JP6029197B1 - ケーブル保護体 - Google Patents

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Abstract

【課題】作業性及び経済性に優れており、しかも、簡潔な構成であって、外力が直接的に作用することによる破損を抑制できるケーブル保護体の提供。【解決手段】一方の第1管本体11Cの一端部及び他端部にそれぞれ雌型受け口部12及び雄型挿し口部13が設けられている。雌型受け口部12の外周面には雄ネジ12Bが形成される。ナット20は、他方の第1管本体11Cの雄型挿し口部12に嵌合されると当該雌型受け口部12に形成された雄ネジ12Bに螺合される。ナット20の締め込みは、当該雌型受け口部12のフランジ12Cで規制される。当該雄型挿し口部13及びナット20は、フランジ12Cによるナット20の締め込みが規制された状態で、当該雌型受け口部12に対する雄型挿し口部13のフレックスピボット変位を許容する第1変位案内部14及び第2変位案内部20Bを有する。【選択図】図6

Description

本発明は、電線ケーブル、光ファイバーケーブル、その他のケーブルを、地中に埋設する際、あるいは地表に敷設する際に使用されるケーブル保護体に関する。
ケーブルが地中に埋設される場合に、外力からケーブルを保護するために、例えば、特許文献1に開示されたケーブル保護体が使用される。このケーブル保護体は、内部にケーブルが挿通される複数の管体が軸方向に沿って連結されている。各管体は、2分割可能な樹脂製の保護ケース内にそれぞれ収容されている。
各管体は、一方の端部に雌型受け口部が設けられており、他方の端部に雄型挿し口部が設けられている。一方の管体の雌型受け口部の内部に他方の管体の雄型挿し口部が挿入されることによって、隣り合う一対の管体が接続される。嵌合された雌型受け口部と雄型挿し口部との間に、弾性部材が介在されている。
このケーブル保護体では、上記弾性部材が弾性変形することにより、隣り合う管体同士が相対的に変位可能になっている。このため、各管体が収容された保護ケースに外力が加わった場合にも、相互に接続された管体同士が変位することにより、それぞれの管体が破損することが抑制され、管体同士の接続状態が安定的に維持される。
特許第5814453号公報
地中に埋設されるケーブルの深度が浅い場合には、ケーブル保護体に加わる外力は、比較的小さくなる。また、地表にケーブルが敷設される場合には、地中に埋設される場合よりも、ケーブル保護体に作用する外力は小さい。このような場合には、実質的に上記保護ケースは不要であり、管体だけでケーブルを保護することが可能である。したがって、ケーブルの埋設作業の作業性及び経済性が向上する。ただし、この場合においても、管体に外力が直接的に作用することによる破損等が回避されなければならない。
本発明は、かかる事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、作業性及び経済性に優れており、しかも、外力が直接的に作用することによる破損を抑制できる簡潔なケーブル保護体を提供することにある。
(1)本発明の一の局面に係るケーブル保護体は、一端部及び他端部を有し、内部にケーブルが挿通される管本体及び当該管本体に外嵌された連結具とを備え、隣り合わされた管本体のうちの一方の一端部と他方の他端部とが上記連結具を介して嵌合連結されることにより長尺のケーブルを囲繞し得るケーブル保護体に係るものである。上記管本体の他端部及び一端部にそれぞれ雌型受け口部及び当該雌型受け口部に対応して弾性的且つ液密的に嵌合可能に形成された雄型挿し口部が設けられている。上記雌型受け口部の外周面に雄ネジが形成されると共に、上記連結具は上記雄ネジに対応した雌ネジを有している。上記雌型受け口部は、上記雄型挿し口部が上記隣り合う管本体の雌型受け口部に嵌合され且つ上記連結具が当該雌型受け口部に形成された雄ネジに螺合した状態で、当該連結具の締め込みを所定位置で規制するストッパを有する。上記雄型挿し口部は、上記連結具が上記隣り合う管本体の雌型受け部に設けられたストッパによって締め込みが規制された状態で、上記連結具の所定部と当接し且つ上記雄型挿し口部が上記隣り合う管本体の雌型受け口部に対してフレックスピボット変位を許容する変位案内部を有する。上記連結具の所定部及び上記変位案内部に、互いに当接して上記フレックスピボット変位を案内する球面の一部からなる案内曲面が形成されており、当該案内曲面の中心は、上記管本体の一端部側の軸線上に位置し且つ当該案内曲面の法線と上記中心とを結ぶ仮想線分の上記管本体の軸線方向への投影長さが、当該仮想線分の上記管本体の径方向への投影長さより大きくなるように配置されている。弾性変形可能な第1のOリングが上記雄型挿し口部の外周面に装着されており、当該第1のOリングの外径は、上記隣り合う管本体の雌型受け口部の内径よりも大きく設定されている。弾性変形可能な第2のOリングが上記雄型挿し口部の端面から突出するように配置されている。
本発明に係るケーブル保護体は、内部にケーブルが挿通されることにより、当該ケーブルを囲繞し保護する。道路等に敷設ないし埋設されるケーブルは一般に長尺であるから、これを囲繞するために複数のケーブル保護体が次のように連結される。
一方の管本体の雄型挿し口部が他方の管本体の雌型受け口部の内部に弾性的に且つ液密的に嵌め込まれる。すなわち、上記第1のOリングが上記雄型挿し口部の外周面に装着されていることから、当該第1のOリングが弾性変形して隣り合う管本体の雌型受け口部の内壁面に押圧される。同時に、上記第2のOリングが上記雄型挿し口部の端面から突出するように配置されていることから、当該第2のOリングが弾性変形して上記雌型受け口部に押圧される。つまり、これら雌型受け口部及び雄型挿し口部の間が防水され、且つ当該雌型受け口部に対して当該雄型挿し口部が弾性的に変位することができる。
この状態で、一方の管本体に設けられた連結具の雌ネジが、隣り合う管本体(すなわち他方の管本体)の雌型受け口部に設けられた雄ネジに螺合される。この連結具が締め込まれて他方の管本体の雌型受け口部に設けられたストッパに当接されると、当該連結具の締め込みが当該ストッパによって規制されると共に、このとき、当該連結具の所定部が一方の管本体の雄型挿し口部に設けられた変位案内部に当接する。上記連結具の締め込みが規制されているから、当該連結具は、所定の押圧力で上記変位案内部に当接している。すなわち、この押圧力が過大にならないから、他方の管本体の雌型受け口部に対して一方の管本体の雄型挿し口部は、フレックスピボット変位が可能となる。
