JP2002195476A - 管接続用継手 - Google Patents

管接続用継手

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JP2002195476A
JP2002195476A JP2000396681A JP2000396681A JP2002195476A JP 2002195476 A JP2002195476 A JP 2002195476A JP 2000396681 A JP2000396681 A JP 2000396681A JP 2000396681 A JP2000396681 A JP 2000396681A JP 2002195476 A JP2002195476 A JP 2002195476A
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pipes
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JP2000396681A
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Shigeki Kanao
茂樹 金尾
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Kanaflex Corp Co Ltd
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Kanaflex Corp Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 コスト高になることを抑制することができ、
しかも、接続作業を容易迅速に行えると共に、止水を確
実に行うことができるようにする点にある。 【解決手段】 螺旋状に形成された一方の管1の突き合
わせ端からねじ込んで一旦外嵌させると共に前記他方の
管の突き合わせ端へ前記回転方向とは反対方向に回転さ
せながらねじ込んで外嵌させることにより該2本の管
1,1の突き合わせ端のそれぞれの外周面を少なくとも
1周分に渡ってシールする一対のシール部4A,4Aを
備えた環状で筒状の単一のシール材4と、このシール材
4を挟み込んで締め付けることによりシール材4を管側
へ押圧するための締付具とから構成したことを特徴とす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、管軸芯方向で山部
と谷部とが交互に位置する螺旋状に形成された2本の管
の一端同士を突き合わせた状態で両管を接続するための
管接続用継手に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、一端同士が突き合わされた2つの
管を接続する場合には、図12(a),(b)に示すよ
うに、まず、2本の管21,21のうちの一方の管21
の端部に、弾性材でなる内外面フラットな円筒状パッキ
ン23を一旦外挿してから、この円筒状パッキン23の
半分を他方の管21の端部に移動させながら外挿させる
ことによって、2本の管21,21の間に円筒状パッキ
ン23が外挿された状態にセットする。次に、前記円筒
状パッキン23の両端それぞれをめくり上げて、弾性材
でなる2つの谷埋め部材22,22のそれぞれを管21
の谷部21Aの特定箇所に入り込ませる。このとき、谷
埋め部材22,22が円筒状パッキン23からはみ出る
ことがないようにする。この状態から上下一対の半割継
手24,25にて円筒状パッキン23を覆ってから、半
割継手24,25のフランジ26,27間を貫通するボ
ルト28とこのボルト28に螺合するナット29により
フランジ26,27を引き寄せて締め付け固定し、接続
を完了するのである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記接続方法によれ
ば、別体の上下一対の半割継手24,25、2個の谷埋
め部材22,22、円筒状パッキン23等の多数の材料
が必要になり、在庫管理費や運搬費を含めたトータルコ
ストが高く付くだけでなく、それら多数の材料を接続手
順に沿って行うことが多くの時間と手間を要するもので
あった。又、前記谷埋め部材22,22を谷部21A,
21Aへ入れるためには、円筒状パッキン23をめくり
上げなければならないだけでなく、谷埋め部材22,2
2を配置する位置には個人差等によりバラツキがあるた
め、例えば谷埋め部材22,22を円筒状パッキン23
の両端付近に配置する等、配置する位置によっては止水
を完全にすることができない場合があり、再度やり直し
