JPH08129022A - 回転速度センサー - Google Patents

回転速度センサー

Info

Publication number
JPH08129022A
JPH08129022A JP29227594A JP29227594A JPH08129022A JP H08129022 A JPH08129022 A JP H08129022A JP 29227594 A JP29227594 A JP 29227594A JP 29227594 A JP29227594 A JP 29227594A JP H08129022 A JPH08129022 A JP H08129022A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sensor
shaft
rotor
magnet rotor
speed sensor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP29227594A
Other languages
English (en)
Inventor
Akihiko Sawada
明彦 澤田
Yasuhiro Harada
泰宏 原田
Kiyoshi Sugimura
清 杉村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denso Corp
Original Assignee
NipponDenso Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NipponDenso Co Ltd filed Critical NipponDenso Co Ltd
Priority to JP29227594A priority Critical patent/JPH08129022A/ja
Publication of JPH08129022A publication Critical patent/JPH08129022A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Regulating Braking Force (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】車輪速(回転速度)センサーの組付けを容易に
すること。 【構成】車輪速センサー100は、回転手段としてのマ
グネットロータ1と滑り軸受6、検出手段としてのセン
サー2、接合手段としてのスプリング5、支持手段とし
てのケース3とロータストッパー7から構成される。ス
プリング5はシャフト4とマグネットロータ1を接続す
る。センサー2とロータストッパー7は、マグネットロ
ータ1とすべり軸受6を挟持する。センサー2は、軸部
2aと検出部2bとを有し、マグネットロータ1は軸部
2aを固定軸に、すべり軸受6を軸受にして回転する。
センサー2はケース3に固設され、ケース3はハウジン
グ9に固設される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、回転体の回転速度を検
出する回転速度センサーに関し、特に車両のABS(An
tilock Brake System)に用いられる車輪速センサーに関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、車輪速センサー200は図5に示
されるように、車輪の回転とともにシャフト24が回転
し、シャフト24と接続しているギアロータ21がシャ
フト24に連動して回転し、その回転速をケース23に
組み込まれているセンサー22にて計測するというもの
である。この場合、シャフト24の回転を伝達するギア
ロータ21がシャフト24側に組み込まれ、車輪の回転
数を検出するセンサー22はケース23側に組み込まれ
て、車輪速センサー200が構成されていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、車輪速
センサー200はギアロータ21がシャフト24側に、
センサー22がケース23側に組み込まれているため
に、センサー22とギアロータ21との位置決めのため
にセンサー22が組み込まれているケース23の組付け
に精度が必要であり、そのため車輪速センサー200の
組付けに多くの時間を要し、効率のよい製造ができない
という問題がある。また、シャフト24と直接接続して
いるギアロータ21の材質は、回転による熱変形等の理
由からシャフト24の材質と同様の鉄系でなければなら
ず、車輪速センサー200の軽量化が困難であるという
問題がある。
【0004】従って、本発明の目的は、車輪速(回転速
度)センサーの組付けを容易なものとし、合わせて、車
輪速(回転速度)センサーの軽量化を達成することであ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、本発明の構成は、回転軸の軸受部に設置され回転速
