JPH04123766U - 倍力装置の弁体 - Google Patents
倍力装置の弁体Info
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- JPH04123766U JPH04123766U JP3563191U JP3563191U JPH04123766U JP H04123766 U JPH04123766 U JP H04123766U JP 3563191 U JP3563191 U JP 3563191U JP 3563191 U JP3563191 U JP 3563191U JP H04123766 U JPH04123766 U JP H04123766U
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- Japan
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- valve body
- seat
- valve
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Abstract
(57)【要約】
【構成】 弁体10に埋設したプレート11のリヤ側端
面に環状突起11aを形成して、該環状突起11aを湾
曲部10cの内周部に埋設する。 【効果】 ブレーキ倍力装置の非作動状態においては、
弁体10の湾曲部10cに負圧と大気圧との差圧力が作
用するので、弁体10の湾曲部10cは半径方向外方に
向けて膨張されようとする。しかし、上記プレート11
の環状突起11aによって湾曲部10cの膨張が抑制さ
れる。そのため、ブレーキ倍力装置の非作動状態におい
て,弁体10の第1シート部10aがフロント側に向け
て傾斜して第1弁座6に誤って接触するようなことがな
く、またバルブボディ2およびプッシュロッド20がわ
ずかに前進されるようなことがない。したがって、ブレ
ーキ倍力装置を作動させた際に、プッシュロッドの前進
量にばらつきが生じることがなく、運転者のブレーキフ
ィーリングが阻害されることがない。
面に環状突起11aを形成して、該環状突起11aを湾
曲部10cの内周部に埋設する。 【効果】 ブレーキ倍力装置の非作動状態においては、
弁体10の湾曲部10cに負圧と大気圧との差圧力が作
用するので、弁体10の湾曲部10cは半径方向外方に
向けて膨張されようとする。しかし、上記プレート11
の環状突起11aによって湾曲部10cの膨張が抑制さ
れる。そのため、ブレーキ倍力装置の非作動状態におい
て,弁体10の第1シート部10aがフロント側に向け
て傾斜して第1弁座6に誤って接触するようなことがな
く、またバルブボディ2およびプッシュロッド20がわ
ずかに前進されるようなことがない。したがって、ブレ
ーキ倍力装置を作動させた際に、プッシュロッドの前進
量にばらつきが生じることがなく、運転者のブレーキフ
ィーリングが阻害されることがない。
Description
本考案は倍力装置に関し、より詳しくはバルブボディ内に設けられる弁体の改
良に関する。
従来、概略筒状の弾性部材からなり、フロント側端部に弁座と接離するシート
部を形成するとともに、上記シート部よりもリヤ側となる軸方向部分に軸方向に
伸縮可能な湾曲部を備え、さらに、上記シート部の裏面に補強用のプレートを一
体に埋設した倍力装置の弁体は公知である。
ところで、倍力装置の弁体はバルブボディ内の大気通路に設けられており、倍
力装置の非作動状態では、弁体の湾曲部の内方に大気圧が作用する一方、弁体の
湾曲部の外方には負圧が作用している。
しかるに、従来では、上記弁体の湾曲部は比較的薄い肉厚に設定してあり、そ
のため、上記非作動状態において、弁体の湾曲部に差圧力が作用すると、該湾曲
部が半径方向外方に膨張されるようになる。それに伴って、フロント側に位置し
た弁体のシート部は、その外周側がフロント側に向けて傾斜されるようになり、
傾斜された弁体のシート部が弁座に接触することがあった。そして、このように
、倍力装置の非作動状態において弁体のシート部が弁座に接触すると、シェル内
に設けた定圧室と変圧室との間に圧力差が生じて、バルブボディおよびそれに連
動したプッシュロッドがわずかに前進される結果となる。
したがって、従来では、上述のように非作動状態において弁体のシート部が弁
座に接触している時と接触していない時とによって、倍力装置を作動させた際の
プッシュロッドの前進量にばらつきが生じるようになり、それによって運転者の
ブレーキフィーリングが阻害されるという欠点があった。
このような事情に鑑み、本考案は、上述した倍力装置の弁体において、上記プ
レートにおけるリヤ側の端面に、軸方向リヤ側に伸びて上記湾曲部を補強する軸
方向部を形成したものである。
このような構成によれば、倍力装置の非作動状態において、弁体の湾曲部に差
圧力が作用しても、プレートの軸方向部によって上記湾曲部が半径方向に膨張す
るのを抑制することができる。そのため、弁体のシート部における外周側がフロ
ント側にむけて傾斜することがなく、弁体のシート部が誤って弁座と接触するよ
うなことがない。
