JPH0412482Y2 - - Google Patents

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JPH0412482Y2
JPH0412482Y2 JP5836187U JP5836187U JPH0412482Y2 JP H0412482 Y2 JPH0412482 Y2 JP H0412482Y2 JP 5836187 U JP5836187 U JP 5836187U JP 5836187 U JP5836187 U JP 5836187U JP H0412482 Y2 JPH0412482 Y2 JP H0412482Y2
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JP
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optical fiber
alignment
groove
fiber
substrate
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JP5836187U
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JPS63165604U (ja
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  • Winding Filamentary Materials (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、光フアイバ素線をフアイバ整列基板
に形成されている複数の整列用溝に順次セツトす
るための装置に関し、更に詳しくは、光フアイバ
素線径より僅かに幅広のガイドスリツトを有する
押さえ板をフアイバ整列基板に形成されている整
列用溝の幅方向に1ピツチ分ずつ移動させること
により、セツト済みの光フアイバ素線を仮り押さ
えすると同時にガイドスリツトの直下に次の整列
用溝が位置するようにして、光フアイバ素線を順
次整列用溝に容易にセツトできるようにした光フ
アイバの整列装置に関するものである。
[従来の技術] 従来技術としては、例えば第5図に示すよう
に、先端部に光フアイバ素線10aがセツトされ
る複数本のV溝12を高精度で形成し、基端側に
は光フアイバ芯線10bを収容する凹部14を備
えたフアイバ整列基板16に、光フアイバを一本
ずつ整列させ固着する光フアイバアレイがある。
従来このような光フアイバアレイの製造におい
て、光フアイバを効率よく整列させる専用の装置
は特に開発されていない。そこで例えば互いに直
交する3方向に微動させることができる公知の
XYZステージ(微動台)を何組か複雑に組み合
わせて、まずそれぞれのステージを動かし顕微鏡
でV溝を確認しながら光フアイバ素線をV溝へセ
ツトし、1本セツトが終わると、それがずれない
ようにフアイバ整列基板の先端側のステージによ
りセツト済み光フアイバ素線の仮止めを行い、次
の光フアイバ芯線を基部側のステージにセツトし
て再び顕微鏡を覗きながらそのステージを動か
し、その光フアイバ素線をV溝にセツトするとい
うような作業を繰り返して、フアイバ整列基板へ
の光フアイバの整列保持を行つていた。
[考案が解決しようとする問題点] しかしながら上記のような従来技術では、2〜
3組のXYZステージを用いてセツト済み光フア
イバを押さえ込みながら次のV溝にセツトする作
業を繰り返すため、多数本の光フアイバからなる
光フアイバアレイの作製は、ステージの操作に熟
練を要し、組み立て作業性が極めて悪い欠点があ
つた。
本考案の目的は、上記のような従来技術の欠点
を解消し、光フアイバ素線の整列用溝に光フアイ
バを順次短時間で且つ再現性よく整列させること
ができ、しかも組み立てに何ら熟練を要しないよ
うな光フアイバの整列装置を提供することにあ
る。
[問題点を解決するための手段] 本考案は、光フアイバ素線がセツトされる整列
用溝を複数本配設したフアイバ整列基板に光フア
イバを整列させる装置である。
そして前記のような目的を達成するため本考案
は、フアイバ整列基板を保持する基板ホルダと、
光フアイバ素線径より僅かに幅広のガイドスリツ
トを有し前記フアイバ整列基板の整列用溝の上方
に近接配置される押さえ板と、該押さえ板を前記
溝の幅方向に1ピツチ分ずつ移動可能な位置出し
駆動機構を具備している。
フアイバ整列基板に形成する光フアイバ素線の
整列用溝の代表的な例はV溝である。また押さえ