度を検出する回転速度センサーであって、回転軸と同一
回転速度にて回転する回転手段と、その回転手段に対し
て微小ギャップを隔てて設けられ回転手段の回転速度を
検出する検出手段と、回転軸の回転力を回転手段に伝達
する接合手段と、回転手段と検出手段と接合手段を支持
し軸受部に接合される支持手段とを備えたことを特徴と
する。
【0006】また、第二の発明の構成は、回転手段と接
合手段は一体で構成されていることを特徴とする。
【0007】第三の発明の構成は、回転速度センサーは
車輪の軸受部に設けられ、車輪速度を検出することを特
徴とする。
【0008】
【作用】第一の作用は、車輪軸受部と回転手段との間
に、車輪軸受部の回転力を回転手段に伝達する接合手段
を設ける。(請求項1) 第二の作用は、回転手段と接合手段とを一体で構成す
る。(請求項2) 第三の作用は、回転速度センサーは車輪の軸受部に設け
られ、車輪速度を検出する。(請求項3)
【0009】
【発明の効果】第一の効果は、車輪軸受部と回転手段と
の間に接合手段を設けることにより、回転手段を支持手
段側に組み込むことができ、回転手段と検出手段との位
置決めのために支持手段の組付け精度を要する必要がな
く、車輪速(回転速度)センサーの効率のよい組付けが
できる。(請求項1〜請求項3) 第二の効果は、車輪軸受部と回転手段との間に接合手段
を設けることにより、車輪軸受部と回転手段とが直接接
することがないため、回転手段に樹脂マグネットロータ
等の樹脂材を用いることができ、車輪速(回転速度)セ
ンサーの軽量化が可能となる。(請求項1〜請求項3) 第三の効果は、回転手段と接合手段とが一体にて構成さ
れていることにより、さらに効率のよい車輪速(回転速
度)センサーの組付けができる。(請求項2、請求項
3)
【0010】
【実施例】以下、本発明を具体的な実施例に基づいて説
明する。図1は、本発明の第一実施例の構成を示したも
のである。車輪速センサー100は、回転手段としての
マグネットロータ1とすべり軸受6、検出手段としての
センサー2、接合手段としてのスプリング5、支持手段
としてのケース3とロータストッパー7から構成され
る。
【0011】スプリング5はシャフト4とマグネットロ
ータ1を接続している。マグネットロータ1とすべり軸
受6はロータストッパー7とセンサー2により挟持され
ている。センサー2は、軸部2aと検出部2bとを有
し、マグネットロータ1はセンサー2の軸部2aを固定
軸に、すべり軸受6を軸受にして回転することができ
る。センサー2はケース3に固設され、ケース3はハウ
ジング9に固設されている。尚、本実施例では、マグネ
ットロータ1とすべり軸受6とを一体で構成した。
【0012】ここで、車輪速検出の仕組みについて説明
する。スプリング5の一端はシャフト4と接続し、その
他端はマグネットロータ1と接続しており、車輪の回転
とともにシャフト4が回転すると、シャフト4と同一の
回転中心を有するスプリング5がシャフト4と同一の回
転速度にて回転する。スプリング5が回転することによ
り、シャフト4と同一の回転中心を有し、スプリング5
と接続しているマグネットロータ1がセンサー2の軸部
2aを軸に、すべり軸受6を軸受にしてシャフト4と同
一の回転速度にて検出部2bの外側を回転する。
【0013】マグネットロータ1は、円筒形状を成し、
その円周方向にN極とS極の磁石が所定の個数にて交互
に配置されている。マグネットロータ1が回転すること
によってセンサー2の検出部2bに作用する磁界が変化
し、その変化を検出部2bにて検知することにより、車
輪の回転数を求め、その回転数から車輪速を検出すると
いうものである。
【0014】本実施例により、マグネットロータ1とシ
ャフト4との間にスプリング5を設け、マグネットロー
タ1をセンサー2とロータストッパー7によって挟持
し、マグネットロータ1を従来のようにシャフト4側で
はなく、ケース3側に組み込むことにより、ケース3に
精度を必要とせず、容易にケース3をハウジング9に組
付けることができるために、車輪速センサー100の効
率のよい組付けが可能となる。また、マグネットロータ
1はシャフト4と直接接続していないので、回転による
マグネットロータ1の熱変形等を考慮したシャフト4の
材質と同様の鉄系を用いる必要がなく、例えば樹脂材料
等の比重の小さい材質を用いることが可能であるため、
車輪速センサー100の軽量化が可能となる。
【0015】次に、第二実施例について説明する。図2
は、第二実施例の構成を示す構造図である。第二実施例
では車輪速センサー100は、回転手段としてのマグネ
ットロータ1とすべり軸受6、検出手段としてのセンサ
ー2、接合手段としてのカップリング11、支持手段と
してのケース3とCリング10から構成される。
【0016】第二実施例と第一実施例との違いは、第一
実施例ではシャフト4の回転力をスプリング4によって