したがって、倍力装置が作動された際のプッシュロッドの前進量にばらつきが
生じることがなく、運転者のブレーキフィーリングが阻害されることがない。
以下図示実施例について本考案を説明すると、図1はタンデムブレーキ倍力装
置の要部を示したものであり、シェル1内には概略筒状のバルブボデイ2を摺動
自在に設けてあり、このバルブボデイ2の筒状部2aをシェル1の開口1aを介
して外部に突出させている。バルブボディ2の外周部にはパワーピストン3を設
けてあり、さらにそのパワーピストン3の背面にはダイアフラム4を張設して、
パワーピストン3の前後に定圧室Aと変圧室Bを形成している。
上記バルブボディ2の筒状部2a内には、従来公知の弁機構5を収納してあり
、この弁機構5によって定圧室Aと変圧室Bとの間の流体回路を切り換えるよう
になっている。すなわち、上記弁機構5は、バルブボデイ2に形成した環状の第
1弁座6と、この環状の第1弁座6よりも内側でバルブボデイ2に摺動自在に設
けた弁プランジャ7の右端部に形成した環状の第2弁座8と、さらに両弁座6、
8に図1の右方からばね9によって着座する弁体10とを備えている。
弁体10はゴムによって概略筒状に形成されており、そのフロント側端部には
半径方向を向けた環状の端面を形成して、その端面の外周側を上記第1弁座6に
着座する第1シート部10aとしてあり、また、端面の内周側は上記第2弁座8
に着座する第2シート部10bとしている。これら両シート部10a,10bの
裏面には、鋼製で円板状のプレート11を埋め込んで補強してあり、このプレー
ト11に上記ばね9の一端を圧接させることで、両シート部10a,10bをフ
ロント側にむけて付勢している。
弁体10における両シート部10a,10bよりもリヤ側の軸方向部分は、肉
厚を薄くした湾曲部10cとしてあり、この湾曲部10cが軸方向に伸縮するこ
とによって、上記両シート部10a,10bが上記両弁座6、8に接離すること
ができる。
弁体10におけるリヤ側の端部10dは肉厚にして、バルブボディ2の筒状部
2a内に嵌合してリテーナ12によって保持している。
上記第1弁座6と弁体10の第1シート部10aとの接触部よりも外周側の空
間は、バルブボデイ2に形成した軸方向の定圧通路15を介して定圧室Aに連通
させてあり、定圧室Aおよび定圧通路15内には常時負圧が導入されている。他
方、上記第1弁座6と弁体10の第1シート部10aとの接触部よりも内周側で
、第2弁座8と弁体10の第2シート部10bとの接触部よりも外周側部分とな
る空間は、バルブボデイ2に形成した半径方向の変圧通路16を介して変圧室B
に連通させている。上記第2弁座8と弁体10の第2シート部10bとの接触部
よりも内周側の空間は、バルブボデイ2の筒状部2aの内周面によって形成した
圧力通路17とそこに設けたフィルタ18を介して大気に連通させている。
また、バルブボデイ2に摺動自在に設けた弁プランジャ7の右端部は、図示し
ないブレーキペダルに連動させた入力軸19に連結してあり、弁プランジャ7の
左端部は、プッシュロッド20の凹部20a内に収容したリアクションディスク
21の右端面に対向させている。そして上記プッシュロッド20の左端部は、図
示しないマスターシリンダのピストンに連動させている。
バルブボデイ2は、リターンスプリング22によってリヤ側にむけて付勢され
ているので、上記弁プランジャ7に係合したキー部材23がシェル1の壁面1b
に当接する図示非作動位置に保持されている。この非作動状態では、弁体10の
第2シート部10bは第2弁座8に着座しているが、弁体10の第1シート部1
0aと第1弁座6との間にはわずかな間隙が維持されている。したがって、弁体
10の第1シート部10aおよび湾曲部10cの外周部には負圧が作用する一方
、弁体10の湾曲部10cの内周部およびプレート11に大気圧が作用している
。
以上の構成およびそれに基づく作動は、従来公知のタンデムブレーキ倍力装置
と変わるところはない。
然して、本実施例においては、上記プレート11におけるリヤ側の端面に、軸
方向リヤ側にむけて伸びる環状突起11aを形成してあり、その環状突起11a
を上記湾曲部10cのフロント側内周部に埋設するようにしている。これによっ
て、上記湾曲部10cを補強して弁体10そのもの剛性を高めている。
本実施例では、プレート11を上述のように構成しているので、タンデムブレ
ーキ倍力装置の非作動状態において、弁体10の湾曲部10cに作用する差圧力
によって該湾曲部10cが膨張するのを抑制することが出来る。そのため、第1
シート部10aがフロント側にむけて傾斜して第1弁座に誤って接触することが
ない。したがって、非作動状態における第1シート10aが第1弁座6に接触し
てバルブボディ2およびプッシュロッド20が前進されるようなことがない。
これに対して、従来の弁体10では、湾曲部10cの肉厚が薄いために、非作
動状態における湾曲部10cは、負圧と大気圧との差圧力によって半径方向外方
に向けて膨張されるようになる。このように湾曲部10cが膨張されると,第1
シート部10aもフロント側に向けて傾斜されて第1弁座6に接触するようにな
り、それによって、バルブボディ2およびプッシュロッド20が少し前進される
