JPH061648Y2 - 排水管連結構造 - Google Patents

排水管連結構造

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JPH061648Y2
JPH061648Y2 JP1988081999U JP8199988U JPH061648Y2 JP H061648 Y2 JPH061648 Y2 JP H061648Y2 JP 1988081999 U JP1988081999 U JP 1988081999U JP 8199988 U JP8199988 U JP 8199988U JP H061648 Y2 JPH061648 Y2 JP H061648Y2
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pipe
pipe joint
joint
pipes
connection structure
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JP1988081999U
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正雄 仲石
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Kubota Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、縦排水管等の排水管を互いに連結する管連結
構造に関する。
(従来の技術) 従来、縦排水管の連結構造としては、第6図に示される
如く、上下の排水管101,102の各直管状管端部の端面10
3,104を互いに突き合せ状とし、一方の排水管102に予
め、軸心方向に移動自在に装着された管継手105を、両
排水管101,102にまたがって配置し、管継手105を縮径
方向に締め付け固定することによって管継手105に内有
された円筒状の弾性シール材を突き合わせ状とされた管
端部の周りに液密に付設して互いに連結する方法が採用
されていた。
(考案が解決しようとする課題) しかしながら、上記連結構造にあっては、各端面103,1
04の突き合せ一部を管継手105の軸心方向長さの中央部
に合せるのが困難であり、第7図に示される如く、突き
合せ部が一方に偏位した状態で連結されるおそれがあ
り、良好な連結状態が得難い欠点があった。また管継手
105の締め付け固定時に、第8図に示される如く、管継
手105が傾斜状にゆがんで固定されるおそれがあり、従
って、上下の排水管101,102の管芯にズレを生じるおそ
れがあり、この点からも良好な連結状態が得難い欠点が
あった。排水は管の内面に沿って流下するため、叙上の
ような芯ズレが生じると、管端が突き合わせ状とされて
いても、管の連結部に段差が生じ、この段差に衝突した
排水が管の中心側に飛散する。このため、管に中央部に
形成される空気の流路が閉塞され、管内の空気の流路に
正圧が発生し、縦排水管に連通する流路に設けられた排
水トラップが破られるおそれがある。
そこで、本考案は上記問題点に鑑み、良好な連結状態が
得られるものを提供することを目的とする。
(課題を解決するための手段) その技術的手段は、各管3,4の直管状管端部の端面16,17
が突き合わせ状とされ、一方の管4の外周に軸心方向に
移動自在に備えられ、かつ径方向に拡縮自在とされた管
継手18を、両管3,4にまたがって配置すると共に、縮径
方向に締め付け固定することによって管継手18に内有さ
れた円筒状の弾性シール材を突き合わせ状とされた管端
部の周りに液密に付設して各管3,4が互いに連結される
排水管連結構造において、他方の管3の外周面に、その
端面17から管継手18の軸心方向長さLのほぼ1/2の位置
に、管継手18の端面が当接される。管軸方向に対して垂
直方向に突出する当接フランジ23が設けられてなる点に
ある。
(作用) 本考案によれば、各管3,4の端面16,17を互いに突き合せ
状とし、一方の管4の外周に備えられた管継手18を軸芯
方向に移動させ、他方の管3の当接フランジ23に当接さ
せる。この管継手18が両管3,4にまたがった当接状態
で、管継手18を縮径方向に締め付け固定すれば、各管3,
4が互いに連結される。この際、前記当接フランジ23
は、管軸方向に対して垂直方向に突出して設けられてい
るので、管継手18を当接フランジ23に当接するだけで、
管継手18は他方の管3と同心状になり、管継手18を締め
付け固定するに従って、弾性シール材を介して一方の管
4が他方の管3に同心状に規制されて連結され、芯ズレ
が生じ難い。
(実施例) 以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明すると、第
1図乃至第5図において、1は縦排水管で、建築物の各
階床スラブ2に固定される集合管3と、上下の集合管3
の間に配置される直管状の縦主管4とで構成されてい
る。
集合管3は、その本体6の上下端部に、縦主管4との連
結部7,8が夫々形成され、側面に横排水管が連結される
連結部9,10が夫々形成されている。
そして各集合管3は各各階床スラブ2に形成された通孔
12に挿通状とされ、モルタル13により固定されている。
各縦主管4の下端部は、下方集合管3の上側連結部7に
シール材14を介して嵌脱自在に嵌合されて連結されてお
り、各縦主管4の上端面16は、上方集合管3の直管状管
端部を構成する下側連結部8下端面17と上下方向に突き
合せ状とされると共に、縦主管4上端部と上方集合管3
の下側連結部8とにまたがって配置されたリング状の管
継手18によって締め付け固定されている。
管継手18は、ゴム製の円筒状シール材19を割りプレート
