JPH05272670A - 合成樹脂管用の配管継手構造 - Google Patents

合成樹脂管用の配管継手構造

Info

Publication number
JPH05272670A
JPH05272670A JP4068693A JP6869392A JPH05272670A JP H05272670 A JPH05272670 A JP H05272670A JP 4068693 A JP4068693 A JP 4068693A JP 6869392 A JP6869392 A JP 6869392A JP H05272670 A JPH05272670 A JP H05272670A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pipe
flanges
pipes
flange
joint
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP4068693A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshiaki Hayashi
義彰 林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hayashi Engineering Inc
Original Assignee
Hayashi Engineering Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hayashi Engineering Inc filed Critical Hayashi Engineering Inc
Priority to JP4068693A priority Critical patent/JPH05272670A/ja
Publication of JPH05272670A publication Critical patent/JPH05272670A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Flanged Joints, Insulating Joints, And Other Joints (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 合成樹脂製の管の接続の際の作業負担を軽減
し、熟練を要することなく確実に配管できるようにする
こと。 【構成】 接続する一組の合成樹脂製の管のそれぞれの
管端を半径方向に押し広げて接合フランジとし、これら
の接合フランジの形状に沿う着座面を持つシールフラン
ジを接合フランジの間に介装し、接合フランジを前記シ
ールフランジ側に締め付けるフランジをボルト・ナット
によって締結する。また、シールフランジは、接続する
一組の管のそれぞれに分割して2枚組み込むようにすれ
ば、既設管に対する管の交換作業にも対応できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、各種の建築及び土木施
設,工業及び農業用の設備等の給水や排水の配管に利用
する合成樹脂製の管を接続するための継手に関する。
【0002】
【従来の技術】建築物の給水や排水及び汚水用の配管に
は、金属製のパイプの他に合成樹脂管が従来から利用さ
れている。
【0003】金属製のパイプの配管の接続は、ソケッ
ト,エルボ及びフランジ等の継手によって行われる。こ
の金属パイプの場合、いずれもパイプを必要な長さにカ
ットした後その両端にネジを刻む加工を現場で行い、各
種の継手をこのネジにねじ込むことによって配管作業す
る。
【0004】一方、塩化ビニル等を素材とする合成樹脂
製の管の場合は、ネジ接合に代えて、接着剤によって管
どうしを接続していく配管作業が行われる。たとえば、
ソケットを使って管を接続するとき、管の端部の外周面
に接着剤を塗り、この部分をソケットに差し込むことに
よって管とソケットとを一体化する。このような配管作
業は、エルボやその他の継手類を利用する場合でも同様
である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】合成樹脂製の管は、排
水用の配管だけでなく、給水用配管にも利用できる強度
を持たせたものもあり、管の外径も300mmを超える