板に形成するガイドスリツトの形状としては、ス
リツトの端部をやや大きめの円形穴として光フア
イバ素線を挿通し易くするのが好ましい。
押さえ板の位置出し駆動機構は、初期位置出し
設定機能とピツチ設定機能等を有し、自動的に整
列用溝の1ピツチ分ずつ移動できるような構造が
好ましい。
[作用] 本考案によれば、ガイドスリツト付き押さえ板
により1本の整列用溝のみを残して他を隠すこと
ができ、従つてその状態では1本の光フアイバ素
線が前記ガイドスリツトに案内されるから所定の
整列用溝にセツトできる。
次にガイドスリツト付き押さえ板を整列用溝の
幅方向に1ピツチ分だけ移動すると、それによつ
て既にセツトされている光フアイバ素線が覆われ
保持されると共に、次の光フアイバ素線のための
整列用溝のみが露出する。従つて容易に次の光フ
アイバ素線をセツトできる。
このように光フアイバ素線を収容する整列用溝
はガイドスリツトにより順々に指定され且つ既に
セツトされた光フアイバ素線は押さえ板により保
持されるため、光フアイバの整列に何ら熟練を必
要とせず、迅速に組み立て作業を実施することが
できる。
[実施例] 第1図は本考案に係る光フアイバ整列装置の一
実施例を示す斜視図である。この光フアイバ整列
装置は、第5図にも示されているような光フアイ
バ整列基板16に光フアイバを整列させる装置で
あり、フアイバ整列基板16を保持する基板ホル
ダ20と、光フアイバ素線径より僅かに幅広のガ
イドスリツト22を有し前記光フアイバ整列基板
16のV溝部分上方に近接配置される押さえ板2
4と、該押さえ板24をV溝12の幅方向に1ピ
ツチ分ずつ移動可能な位置出し駆動機構26を具
備している。
この実施例では基板ホルダ12はフアイバ整列
基板16の基部を両側からスプリング(図示せ
ず)等により挾着保持する構成であり、互いに直
交する3方向に微動可能なXYZステージ(微動
台)28の先端側の上部に設けられている。また
このXYZステージ28の基部側の上部には芯線
クランパ30が取り付けられている。
位置出し駆動機構26は、押さえ板24をX方
向に微動可能な構成であり、例えばパルスモータ
とボールスクリユー等の組み合わせを有する。位
置出し駆動機構26はコントローラ32によりそ
の動作が電気的に制御され、該コントローラ32
は駆動ピツチの設定機能、初期位置出し用の原点
設定機能、1ピツチ移動機能、原点復帰機能等を
有する。
さて本考案において押さえ板24に形成するガ
イドスリツト22は、前記のように光フアイバ素
線10aの外径よりも僅かに幅広に設計され、且
つその端部はやや大きめの円形状に成形されて光
フアイバ素線10aを挿通し易く工夫されてい
る。実際に使用する際には、この先端円形穴22
aはフアイバ整列基板16の先端部よりもやや外
側に位置し、且つ押さえ板24の下面がフアイバ
整列基板16の上面にほぼ接するように設定され
る。
芯線クランパ30は光フアイバ芯線10bの巻
きぐせ等を修正できるように幅のある形状とし、
芯線毎に固定できるよう例えば0.9mmピツチでク
リツクが設けられる。
このような光フアイバの整列装置の使用方法は
次の通りである。先ずフアイバ整列基板16を基
板ホルダ20に取り付ける。この取り付けは、基
板ホルダ20が前述のようにスプリング等を備え
ている構成であれば、その挾持力により極く簡単
に行なえる。次にXYZステージ28を動かして、
フアイバ整列基板16の先端側V溝部分の上方に
押さえ板24が接するようにする。この時、前述
のようにガイドスリツト22の先端円形穴22a
がフアイバ整列基板16の先端部よりもやや外側
に位置するように調整するのが望ましい。
そしてフアイバ整列基板16の最も端に位置す
るV溝がガイドスリツト22に一致するように位
置出しする。これは例えば顕微鏡でモニターする
ことで実施できる。第1図では光フアイバ素線の
セツト状態を明示するため、中央寄りのV溝にガ
イドスリツト22が合わせられているが、実際に
は前記のように最も端のV溝から順々に行うこと
になる。
整列する1本目の光フアイバ素線10aをガイ
ドスリツト22の先端円形穴22aに差し込み、
光フアイバをガイドスリツト22に沿つて倒し込
むことにより1本目の光フアイバ素線10aをV
溝にセツトできる。ここで光フアイバ芯線10b
が浮き上がらないように芯線クランパ30で押さ
え込む。次にコントローラ32により位置出し駆
動機構26を動かし押さえ板24をX方向に1ピ
ツチ分送ることで、既にセツトされた1本目の光
フアイバはV溝内に保持された状態が保たれ、次