フレックスピボット変位は、連結具の案内曲面と変位案内部の案内曲面とが互いに摺動することによって行われる。これらの案内曲面は球面であり、その中心の位置は、上記管本体の一端部側の軸線上に存在し、且つ当該案内曲面の法線と上記中心とを結ぶ仮想線分の上記管本体の軸線方向への投影長さが、当該仮想線分の上記管本体の径方向への投影長さより大きくなるように設定されている。つまり、上記雌型受け口部に対して雄型挿し口部のフレックスピボット変位は、必然的にきわめて緩やかなものになる。仮に両者間に外力が作用した場合、これに応じてフレックスピボット変位が生じると共に上記第1及び第2のOリングも変形し、当該外力が除去された場合には、当該第1及び第2のOリングの弾性により上記フレックスピボット変位が復帰する。これにより、隣り合うケーブル保護体に作用する外力が吸収され、上記雄型挿し口部及び雌型受け口部のいずれか一方あるいは両方の破損が抑制される。
埋設深度が小さい場合にはケーブル保護体に要求される構造的強度は低く、比較的小さい外力に対して液密性が確保されながら容易に変形することができれば十分であるので、ケーブル保護体は、埋設深度が小さい場合に好適に採用される。ケーブル保護体は、従来のものと比べてケーシングが不要であり、従来のケーブル保護体に比べて簡易な構造で作業性及び経済性に優れる。
(2)本発明の他の局面に係るケーブル保護体は、一端部及び他端部を有し、内部にケーブルが挿通される管本体及び当該管本体に外嵌された連結具とを備え、隣り合わされた管本体のうちの一方の一端部と他方の他端部とが上記連結具を介して嵌合連結されることにより長尺のケーブルを囲繞し得るケーブル保護体である。上記管本体の他端部及び一端部にそれぞれ雌型受け口部及び当該雌型受け口部に対応して弾性的且つ液密的に嵌合可能に形成された雄型挿し口部が設けられている。上記雌型受け口部の外周面に雄ネジが形成されると共に、上記連結具は上記雄ネジに対応した雌ネジを有している。上記雌型受け口部は、上記雄型挿し口部が上記隣り合う管本体の雌型受け口部に嵌合され且つ上記連結具が当該雌型受け口部に形成された雄ネジに螺合した状態で、当該連結具の締め込みを所定位置で規制するストッパを有する。上記雄型挿し口部は、上記連結具が上記隣り合う管本体の雌型受け口部に設けられたストッパによって締め込みが規制された状態で、上記連結具の所定部と当接し且つ上記雄型挿し口部が上記隣り合う管本体の雌型受け口部に対してフレックスピボット変位を許容する変位案内部を有する。上記連結具の所定部及び上記変位案内部に、互いに当接して上記フレックスピボット変位を案内する曲面の一部からなる案内曲面が形成されており、当該案内曲面の中心は、上記管本体の一端部側の軸線上に位置し且つ当該案内曲面の法線と上記中心とを結ぶ仮想線分の上記管本体の軸線方向への投影長さが、当該仮想線分の上記管本体の径方向への投影長さより大きくなるように配置されている。上記雄型挿し口部の一部又は全部が上記隣り合う管本体の雌型受け口部と弾性的且つ液密的に嵌合し得る弾性体からなる。
本発明に係るケーブル保護体は、内部にケーブルが挿通されることにより、当該ケーブルを囲繞し保護する。道路等に敷設ないし埋設されるケーブルは一般に長尺であるから、これを囲繞するために複数のケーブル保護体が次のように連結される。
一方の管本体の雄型挿し口部が他方の管本体の雌型受け口部の内部に弾性的に且つ液密的に嵌め込まれる。すなわち、上記雄型挿し口部の一部又は全部が上記隣り合う管本体の雌型受け口部と弾性的且つ液密的に嵌合し得る弾性体からなるので、当該雄型挿し口部の一部又は全部が弾性変形して隣り合う管本体の雌型受け口部の内壁面に押圧される。つまり、これら雌型受け口部及び雄型挿し口部の間が防水され、且つ当該雌型受け口部に対して当該雄型挿し口部が弾性的に変位することができる。
この状態で、一方の管本体に設けられた連結具の雌ネジが、隣り合う管本体(すなわち他方の管本体)の雌型受け口部に設けられた雄ネジに螺合される。この連結具が締め込まれて他方の管本体の雌型受け口部に設けられたストッパに当接されると、当該連結具の締め込みが当該ストッパによって規制されると共に、このとき、当該連結具の所定部が一方の管本体の雄型挿し口部に設けられた変位案内部に当接する。上記連結具の締め込みが規制されているから、当該連結具は、所定の押圧力で上記変位案内部に当接している。すなわち、この押圧力が過大にならないから、他方の管本体の雌型受け口部に対して一方の管本体の雄型挿し口部は、フレックスピボット変位が可能となる。
フレックスピボット変位は、連結具の案内曲面と変位案内部の案内曲面とが互いに摺動することによって行われる。これらの案内曲面は球面であり、その中心の位置は、上記管本体の一端部側の軸線上に存在し、且つ当該案内曲面の法線と上記中心とを結ぶ仮想線分の上記管本体の軸線方向への投影長さが、当該仮想線分の上記管本体の径方向への投影長さより大きくなるように設定されている。つまり、上記雌型受け口部に対して雄型挿し口部のフレックスピボット変位は、必然的にきわめて緩やかなものになる。仮に両者間に外力が作用した場合、これに応じてフレックスピボット変位が生じると共に上記雄型挿し口部の一部又は全部も変形し、当該外力が除去された場合には、当該雄型挿し口部の一部又は全部の弾性により上記フレックスピボット変位が復帰する。これにより、隣り合うケーブル保護体に作用する外力が吸収され、上記雄型挿し口部及び雌型受け口部のいずれか一方あるいは両方の破損が抑制される。
埋設深度が小さい場合にはケーブル保護体に要求される構造的強度は低く、比較的小さい外力に対して液密性が確保されながら容易に変形することができれば十分であるので、ケーブル保護体は、埋設深度が小さい場合に好適に採用される。ケーブル保護体は、従来のものと比べてケーシングが不要であり、従来のケーブル保護体に比べて簡易な構造で作業性及び経済性に優れる。
(3) 好ましくは、上記ストッパは、上記雌型受け口部に形成されたフランジである。この構成では、上記ストッパの構造が簡単であり、且つ確実に連結具の締め込みが規制される。つまり、上記変位案内部に対する上記連結具の押圧力が過大にならないように確実に規制される。
(4) 好ましくは、上記雌型受け口部は、上記所定位置で締め込みが規制された上記連結具に係合し、当該連結具の緩みを規制する緩止部を有する。この構成では、締め込みが規制された連結具が緩むことが防止される。
(5) 好ましくは、上記連結具は径方向内側に突出する突起を有し、上記緩止部は、上記雌型受け口部に設けられ、上記突起が嵌合する緩止溝である。この構成により、連結具による締め込みが緩むことを、より一層確実に防止することができる。
(6) 好ましくは、上記雌型受け口部の内周面のうち上記雄型挿し口部が当接する部分に弾性体が配置されている。この構成により、隣り合う雄型挿し口部と雌型受け口部との間の液密性がなお一層高くなる。
(7) 好ましくは、上記雌型受け口部のうち少なくとも上記雄型挿し口部が当接する部分が弾性体からなる。この構成によって、隣り合う雄型挿し口部と雌型受け口部との間の液密性がより向上し、両者間の弾性的変位がより一層許容される。