20で囲繞し、この割りプレート20の両端から略径外方向
に突出された締め付けフランジ21に挿通されたボルト22
を締結弛緩することにより径方向に拡縮自在とされてい
る。そして、ボルト22弛緩時には、縦主管4の軸心方向
に移動自在とされる。
一方、集合管3の下側連結部8外周には、下端面17よ
り、管継手18の軸心方向長さLのほぼ1/2の位置に、管
継手18の上端面が接離自在に当接される当接フランジ23
が径方向外方にすなわち管軸方向に対して垂直方向に突
出状にかつ周方向環状に設けられている。
本考案の実施例は以上のように構成されており、縦主管
4の上端部と上方集合管3の下側連結部8とを互いに連
結する場合、縦主管4の外周に予め、管継手18を装着
し、縦主管4の上端面16と下側連結部8下端面17とを互
いに突き合せ状として管芯を一致させ、その後、管継手
18を上方に移動させて管継手18の上端面を当接フランジ
23下面に当接させて位置決めし、この状態でボルト22を
締結すれば、管継手18は縮径方向に締め付けられ、ここ
に、集合管3の連結部8と縦主管4の上端部とが互いに
連結される。そして両管3,4の連結部はシール材19によ
りシールされる。この連結に際し、当接フランジ23が連
結部8の下端面7よりほぼ1/2Lの位置に設けられている
ため、管継手18上端面を当接フランジ23下端面に当接さ
せた状態で締結すれば、連結部8下端面17と縦主管4上
端面との突き合せ部が管継手18の軸心方向長さLの中央
部に位置した状態で各管3,4を連結することができ、良
好な連結状態を得ることができる。また上記突き合せ部
を管継手18の軸心方向長さLの中央部に位置合せする作
業も、管継手18上端面を当接フランジ23下端面に当接さ
せるだけで容易に行え、作業性がよい。さらに、管継手
18の上端面を当接フランジ23の下端面に当接させた状態
で、ボルト22を締結すれば、当接フランジ23が管継手18
の締結作業時のゆがみを規制し、各管3,4の管芯に沿っ
た正常な姿勢で締め付け固定でき、集合管3と縦主管4
の管芯のズレ発生が有効に防止でき、この点からも良好
な連結状態を得ることができる。
尚、縦排水管1の連結構造を示しているが、横排水管の
連結であってもよい。また管継手18も実施例の構造に何
等限定されない。
(考案の効果) 本考案によれば、各管の直管状管端部の端面が突き合せ
状とされ、一方の管の外周に軸心方向に移動自在に備え
られ、かつ径方向に拡縮自在とされた管継手を、両管に
またがって配置すると共に、縮径方向に締め付け固定す
ることによって管継手に内有された円筒状の弾性シール
材を突き合わせ状とされた管端部の周りに液密に付設し
て各管が互いに連結される排水管連結構造において、他
方の管の外周面に、その端面から管継手の軸心方向長さ
のほぼ1/2の位置に、管継手の端面が当接される管軸方
向に対して垂直方向に突出する当接フランジが設けられ
てなるものであり、各管の端面の突き合せ部を管継手の
軸心方向長さの中央部に位置合せする作業も容易かつ確
実に行なえ、また管継手を締め付け固定するに従って、
弾性シール材を介して一方の管が他方の管に同心状に規
制されて連結され、芯ズレが生じ難く、このため連結さ
れる排水管の突き合わせ状とされた管端に段差が生じ
ず、連結部で管内面を流れる排水が飛散して管中央部の
空気の流路が閉塞され、管内の空気圧が正圧になるおそ
れがなく、排水トラップが破られるおそれがない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例を示す要部側面図、第2図は連
結部の説明図、第3図は集合管上端部の部分断面側面
図、第4図は管継手の平面図、第5図は同部分断面側面
図、第6図は従来例を示す連結部の説明図、第7図、第
8図は従来例における連結状態を示す側面図である。 1…縦排水管、3…集合管、4…縦主管、16…上端面、
17…下端面、18…管継手。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】各管(3),(4)の直管状管端部の端面(16),
    (17)が突き合わせ状とされ、一方の管(4)の外周に軸心
    方向に移動自在に備えられ、かつ径方向に拡縮自在とさ
    れた管継手(18)を、両管(3),(4)にまたがって配置する
    と共に、縮径方向に締め付け固定することによって管継
    手(18)に内有された円筒状の弾性シール材を突き合わせ
    状とされた管端部の周りに液密に付設して各管(3),(4)
    が互いに連結される排水管連結構造において、 他方の管(3)の外周面に、その端面(17)から管継手(18)
    の軸心方向長さLのほぼ1/2の位置に、管継手(18)の端
    面が当接される、管軸方向に対して垂直方向に突出する
    当接フランジ(23)が設けられてなることを特徴とする排
    水管連結構造。
JP1988081999U 1988-06-20 1988-06-20 排水管連結構造 Expired - Lifetime JPH061648Y2 (ja)

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Publication Number Publication Date
JPH025456U JPH025456U (ja) 1990-01-16
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2002195476A (ja) * 2000-12-27 2002-07-10 Kana Flex Corporation Kk 管接続用継手
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