JPH0412439Y2 - - Google Patents

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JPH0412439Y2
JPH0412439Y2 JP16884785U JP16884785U JPH0412439Y2 JP H0412439 Y2 JPH0412439 Y2 JP H0412439Y2 JP 16884785 U JP16884785 U JP 16884785U JP 16884785 U JP16884785 U JP 16884785U JP H0412439 Y2 JPH0412439 Y2 JP H0412439Y2
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JP
Japan
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ring
steel pipe
cover
center ring
center
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JP16884785U
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JPS6276638U (ja
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  • Examining Or Testing Airtightness (AREA)
  • Non-Disconnectible Joints And Screw-Threaded Joints (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 この考案は既設のガス燃料、その他の配管ライ
ンにおいて、既設鋼管に他の鋼管を連絡する場合
に行なう溶接型鋼管連絡継手に関するものであ
る。
従来の技術 現在既設のガス、燃料、その他の配管ラインに
おいて、既設の鋼管に他の新規の鋼管を配設連絡
させる鋼管の連絡継手工法に於ける接続部品とし
てスリーブあるいはドレツサーを用いるが、第4
図に示す様に既設鋼管Aと連絡鋼管Bの管端面を
対峙させ、該管端面にスリーブを被せて既設鋼管
Aと連絡鋼管Bを支持連通させ、気密にするため
にスリーブCの両端開口部にパツキンDを配設
し、取付板Eを締付ボルトFにてスリーブCのフ
ランジ部に取り付けて機械的接合を行ない。気密
性を確認後に外カバーGを被せ、外カバーGの下
端周縁と鋼管との接触部を溶接Hしている。
考案が解決しようとする課題 上述の従来の既設鋼管と連絡鋼管との連絡工法
は、継手を構成するスリーブCと取付板Eを締付
ボルトFによる機械的接合を行ない、そのスリー
ブCと取付板Eからなる継手に合つた外カバーG
を被せ、外カバーGの外周縁と鋼管A,Bとの接
触部を溶接しているので、スリーブCと取付板E
との取付作業に手間がかかるなど作業時間、作業
性に問題があり、また、別途にカバーを取付ける
ので部分的な大きさが非常に大となり、それがた
めに水平部分に部分的な突起が生じるので、他工
事(電気、下水、道路改善)による掘削時に損害
を受けることがある。この考案は鋼管連絡継手を
装着後の形が管体より余り太くならず、従来のも
のに比べてコンパクトとなる鋼管連絡継手を得よ
うとするものである。
課題を解決するための手段 この考案は、ガス燃料、その他の配管ラインに
於ける既設鋼管と連絡鋼管の対峙している管端部
に取付ける鋼管連絡継手を、該管端部を被覆する
センタリングと、該センタリングを左右より被覆
する一対のカバーリングとで構成し、センタリン
グの外側端縁の下端外周面を傾斜面に形成し、一
方カバーリングの内部にセンターリングの受座に
傾斜面を設け、前記センターリングの傾斜面とカ
バーリングの傾斜面とでOリングを挟持せしめる
とともに、カバーリングとカバーリングとの当接
部およびカバーリングの端部と鋼管との接触部を
溶接し、一体に形成した鋼管連絡継手としたこと
である。
作 用 既設鋼管或は連絡鋼管にカバーリング、Oリン
グ、センターリング、Oリングカバーリングと予
じめ挿入しておき、既設鋼管と連絡鋼管との管端
部を対向させた後に該管端部にセンターリングを
移動させて覆い、Oリングをセンターリングの外
側下面に配置し、カバーリングをセンターリング
の上面に移動させてセンターリングを覆い、カバ
ーリングとカバーリングとの当接部および鋼管と
の接触部を仮溶接から本溶接すれば簡単に鋼管の
連絡継手作業が完了する。
実施例 この考案の一実施例を図面により説明すると、
第1図において、1は既設の鋼管で、また2は他
の連絡鋼管であり、この既設鋼管1と連絡鋼管2
を連絡させるためセンターリング3を設けるに際
し、一対のカバーリング4の一方を既設鋼管1に
Oリング5とともに予かじめ挿入し、さらにセン
ターリング3を挿入しておき、他方連絡鋼管2に