(8) 好ましくは、上記連結具は、二分割可能な一対の連結具半体を有する。この構成によれば、上記連結具は一対の連結具半体が組み合わされることにより、上記連結具が上記管本体に設けられた状態で組み立てられる。したがって、上記連結具の取り付け、交換等の作業性が向上する。
(9) 好ましくは、上記一対の連結具半体は、両者間に挿入される連結ピンにより連結されている。この構成によれば、上記連結具の取付作業が簡単になる。
(10) 好ましくは、上記連結具の外周面に軸方向に沿って凸条が形成されている。この構成によれば、上記連結具の強度が向上し、また、上記連結具の締め込み作業が容易になる。
(11) 好ましくは、上記雌型受け口部及び雄型挿し口部は、上記管本体と一体的に形成されている。この構成によれば、上記管本体、雌型受け口部及び雄型挿し口部が一体的に成型され得る。したがって、ケーブル保護体が安価に製造される。
(12) 好ましくは、上記管本体にメンテナンス窓及び当該メンテナンス窓を開閉する蓋が設けられている。この構成によれば、メンテナンス作業者は、上記蓋を外し、上記メンテナンス窓を通じて、上記管本体内を挿通するケーブルのメンテナンス作業を容易に行うことができる。
(13) 好ましくは、上記管本体に当該管本体の径方向に突出する筒体が設けられ、上記メンテナンス窓は、当該筒体の端部開口により形成されている。この構成によれば、メンテナンス作業者は、上記筒体の端部開口を通じてケーブルのメンテナンス作業が可能になる。
(14) 好ましくは、上記筒体は、弾性体によって構成されている。この構成によれば、上記蓋と上記筒体との高い液密性が確保される。
(15) 好ましくは、上記筒体は上記管本体と一体的に形成され、上記蓋は、シール部材を介して上記管本体に設けられている。この構成によれば、部品点数の増加を伴うことなく、当該ケーブル保護体のメンテナンス性が向上する。しかも、上記蓋が液密的に上記筒体に取り付けられるので、上記管本体への浸水等が確実に防止される。
本発明のケーブル保護体は、従来のような保護ケースを備えていないので簡単な構造であり、ケーブルの敷設ないし埋設作業の効率及び経済性に優れている。しかも、複数のケーブル保護体が連結された場合に隣り合うケーブル保護体同士が相対的に変位することができるから、外力が作用しても破損することが防止される。
図1は、第1ケーブル保護体10Aと第2ケーブル保護体10Bとが長手方向に沿って連結されている状態を示す斜視図である。 図2は、第1ケーブル保護体10Aの第1保護管11Aとナット20との縦断面図である。 図3(A)は、雄型挿し口部13の一部を拡大した縦断面図、図3(B)は、雌型受け口部12の一部を拡大した縦断面図である。 図4(A)及び図4(B)は、それぞれ、嵌合連結された一対の第1保護管11Aに対してナット20を分解した状態で示す斜視図である。 図5は、一方のナット半体22の斜視図である。 図6は、隣り合う第1ケーブル保護体10A同士が連結された状態における連結部分の縦断面図である。 図7は、隣り合う第1ケーブル保護体10A同士の連結部分における一部を拡大した縦断面図である。 図8は、第2ケーブル保護体10Bの縦断面図である。 図9は、第2ケーブル保護体10Bの一部を拡大した縦断面図である。 図10は、第2ケーブル保護体10Bに設けられた筒体11Dの斜視図である。 図11は、変形例における第1ケーブル保護体10Aの縦断面図である。 図12(A)〜(D)のそれぞれは、第1保護管11Aの第1管本体11Cとして使用される管継手40A〜40Dの側面図である。
以下、本発明の好ましい実施形態が図面を参照されつつ詳細に説明される。なお、本実施形態は本発明の一実施態様にすぎず、本発明の要旨を変更しない範囲で実施態様が変更され得ることは言うまでもない。
図1は、本発明の第1実施形態に係るケーブル保護体10A(以下、「第1ケーブル保護体10A」という。)及び第2実施形態に係るケーブル保護体10B(以下、「第2ケーブル保護体10B」という。)が長手方向に沿って連結されている状態を示す斜視図である。同図では、図中左手前側から順に、二つの第1ケーブル保護体10A、第2ケーブル保護体10B及び第1ケーブル保護体10Aが連結されている。
第1ケーブル保護体10A及び第2ケーブル保護体10Bは、電線ケーブル、光ファイバーケーブル、その他のケーブルを、地中における比較的浅い位置(30cm程度以下の深さ)に埋設する場合、あるいは、地表に敷設する場合に好適に使用される。
図2は、第1ケーブル保護体10Aの縦断面図である。
図2に示される第1ケーブル保護体10Aは、内部にケーブル(図示されず)が挿通される第1保護管11Aと、ナット20(特許請求の範囲に記載された「連結具」に相当)とを備える。第1保護管11Aは、第1管本体11Cを備え、この第1管本体11Cに雄型挿し口部13及び雌型受け口部12が形成されている。
第1管本体11Cは、直管状に構成されている。雄型挿し口部13は、第1管本体11Cの一端部、すなわち長手方向(軸心線CL1に沿った方向)の一端側(図中左側)に第1管本体11Cと一体的に形成されている。雌型受け口部12は、第1管本体11Cの他端部(図において上記軸心線CL1に沿った方向の右側)に第1管本体11Cと一体的に形成されている。
第1管本体11Cの長手方向のほぼ中央部にフランジ状の補強リブ11Sが形成されている。この補強リブ11Sは、第1管本体11Cの外周面から一定の高さで径方向に突出しており、全周にわたって連続している。補強リブ11Sの高さは、たとえば2mmに設定される。なお、このような補強リブ11Sは省略されていてもよい。第1管本体11Cの外径、内径、肉厚については、たとえば、外径が100mm、内径が90mm、肉厚が5mmに設定され得る。
図3(A)及び(B)は、第1管本体11Cの要部拡大図である。
雄型挿し口部13の内径は、一定である(図2参照)。図3(A)に示されるように、雄型挿し口部13の外周面13Aは径方向の外側に向かって膨出しており、雄型挿し口部13の先端近傍部分は、略楔状に形成されている。この雄型挿し口部13の外周面13Aに第1溝部13Bが全周にわたって連続して設けられている。
第1溝部13Bの深さは一定であり、第1溝部13Bの内部に弾性変形可能なゴム製の第1Oリング31が装着されている。第1Oリング31の外径は、第1管本体11Cの他端部に設けられた雌型受け口部12の内径よりも大きく設定されている。第1Oリング31は、第1溝部13Bに嵌め込まれ、位置決めされている。第1Oリング31は、雄型挿し口部13の外周面13Aを周回しており、第1Oリング31の外縁は、雄型挿し口部13の外周面13Aから径方向外側に突出している。
雄型挿し口部13の先端面13Cに第2溝部13Dが設けられている。この第2溝部13Dは、第1管本体11Cの軸心線CL1を中心として先端面13Cを周回している。第2溝部13D内に弾性変形可能なゴム製の第2Oリング32が嵌め込まれている。第2Oリング32は、雄型挿し口部13の先端面13Cから突出している。