ものも多く使用されている。
【0006】合成樹脂管は金属製のパイプよりもその重
量は格段に小さいが、それでも外径が300mm以上で
規格品の4000mm長さの合成樹脂製の管では100
kgを超える。このため、このような大きな合成樹脂管
をソケットによって接続するとき、若しソケットを固定
したものとすれば、その管軸に合成樹脂管の軸線を合わ
せ、接着剤を塗った後にソケットに差し込む要領とな
る。
【0007】ところが、管の重量が大きいことから、専
用の治具と複数の作業者が必要となり、接着剤を塗って
これが乾燥しないうちに素早くソケットに差し込む作業
要領となるので、作業に高い熟練が要求される。
【0008】このような問題は小径管の場合にはない
が、大径管で大重量のものでは作業負担がかなり大き
く、接着剤の塗布が不十分であれば接続強度にも影響を
与え、漏水の原因ともなりかねない。
【0009】本発明において解決すべき課題は、合成樹
脂製の管の接続の際の作業負担を軽減し、熟練を要する
ことなく確実に配管できるようにすることにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、接続する一組
の合成樹脂製の管のそれぞれの管端を半径方向に押し広
げて接合フランジとし、これらの接合フランジの形状に
沿う着座面を持つシールフランジを前記接合フランジの
間に介装し、前記接合フランジを前記シールフランジ側
に締め付けるフランジをボルト・ナットによって締結し
てなることを特徴とする。
【0011】また、シールフランジは、接続する一組の
管のそれぞれに分割して2枚組み込むこともできる。
【0012】
【作用】合成樹脂製の管はその管端に設けた接合フラン
ジを半径方向に広げているので、フランジによって接続
方向に締め上げると、管どうしを接続することが可能と
なる。そして、接合フランジの形状に沿うシールフラン
ジを接合フランジの間に介装することで、管の接合フラ
ンジを裏打ちする部材として機能し、ボルト・ナットに
よる締め上げによって、接合フランジをシールフランジ
に強固に突き当てて接続することができる。
【0013】また、シールフランジを一組の管のそれぞ
れに別けて組み込むようにすれば、このようなシールフ
ランジを予め組み込んだ管どうしの接続が可能となる。
【0014】
【実施例】図1は本発明の配管用継手構造の一実施例を
示す分解斜視図である。
【0015】図において、2本の塩化ビニルを素材とし
た合成樹脂製の管1,2の接続のために、合計4枚のフ
ランジ3,4,5,6及び1枚のシールフランジ7を用
意する。
【0016】図2はこれらのフランジ3〜6及びシール
フランジ7によって管1,2を接続したときの切欠図、
図3は管軸方向に見た縦断面図、図4は図3のA−A線
矢視による一部切欠図である。
【0017】シールフランジ7は、管1,2と同様に塩
化ビニルを素材とした合成樹脂製であり、図2に示すよ
うに管1,2の端部を受ける面を曲面状の着座面7a,
7bとして形成している。これらの着座面7a,7b
は、半径方向の外側に向かうに連れシールフランジ7の
肉が薄くなるような円弧状の縦断面形状を持ち、着座面
7a,7bよりも外側は一様な肉厚を持つ接合面7c,
7dとしている。
【0018】また、着座面7a,7bのそれぞれには、
シールフランジ7と同軸上となるように溝を刻んでその
中にOリングをパッキン7e,7fとして組み込む。そ
して、接合面7c,7dに含まれた部分には軸線方向に
この例では合計8個のボルト孔7gを開けると共に、2
個所に雌ネジを刻んだタップ孔7hを設ける。
【0019】管1,2はその管端をシールリング7の着
座面7a,7bに衝き当てて接続するため、図2に示す
ようにその管端部分を着座面7a,7bのプロフィルに
合わせるように加工する。この加工は、管1,2の管端
部に専用の加工具を挿入していき、管端部を外側に押し
広げるように塑性変形させることによって可能である。
これにより、図示のように、管1,2の管端部には着座
面7a,7bに着座し且つパッキン7e,7fを含む面
も覆う円弧状に曲がった接合フランジ1a,2aが形成
される。
【0020】フランジ3〜6は共通の部材であり、合成
樹脂又は金属を素材とした半割りの継手フランジであ
る。各フランジ3〜6の内周側には、管1,2の接合フ