を行わなければならない接続箇所が発生することがあっ
た。因みに、前記谷埋め部材22,22を配置すること
自体を忘れてしまうこともあり、全く止水処理がなされ
ていない状態で接続が完了した場合もあり、排水管内を
流動する排水の水位によっては大きな水漏れを招いてし
まうことがあった。又、前記谷埋め部材22にて、管2
1の谷部21Aの一部分しか埋めていないため、谷部2
1Aに埋まっている谷埋め部材22の姿勢によっては谷
埋め部材22と管21の谷部21Aとの間に隙間が発生
することもあり、シール不良となることもあり、早期改
善が要望されている。
【0004】本発明が前述の状況に鑑み、解決しようと
するところは、コスト高になることを抑制することがで
き、しかも、接続作業を容易迅速に行えると共に、止水
を確実に行うことができるようにする点にある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、前述の課題解
決のために、管軸芯方向で山部と谷部とが交互に位置す
る螺旋状に形成された2本の管の一端同士を突き合わせ
た状態で両管を接続するための管接続用継手において、
前記一方の管の突き合わせ端からねじ込んで一旦外嵌さ
せると共に前記他方の管の突き合わせ端へ前記回転方向
とは反対方向に回転させながらねじ込んで外嵌させるこ
とにより該2本の管の突き合わせ端のそれぞれの外周面
を少なくとも1周分に渡ってシールする一対のシール部
を備えた環状で筒状の単一のシール材と、このシール材
を挟み込んで締め付けることにより該シール材を管側へ
押圧するための締付具とから、管接続用継手を構成して
いる。2つの管を接続する場合には、まず一方の管の接
続側端部にシール材をねじ込んで一旦外嵌させる。次
に、シール材を前記回転方向とは反対の回転方向に回転
させながら他方の管の接続側端部にシール材の中心軸方
向ほぼ半分をねじ込んで外嵌させることによって、2つ
の管を突き合わせた状態で両管の端部それぞれにシール
材を同程度に外嵌させることができる。この後、シール
材を締付具にて挟み込んでから、シール材を管側へ押圧
することによって、両管をシール処理された状態で接続
することができる。しかも、シール材を一対のシール部
を備えた単一のもので構成することによって、2つのシ
ール材を装着する構成に比べて、部材点数を削減するこ
とができるだけでなく、管に大きな引っ張り力が作用し
た場合でも、螺旋方向でシール部が移動することを確実
に回避することができる。又、前記一対のシール部は、
前記シール材の中心軸方向全域に渡って備えさせてもよ
いが、シール材の中心軸方向両側にのみ備えさせること
によって、2本の管の端部同士を突き合わせた状態にお
いて両管のピッチが突き合わせ部分で一致しない場合で
も、これをシール材の中心軸中央のシール部の無い部分
で吸収することができるから、2本の管の端部同士を突
き合わせることができず、隙間の空いた状態で接続する
といったことを回避して確実な接続を行うことができる
利点がある。
【0006】一対のシール部それぞれが、前記両管の突
き合わせ端における各管の管軸芯方向1ピッチ以上に渡
る範囲をシールするもので構成することによって、シー
ル性能を高めることができる。
【0007】前記締付具が、2つの半割部材とこれら半
割部材を互いに接近する側に移動操作するボルト及びナ
ットからなり、これら半割部材の少なくとも一方の内面
に、前記管の谷部内に入り込んで管に対して該半割部材
の管軸芯方向での移動を阻止する突起部を備えさせるこ
とによって、管に大きな引っ張り力が作用した場合でも
これを突起部にて阻止することができる。
【0008】前記シール材の中心軸方向ほぼ中央部の全
周に渡る範囲又は周方向特定箇所に径方向外方側に突出
する突出部又は径方向内方側に凹入する凹部を形成する
ことによって、2つの管の突合わせ端部に対する外嵌量
を把握することができ、突合わせ端部に突出部又は凹部
を位置合わせし易い。
【0009】前記2つの半割部材が前記管を上下方向か
ら挟み込むものからなり、両半割部材の中心軸方向ほぼ
中央部の全周に渡る範囲又は周方向特定箇所に径方向外
方側に突出する突出部又は径方向内方側に凹入する凹部
を形成することによって、半割部材同士の位置合わせを
行うときの目印とすることができるだけでなく、シール
材に対する位置合わせ用の目印として利用することがで
きる。
【0010】
【発明の実施の形態】図1に、2つの管1,1が管接続
用継手2により接続されたものが示されている。前記管
1としては、亜鉛メッキ鋼板を難燃性樹脂で被覆した多
層構造にしたものや、合成樹脂のみで形成したもの等、