雄型挿し口部13にフランジ状の第1変位案内部14が設けられている。この第1変位案内部14は、雄型挿し口部13の先端面13Cから所定の距離だけ離れた位置に設けられ、径方向外側に突出している。第1変位案内部14の一方の面14A(上記先端面13C側の面)は、第1管本体11Cの軸心線CL1に直交する方向に沿った平坦面となっている。本明細書において、上記一方の面14は、「平坦面14A」と称される。第1変位案内部14の他方の面14B(雌型受け口部12側の面)は、曲面に形成されている。本明細書において、上記他方の面14Bは、「第1案内曲面14B」と称される。第1案内曲面14Bは、第1保護管11Aの軸心線CL1上に中心が位置する仮想球面の一部から構成される。
第1変位案内部14は、後述する第2変位案内部20B(図2参照)とともにピボットを形成する。後に詳述されるが、雄型挿し口部13及び雌型受け口部12が相互に嵌合連結された状態で、両者は、フレックスピボット変位が可能となる。
図2に示されるように、雌型受け口部12は、円筒形状を呈し、第1管本体11Cと一体的に形成されている。雌型受け口部12の中心軸は、第1管本体11C及び雄型挿し口部13の中心軸(上記軸芯線CL1)と一致しており、雌型受け口部12の内径及び外径は、第1管本体11Cの外径及び内径よりも大きく設定されている。図3(B)が示すように、雌型受け口部12の内周面12Aと、第1管本体11Cの内周面11Yとの間に段差部15が形成されている。
雌型受け口部12の軸心線CL1に沿った長さL1は、雄型挿し口部13における円弧状に膨出した部分の軸心線CL1に沿った長さL2よりも長い。
図3(B)に示されるように、雌型受け口部12の内周面12Aに、第3溝部12Hが設けられている。この第3溝部12Hは、上記内周面12Aの全周にわたって環状に形成されている。第3溝部12Hの深さは一定であり、その溝幅(軸心線CL1に沿った長さ)は、雄型挿し口部13に設けられた第1溝部13Bの溝幅よりも大きい。
第3溝部12Hにリング状のゴム板12J(特許請求の範囲に記載された「弾性体」に相当)が嵌合されている。ゴム板12Jは、横断面が矩形状であり、第3溝部12Hから一部が突出した状態で位置決めされている。すなわち、ゴム板12Jは、雌型受け口部12の内周面12Aを周回し且つ当該内周面12Aから径方向の内側に突出している。
雌型受け口部12の外周面に雄ネジ12Bが形成されている。また、雌型受け口部12と第1管本体11Cとの境界にフランジ12Cが設けられている。フランジ12Cは、雌型受け口部12の外周面から径方向外側に突出している。フランジ12Cは、後述されるナット20の締め込みを規制するストッパとして機能する。
フランジ12Cに隣接して緩止溝12G(特許請求の範囲に記載された「緩止部」に相当)が設けられている。この緩止溝12Gは、上記フランジ12Cの一部に形成され、当該フランジ12Cを周回する環状溝である。この緩止溝12Gは、後述されるようにナット20の緩み止めを行うものである。なお、本実施形態では、緩止溝12Gはフランジ12Cに形成されているが、雌型受け口部12の他の部位に形成されていてもよい。
雌型受け口部12の内径及び外径は、たとえば106mm及び116mm、肉厚は、第1保護管11Aと同様に5mmに設定されている。また、雌型受け口部12の長さ(軸心線CL1に沿った長さ)L1は、たとえば36mmに設定されている。もっとも、これらの寸法に限定されるものではなく、挿通されるケーブルの大きさ等によって適宜変更される。第1管本体11C、雌型受け口部12及び雄型挿し口部13は、たとえば、PE(ポリエチレン)、POM(ポリオキシメチレン)等の樹脂からなり、典型的には射出成型により一体成形される。なお、第1管本体11C、雌型受け口部12及び雄型挿し口部13は、樹脂のほか金属によって構成されてもよい。
図2に示されるように、ナット20は、円筒形状を呈し、雌型受け口部12の外側に嵌合される。
図4(A)及び図4(B)は、ナット20の構成を説明するための斜視図である。図5は、一方のナット半体22の拡大斜視図である。
図4(A)及び図4(B)に示されるように、ナット20は、二分割可能な一対のナット半体21、22を有する。各ナット半体21、22は半円筒形状を呈し、それぞれの開口部同士が相互に突き合わされて結合されることにより、円筒形状のナット20が組み立てられる。
図2及び図5に示されるように、ナット20の他端側に第2変位案内部20Bが形成されている。この第2変位案内部20Bは、全周にわたって径方向の内側に突出している。第2変位案内部20Bは環状を呈し、その中心部に開口20Cが形成されている。開口20Cの内径は、雄型挿し口部13の最大外径よりも大きい。
図4(A)及び図4(B)に示されるように、ナット半体21、22のそれぞれの他端部に、第2変位案内部20Bの半周部分が形成されている。第2変位案内部20Bの半周部分同士は、ナット半体21、22同士が相互に突き合わされてナット20に組み立てられた状態で連続し、環状の第2変位案内部20Bを構成する。第2変位案内部20Bの中心部に上記開口20Cが形成される。
図2に示されるように、第2変位案内部20Bは、第2案内曲面20Eを備えている。この第2案内曲面20Eは、第2変位案内部20Bの内側面により構成されており、球面状に湾曲している。この第2案内曲面20Eの曲率は、雄型挿し口部13に設けられた第1案内曲面14B(図3(A)参照)の曲率に対応している。
図5に示されるように、一方のナット半体22に第2案内曲面20Eの半周部分が形成されている。図4(A)及び(B)に示されるように、他方のナット半体21にも、第2案内曲面20Eの半周部分が形成されている。ナット半体21、22が相互に突き合わされてナット20が組み立てられることにより、周方向に連続した第2案内曲面20Eが形成される。
図2及び図5に示されるように、ナット20の内周面に雌ネジ20Aが形成されている。図4(A)及び図4(B)に示されるように、ナット半体21、22のそれぞれの内周面に雌ネジ20Aの半周部分が形成されている。ナット半体21、22同士が相互に突き合わされてナット20が組み立てられることにより、周方向に連続した雌ネジ20Aが形成される。
図2及び図5に示されるように、ナット20の一端側に突起20Fが形成されている。この突起20Fは、ナット20の径方向内側に突出しており、全周にわたって環状に形成されている。図4(A)及び図4(B)に示されるように、ナット半体21、22のそれぞれの一端部に突起20Fの半周部分が形成されている。ナット半体21、22が相互に突き合わされてナット20が組み立てられることにより、周方向に連続した突起20Fが形成される。