ランジ1a,2aの外側面の形状に倣う拘束座3a〜6
aを形成し、その外周側には一様な肉厚の固定座3b〜
6bを設ける。そして、これらの固定座3b〜6bに
は、シールフランジ7のボルト孔7gに整合するボルト
孔3c〜6cを開け、更にタップ孔7hに合わせて孔3
d〜6dを開ける。また、各フランジ3〜6には、管
1,2の周りを囲んで一体化するための連結座3e〜6
eを設ける。
【0021】2本の管1,2を接続連結する作業要領は
以下のとおりである。
【0022】まず、管1の周りにフランジ3,4を巻く
ようにし、図3に示すように、それぞれの連結座3e,
4eにボルト8aを通して連結座3e,4eの下からナ
ット8bをこのボルト8aに緩く螺合して仮止めする。
一体となったフランジ3,4をそれぞれの拘束座3a,
4aを管1の接合フランジ1aの背面に衝き当てる姿勢
とし、ボルト8aとナット8bとを本締めする。他方の
管2の周りにもフランジ5,6を同様の要領によってボ
ルト9a・ナット9bによって接合フランジ2aの背面
側に衝き当てて一体化する。
【0023】管1に外周に組み込んだ一組のフランジ
3,4に対し、シールフランジ7に設けた2個のタップ
孔7hをフランジ3,4のそれぞれの孔3d,4dに合
わせる。そして、図4に示すように孔3d,4dから仮
締めボルト10を差し込み、これをタップ孔7hにねじ
込む。これにより、フランジ3,4に対してシールフラ
ンジ7が仮固定され、このとき、フランジ3,4のそれ
ぞれのボルト孔3c,4cがシールフランジ7のボルト
孔7gに整合する。
【0024】次いで、管1,2のそれぞれの軸線をほぼ
一致させる姿勢とし、管1側のシールフランジ7と管2
の外周に組み込んだフランジ4,5とを衝き合わせる。
そして、それぞれのフランジ3〜6のボルト孔3c〜6
cが整合したことを確認した後、連結ボルト11aを管
1側のフランジ3,4側からこれらのボルト孔3c〜6
cに差し込む。これにより、各連結ボルト11aは、フ
ランジ3,4のボルト3c,4c,シールフランジ7の
ボルト孔7g及び管2側のフランジ5,6のボルト孔5
c,6cの順に差し込まれる。そして、フランジ5,6
の背面からナット11bをこれらの連結ボルト11aに
螺合することによって、フランジ3,4がそれぞれに対
応するフランジ5,6に一体化される。
【0025】なお、管2側に先にシールフランジ7を一
体化して接続することも無論可能であり、配管の現場状
況に応じて管1か又は管2かを選択すればよい。また、
仮締めボルト10はそのまま残すか、連結ボルト11a
とナット11bによる配管接続が終われば抜き取って、
別の接続部分に使うようにしてもよい。
【0026】このように、2本の管1,2は4枚のフラ
ンジ3〜6,シールフランジ7,連結ボルト11a及び
ナット11bによって接続される。そして、連結ボルト
11aとナット11aとによる締め上げにより、フラン
ジ3〜6の拘束座3a〜6aが管1,2のそれぞれの接
合フランジ1a,2aを軸線方向に押し、これらの接合
フランジ1a,2aはその間に位置するシールフランジ
7の着座面7a,7bに強固に押し付けられる。したが
って、図2に示すように、シールフランジ7に設けたパ
ッキン7e,7fによってシールされた状態で、2本の
管1,2が接続される。
【0027】シールフランジ7の着座面7a,7bは外
周端側に向けて先細りするテーパ形状を持つので、これ
に衝き当てる接合フランジ1a,2aがこのテーパ形状
に倣う形状に加工しておけば、シールフランジ7による
管1,2の軸線を調心させることができる。このため、
管1,2が大径であってその接続作業の開始時点では芯
が多少ずれていたとしても、連結ボルト11aとナット
11bとによる締結の過程で調心され、管1,2を同軸
上に正しく配管することが可能となる。
【0028】また、シールフランジ7の内径を管1,2
のそれとほぼ等しくしておけば、接続部分で流路断面積
が変わってしまうことがない。このため、一様な流路面
積を持たせることができ、内部流れに与える流路抵抗が
増大することもない。
【0029】更に、管1,2の接続作業では、フランジ
3〜6どうしを連結ボルト11aとナット11bで締め
上げるだけでよい。このため、従来のように管端部の外
周面に接着剤を塗り、この部分をソケットや相手の管に
差し込む必要はなく、管どうしを接続するとき一方の管