のV溝がガイドスリツト22の下に現れる。そこ
で2本目の光フアイバ素線を前記と同様に先端円
形穴22aに挿入しガイドスリツト22に沿つて
寝かせることによりセツトする。このような作業
を順次行う。その様子を第2図および第3図に示
す。このように本考案では、既にセツトされた全
ての光フアイバ素線部は押さえ板24によつて押
さえ込まれるため所定の位置にセツトされた状態
が保たれ、次にセツトすべきV溝が常にガイドス
リツト22の真下に現れることになる。
このような作業を最後まで行うことにより、例
えば8本の光フアイバ全部が整列される。
整列完了後、フアイバ整列基板16の上にカバ
ー(図示せず)を置き、第4図で示すようなクリ
ツプ50で光フアイバ素線および光フアイバ芯線
を所定位置にセツトした状態で仮り固定する。そ
してZステージを基端方向へ移動してフアイバ整
列基板16を押さえ板24から引き離し、基板ホ
ルダ20から上記整列された状態の光フアイバ群
とそれを整列保持しているフアイバ整列基板16
やカバー等をクリツプ50と共に取り外す。その
後、装置外部でカバーとフアイバ整列基板とを接
着することにより光フアイバアレイが組み立てら
れる。
以上本考案の好ましい一実施例について詳述し
たが、本考案はこのような構成のみに限定される
ものではない。例えば前記の実施例ではXYZス
テージを基板ホルダ側に設けているが、位置出し
駆動機構側に設けてもよい。光フアイバ素線がセ
ツトされる整列用溝の形状は必ずしもV溝でなく
てもよい。その他基板ホルダの構造あるいは芯線
クランパの構造等についても適宜変更できること
は言うまでもない。
[考案の効果] 本考案は上記のようにフアイバ整列基板の溝部
分上方に近接配置したガイドスリツト付き押さえ
板を1ピツチ分ずつ移動させる構成だから、既に
セツトした光フアイバを保持しながら次にセツト
すべき整列用溝だけを露出させ、且つガイドスリ
ツトを利用して容易にその整列用溝に光フアイバ
素線をセツトできるため、何ら熟練がいらず、短
時間で再現性よく光フアイバの整列を行わせるこ
とができ、組み立て作業性が向上し光フアイバア
レイの量産が可能となる優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る光フアイバの整列位置の
一実施例を示す斜視図、第2図はその要部を示す
平面図、第3図はその側面図、第4図は本考案に
おいて用いられるクリツパの一例を示す斜視図、
第5図はフアイバ整列基板への光フアイバの整列
状態を示す説明図である。 10a……光フアイバ素線、10b……光フア
イバ芯線、12……V溝、16……フアイバ整列
基板、20……基板ホルダ、22……ガイドスリ
ツト、24……押さえ板、26……位置出し駆動
機構、50……クリツパ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 光フアイバ素線がセツトされる整列用溝を複数
    本配設したフアイバ整列基板に光フアイバを整列
    させる装置であつて、前記フアイバ整列基板を保
    持する基板ホルダと、光フアイバ素線径より僅か
    に幅広のガイドスリツトを有し前記フアイバ整列
    基板の整列用溝の上方に近接配置される押さえ板
    と、該押さえ板を前記整列用溝の幅方向に1ピツ
    チ分ずつ移動可能な位置出し駆動機構を具備して
    いることを特徴とする光フアイバの整列装置。
JP5836187U 1987-04-17 1987-04-17 Expired JPH0412482Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5836187U JPH0412482Y2 (ja) 1987-04-17 1987-04-17

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JP5836187U JPH0412482Y2 (ja) 1987-04-17 1987-04-17

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Publication Number Publication Date
JPS63165604U JPS63165604U (ja) 1988-10-28
JPH0412482Y2 true JPH0412482Y2 (ja) 1992-03-26

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