マグネットロータ1に伝達したが、第二実施例ではカッ
プリング11によってシャフト4の回転力をマグネット
ロータ1に伝達する点である。カップリング11はマグ
ネットロータ1と接続され、センサー2とCリング10
によってカップリング11とマグネットロータ1は挟持
されている。
【0017】本実施例においても第一実施例と同様にマ
グネットロータ1はケース側に組み込まれており、ま
た、シャフト4とマグネットロータ1との接続がカップ
リング11によって行なわれるために、容易に車輪速セ
ンサー100の組付けを行なうことができ、第一実施例
と同様の効果を得ることができる。尚、カップリング1
1とマグネットロータ1とを一体で構成してもよい。
【0018】第三実施例について説明する。図3は、第
三実施例の構成を示す構造図である。第三実施例では車
輪速センサー100は、回転手段としてのマグネットロ
ータ1、検出手段としてのセンサー2、接合手段として
のベローズ13、支持手段としてのケース3から構成さ
れる。
【0019】第一実施例、第二実施例では、マグネット
ロータ1がセンサー2の外側を回転する構成であるが、
本実施例のようにマグネットロータ1がセンサー2の内
側を回転する構成としてもよい。本実施例では、マグネ
ットロータ1とシャフト4との接続はベローズ13によ
って行なわれ、マグネッドロータ1はセンサー2の軸部
2aを軸にセンサー2の検出部2bの内側を回転し、マ
グネットロータ1の回転によって生じる磁界の変化を検
出部2bにて検出する構成となっている。本実施例にお
いても、第一実施例と同様の効果を得ることができる。
【0020】第四実施例について説明する。図4は、第
四実施例の構成を示す構造図である。第四実施例では車
輪速センサー100は、回転手段としての回転子12と
ベアリング14、検出手段としてのマグネット1aとセ
ンサー2、接合手段としてのベローズ13、支持手段と
してのケース3から構成される。上記の第一実施例から
第三実施例までは、マグネットロータ1がセンサー2の
外側或いは内側を回転するときの磁界の変化から車輪速
を検出するというものであるが、第四実施例ではマグネ
ット1aは固定されている点が特徴である。
【0021】ベローズ13は、シャフト4と回転子12
とを接続している。シャフト4が車輪の回転とともに回
転すると、回転子12はベローズ13から回転力を伝達
され、ベアリング14を介してセンサー2の軸部2aの
回りに回転する。回転子12にはマグネット1aと隣り
合う面上に歯車形状の凹凸部12aが所定の個数だけ形
成されている。マグネット1aはセンサー2に固設され
ており、回転子12が回転することによって回転子12
上に形成された凹凸部12aによりマグネット1aと回
転子12との距離が変化し、その距離変化を磁界の変化
としてセンサー2にて検出し、車輪速を求めるものであ
る。
【0022】本実施例では、回転子12が円盤形状で、
凹凸部12aの凸部或いは凹部が1個のみ形成されても
よく、凹凸部12aの凸部或いは凹部が複数個形成され
てもよい。また、回転子12は棒形状を成し、回転子1
2上に凹凸部12aが形成されていなくともよい。第四
実施例においても、第一実施例と同様の効果を得ること
ができる。
【0023】本実施例では、上記作用により接合手段
(スプリング5、カップリング11、ベローズ13)を
設けることにより、ケース3側にセンサー2とマグネッ
トロータ1を組み込むことにより、従来のようにセンサ
ー22とギアロータ21との位置決めを必要とすること
がないため、ケース3に精度を要することなく、容易に
ケース3をハウジング9に組付けることができ、車輪速
センサー100の効率のよい組付けが可能となる。ま
た、シャフト4とマグネットロータ1とが直接接続して
いないため、マグネットロータ1に樹脂材料等の比重の
小さい材料を用いることができ、車輪速センサー100
の軽量化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わる第一実施例の構成を示した構造
図。
【図2】本発明に係わる第二実施例の構成を示した構造
図。
【図3】本発明に係わる第三実施例の構成を示した構造
図。
【図4】本発明に係わる第四実施例の構成を示した構造
図。
【図5】従来の車輪速センサーの構成を示した構造図。
【符号の説明】
1 マグネットロータ(回転手段) 1a マグネット(検出手段) 2、22 センサー(検出手段) 2a 軸部 2b 検出部 3、23 ケース(支持手段) 4、24 シャフト 5 スプリング(接合手段) 6 すべり軸受(回転手段) 7 ロータストッパー(支持手段) 8、28 ベアリング 9、29 ハウジング 10 Cリング(支持手段) 11 カップリング(接合手段) 12 回転子(回転手段) 12a 凹凸部 13 ベローズ(接合手段) 14 ベアリング(回転手段) 21 ギアロータ 100、200 車輪速センサー