ナット半体21、22のそれぞれに凸条20Dが設けられている。各凸条20Dは、ナット半体21、22の周方向の中央部に配置され、軸心線CL1の方向に延びている。また、各ナット半体21、22の対向面に凸条半体部21D、22Dがそれぞれ設けられている。ナット半体21、22同士が相互に突き合わされてナット20が組み立てられることにより、凸条20Dが形成される。すなわち、組み立てられたナット20の外周面には、それぞれが軸心線CL1に沿った4本の凸条20Dが周方向に一定の間隔を開けた状態で形成される。
図5に示されるように、一方のナット半体22Bに設けられた凸条半体部22Dには、4つの連結ピン25が設けられている。各連結ピン25は、凸条半体部22Dに立設されている。3つの連結ピン25は、軸心線CL1の方向に沿って一定の間隔をあけて並設されている。他の1つの連結ピン25は、第2変位案内部20Bに設けられている。
図4(A)及び図4(B)に示されるように、凸条半体部21Dに4つの孔部26が設けられている。これらは、各連結ピン25に対応する位置に配置されている。凸条半体部21D、22D同士が相互に突き合わされることにより、各連結ピン25がそれぞれ対応する孔部26に嵌め込まれる。各連結ピン25は、対応する孔部26に挿入されると、カシメ等によって各孔部26から抜け止めされて固定される。これにより、ナット半体21及び22同士が連結固定されて、ナット20が組み立てられる。
なお、ナット半体21、22は、連結ピン25及び孔部26の嵌合により連結される構成に限らず、ボルト及びナットのような締結部材等によって連結されてもよい。
図6は、隣り合う第1ケーブル保護体10Aが接続された状態を示す断面図である。
このような構成の第1ケーブル保護体10Aは、たとえば、同様の構成のケーブル保護体10Aに隣り合わされて、相互に連結される。この場合、一方の第1保護管11Aの一端部に設けられた雄型挿し口部13の外側に、ナット20が予め嵌合された状態とされる(図6参照)。
一方の第1保護管11Aの一端部に設けられた雄型挿し口部13が、他方の第1保護管11Aの他端部に設けられた雌型受け口部12に挿入される。一方の第1保護管11Aに設けられたナット20が他方の第1保護管11Aの雌型受け口部12と螺合する。ナット20が操作され、さらにねじ込まれる。この場合、たとえば、ナット20に設けられた各凸条20Dに、ナット20を回転させる治具が係合されると、ナット20は容易に回転される。
ナット20が回転されると、ナット20の第2変位案内部20Bが、一方の第1保護管11Aの第1変位案内部14に接近する。これにより、当該第1変位案内部14における第1案内曲面14Bに、ナット20の第2変位案内部20Bにおける第2案内曲面20Eが当接する。このような状態で、さらにナット20が締め込まれると、一方の第1保護管11Aに設けられた雄型挿し口部13が他方の第1保護管11Aにおける雌型受け口部12内に圧入されると共に、ナット20の一端面20Hがフランジ12Cに当接する。
図7は、図6における要部拡大図である。
図6及び図7に示されるように、ナット20がフランジ12Cに当接すると、ナット20の締め込みがフランジ12Cによって規制される。また、ナット20に設けられた突起20Fが、当該雌型受け口部12の外周面に設けられた緩止溝12Gに嵌合される。これにより、一方の第1保護管11Aの雄型挿し口部13と他方の第1保護管11Aの雌型受け口部12とが相互に嵌合連結され、一方の第1ケーブル保護体10Aと、他方の第1ケーブル保護体10Aとが連結される。
一対の第1ケーブル保護体10Aが連結された状態で、ナット20の締め込みが規制されるから、ナット20の第2変位案内部20Bが、一方の第1保護管11Aの第1変位案内部14に所定の押圧力で当接し、当該押圧力が過大になることが回避される。このため、相互に接した第1変位案内部14と第2変位案内部20Bとが摺接可能状態となる。つまり、一方の第1保護管11Aの雄型挿し口部13が他方の第1保護管11Aの雌型受け口部12に対してフレックスピボット変位する。
次に、第2ケーブル保護体10Bについて説明する。
図8は、第2ケーブル保護体10Bの縦断面図である。
図8に示されるように、第2ケーブル保護体10Bは、内部にケーブル(図示せず)が挿通される第2保護管11Bと、ナット20とを有する。ナット20は、第1ケーブル保護体10Aに設けられたナット20と同様の構成である。後述のように、第2保護管11Bは、内部を挿通されるケーブルのメンテナンスが可能である。
第2保護管11Bは、第2管本体11Xと、第2管本体11Xの一方の端部に設けられた雄型挿し口部13と、第2管本体11Xの他方の端部に設けられた雌型受け口部12とを有する。第2保護管11Bの雄型挿し口部13及び雌型受け口部12は、上記雄型挿し口部13及び雌型受け口部12と同様の構成である。
図9は、図8の要部拡大図であり、第2ケーブル保護体10Bにおける第2保護管11Bの一部を拡大した縦断面図である。
図8及び図9に示されるように、第2保護管11Bは、角筒形状の筒体11Dを備えている。この筒体11Dは、第2保護管11Bの中央部に配置され、径方向の外側に突出している。図8に示されるように、筒体11Dの軸心線CL2は、第2保護管11Bの軸心線CL1と直交している。
図10は、第2保護管11Bに設けられた筒体11Dの拡大斜視図である。
図10に示されるように、筒体11Dは、第2管本体11Xの外周面から、当該外周面の接線方向に沿って延出された一対の第1壁面11Eと、各第1壁面11Eと直交する一対の第2壁面11Fとを有する。一対の第1壁面11E同士は同様の形状であり、一対の第1壁面11Eにおけるそれぞれの突出側の先端は、同一の仮想平面上に位置する。一対の第2壁面11F同士は同様の形状であり、各第2壁面11Fの突出側の先端は、第1壁面11Eにおけるそれぞれの突出側の先端が位置する仮想平面上に位置する。
したがって、一対の第1壁面11Eにおけるそれぞれの先端と、一対の第2壁面11Fにおけるそれぞれの先端とによって形成される端部開口は仮想平面上に位置しており、この端部開口によってメンテナンス窓11Gが形成されている。メンテナンス窓11Gは、第2保護管11Bの内部を挿通するケーブルのメンテナンス作業において使用される。
図9に示されるように、メンテナンス窓11Gの周縁部11Nに凹部11Hが全周にわたって形成されている。この凹部11Hに、シール部材としてのゴム製の第3Oリング11Jが嵌め込まれている。
図9及び図10に示されるように、上記周縁部11Nの凹部11Hよりも外周側にリブ11Kが設けられている。リブ11Kは、一対の第2壁面11Fの各先端面上においては連続している。これに対して、一対の第1壁面11Eの各先端面上においては、リブ11Kには三つの間隙11Mが形成されている。一方の第1壁面11Eに設けられた三つの間隙11Mのそれぞれと、他方の第1壁面11Eに設けられた三つの間隙11Mのそれぞれとは対向している。