管の具体的構成は、どのようなものであってもよい。
又、前記管1は、電線共同溝等に配設するものに使用す
る他、排水用や下水用としても使用することができる。
【0011】前記管1は、図1に示すように、頂部が半
円状に形成された山形状の山部(凸部)1Aと管軸芯方
向ほぼ中央部が少し盛り上がったへの字形状の(平坦面
でもよい)の谷部(凹部)1Bとが管軸芯方向において
交互に位置する螺旋状に形成されたものから構成してい
る。前記山部1Aの形状は、山形状の他、正方形、三角
形状、楕円形状、台形状等、どのような形状に形成して
もよい。又、前記管1の内面をほぼフラットにすること
によって、可撓性において不利にはなるが、排水管で使
用する場合には、排水に対する流量抵抗を少なくするこ
とができるだけでなく、保形強度の向上を図って外圧に
強い管とすることができる。又、電線を挿入する電線管
として使用する場合には、管1内に光ファイバー等のケ
ーブルを通線する場合等に、ケーブルの先端が引っ掛か
ることがなく、スムーズに通線作業を行うことができる
利点があるが、必ずしも内面をフラットにしなくてもよ
い。
【0012】前記管接続用継手2は、図2〜図5に示す
ように、管1を上下方向から挟み込んで締め付けるため
の締付具と、この締付具と管1との間の止水処理を行う
ための円筒状のシール材4とからなっている。
【0013】前記締付具は、合成樹脂製の上下一対の半
割部材5,6と、これら半割部材5,6を互いに接近す
る側に移動操作する4本の汎用のボルト(左右に少なく
とも1本ずつあれば本数は何本でもよい)7とこれらボ
ルト7に螺合する4個の汎用のナット8とからなってい
るが、他のものから構成してもよい。前記半割部材5,
6の一端同士をピン等により枢支連結して一体化したも
のから構成すれば、接続作業の容易迅速化を図ることが
できる利点がある。前記一方(下側)の半割部材5は、
図2(a),(b)及び図4に示すように、正面視にお
いてほぼ半円形状の本体部5Aと、この本体部5Aの円
周方向両端に備えさせた一対のフランジ部5B,5Bと
からなっている。前記フランジ部5B,5Bにそれぞれ
に前記ボルト7を貫通させることができる貫通孔5C,
5Cを形成すると共に、前記本体部5Aの内面のうち、
中心軸X方向両端部のそれぞれに、管1の谷部1B内に
入り込んで管1に対して半割部材5,6の管軸芯方向で
の移動を阻止するための突起部5Tを形成している。前
記貫通孔5Cは、前記ボルト7の六角形状の頭部が入り
込むための六角形状の溝部が形成されており、ボルト7
の回り止めを行えるようになっている。尚、図2(a)
及び図4に示す一対の5D,5Dは、他方(上側)の半
割部材6に形成の凹入溝部6D,6Dに嵌合して両者の
位置決め固定するための突出片である。又、他方(上
側)の半割部材6は、図3(a),(b)及び図4に示
すように、正面視においてほぼ半円形状の本体部6A
と、この本体部6Aの円周方向両端に備えさせた一対の
フランジ部6B,6Bとからなっている。前記フランジ
部6B,6Bにそれぞれに前記ボルト7を貫通させるこ
とができる貫通孔6C,6Cを形成すると共に、前記本
体部6Aの内面のうち、中心軸X方向両端部のそれぞれ
に、管1の谷部1B内に入り込んで管1に対して半割部
材5,6の管軸芯方向での移動を阻止するための突起部
6Tを形成している。前記半割部材5,6は、一部を除
いてほぼ同一形状に構成したが、製造面において有利に
なるように完全に同一の形状のものから構成してもよ
い。又、図2(a)又は図3(a)に示す5E又は6E
は、前記一方のフランジ部5B又は6B(両方のフラン
ジに設けてもよい)のうち、中心軸X方向ほぼ中央部に
径方向内方側に凹入する凹部(凸部でもよい)であり、
上下一対の半割部材5,6を合わせるときの目印や前記
シール材4に対する半割部材5,6の位置合わせを行う
ときの目印として利用することができるようになってい
る。
【0014】前記シール材4は、ブチルゴム等のゴム成
型品又は軟質性樹脂等の合成樹脂成型品で構成し、図5
にも示すように、2つの管1,1の接続側端部それぞれ
において1ピッチP分の範囲に渡ってシールするための
一対のシール部4A,4Aと、これら両者を所定間隔を
置いて連結するための連結部4Bとからなっている。前
記シール部4A,4A間の連結部4Bにもシール部を形
成することによって、シール材4の中心軸方向全域に渡
ってシール部を形成することもできるが、図5に示すよ
うに、シール材4の中心軸方向中間部である連結部4B
にシール部を形成しないことによって、2つの管1,1
を突き合わせた接続端部においてピッチが合わない場合
でも、それを連結部4Bにて吸収して2つの管1,1を