ようになる。したがって、このように、第1シート部10aが第1弁座6に接触
した状態と、接触していない状態とでは、その後にブレーキペダルが踏み込まれ
てタンデムブレーキ倍力装置が作動された際に、バルブボディ2の前進量および
出力ロッド20の前進量にばらつきが生じて、運転者のブレーキフィーリングが
阻害されるようになる。
このような従来の弁体10に対して、本実施例の弁体10では、上記プレート
11に設けた環状突起11aによって、非作動状態における湾曲部10cが半径
方向外方に膨張することを抑制することができるので、第1シート部10aが誤
って第1弁座6に接触してバルブボディ2およびプッシュロッド20が前進され
ることがない。したがって、出力ロッド20の前進量にばらつきによって運転者
のブレーキフィーリングが阻害されることがない。
図2は本考案の第2実施例を示したものである。この第2実施例では、プレー
ト111の内周縁に等間隔で放射状の切り込みを入れて、そのように切り込みを
入れた内周縁を1つ置きに軸方向リヤ側に折り曲げることで複数の軸方向部11
1aを形成している。そして、それら軸方向部111aを上記弁体10の湾曲部
10cのフロント側内周部に埋設するようにしたものである。このような第2実
施例のプレート111であっても上記第1実施例と同様の作用、効果を得ること
ができる。
以上のように、本考案によれば、弁体の湾曲部が半径方向に膨張するのを抑制
することができるという効果が得られる。
【図1】本考案の一実施例を示す断面図
【図2】本考案の他の実施例を示す正面図
2 バルブボディ 6 第1弁座
8 第2弁座 10 弁体
10a 第1シート部 10b 第2シ
ート部 10c 湾曲部 11、111
プレート 11a 環状突起(軸方向部) 111a 軸方
向部
ート部 10c 湾曲部 11、111
プレート 11a 環状突起(軸方向部) 111a 軸方
向部
Claims (1)
- 【請求項1】 概略筒状の弾性部材からなり、フロント
側端部に弁座と接離するシート部を形成するとともに、
上記シート部よりもリヤ側となる軸方向部分に軸方向に
伸縮可能な湾曲部を備え、さらに、上記シート部の裏面
に補強用のプレートを一体に埋設した倍力装置の弁体に
おいて、上記プレートにおけるリヤ側の端面に、軸方向
リヤ側に伸びて上記湾曲部を補強する軸方向部を形成し
たことを特徴とする倍力装置の弁体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1991035631U JP2534089Y2 (ja) | 1991-04-19 | 1991-04-19 | 倍力装置の弁体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1991035631U JP2534089Y2 (ja) | 1991-04-19 | 1991-04-19 | 倍力装置の弁体 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04123766U true JPH04123766U (ja) | 1992-11-10 |
| JP2534089Y2 JP2534089Y2 (ja) | 1997-04-30 |
Family
ID=31917743
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1991035631U Expired - Lifetime JP2534089Y2 (ja) | 1991-04-19 | 1991-04-19 | 倍力装置の弁体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2534089Y2 (ja) |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6099759A (ja) * | 1983-10-19 | 1985-06-03 | アルフレツド・テヴエス・ゲーエムベーハー | 負圧式ブレーキブースタ |
| JPS6154621A (ja) * | 1984-08-27 | 1986-03-18 | Hitachi Ltd | 図形重ね合わせ用基準マ−ク |
-
1991
- 1991-04-19 JP JP1991035631U patent/JP2534089Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6099759A (ja) * | 1983-10-19 | 1985-06-03 | アルフレツド・テヴエス・ゲーエムベーハー | 負圧式ブレーキブースタ |
| JPS6154621A (ja) * | 1984-08-27 | 1986-03-18 | Hitachi Ltd | 図形重ね合わせ用基準マ−ク |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2534089Y2 (ja) | 1997-04-30 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19961210 |