図1に示されるように、筒体11D上にメンテナンス窓11Gを開閉する蓋16が取り付けられている。蓋16は、たとえば、厚さが2mmの鋼板によって構成されている。蓋16は、メンテナンス窓11Gを塞ぐ大きさの蓋本体16Aと、取付部16Bとを有する。取付部16Bは、蓋本体16Aにおける長手方向に沿った両側の側縁にそれぞれ三つずつ配置されている。なお、蓋16は、鋼板に限らず、樹脂板等によって構成してもよい。
蓋本体16Aは、メンテナンス窓11Gの周縁部11Nに設けられたリブ11Kの内周側に嵌合される。図9に示されるように、蓋本体16Aがリブ11Kの内周側に嵌合されると、蓋本体16Aが第3Oリング11Jに圧接される。
図1に示されるように、蓋本体16Aに形成された各取付部16Bは、ボルト挿通孔16Cを備えている。蓋本体16Aが上記周縁部11N上に配置されると、蓋本体16Aに設けられた各取付部16Bは、それぞれ、第1壁面11Eの各先端面に設けられたリブ11Kの間隙11Mから外側に突出した状態になる。
蓋16は、三つの締結バンド17によって第2管本体11Bの第2管部11Xに取り付けられる。各締結バンド17は、たとえば、鉄鋼材料からなる。締結バンド17は、U字形状に湾曲されたバンド本体部17Aを有する。バンド本体部17Aの両端部には、バンド本体部17Aに対して外側に屈曲されたブラケット部17Bがそれぞれ設けられている。各ブラケット部17Bには、貫通孔17Cが設けられている。
各締結バンド17のブラケット部17Bが、蓋16に設けられた取付部16Bと対向される。このような状態で、各取付部16Bのボルト挿通孔16C及びブラケット部17Bの貫通孔17Cにボルト18が挿通され、各ボルト18にナット部材19が螺合される。これにより、蓋16は、メンテナンス窓11Gを塞いだ状態で第2管部11Xの筒体11Dに取り付けられる。このとき、蓋16は、筒体11Dの周縁部11Nに設けられた第3Oリング11Jに圧接されており、メンテナンス窓11Gが蓋16により液密状にシールされる。
なお、筒体11Dは、弾性体によって構成してもよい。この場合には、第3Oリング11Jを設ける必要はなく、蓋本体16Aが筒体11Dの周縁部11Nに圧接されることにより、蓋本体16Aと筒体11Dとが液密状にシールされる。また、筒体11Dは、角筒形状に限らず、円筒形状であってもよい。
この第2ケーブル保護体10Bが第1ケーブル保護体10Aに連結される場合も、上記の第1ケーブル保護体10A同士を連結する場合と同様である。すなわち、第2ケーブル保護体10Bの第2保護管11Bに設けられた雄型挿し口部13及び隣り合う第1ケーブル保護体10Aの第1保護11Aに設けられた雌型受け口部12が互いに嵌め合わされ、ナット20を介して連結される。また、第2ケーブル保護体10Bの第2保護管11Bに設けられた雌型受け口部12及び隣り合う第1ケーブル保護体10Aの第1保護管11Aに設けられた雄型挿し口部13が互いに嵌め合わされ、ナット20を介して連結される。連結された第2ケーブル保護体10Bと第1ケーブル保護体10Aとは、前述のようにフレックスピボット変位が可能である。
第2ケーブル保護体10B内を挿通されるケーブルのメンテナンス作業が実施される場合には、第2保護管11Bの第2管本体11Xに取り付けられた蓋16が、作業者によってメンテナンス窓11Gから外される。なお、第2ケーブル保護体10Bが地中に埋設されている場合には、第2保護管11Bが地表に露出するように、地面が掘削される。
締結バンド17が外されると、第2保護管11Bに対する蓋16の固定が解除されて、蓋16は、作業者によって第2保護管11Bから取り外される。このような状態になると、第2保護管11Bに設けられた筒体11Dのメンテナンス窓11Gが開放され、作業者は、第2保護管11Bの内部を挿通されるケーブルのメンテナンス作業を行うことができる。
[本実施形態の作用効果]
図6に示されるように、一対の第1ケーブル保護体10A同士が連結されると、隣り合う一対の第1保護管11Aのうち一方の第1保護管11Aの雄型挿し口部13が、他方の第1保護管11Aの雌型受け口部12に対してフレックスピボット変位が可能となる。これにより、第1保護管11Aに外力が加わった場合でも、第1保護管11Aのいずれか一方又は両方が破損することが抑制される。また、第1保護管11Aと第2保護管11Bとが嵌合連結された場合も、両者は、フレックスピボット変位が可能である。これにより、第1保護管11A及び第2保護管11Bのいずれか一方又は両方が破損することが抑制される。
第1保護管11Aの第1管本体11C及び第2保護管11Bの第2管本体11Xは、液密的に連結される(つまり防水機能を発揮する)ので、別途保護ケースに収容される必要がない。これにより、第1ケーブル保護体10A同士の接続、あるいは第1ケーブル保護体10Aと第2ケーブル保護体10Bの接続のための作業性が向上する。また、保護ケースが不要になることにより、ケーブル保護体としての経済性も向上する。
本実施形態では、雄型挿し口部13の第1変位案内部14と、ナット20の第2変位案内部20Bとに、互いに当接してフレックスピボット変位を案内する案内曲面が形成されている。これにより、前述のフレックスピボット変位が円滑になる。この場合、第2案内曲面20Eは、同図が示すように、凸形状の第1案内曲面14Bに対応した凹形状であるために、相互に当接した第2案内曲面20Eと第1案内曲面14Bとが円滑に摺接する。これにより、嵌合連結された雄型挿し口部13及び雌型受け口部12が一層滑らかに摺接し、両者の破損がより一層確実に抑制される。
図7に示されるように、雄型挿し口部13に設けられた第1Oリング31が弾性変形して、雌型受け口部12の内周面12Aに設けられたゴム板12Jに圧接される。これにより、嵌合状態になった雌型受け口部12と雄型挿し口部13との液密性が確保されつつ、両者の間の弾性的な変位が許容される。このことにより、雌型受け口部12に対する雄型挿し口部13のフレックスピボット変位がさらに円滑になる。
雄型挿し口部13の先端面13Cに設けられた第2Oリング32が、第1保護管11Aの内周面に形成された段差部15に弾性的に当接している。これにより、相互に嵌合された雌型受け口部12と雄型挿し口部13との間の弾性的な変位が許容される。このことによっても、雌型受け口部12に対する雄型挿し口部13のフレックスピボット変位が円滑になる。
加えて、同図に示されるように、ナット20に設けられた突起20Fが、雌型受け口部12の外周面に設けられた緩止溝12Gに嵌合されることにより、ナット20の緩みが確実に規制される。
