比較増幅回路、1
7は平滑・比較増幅回路の出力を入力端子に接続
した可変周波数駆動回路である。
次に第2図において、電圧検知回路12はトラ
ンジスタ7のコレクタ電圧VQ7及び平滑コンデン
サの電圧VC3電圧信号を抵抗18〜21の分割回
路を介して入力に接続された電圧比較器22で構
成されており、平滑コンデンサ3の電圧が高リツ
プルになつた場合においても確実に検知できるよ
うになつている。微分回路13は共振コンデンサ
5の両端に接続されたコンデンサ24とトランジ
スタ26のベース・エミツタの直列回路で構成さ
れ、トランジスタ26のコレクタより出力を取出
している。論理回路14は電圧検知回路12の出
力Aと、微分回路13の出力Bを入力に接続した
AND回路で構成されている。この論理回路14
は特にAND回路の必要性はなく、排他的論理和
回路、ワイアードAND等でも構成できる。タイ
マー回路15は論理回路14の出力Cに接続され
た抵抗29、コンデンサ30の第1の積分回路
と、この積分回路に接続されたツエナダイオード
31とトランジスタ33のベースエミツタ回路及
びコレクタ端子に接続された抵抗34、コンデン
サ35による第2の積分回路で構成されている。
平滑・比較増巾回路16は抵抗39,40による
分圧回路を一方の入力端子に、タイマー回路15
の出力Dをダイオード36を介して接続されたコ
ンデンサ37、抵抗38による平滑回路を他方の
入力端子に接続した演算増巾器より構成されてい
る。可変周波数駆動回路17は具体構成は図示し
ていないが、平滑・比較増巾回路16の出力Eの
電圧が予じめ定められた値より高くなれば発振周
波数が連続的に上昇し、逆に下れば内部の駆動発
振器の周波数で定まる周波数で駆動されるよう構
成されている。
ンジスタ7のコレクタ電圧VQ7及び平滑コンデン
サの電圧VC3電圧信号を抵抗18〜21の分割回
路を介して入力に接続された電圧比較器22で構
成されており、平滑コンデンサ3の電圧が高リツ
プルになつた場合においても確実に検知できるよ
うになつている。微分回路13は共振コンデンサ
5の両端に接続されたコンデンサ24とトランジ
スタ26のベース・エミツタの直列回路で構成さ
れ、トランジスタ26のコレクタより出力を取出
している。論理回路14は電圧検知回路12の出
力Aと、微分回路13の出力Bを入力に接続した
AND回路で構成されている。この論理回路14
は特にAND回路の必要性はなく、排他的論理和
回路、ワイアードAND等でも構成できる。タイ
マー回路15は論理回路14の出力Cに接続され
た抵抗29、コンデンサ30の第1の積分回路
と、この積分回路に接続されたツエナダイオード
31とトランジスタ33のベースエミツタ回路及
びコレクタ端子に接続された抵抗34、コンデン
サ35による第2の積分回路で構成されている。
平滑・比較増巾回路16は抵抗39,40による
分圧回路を一方の入力端子に、タイマー回路15
の出力Dをダイオード36を介して接続されたコ
ンデンサ37、抵抗38による平滑回路を他方の
入力端子に接続した演算増巾器より構成されてい
る。可変周波数駆動回路17は具体構成は図示し
ていないが、平滑・比較増巾回路16の出力Eの
電圧が予じめ定められた値より高くなれば発振周
波数が連続的に上昇し、逆に下れば内部の駆動発
振器の周波数で定まる周波数で駆動されるよう構
成されている。
以上の構成において動作を説明する。第3図に
動作波形図を示す。第3図の各々の波形は第1
図、第2図に示す同一記号の箇所の電圧及び電流
破形である。第1図のインバータ装置は既に良く
知られているブリツジインバータ回路であり、ス
イツチング素子にトランジスタを用いており、共
振コンデンサ4,5及び加熱コイル10で定まる
共振周波数0より高い周波数で駆動され、前述
の共振周波数0から定められた周波数の上昇範
囲においては、ダイオード8又は9の電流通電時
間は長くなることが知られている。第1図におい
て商用電源1を投入すると平滑コンデンサ3には
全波整流器2を通じ直流電圧が発生する。このと
き可変周波数駆動回路17はトランジスタ6,7
を交互に駆動する。駆動するタイミングは一方の
トランジスタをオフし、他方トランジスタの逆並
列ダイオードに電流の流れている期間にこの他方
のトランジスタをターンオンさせるようベース信
号を与えられている。このインバータ回路の各部
の波形は第3図はトランジスタ6及びダイオード
8の電流iC1、トランジスタ7及びダイオード9
の電流iC2、共振コンデンサ5の電圧波形VC5、
トランジスタ7のコレクタ電圧VQ7の分圧波形V
Q7′及び、平滑コンデンサ3の電圧VC3の分圧波
形VC3′で示されている。第3図においてdは可
変周波数駆動回路17の駆動周波数、0はイン
バータの加熱コイル10及び共振コンデンサ4及
び5で定まる共振周波数であり、駆動周波数d
が共振周波数0より高い場合と、共振周波数
0に近づいた場合を図示している。
動作波形図を示す。第3図の各々の波形は第1