をその軸線方向に動かすことは不要となる。したがっ
て、大径管の場合のように重量の大きなものであって
も、楽に作業できるだけでなく、接着剤を塗った後に素
早く接続することも不要なので、作業者の熟練度に関係
なく確実に配管作業できる。
【0030】図5は別の実施例を示す2本の管1と管2
との接続部分の要部を示す切欠図である。
【0031】この例は、シールフランジを軸線方向に2
つ割りとしたもので、その他の構成は先の例のものと同
様であり、同じ部材については共通の符号で指示しその
詳細な説明は省略する。
【0032】図において、2本の管1,2のそれぞれの
接合フランジ1a,2aには、それぞれ別体としたシー
ルフランジ12,13が組み込まれている。
【0033】管1側のシールフランジ12は、その一面
側のみに接合フランジ1aに倣う形状の着座面12aを
形成し、外周側に向けて一様な肉厚の接合面12bを突
き出した断面形状を持つ。そして、着座面12aにはパ
ッキン12cを組み込み、接合面12bにはボルト孔1
2d及びタップ孔12eを開ける。また、シールフラン
ジ12が他方のシールフランジ13を向く面には環状の
溝を刻んでこの中にパッキン12fを組み込んでいる。
【0034】一方、管2側のシールフランジ13も同様
に、着座面13a,接合綿13b,パッキン13c,ボ
ルト孔13d及びタップ孔13eを備えたものである。
【0035】このように、2個のシールフランジ12,
13をそれぞれ管1側及び管2側に備え、図1で示した
ものと同様に4枚のフランジ3〜6によってシールフラ
ンジ12,13のそれぞれの対向面を衝き当てることに
よって、2本の管1,2を接続することができる。その
接続作業の要領は次のとおりである。
【0036】まず、両方の管1,2のそれぞれの外周に
先の例と同様にフランジ3〜6を組み込んでおき、仮締
めボルト10をタップ孔12e,13eにねじ込むこと
によってシールフランジ12,13をそれぞれに対応す
るフランジ3,4及びフランジ5,6に一体化する。次
いで、管1,2のそれぞれの軸線を一致させる姿勢とし
て、管1側のフランジ3,4の組みと管2側のフランジ
5,6の組みを突き合わせ、ボルト孔3c〜6c及びシ
ールフランジ12,13のボルト孔12d,13dに連
結ボルト11aを挿し通す。そして、これらのボルト1
1aにナット11bを螺合することによって、管1,2
はフランジ3〜6及び2枚のシールフランジ12,13
によって接続される。
【0037】この構成でも、パッキン12c,13cに
より接合フランジ1a,2aとがシールされて接続さ
れ、シールフランジ12,13との間もパッキン12f
によってシールされて管1,2が接続配管される。
【0038】このように、2枚のシールフランジ12,
13に別けた場合でも、管1,2を簡単に配管すること
ができることは先の例と同様である。そして、特に既設
の配管が損傷したり保守点検の際に管を交換するときに
は、このような2枚のシールフランジ12,13に分け
たほうが作業は簡単である。このことを図6と図8によ
って説明する。
【0039】図8において、3本の合成樹脂製の管5
1,52,53がたとえば地中に配管され、それぞれの
管の一端の外径を大きくしたソケット51a,52aに
隣接した管52が差し込まれているものとする。
【0040】ここで、管52がその途中や管端で損傷し
た場合には、両方の管51,53を地中に残して、管5
2を新しい管と交換する必要がある。管52はその一端
が管51のソケット51aに差し込まれ、それ自身のソ
ケット52aに管53を差し込んでいるので、管52の
途中を切断しさえすれば、この管52の全体を地中から
抜き取ることはできる。
【0041】ところが、新しい管を管51と管53との
間に挟み込むには、ソケットの重合代の分に相当して新
しい管を斜めの姿勢として管51,53の間に挿入しな
ければならない。このような作業は、現場の状況次第で
は不可能であり、もし可能であっても新しい管を大きく
弓状に曲げる等して配管を接続することになり、作業の
手間は大きい。また、管どうしを接着剤で接続するので
は、配管の途中で土砂が接着面に付着しやすく、接合面
に隙間ができたりしてシール不良を招く。なお、配管が
地中でなく、工場等の建屋に沿って剥き出しで配管され
ている場合でも同様である。
【0042】これに対し、図6で示すように、管51と