図4に示されるように、ナット20は二分割可能な一対のナット半体21、22を有することから、一対のナット半体21、22が組み合わされることにより、第1保護管11A又は第2保護管11Bに装着された状態でナット20が組み付けられる。したがって、ナット20の取り付け、交換等の作業性が向上する。また、図5に示されるように、一対のナット半体21、22は、両者間に挿入される連結ピン25により連結されるから、ナット20の取付作業が簡単である。
図4に示されるように、ナット20の外周面に軸方向に沿って凸条22Dが形成されているため、ナット20の強度が向上し、また、ナット20の締め込み作業が容易になる。
図2及び図8に示されるように、雌型受け口部12及び雄型挿し口部13は、第1管本体11C又は第2管本体11Xと一体的に形成されているために、第1管本体11C又は第2管本体11Xと、雌型受け口12部及び雄型挿し口部13とが一体的に成形され得る。したがって、ケーブル保護体10A、10Bが安価に製造される。
図1に示されるように、第2ケーブル保護体10Bは、第2保護管11Bにメンテナンス窓11G及びメンテナンス窓11Gを開閉する蓋16が設けられているから、メンテナンス作業者は、蓋16を外し、メンテナンス窓11Gを通じて、第2管本体C内を挿通するケーブルのメンテナンス作業を容易に行うことができる。
メンテナンス窓11Gは、筒体11Dの端面開口に設けられている。これにより、メンテナンス作業者は、筒体11Dの端部開口を通じて、ケーブルのメンテナンス作業を行うことができる。
[変形例1]
上記実施形態では、ナット20は、ナット半体21、22同士の結合によって形成されているが、このような構成に限らない。
図11は、本変形例に係る第1ケーブル保護体10Aの第1保護管11A及びナット29の断面図である。
図11に示されるように、第1保護管11Aの構成は、上記実施形態における第1保護管11Aの構成と同様であり、第1管本体11Cと、雌型受け口部12と、雄型挿し口部13とを有する。
本変形例では、ナット29は、合成樹脂(たとえば塩化ビニル)によって一体的に形成されており、また、凸条20D(図4参照)が設けられていない。本変形例のナット29は、これらのこと以外は、上記実施形態のナット20と同様の構成である。
ナット29は、第1保護管11Aに設けられた雄型挿し口部13に対して嵌合装着された状態で成型される。このために、たとえば、1つの金型において、第1変位案内部14を有する雄型挿し口部13の周囲に、ナット29の内部の形状に対応した成型体と、当該成型体をナット29の内部型として用いたナットの成型とを、同時に行う。すなわち、第1変位案内部14を有する雄型挿し口部13を金型内に配置して、雄型挿し口部13の周囲に、たとえばABS樹脂によってナット29の内部形状に対応した形状の成型体を成型し、これと同時に、たとえば塩化ビニルによってナット29を成型する。その後、ABS樹脂製の成型体が雄型挿し口部13から取り除かれることにより、雄型挿し口部13に嵌合装着されたナット29が形成される。
[変形例2]
第1保護管11Aにおいて、第1管本体11Cと、雌型受け口部12及び雄型挿し口部13とは、それぞれ同一の樹脂によって一体的に成形される構成に限らない。たとえば、第1管本体11C及び雌型受け口部12が硬質の合成樹脂によって成形され、雄型挿し口部13が弾性体によって構成されてもよい。この場合、雄型挿し口部13は、第1管本体11Cと一体的に接続される。弾性体である雄型挿し口部13の外周面が、雌型受け口部12の内周面に設けられたゴム板12Jに弾性的に圧接されることになる。したがって、第1Oリング31が用いられることなく、雌型受け口部12及び雄型挿し口部13とが弾性的かつ液密的に嵌合される。
また、雌型受け口部12にゴム板12Jが設けられない構成であってもよい。この場合、弾性体である雄型挿し口部13の外周面が、雌型受け口部12の内周面に圧接されて、両者が弾性的かつ液密的に接触される。さらには、雌型受け口部12が弾性体によって構成されてもよい。
なお、第2保護管11Bにおいても同様の設計変更が可能であり、第2管本体11Xと、雌型受け口部12及び雄型挿し口部13とを、それぞれ同一の樹脂によって一体的に成形される構成に限らない。
[変形例3]
第1ケーブル保護体10Aにおける第1保護管11Aの第1管本体11Cとしては、既存の管継手(汎用品)が使用可能である。
図12(A)〜(D)のそれぞれは、第1保護管11Aとして使用される管継手40A〜40Dの側面図である。
図12(A)に示される管継手40Aは、直管状の継手本体41Aと、継手本体41Aの両端部に設けられた受け口部42とを有する。このような管継手40Aを第1管本体11Cとして使用する場合には、継手本体41Aの両端部に設けられた受け口部42に、上記雌型受け口部12及び上記雄型挿し口部13がそれぞれ接続されることにより、第1保護管11Aとされる。なお、上記受け口部42に雄ねじが形成されているが、この雄ねじは省略され、上記雌型受け口部12及び上記雄型挿し口部13が上記受け口部42に接続されてもよい。
図12(B)に示される管継手40Bは、直管状の継手本体41Aにおける中央部に分岐管43が接続されている。継手本体41Aの両端部には、受け口部42がそれぞれ設けられており、分岐管の先端部にも受け口部42が設けられている。このような管継手40Bでも、継手本体41Aにおける両端部の受け口部42に、上記雌型受け口部12及び上記雄型挿し口部13がそれぞれ接続される。また、分岐管43の受け口部42に、上記雌型受け口部12又は上記雄型挿し口部13が一体的に接続される。これにより、第1ケーブル保護体10Aの第1保護管11Aが形成される。なお、上記受け口部42に雄ねじが形成されているが、この雄ねじは省略されてもよいことは勿論である。
図12(C)に示される管継手40Cは、直管状の継手本体41Aの中央部に、相互に逆方向に分岐した一対の分岐管43が設けられている。継手本体41Aの両端部には、受け口部42がそれぞれ設けられており、各分岐管43の先端部にも受け口部42が設けられている。このような管継手40Cも、継手本体41Aにおける両端部の受け口部42に、上記雌型受け口部12及び上記雄型挿し口部13がそれぞれ一体的に接続される。また、各分岐管43の受け口部42に、上記雌型受け口部12及び上記雄型挿し口部13のそれぞれが一体的に接続される。これにより、第1ケーブル保護体10Aの第1保護管11Aが形成される。なお、上記受け口部42に雄ねじが形成されているが、この雄ねじは省略されてもよいことは勿論である。
なお、図12(A)に示された管継手40Aに代えて、図12(D)に示されるように、継手本体41Dが湾曲形状になった管継手40Dを、第1保護管11Aの第1管本体11Cとして使用することも可能である。なお、上記受け口部42に雄ねじが形成されているが、この雄ねじは省略されてもよいことは勿論である。
[変形例4]