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】回転軸の軸受部に設置され、回転速度を検
    出する回転速度センサーであって、 前記回転軸と同一回転速度にて回転する回転手段と、 前記回転手段に対して微小ギャップを隔てて設けられ、
    前記回転手段の回転速度を検出する検出手段と、 前記回転軸の回転力を前記回転手段に伝達する接合手段
    と、 前記回転手段と前記検出手段と前記接合手段を支持し、
    前記軸受部に接合される支持手段とを備えたことを特徴
    とする回転速度センサー。
  2. 【請求項2】前記回転手段と前記接合手段は一体で構成
    されていることを特徴とする請求項1に記載の回転速度
    センサー。
  3. 【請求項3】前記回転速度センサーは車輪の軸受部に設
    けられ、車輪速度を検出することを特徴とする請求項1
    または請求項2に記載の回転速度センサー。
JP29227594A 1994-10-31 1994-10-31 回転速度センサー Pending JPH08129022A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP29227594A JPH08129022A (ja) 1994-10-31 1994-10-31 回転速度センサー

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP29227594A JPH08129022A (ja) 1994-10-31 1994-10-31 回転速度センサー

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08129022A true JPH08129022A (ja) 1996-05-21

Family

ID=17779649

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP29227594A Pending JPH08129022A (ja) 1994-10-31 1994-10-31 回転速度センサー

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH08129022A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2008023459A1 (en) * 2006-08-25 2008-02-28 Ntn Corporation Rotation sensor-equipped bearing device for wheel
CN108343422A (zh) * 2018-01-16 2018-07-31 中国地质大学(武汉) 一种井底动力机转速传感器

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2008023459A1 (en) * 2006-08-25 2008-02-28 Ntn Corporation Rotation sensor-equipped bearing device for wheel
JP2008051683A (ja) * 2006-08-25 2008-03-06 Ntn Corp 回転センサ付き車輪用軸受装置
US8378665B2 (en) 2006-08-25 2013-02-19 Ntn Corporation Rotation sensor-equipped bearing device for wheel
CN108343422A (zh) * 2018-01-16 2018-07-31 中国地质大学(武汉) 一种井底动力机转速传感器

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0649826U (ja) 軸受用シール装置及び軸受装置
JP3125376B2 (ja) 回転速度検出用転がり軸受ユニット
JPH0425614A (ja) 磁界センサ付き軸受
JPH04102062U (ja) 回転速度のセンサ装置及びその装置を備えた回転軸受
JPH08129022A (ja) 回転速度センサー
JPH03245062A (ja) 伝動装置出力速度センサ
JPH0297248A (ja) 回転角検出機能付ddモータ
JPS6123806Y2 (ja)
JP4161248B2 (ja) 複合形検出器
WO2023095285A1 (ja) 直動回転モータ
JPH0412782Y2 (ja)
JPH0717270Y2 (ja) アキシャルギャップ形ブラシレスモータ
JPH0326028B2 (ja)
JPH0415312A (ja) 回転検出機構内蔵形の車輪用軸受装置
JPH0520930Y2 (ja)
JPH038059Y2 (ja)
JP3939022B2 (ja) 環状速度センサー
JPH0442760A (ja) 電動機
JP2001165946A (ja) 回転速度検出装置及びそれに使用する回転軸
JPH10142245A (ja) 回転速度検出装置付転がり軸受ユニット
JP2838700B2 (ja) パルサー内蔵転がり軸受ユニット
JPH04276557A (ja) 磁気式回転センサ
JPH10253647A (ja) 回転速度検出装置付転がり軸受ユニット
JP2743291B2 (ja) 角加速度センサ
JP2002349557A (ja) センサー付き転がり軸受ユニット