管53との間に新しい接続管54を配管する場合、この
接続管54の両端と管51,53との接続部分に図5で
示した2枚のシールフランジ12,13を組み込むよう
にする。このための作業は、管51と管53に対しては
その管端に接合フランジを広げるように現場で加工し、
接続管54については、管51と管53との間の距離に
一致させるようにしてカットし、その両端にシールフラ
ンジ13を組み込めばよい。
【0043】このような作業により、接続管54を管5
1と管53との間に落とし込み、フランジ3〜6を連結
ボルト11aとナット11bによって締め上げれば、既
設の配管の修復が可能となる。なお、既設の配管だけで
なく、新規の配管作業においても同様な要領で配管施工
できることは無論である。
【0044】図7は更に別の実施例を示す要部の縦断面
図であり、これは管1と管2との接続点を曲げた配管を
可能とした例である。
【0045】この例は基本的には、図1〜図4で説明し
た1枚のシールフランジを利用する点で同じであるが、
シールフランジを楔状とすることによって、管1と管2
との間で流路を屈曲させるようにしたものである。
【0046】図において、シールフランジ14は、管1
側を向く面と他方の管2を向く面とが平行ではなく、楔
状とした縦断面形状を持つ。このシールフランジ14
は、管1,2のそれぞれの接合フランジ1a,2aを受
ける着座面14a,14b,フランジ3〜6の固定座3
b〜6bを受ける接合面14c,14dを形成し、着座
面14a,14bにはそれぞれパッキン14e,14f
を組み込んでいる。また、接合面14c,14dにはボ
ルトをねじ込むための複数の雌ネジ孔14iを設ける。
【0047】管1,2への各フランジ3〜6の組み込み
の要領は先の例と全く同様であり、たとえば図示の例で
は予めシールリング14を管2側に一体化し、その後管
1をこのシールリング14に連結する作業を行う。シー
ルリング14は管2のフランジ5,6のボルト孔5c,
6cから通した固定ボルト15を雌ネジ孔14iにねじ
込むことによって管2に固定される。そして、この固定
されたシールリング14に対して、管1側のフランジ
3,4のボルト孔3c,4cに同様に固定ボルト15を
挿し通して雌ネジ孔14iにねじ込むことによって管1
が管2側に接続される。
【0048】このようなシールフランジ14によって
も、前記の例と同様に管1,2を簡単に配管接続するこ
とができる。そして、シールリング14が管1側及び管
2側を向く面どうしが造る角度をたとえば5,10,1
5,20度となるようにしたものを用意しておけば、現
場に応じた管1と管2との曲げ配管が可能となる。
【0049】
【発明の効果】本発明では、接着剤を使用することなく
ボルト,ナットによる機械的な締付けによって合成樹脂
製の管を確実に接続することができる。そして、管の重
量が大きいものであっても、従来の差し込み方式のよう
に管を移動させる必要がなく、作業負担も軽減される。
【0050】また、シールフランジを接続する管のそれ
ぞれに分けた状態で組み込むようにすれば、既設の配管
中への新たな管の挿入ができ、既設配管の損傷及び保守
点検の際の管の交換も簡単に行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の配管継手構造の一実施例を示す分解斜
視図である。
【図2】シールリング及びフランジによる管どうしの接
続を示す一部切欠図である。
【図3】図2を右方向から見た図である。
【図4】図3のA−A線矢視位置での一部切欠図であ
る。
【図5】2枚のシールリングを用いた管どうしの接続を
示す一部切欠図である。
【図6】図5の継手を使用する場合の既設管の修復を示
す一部切欠図である。
【図7】シールリングを楔状に形成することによって、
接続する管どうしの流路を曲げた例を示す要部の縦断面
図である。
【図8】従来の管の接続構造の地中配管の例を示す概略
図である。
【符号の説明】
1,2 管 1a,2a 接合フランジ 3,4,5,6 フランジ 7 シールフランジ 8a,9a ボルト 8b,9b ナット 10 仮締めボルト 11a 連結ボルト 11b ナット 12,13,14 シールフランジ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 F16L 23/028