図3に示されるように、上記実施形態では、雄型挿し口部13における先端面13Cに第2Oリング32が設けられる構成であったが、このような第2Oリング32が設けられない構成であってもよい。このような構成の場合、一方の第1保護管11Aの雄型挿し口部13に、他方の第1保護管11Aの雌型受け口部12が挿入されると、一方の第1保護管11Aにおける雄型挿し口部13の先端面13Cは、他方の第1保護管11Aにおける段差部15との間に間隙が形成される。これにより、雌型受け口部12に対する雄型挿し口部13のフレックスピボット変位の許容範囲が大きくなる。
10A 第1ケーブル保護体
10B 第2ケーブル保護体
11A 第1保護管
11C 第1管本体
11B 第2保護管
11D 筒体
11G メンテナンス窓
11X 第2管本体
12 雌型受け口部
12B 雄ネジ
12C フランジ(ストッパ)
12G 緩止溝
13 雄型挿し口部
14 第1変位案内部
14B 第1案内曲面
16 蓋
20 ナット
20A 雌ネジ
20B 第2変位案内部
20D 凸条
20E 第2案内曲面
20F 突起部
21 ナット半体
22 ナット半体
25 連結ピン
26 孔部
29 ナット
31 第1Oリング
32 第2Oリング

Claims (15)

  1. 一端部及び他端部を有し、内部にケーブルが挿通される管本体及び当該管本体に外嵌された連結具とを備え、隣り合わされた管本体のうちの一方の一端部と他方の他端部とが上記連結具を介して嵌合連結されることにより長尺のケーブルを囲繞し得るケーブル保護体であって、
    上記管本体の他端部及び一端部にそれぞれ雌型受け口部及び当該雌型受け口部に対応して弾性的且つ液密的に嵌合可能に形成された雄型挿し口部が設けられており、
    上記雌型受け口部の外周面に雄ネジが形成されると共に、上記連結具は上記雄ネジに対応した雌ネジを有しており、
    上記雌型受け口部は、上記雄型挿し口部が上記隣り合う管本体の雌型受け口部に嵌合され且つ上記連結具が当該雌型受け口部に形成された雄ネジに螺合した状態で、当該連結具の締め込みを所定位置で規制するストッパを有し、
    上記雄型挿し口部は、上記連結具が上記隣り合う管本体の雌型受け部に設けられたストッパによって締め込みが規制された状態で、上記連結具の所定部と当接し且つ上記雄型挿し口部が上記隣り合う管本体の雌型受け口部に対してフレックスピボット変位を許容する変位案内部を有し、
    上記連結具の所定部及び上記変位案内部に、互いに当接して上記フレックスピボット変位を案内する球面の一部からなる案内曲面が形成されており、
    当該案内曲面の中心は、上記管本体の一端部側の軸線上に位置し且つ当該案内曲面の法線と上記中心とを結ぶ仮想線分の上記管本体の軸線方向への投影長さが、当該仮想線分の上記管本体の径方向への投影長さより大きくなるように配置されており、
    弾性変形可能な第1のOリングが上記雄型挿し口部の外周面に装着されており、当該第1のOリングの外径は、上記隣り合う管本体の雌型受け口部の内径よりも大きく設定されており、
    弾性変形可能な第2のOリングが上記雄型挿し口部の端面から突出するように配置されている、ケーブル保護体。
  2. 一端部及び他端部を有し、内部にケーブルが挿通される管本体及び当該管本体に外嵌された連結具とを備え、隣り合わされた管本体のうちの一方の一端部と他方の他端部とが上記連結具を介して嵌合連結されることにより長尺のケーブルを囲繞し得るケーブル保護体であって、
    上記管本体の他端部及び一端部にそれぞれ雌型受け口部及び当該雌型受け口部に対応して弾性的且つ液密的に嵌合可能に形成された雄型挿し口部が設けられており、
    上記雌型受け口部の外周面に雄ネジが形成されると共に、上記連結具は上記雄ネジに対応した雌ネジを有しており、
    上記雌型受け口部は、上記雄型挿し口部が上記隣り合う管本体の雌型受け口部に嵌合され且つ上記連結具が当該雌型受け口部に形成された雄ネジに螺合した状態で、当該連結具の締め込みを所定位置で規制するストッパを有し、
    上記雄型挿し口部は、上記連結具が上記隣り合う管本体の雌型受け部に設けられたストッパによって締め込みが規制された状態で、上記連結具の所定部と当接し且つ上記雄型挿し口部が上記隣り合う管本体の雌型受け口部に対してフレックスピボット変位を許容する変位案内部を有し、
    上記連結具の所定部及び上記変位案内部に、互いに当接して上記フレックスピボット変位を案内する曲面の一部からなる案内曲面が形成されており、
    当該案内曲面の中心は、上記管本体の一端部側の軸線上に位置し且つ当該案内曲面の法線と上記中心とを結ぶ仮想線分の上記管本体の軸線方向への投影長さが、当該仮想線分の上記管本体の径方向への投影長さより大きくなるように配置されており、
    上記雄型挿し口部の一部又は全部が上記隣り合う管本体の雌型受け口部と弾性的且つ液密的に嵌合し得る弾性体からなる、ケーブル保護体。
  3. 上記ストッパは、上記雌型受け口部に形成されたフランジである請求項1又は2に記載のケーブル保護体。
  4. 上記雌型受け口部は、上記所定位置で締め込みが規制された上記連結具に係合し、当該連結具の緩みを規制する緩止部を有する請求項1又は2に記載のケーブル保護体。
  5. 上記連結具は径方向内側に突出する突起を有し、上記緩止部は、上記雌型受け口部に設けられ、上記突起が嵌合する緩止溝である請求項に記載のケーブル保護体。
  6. 上記雌型受け口部の内周面のうち上記雄型挿し口部が当接する部分に弾性体が配置されている請求項1又は2に記載のケーブル保護体。
  7. 上記雌型受け口部のうち少なくとも上記雄型挿し口部が当接する部分が弾性体からなる請求項1又は2に記載のケーブル保護体。
  8. 上記連結具は、二分割可能な一対の連結具半体を有する請求項1又は2に記載のケーブル保護体。
  9. 上記一対の連結具半体は、両者間に挿入される連結ピンにより連結されている請求項に記載のケーブル保護体。
  10. 上記連結具の外周面に軸方向に沿って凸条が形成されている請求項1又は2に記載のケーブル保護体。
  11. 上記雌型受け口部及び雄型挿し口部は、上記管本体と一体的に形成されている請求項1又は2に記載のケーブル保護体。
  12. 上記管本体にメンテナンス窓及び当該メンテナンス窓を開閉する蓋が設けられている請求項1又は2に記載のケーブル保護体。
  13. 上記管本体に当該管本体の径方向に突出する筒体が設けられ、上記メンテナンス窓は、当該筒体の端部開口により形成されている請求項12に記載のケーブル保護体。
  14. 上記筒体は、弾性体によって構成されている請求項13に記載のケーブル保護体。
  15. 上記筒体は上記管本体と一体的に形成され、
    上記蓋は、シール部材を介して上記管本体に設けられている請求項13又は14に記載のケーブル保護体。
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