突き合わせた状態で接続することが可能になり、好まし
い。尚、図5では管1のピッチと接続端部におけるピッ
チとが一致している場合を示している。又、前記シール
材4の外面のうち、中心軸方向ほぼ中央部に、全周に渡
る範囲に径方向外方に突出する断面形状がほぼ半円形状
(角形又は三角形等、どのような形状のものでもよい)
の突出部4Cを形成してシール材4を管1へ外嵌させる
ときの目印になるようにしている。前記突出部4Cに代
えて凹入部であってもよい。又、それら目印は、全周に
渡る範囲に形成する他、周方向特定箇所にのみ形成して
もよい。又、シール部4Aの管軸芯方向の形成範囲を管
1の1ピッチP分とすることによって、シール性能を高
めることができるが、シール部4Aが環状であることか
ら、半ピッチ1/2P又はそれよりも少なくてもシール
することができる。尚、コスト面及び装着作業面におい
て不利になるが、シールする面積が多ければ多いほどシ
ールを確実に行うことができる利点があり、少なくとも
1ピッチ以上とすることがシール性能を高める上で好ま
しい。
【0015】前記管1,1同士の接続を、図5〜図11
に基づいて説明する。まず、図5に示すように、管1,
1の突き合わせ面にシール材4の中央部の突出部4Cを
合わせ、この状態で管1,1の外面のうち、シール材4
の両端に対応するシール材4の挿入位置にマジック等に
よりラインMを付ける(予めラインMを管1に付してい
てもよい)。次に、図6に示すように、一方の管1の接
続側端部に位置させたシール材4を、矢印の回転方向
(他方の管1側から見れば右回転方向)K1に回転させ
ることにより管1に対して矢印方向(図において左側)
Hに移動させながら管1に外嵌させる。この後、図7に
示すように、他方の管1をシール材4が外嵌された前記
一方の管1の接続側端面に突き合わせてから、シール材
4を前記回転方向K1とは反対方向の回転方向(他方の
管1側から見れば左回転方向)K2に回転させることに
より管1に対して矢印方向(図において右側)hに移動
させながら他方の管1にマーキングしたラインMの位置
にシール材4の端部が位置するように外嵌させる(図8
参照)。この状態から下側の半割部材5にそれの凹部5
Eに対してシール材4の突出部4Cが位置するように管
1,1を配置する(図9参照)。このとき、半割部材5
の突起部5Tが管1の凹部1Bに入り込んでいることを
確認し、入り込んでいなければ、半割部材5を管軸芯方
向に少しずらして入り込ませることになる。そして、図
10に示すように、下側の半割部材5にボルト7を貫通
させると共に上側の半割部材6を上から被せ、図11に
示すように、ボルト7にワッシャー9を通すと共にナッ
ト8を螺合させることによって、両半割部材5,6を締
め付け固定することができると共にシール材4を管1,
1側に押圧してシール処理を完了することができるよう
にしている。
【0016】
【発明の効果】請求項1によれば、2つの管に環状でか
つねじ込み式のシール材にてシール処理を行うようにす
ることによって、従来に比べて、部材点数の削減化によ
るコストの低減を図ることができるだけでなく、特定箇
所にのみコーキング材を充填するものに比べて止水を確
実に行うことができる管接続用継手を提供することがで
きる。しかも、シール材を一対のシール部を備えた単一
のもので構成することによって、2つのシール材を装着
する構成に比べて、部材点数を削減することができるだ
けでなく、管に大きな引っ張り力が作用した場合でも、
螺旋方向でシール部が移動することを確実に回避するこ
とができ、信頼性の向上を図ることができる。
【0017】請求項2によれば、一対のシール部のそれ
ぞれが、両管の突き合わせ端における各管の1ピッチ以
上に渡る範囲をシールするもので構成することによっ
て、シール性能を高めることができ、コスト面及び信頼
性において有利にすることができる。
【0018】請求項3によれば、締付具が、2つの半割
部材とこれら半割部材を互いに接近する側に移動操作す
る汎用のボルト及びナットからなり、コスト面において
有利しながらも、半割部材の少なくとも一方の内面に、
管の谷部内に入り込んで管に対して半割部材の管軸芯方
向での移動を阻止する突起部を備えさせることによっ
て、管に大きな引っ張り力が作用した場合でもこれを突
起部にて阻止することができ、接続が解除されるような
ことのない信頼性の高いものにすることができる。
【0019】請求項4によれば、シール材の中心軸方向
ほぼ中央部の全周に渡る範囲又は周方向特定箇所に径方
向外方側に突出する突出部又は径方向内方側に凹入する
凹部を形成することによって、2つの管の突合わせ端部