図、第2図に示す同一記号の箇所の電圧及び電流
破形である。第1図のインバータ装置は既に良く
知られているブリツジインバータ回路であり、ス
イツチング素子にトランジスタを用いており、共
振コンデンサ4,5及び加熱コイル10で定まる
共振周波数0より高い周波数で駆動され、前述
の共振周波数0から定められた周波数の上昇範
囲においては、ダイオード8又は9の電流通電時
間は長くなることが知られている。第1図におい
て商用電源1を投入すると平滑コンデンサ3には
全波整流器2を通じ直流電圧が発生する。このと
き可変周波数駆動回路17はトランジスタ6,7
を交互に駆動する。駆動するタイミングは一方の
トランジスタをオフし、他方トランジスタの逆並
列ダイオードに電流の流れている期間にこの他方
のトランジスタをターンオンさせるようベース信
号を与えられている。このインバータ回路の各部
の波形は第3図はトランジスタ6及びダイオード
8の電流iC1、トランジスタ7及びダイオード9
の電流iC2、共振コンデンサ5の電圧波形VC5、
トランジスタ7のコレクタ電圧VQ7の分圧波形V
Q7′及び、平滑コンデンサ3の電圧VC3の分圧波
形VC3′で示されている。第3図においてdは可
変周波数駆動回路17の駆動周波数、0はイン
バータの加熱コイル10及び共振コンデンサ4及
び5で定まる共振周波数であり、駆動周波数d
が共振周波数0より高い場合と、共振周波数
0に近づいた場合を図示している。
先ずインバータのダイオード電流通電期間の十
分得られているd>Oの場合について説明す
る。第2図において電圧検知回路12の電圧比較
器22にはトランジスタ7のコレクタ電圧VQ7の
分圧電圧VQ7′と平滑コンデンサ3の分圧電圧VC
3′が与えられ、その分圧比はVC3′がVQ7′のピー
ク値の約1/2になる様に設定されている(第3図
VQ7′,VC3′)。そしてこの電圧比較器22の出
力Bには第3図に示す波形が発生する。一方、共
振コンデンサ5の電圧VC5はiC1及びiC2の電流
の零点で電圧がピーク点に達する波形が発生して
おり、微分回路13のコンデンサ24には第3図
のVC24で示される電流が流れ位相が90゜進み、
iC1及びiC2の零点が、iC24の零点と同一時点に
なる。そして、トランジスタ26のコレクタ端子
には第3図Aで示す波形が発生する。このA波形
及びB波形は論理回路14のAND回路28に入
力され第3図に示すC波形が出力される。このC
波形の時間幅tdはiC1のダイオード8の通電時
間に相当するものである。そして、C波形はタイ
マー回路15の抵抗29とコンデンサ30で構成
された第1の積分回路で積分され、C波形の発生
からコンデンサ30の電圧は上昇し、ツエナーダ
イオード31の閾値を越えトランジスタ33は導
通する。トランジスタ33が導通すると第2の積
分回路のコンデンサ35を急速に放電する(第3
図t1時点D波形)。そして、C波形の電圧が下が
ると(第3図t2時点)コンデンサ35は抵抗34
を通じ充電を開始する。すなわち、コンデンサ3
0の電圧がツエナダイオード31の閾値に達する
迄の時間t0〜t1間がインバータのスイツチング素
子の逆並列ダイオードの電流通電時間の検知レベ
ルの設定値となる。そして、コンデンサ35の充
電電圧が抵抗34で定まる時間で上昇開始してい
る途中で次のC信号が発生し、再びコンデンサ3
5は放電される。このコンデンサ35の電圧は平
滑・比較増巾回路16の基準電圧Vrefに達しな
いため、演算増巾器41の出力Eは低レベルであ
り可変周波数駆動回路17は影響されず内部発振
器の周波数でインバータを駆動する。
分得られているd>Oの場合について説明す
る。第2図において電圧検知回路12の電圧比較
器22にはトランジスタ7のコレクタ電圧VQ7の
分圧電圧VQ7′と平滑コンデンサ3の分圧電圧VC
3′が与えられ、その分圧比はVC3′がVQ7′のピー
ク値の約1/2になる様に設定されている(第3図
VQ7′,VC3′)。そしてこの電圧比較器22の出
力Bには第3図に示す波形が発生する。一方、共
振コンデンサ5の電圧VC5はiC1及びiC2の電流
の零点で電圧がピーク点に達する波形が発生して
おり、微分回路13のコンデンサ24には第3図
のVC24で示される電流が流れ位相が90゜進み、
iC1及びiC2の零点が、iC24の零点と同一時点に
なる。そして、トランジスタ26のコレクタ端子
には第3図Aで示す波形が発生する。このA波形
及びB波形は論理回路14のAND回路28に入
力され第3図に示すC波形が出力される。このC
波形の時間幅tdはiC1のダイオード8の通電時
間に相当するものである。そして、C波形はタイ
マー回路15の抵抗29とコンデンサ30で構成
された第1の積分回路で積分され、C波形の発生
からコンデンサ30の電圧は上昇し、ツエナーダ
イオード31の閾値を越えトランジスタ33は導
通する。トランジスタ33が導通すると第2の積
分回路のコンデンサ35を急速に放電する(第3