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 接続する一組の合成樹脂製の管のそれぞ
    れの管端を半径方向に押し広げて接合フランジとし、こ
    れらの接合フランジの形状に沿う着座面を持つシールフ
    ランジを前記接合フランジの間に介装し、前記接合フラ
    ンジを前記シールフランジ側に締め付けるフランジをボ
    ルト・ナットによって締結してなることを特徴とする合
    成樹脂管用の配管継手構造。
  2. 【請求項2】 前記シールフランジを接続する一組の管
    のそれぞれに分割して組み込んだことを特徴とする請求
    項1記載の合成樹脂管用の配管継手構造。
JP4068693A 1992-03-26 1992-03-26 合成樹脂管用の配管継手構造 Pending JPH05272670A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4068693A JPH05272670A (ja) 1992-03-26 1992-03-26 合成樹脂管用の配管継手構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4068693A JPH05272670A (ja) 1992-03-26 1992-03-26 合成樹脂管用の配管継手構造

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05272670A true JPH05272670A (ja) 1993-10-19

Family

ID=13381101

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4068693A Pending JPH05272670A (ja) 1992-03-26 1992-03-26 合成樹脂管用の配管継手構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH05272670A (ja)

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07301376A (ja) * 1994-05-06 1995-11-14 Calsonic Corp 管の継手構造
WO2007123306A1 (en) * 2006-04-20 2007-11-01 Fixon Construction Co., Ltd. Steel pipe connection structure
WO2009119419A1 (ja) * 2008-03-24 2009-10-01 新日本製鐵株式会社 ルーズフランジ式フレア管継手及びそれを用いた鋼管の接合方法
US7644961B2 (en) * 2005-07-07 2010-01-12 Amber Ho Tube joint
JP2010151305A (ja) * 2008-11-25 2010-07-08 Hatano Seisakusho:Kk 管の接続装置
CN104121237A (zh) * 2014-07-25 2014-10-29 中国重型机械研究院股份公司 一种分体式水蒸汽喷射真空泵
WO2015064115A1 (ja) * 2013-10-29 2015-05-07 株式会社東芝 電磁流量計
CN109253351A (zh) * 2018-09-28 2019-01-22 扬州秋源压力容器制造有限公司 一种可拆卸式移动环形耳座
JP2024021768A (ja) * 2022-08-04 2024-02-16 Eneos株式会社 配管構造、配管接続方法および燃料供給装置

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS481844U (ja) * 1971-05-24 1973-01-11
JPS5929195U (ja) * 1982-08-17 1984-02-23 株式会社ヤマカ食品 白魚料理品

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS481844U (ja) * 1971-05-24 1973-01-11
JPS5929195U (ja) * 1982-08-17 1984-02-23 株式会社ヤマカ食品 白魚料理品

Cited By (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07301376A (ja) * 1994-05-06 1995-11-14 Calsonic Corp 管の継手構造
US7644961B2 (en) * 2005-07-07 2010-01-12 Amber Ho Tube joint
WO2007123306A1 (en) * 2006-04-20 2007-11-01 Fixon Construction Co., Ltd. Steel pipe connection structure
JP4551463B2 (ja) * 2008-03-24 2010-09-29 新日本製鐵株式会社 ルーズフランジ式フレア管継手のシール性改善方法、フレア部端面角度制御方法、ルーズフランジ式フレア管継手、ルーズフランジ式フレア管継手用鋼管、ルーズフランジ式フレア管継手用鋼管の製造方法及び鋼管の接合方法
JP2009228826A (ja) * 2008-03-24 2009-10-08 Nippon Steel Corp ルーズフランジ式フレア管継手及び鋼管の接合方法
WO2009119419A1 (ja) * 2008-03-24 2009-10-01 新日本製鐵株式会社 ルーズフランジ式フレア管継手及びそれを用いた鋼管の接合方法
JP2010151305A (ja) * 2008-11-25 2010-07-08 Hatano Seisakusho:Kk 管の接続装置
WO2015064115A1 (ja) * 2013-10-29 2015-05-07 株式会社東芝 電磁流量計
JP2015087157A (ja) * 2013-10-29 2015-05-07 株式会社東芝 電磁流量計
CN105683719A (zh) * 2013-10-29 2016-06-15 株式会社东芝 电磁流量计
CN104121237A (zh) * 2014-07-25 2014-10-29 中国重型机械研究院股份公司 一种分体式水蒸汽喷射真空泵
CN109253351A (zh) * 2018-09-28 2019-01-22 扬州秋源压力容器制造有限公司 一种可拆卸式移动环形耳座
JP2024021768A (ja) * 2022-08-04 2024-02-16 Eneos株式会社 配管構造、配管接続方法および燃料供給装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5899507A (en) Riser fitting
EP0588596B1 (en) Pipe coupling assembly, also in combination with a disengagement tool
AU729739B2 (en) Corrugated tubing fitting
US5421623A (en) Friction sealed coupling for pipe
US5496073A (en) Disengagement tool for use with a pipe joint assembly
US3387867A (en) Joint construction
US5240294A (en) Pipe coupling clamp with bolt pads and linear extending lugs
US3628815A (en) Conduit connection means
JPH05272670A (ja) 合成樹脂管用の配管継手構造
JPH09196261A (ja) 管継手構造
US4822082A (en) Tube connector
US20200166162A1 (en) A connector
US3439941A (en) Welded tube fitting
JPH06101787A (ja) パイプ連結具
JPH07301377A (ja) ハウジング型継手
JPS61160690A (ja) 高圧管継手
JPH0257788A (ja) 銅管用管継手
JP2671776B2 (ja) バタフライ弁の継手
KR950005496Y1 (ko) 관체접속용 개량 플렌지(flange)
JP2671777B2 (ja) バタフライ弁の継手
KR200216640Y1 (ko) 관 이음장치
JP3410184B2 (ja) 配管継手構造
JPH11248062A (ja) 耐震管継手の挿し口突起およびその形成方法
JP3543890B2 (ja) 管継手構造
JPH06341577A (ja) グループ式パイプ配設方法