に対する外嵌量を把握することができ、突合わせ端部に
突出部又は凹部を位置合わせし易く、作業面において有
利になる。
【0020】請求項5によれば、2つの半割部材が前記
管を上下方向から挟み込むものからなり、両半割部材の
中心軸方向ほぼ中央部の全周に渡る範囲又は周方向特定
箇所に径方向外方側に突出する突出部又は径方向内方側
に凹入する凹部を形成することによって、半割部材同士
の位置合わせを行うときの目印とすることができるだけ
でなく、シール材に対する位置合わせ用の目印として利
用することができ、作業の迅速化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】2本の管を管接続用継手にて接続を完了した状
態を示す一部切欠きの側面図である。
【図2】下側の半割部材を示し、(a)はそれの平面
図、(b)はそれの底面図である。
【図3】上側の半割部材を示し、(a)はそれの平面
図、(b)はそれの底面図である。
【図4】上下一対の半割部材の分解正面図である。
【図5】2本の管の接続側端部それぞれにシール材の挿
入位置をマーキングした状態を示す説明図である。
【図6】一方の管の接続側端部にシール材を外嵌した状
態を示す説明図である。
【図7】図6の状態で他方の管を突き合わせた状態を示
す説明図である。
【図8】2本の管の接続側端部へのシール材の外嵌が完
了した状態を示す説明図である。
【図9】シール材が外嵌された2本の管を下側の半割部
材に配置した状態を示す説明図である。
【図10】下側の半割部材に対して上側の半割部材を被
せる直前の状態を示す説明図である。
【図11】上下の半割部材に対してボルトを貫通させて
ワッシャー及びナットを装着する直前の状態を示す説明
図である。
【図12】従来の管接続用継手により管を接続した図を
示し、(a)はそれの断面図であり、(b)はそれの側
面図である。
【符号の説明】
1 管 1A 山部 1B 谷部 2 管接続用継手 4 シール材 4A シール部 4B 連結部 4C 突出部 5,6 半割継手 5A,6A 本体部 5B,6B フランジ部 5C,6C 貫通孔 5D 突出片 6D 凹入溝部 5E,6E 凹部 5T,6T 突起部 7 ボルト 8 ナット 9 ワッシャー 21 管 21A 谷部 22 谷埋め部材 23 円筒状パッキン 24,25 半割継手 26,27 半割継手 28 ボルト 29 ナット M ライン P ピッチ X 中心軸

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 管軸芯方向で山部と谷部とが交互に位置
    する螺旋状に形成された2本の管の一端同士を突き合わ
    せた状態で両管を接続するための管接続用継手におい
    て、前記一方の管の突き合わせ端からねじ込んで一旦外
    嵌させると共に前記他方の管の突き合わせ端へ前記回転
    方向とは反対方向に回転させながらねじ込んで外嵌させ
    ることにより該2本の管の突き合わせ端のそれぞれの外
    周面を少なくとも1周分に渡ってシールする一対のシー
    ル部を備えた環状で筒状の単一のシール材と、このシー
    ル材を挟み込んで締め付けることにより該シール材を管
    側へ押圧するための締付具とから構成してなる管接続用
    継手。
  2. 【請求項2】 前記一対のシール部それぞれが、前記両
    管の突き合わせ端における各管の管軸芯方向1ピッチ以
    上に渡る範囲をシールするものでなる請求項1記載の管
    接続用継手。
  3. 【請求項3】 前記締付具が、2つの半割部材とこれら
    半割部材を互いに接近する側に移動操作するボルト及び
    ナットからなり、これら半割部材の少なくとも一方の内
    面に、前記管の谷部内に入り込んで管に対して該半割部
    材の管軸芯方向での移動を阻止する突起部を備えてなる
    請求項1記載の管接続用継手。
  4. 【請求項4】 前記シール材の中心軸方向ほぼ中央部の
    全周に渡る範囲又は周方向特定箇所に径方向外方側に突
    出する突出部又は径方向内方側に凹入する凹部を形成し
    てなる請求項1の管接続用継手。
  5. 【請求項5】 前記2つの半割部材が前記管を上下方向
    から挟み込むものからなり、両半割部材の中心軸方向ほ
    ぼ中央部の全周に渡る範囲又は周方向特定箇所に径方向
    外方側に突出する突出部又は径方向内方側に凹入する凹
    部を形成してなる請求項1の管接続用継手。
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