図t1時点D波形)。そして、C波形の電圧が下が
ると(第3図t2時点)コンデンサ35は抵抗34
を通じ充電を開始する。すなわち、コンデンサ3
0の電圧がツエナダイオード31の閾値に達する
迄の時間t0〜t1間がインバータのスイツチング素
子の逆並列ダイオードの電流通電時間の検知レベ
ルの設定値となる。そして、コンデンサ35の充
電電圧が抵抗34で定まる時間で上昇開始してい
る途中で次のC信号が発生し、再びコンデンサ3
5は放電される。このコンデンサ35の電圧は平
滑・比較増巾回路16の基準電圧Vrefに達しな
いため、演算増巾器41の出力Eは低レベルであ
り可変周波数駆動回路17は影響されず内部発振
器の周波数でインバータを駆動する。
次にインバータのダイオード電流通電期間の短
いd≒Oの場合について説明する。電圧検知回
路12の出力Bと、微分回路13の出力A及び、
論理回路14の出力Cが発生する動作は前述と同
一であり省略する。ここで、インバータのスイツ
チング素子の逆並列ダイオードの電流通電時間が
短くなるとC波形の時間幅tdも短くなる。そし
て、このC波形の出力時間が短くなるとタイマ回
路15のコンデンサ30の充電電圧はツエナダイ
オード31の閾値に達しないためトランジスタ3
3は不導通であり、そのコレクタに接続されたコ
ンデンサ35は抵抗34により充電されたままに
なる。そして、このコンデンサ35の充電電圧は
平滑・比較増巾回路16の基準電圧Vrefを越え
演算増幅器41の出力Eは高レベルになるため、
可変周波数駆動回路17の発振周波数は上昇す
る。そして、インバータの発振周波数が上昇する
と、出力C波形の時間幅tdが長くなり、トラン
ジスタ33は再び導通開始しタイマ回路15のコ
ンデンサ35は放電されるようになり第3図d
>Oの波形図に近づく。なお第3図のd≒O
の場合C、D波形はこのフイードバツク制御が行
なわれるとC波形の時間幅tdは前述のt0〜t1時
間、すなわち、抵抗29、コンデンサ30、ツエ
ナダイオード31で定まるタイマ時間と同一時間
で一定に制御されるものである。以上が本発明の
動作である。
いd≒Oの場合について説明する。電圧検知回
路12の出力Bと、微分回路13の出力A及び、
論理回路14の出力Cが発生する動作は前述と同
一であり省略する。ここで、インバータのスイツ
チング素子の逆並列ダイオードの電流通電時間が
短くなるとC波形の時間幅tdも短くなる。そし
て、このC波形の出力時間が短くなるとタイマ回
路15のコンデンサ30の充電電圧はツエナダイ
オード31の閾値に達しないためトランジスタ3
3は不導通であり、そのコレクタに接続されたコ
ンデンサ35は抵抗34により充電されたままに
なる。そして、このコンデンサ35の充電電圧は
平滑・比較増巾回路16の基準電圧Vrefを越え
演算増幅器41の出力Eは高レベルになるため、
可変周波数駆動回路17の発振周波数は上昇す
る。そして、インバータの発振周波数が上昇する
と、出力C波形の時間幅tdが長くなり、トラン
ジスタ33は再び導通開始しタイマ回路15のコ
ンデンサ35は放電されるようになり第3図d
>Oの波形図に近づく。なお第3図のd≒O
の場合C、D波形はこのフイードバツク制御が行
なわれるとC波形の時間幅tdは前述のt0〜t1時
間、すなわち、抵抗29、コンデンサ30、ツエ
ナダイオード31で定まるタイマ時間と同一時間
で一定に制御されるものである。以上が本発明の
動作である。
なお本発明では逆並列ダイオード導通期間の一
方しか検知していないが、論理回路14に排他的
論理和回路を用いれば両方の逆並列ダイオード導
通時間が検知できるものである。加えて本発明の
電圧検出回路は直流電源電圧とインバータのスイ
ツチング素子電圧を比較しているため平滑コンデ
ンサの小さい高リツプル直流電源に於いても検知
可能である。
方しか検知していないが、論理回路14に排他的
論理和回路を用いれば両方の逆並列ダイオード導
通時間が検知できるものである。加えて本発明の
電圧検出回路は直流電源電圧とインバータのスイ
ツチング素子電圧を比較しているため平滑コンデ
ンサの小さい高リツプル直流電源に於いても検知
可能である。
以上述べたように本発明のインバータ装置によ
ればスイツチング素子の端子電圧と、共振コンデ
ンサ電圧の微分信号を比較する簡素な構成で、変
流器のように零点が変動しないため安価で高精度
のスイツチング素子の逆導通時間検知が可能であ
り、非常に安定なインバータ装置が得られる。
又、微小抵抗による検知のような電力損失も発生
せずその効果は大である。
ればスイツチング素子の端子電圧と、共振コンデ
ンサ電圧の微分信号を比較する簡素な構成で、変
流器のように零点が変動しないため安価で高精度
のスイツチング素子の逆導通時間検知が可能であ
り、非常に安定なインバータ装置が得られる。
又、微小抵抗による検知のような電力損失も発生
せずその効果は大である。
さらに本実施例ではスイツチング素子の逆導通
時間検知出力で発振周波数を連続的に制御し、こ