は他のカバーリング4とOリング5とを挿入して
おく。なおこの上記各継手部品の挿入は、カバー
リング4,Oリング5、センターリング3,Oリ
ング5、センターリング4の順序に配置されてい
れば、既設鋼管1又は連絡鋼管2の何れか一方に
片寄せ挿入しても或は夫々に分かれて挿入しても
よい。またセンターリング3は外側端縁3aに傾
斜面3bを形成し、一方一対のカバーリング4の
夫々の内部に、センターリング3の外側端縁3a
の受座4aを設け、該受座4aの下端部を傾斜面
4bに形成し、前記センターリング3の傾斜面3
bとにてOリング5を挟持せしめるものである。
また6は押し輪で、該押し輪6は第3図に示すよ
うに半割形状で鋼管に接する円弧状凹部6aと複
数個の凸片6bをカバーリング4の外側端縁4c
に当接し、該外側端縁4cを締付ボルト7の締付
力によつて押圧し、カバーリング4をセンターリ
ング3の中心位置に移動させ、センターリング3
を覆わせるものである。
上述の継手部材の取付方法は、既設鋼管1と連
絡鋼管2との管端部1a,2aを対峙芯出しを行
ない、その状態でセンターリング3を該対峙位置
に移動し管端部1a,2aを覆う。
次にOリング5をセンターリング3の傾斜面3
bに位置させ、またカバーリング4の外側端縁4
cの隣接して押し輪6を鋼管に取り付け、締付ボ
ルト7を締めると押し輪6の凸片6bによつてカ
バーリング4はセンターリング3の方向に押し進
められ、センターリング3を一対のカバーリング
4が覆うことになる。またその際カバーリング4
の内部の受座4aに設けられた傾斜面4bがセン
ターリング3の傾斜面3bとによつてOリング5
を挟持し、既設鋼管1と連絡鋼管2との連絡部を
気密にする。
この状態で通ガスを行ない石けん水等にて漏れ
テストを行つて気密性を確認後にカバーリング4
の外側端縁4c両端のすみ肉溶接部、カバーリン
グ4の中央の突き合せ溶接部の順に仮溶接を行な
い、押し輪6を鋼管より取り外した後に再度漏れ
検査を行つた後に本溶接8を行ない鋼管継手を形
成する。
考案の効果 この考案は上述のとおりであるから、センター
リング、Oリング、カバーリングからなる継手部
品を既設鋼管及び連絡鋼管の間を移動させるだけ
で継手の設置位置に配設でき、また押し輪の押圧
によつて気密能力を高め、その状態で仮溶接から
本溶接するので、気密性の確認、補強ができ、さ
らに作業時間の短縮、費用の低減強度の確保がで
きる。
またこの考案の継手は接合部の形状が配管本体
と殆んど同じなために溶接工事終了後の外面塗覆
作業がし易いし、また従前の継手のように水平部
分に部分的な突起が生じないので、電気、下水
道、道路改善工事等による掘削時に邪魔となら
ず、損害を受けることが少ない。
さらに通常は活管を切断して接続工事を行なう
ため、需要家の関係で時間制約をうけるので出来
る限り早い時間に復旧させる必要があり、この考
案の継手は押し輪で押圧、気密性が確保確認でき
れば、その時点でラインは使用に供し得るし、溶
接作業は活管のまま行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
図はこの考案の一実施例を示すもので、第1図
は鋼管連絡継手の施工状態を示す断面図、第2図
はこの考案の各部品の断面図、第3図は押し輪の
斜視図、第4図は従来の継手の施工状態を示す断
面図である。 1……既設鋼管、2……連絡鋼管、3……セン
ターリング、3a……センターリングの外側端
縁、3b……傾斜面、4……一対のカバーリン
グ、4a……受座、4b……傾斜面、5……Oリ
ング、6……押し輪。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 既設鋼管と該既設鋼管との連絡鋼管の対向する
    管端部に取付ける鋼管連絡継手を該管端部を被覆
    するセンターリングと、該センターリングを左右
    より被覆する一対のカバーリングとで構成し、セ
    ンターリングの外側端線の下端外周面を傾斜面に
    形成し、一方カバーリングの内部に設けたセンタ
    ーリングの受座に傾斜面を設け、前記センターリ
    ングの傾斜面とでOリングを挟持せしめるととも
    に、カバーリングとカバーリングとの当接部およ
    びカバーリングび端部と鋼管との接触部を溶接
    し、一体に形成したことを特徴とする鋼管連絡継
    手。
JP16884785U 1985-11-01 1985-11-01 Expired JPH0412439Y2 (ja)

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JPS6276638U JPS6276638U (ja) 1987-05-16
JPH0412439Y2 true JPH0412439Y2 (ja) 1992-03-25

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