の回生時間が一定になるよう制御したが、逆導通
時間検知出力が所定値より短くなつたときインバ
ータ装置を停止させたり、警報を発生させること
もできることはいうまでもない。
時間検知出力で発振周波数を連続的に制御し、こ
の回生時間が一定になるよう制御したが、逆導通
時間検知出力が所定値より短くなつたときインバ
ータ装置を停止させたり、警報を発生させること
もできることはいうまでもない。
第1図は本発明の一実施例を示す誘導加熱用イ
ンバータ装置の電気回路図、第2図は第1図の具
体的な電気回路図、第3図は第1図、第2図の動
作を説明するための波形図である。 12……電圧検知回路、13……微分回路、1
4……論理回路、15……タイマ回路。
ンバータ装置の電気回路図、第2図は第1図の具
体的な電気回路図、第3図は第1図、第2図の動
作を説明するための波形図である。 12……電圧検知回路、13……微分回路、1
4……論理回路、15……タイマ回路。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 直流電源に直列に接続された逆導通可能な複
数個のスイツチング素子と、前記スイツチング素
子の直列接続点と前記直流電源端子間に接続され
た加熱コイルと共振コンデンサの直列回路よりな
るインバータ回路と、前記スイツチング素子の直
列接続点に接続された電圧検知回路と、前記共振
コンデンサに接続された微分回路、及び前記電圧
検知回路、微分回路の夫々の出力に接続された論
理回路と、この論理回路に接続されるインバータ
発振制御手段より成り、前記スイツチング素子の
スイツチング時点から、前記共振コンデンサの微
分出力の零交差点迄の時間を前記論理回路からの
パルス信号出力により前記スイツチング素子の逆
導通時間を検出し、この信号により前記インバー
タの発振周波数の可変もしくは発振・停止の制御
を行う誘導加熱用インバータ装置。 2 スイツチング素子の電圧検知回路は前記直流
電源及び前記スイツチング素子のそれぞれの電圧
を分圧した信号を比較する電圧比較器で構成され
た特許請求の範囲第1項記載の誘導加熱用インバ
ータ装置。 3 微分回路はコンデンサとトランジスタのベー
ス・エミツタの直列回路で構成された特許請求の
範囲第1項記載の誘導加熱用インバータ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8513582A JPS58201285A (ja) | 1982-05-19 | 1982-05-19 | 誘導加熱用インバ−タ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8513582A JPS58201285A (ja) | 1982-05-19 | 1982-05-19 | 誘導加熱用インバ−タ装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58201285A JPS58201285A (ja) | 1983-11-24 |
JPS6226157B2 true JPS6226157B2 (ja) | 1987-06-06 |
Family
ID=13850202
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8513582A Granted JPS58201285A (ja) | 1982-05-19 | 1982-05-19 | 誘導加熱用インバ−タ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58201285A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH04124867U (ja) * | 1991-04-25 | 1992-11-13 | 住友重機械工業株式会社 | 速度検出器付きモーター |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2893750B2 (ja) * | 1989-09-28 | 1999-05-24 | 松下電器産業株式会社 | 誘導加熱調理器 |
-
1982
- 1982-05-19 JP JP8513582A patent/JPS58201285A/ja active Granted
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH04124867U (ja) * | 1991-04-25 | 1992-11-13 | 住友重機械工業株式会社 | 速度検出器付きモーター |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS58201285A (ja) | 1983-11-24 |
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